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再会
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「……まったく手こずらせてくれたわね」
ヘルマンを引きずりながら現れたマリアは、笑顔で禍々しい魔力を展開していた。
呪いの魔法でもかけられているのか、ヘルマンには黒いものが巻き付いている。
そんな状態でも必死にしがみつき、マリアを進ませまいとしていた。
「ちょっと、離れなさいよ! もう!」
マリアの怒鳴る声と同時に、ヘルマンに巻き付いていた黒いものが一気に濃くなり、ヘルマンを押さえつける。
途端にヘルマンから苦痛の声が上がる。
「ゔぁっ! ゔう……」
それでもヘルマンはまだ諦めずに床からマリアを睨みつけ、再びその足を掴もうと手を伸ばす。
けれど、そんなことをまったく気にすることもなく、マリアは軽くなった足で部屋の中を軽やかに進むと、すぐに何かを探し始めた。
そして、その何かを見つけたマリアの第一声はやはりと言わざるを得なかった。
「ランズベルト様~~~♡」
動き出したマリアにランズベルト様は、急いで自分の背中に私を隠し、それから一歩前に出た。
ランズベルト様のこの行動にマリアは一気に表情を変える。
「は? 何でロベリアがランズベルト様に守られてるわけ!? おかしいじゃない!! ちょっと、リリアーナ! どうなってるのよ!!」
責め立てながらリリアーナ様を捜し、倒れている彼女を見つけると、大きく舌打ちをする。
「ちっ! ほんと使えないわね!! シークレットルートの悪役令嬢のくせに、なに通常ルートの悪役令嬢に負けてるわけ? 役立たずにも程があるわ! ほんと最悪!!」
「……悪役令嬢とは何です?」
憤慨するマリアに、じっと黙って聞いていたはずのランズベルト様が思わず聞いてしまう。
声をかけられたことがよほど嬉しいのか、途端に表情が変化する。
満面の笑みになったマリアはシナを作り、誤魔化しながらもランズベルト様に擦り寄ろうとこちらに近づいてくる。
今さらシナを作ったところで、既に正体?本性?はバレているはずなのに、そこは気にならないらしい。
「別に何でもありませんわ。ランズベルト様はお気になさらなくて大丈夫です。そんなことより! やっぱり凛々しいお顔も素敵!! もう最っ高にカッコいいですわ!!!!」
嬉しそうに褒め称えるマリアを、ランズベルト様は顔を顰めながら無言で睨みつける。
「っ!?」
驚いたマリアは擦り寄ろうと伸ばした手を引き、私を覗き込みながらランズベルト様に問いかけた。
「なぜランズベルト様がこんな女を庇っていらっしゃるの? そんな性悪女を庇ったところで、ランズベルト様にとって得どころか、害悪しかありませんのに!!」
すると、マリアの言葉にランズベルト様の眉が吊り上がった。
「害悪……? どうもあなたたちはロベリア嬢を悪者にしたくて仕方がないようだな。私からすると、よほどあなたのほうが悪役に見えるが……違うか?」
「まあ!? なんてことおっしゃるの!? きっとランズベルト様はロベリアの魅了に侵されていらっしゃるのね! わたくしがランズベルト様をお救いいたしますわ!!」
わざとらしく驚きながら、自分のことを棚に上げてとんでもないことを言いだす。
ランズベルト様の表情ははっきり見えないけれど、かなり怒っているのか、彼の口調が急に変わっていることに気づく。
「魅了で皆を惑わしているのはあなただろう? ケルビン男爵令嬢!」
「そんなこと知りませんわ」
マリアはまったく悪びれる様子もなく、素知らぬ顔でプイッと横を向く。
けれど、今のランズベルト様はそんなに甘くはない。
ようやく対峙できたとばかりに話を進めていった。
「王太子殿下をはじめ、アラベスク侯爵に侯爵子息、それにそこに倒れているサハウェイ公爵令嬢……その上、王宮の様子を見るに国王陛下も既に魅了をかけているのだろう。もうそこまでいくと国家反逆罪だ。極刑は免れない」
本気で凄みながら言うランズベルト様に対し、マリアは呆れたように笑い出す。
「ふふふ、あははははは。国家反逆罪で極刑? わたくしはこの世界の主人公でヒロインなのよ? そんなことあるわけないじゃない。もう、いやだわ、ランズベルト様ったら」
全く本気にしないマリアは、どうやらどこまでもゲームの世界だと思っているようだ。
