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愛の結晶
二匹になった「くま吉」を