そんなマリアの態度に、ランズベルト様がより苛立っているようで、今まで私が聞いたことがない険しい声が出る。
「本気でそのようなことを言っているのか?」
「ランズベルト様こそ、なぜそんな険しいお顔をされているのです? あ、わたくしのことが心配なんですね。大丈夫ですよ~! その後ろの人が死ねば、わたくしもランズベルト様も幸せになれますから! その女さえ死ねば、みんな幸せになれるんです!!」
その言葉にランズベルト様は私の様子を伺うように一瞬だけ振り返ると、そっと手を伸ばした。
握れと言われている気がして、私は伸ばされた手を掴む。
すると、すぐにしっかりと握り返された。
まるで「大丈夫だ」と言われているように……。
優しいその手の温もりに、力が湧いてくる。
「ふざけたことをぬかすな。なぜロベリア嬢が死ななければならない」
「もう、ランズベルト様怖いです~! 魅了がかかってて仕方ないんでしょうけど、わたくしも傷ついちゃいますよ」
シナを作りながら呪いのような魔法をマリアが手のひらに展開した時だった。
私の後ろに隠れていた「くま吉」が声を上げながら飛んで出た。
「クマー!!」
怒っているのか、いつもより「くま吉」の声に凄みがあるし、さっきの浄化時よりも、さらに強い光を纏っているような気がする。
光り輝く「くま吉」を見た瞬間、マリアの表情が固まり、体をガクガクと震わせ始めた。
「なななななななな、なんでそいつがここにいるのよ!」
明らかに「くま吉」に怯えて、腰が引けている。
マリアの様子に「くま吉」は嬉しそうに白い光を振り撒きながらランズベルト様の前に出た。
「い、いや、来ないで! あんたが来たら私焼けちゃう! いやー!!」
「クマー! クママー!!!!」
「来ないでったらーー!!!!」
泣きそうな顔になりながら、マリアはどんどん後ずさっていく。
「クマーーー!!!!」
味をしめたのか、「くま吉」は追いかけっこでもするかのように嬉しそうに、部屋の中を走り回るマリアを追い詰めていく。
ところが、逃げるマリアの足元に突然魔法陣が現れ、その魔法陣から黒い靄のようなものがじわじわと広がり始める。
驚いた「くま吉」が動きを止め、様子を伺う。
マリアは一瞬ホッとしたような表情になると、私をじっと睨みつけ、魔法陣と共にその場から消え去った。
ヘルマンを引きずりながら現れたマリアは、笑顔で禍々しい魔力を展開していた。
呪いの魔法でもかけられているのか、ヘルマンには黒いものが巻き付いている。
そんな状態でも必死にしがみつき、マリアを進ませまいとしていた。
「ちょっと、離れなさいよ! もう!」
マリアの怒鳴る声と同時に、ヘルマンに巻き付いていた黒いものが一気に濃くなり、ヘルマンを押さえつける。
途端にヘルマンから苦痛の声が上がる。
「ゔぁっ! ゔう……」
それでもヘルマンはまだ諦めずに床からマリアを睨みつけ、再びその足を掴もうと手を伸ばす。
けれど、そんなことをまったく気にすることもなく、マリアは軽くなった足で部屋の中を軽やかに進むと、すぐに何かを探し始めた。
そして、その何かを見つけたマリアの第一声はやはりと言わざるを得なかった。
「ランズベルト様~~~♡」
動き出したマリアにランズベルト様は、急いで自分の背中に私を隠し、それから一歩前に出た。
ランズベルト様のこの行動にマリアは一気に表情を変える。
「は? 何でロベリアがランズベルト様に守られてるわけ!? おかしいじゃない!! ちょっと、リリアーナ! どうなってるのよ!!」
責め立てながらリリアーナ様を捜し、倒れている彼女を見つけると、大きく舌打ちをする。
「ちっ! ほんと使えないわね!! シークレットルートの悪役令嬢のくせに、なに通常ルートの悪役令嬢に負けてるわけ? 役立たずにも程があるわ! ほんと最悪!!」
「……悪役令嬢とは何です?」
憤慨するマリアに、じっと黙って聞いていたはずのランズベルト様が思わず聞いてしまう。
声をかけられたことがよほど嬉しいのか、途端に表情が変化する。
満面の笑みになったマリアはシナを作り、誤魔化しながらもランズベルト様に擦り寄ろうとこちらに近づいてくる。
今さらシナを作ったところで、既に正体?本性?はバレているはずなのに、そこは気にならないらしい。
「別に何でもありませんわ。ランズベルト様はお気になさらなくて大丈夫です。そんなことより! やっぱり凛々しいお顔も素敵!! もう最っ高にカッコいいですわ!!!!」
嬉しそうに褒め称えるマリアを、ランズベルト様は顔を顰めながら無言で睨みつける。
「っ!?」
驚いたマリアは擦り寄ろうと伸ばした手を引き、私を覗き込みながらランズベルト様に問いかけた。
「なぜランズベルト様がこんな女を庇っていらっしゃるの? そんな性悪女を庇ったところで、ランズベルト様にとって得どころか、害悪しかありませんのに!!」
すると、マリアの言葉にランズベルト様の眉が吊り上がった。
「害悪……? どうもあなたたちはロベリア嬢を悪者にしたくて仕方がないようだな。私からすると、よほどあなたのほうが悪役に見えるが……違うか?」
「まあ!? なんてことおっしゃるの!? きっとランズベルト様はロベリアの魅了に侵されていらっしゃるのね! わたくしがランズベルト様をお救いいたしますわ!!」
わざとらしく驚きながら、自分のことを棚に上げてとんでもないことを言いだす。
ランズベルト様の表情ははっきり見えないけれど、かなり怒っているのか、彼の口調が急に変わっていることに気づく。
「魅了で皆を惑わしているのはあなただろう? ケルビン男爵令嬢!」
「そんなこと知りませんわ」
マリアはまったく悪びれる様子もなく、素知らぬ顔でプイッと横を向く。
けれど、今のランズベルト様はそんなに甘くはない。
ようやく対峙できたとばかりに話を進めていった。
「王太子殿下をはじめ、アラベスク侯爵に侯爵子息、それにそこに倒れているサハウェイ公爵令嬢……その上、王宮の様子を見るに国王陛下も既に魅了をかけているのだろう。もうそこまでいくと国家反逆罪だ。極刑は免れない」
本気で凄みながら言うランズベルト様に対し、マリアは呆れたように笑い出す。
「ふふふ、あははははは。国家反逆罪で極刑? わたくしはこの世界の主人公でヒロインなのよ? そんなことあるわけないじゃない。もう、いやだわ、ランズベルト様ったら」
全く本気にしないマリアは、どうやらどこまでもゲームの世界だと思っているようだ。
そんなマリアの態度に、ランズベルト様がより苛立っているようで、今まで私が聞いたことがない険しい声が出る。
「本気でそのようなことを言っているのか?」
「ランズベルト様こそ、なぜそんな険しいお顔をされているのです? あ、わたくしのことが心配なんですね。大丈夫ですよ~! その後ろの人が死ねば、わたくしもランズベルト様も幸せになれますから! その女さえ死ねば、みんな幸せになれるんです!!」
その言葉にランズベルト様は私の様子を伺うように一瞬だけ振り返ると、そっと手を伸ばした。
握れと言われている気がして、私は伸ばされた手を掴む。
すると、すぐにしっかりと握り返された。
まるで「大丈夫だ」と言われているように……。
優しいその手の温もりに、力が湧いてくる。
「ふざけたことをぬかすな。なぜロベリア嬢が死ななければならない」
「もう、ランズベルト様怖いです~! 魅了がかかってて仕方ないんでしょうけど、わたくしも傷ついちゃいますよ」
シナを作りながら呪いのような魔法をマリアが手のひらに展開した時だった。
私の後ろに隠れていた「くま吉」が声を上げながら飛んで出た。
「クマー!!」
怒っているのか、いつもより「くま吉」の声に凄みがあるし、さっきの浄化時よりも、さらに強い光を纏っているような気がする。
光り輝く「くま吉」を見た瞬間、マリアの表情が固まり、体をガクガクと震わせ始めた。
「なななななななな、なんでそいつがここにいるのよ!」
明らかに「くま吉」に怯えて、腰が引けている。
マリアの様子に「くま吉」は嬉しそうに白い光を振り撒きながらランズベルト様の前に出た。
「い、いや、来ないで! あんたが来たら私焼けちゃう! いやー!!」
「クマー! クママー!!!!」
「来ないでったらーー!!!!」
泣きそうな顔になりながら、マリアはどんどん後ずさっていく。
「クマーーー!!!!」
味をしめたのか、「くま吉」は追いかけっこでもするかのように嬉しそうに、部屋の中を走り回るマリアを追い詰めていく。
ところが、逃げるマリアの足元に突然魔法陣が現れ、その魔法陣から黒い靄のようなものがじわじわと広がり始める。
驚いた「くま吉」が動きを止め、様子を伺う。
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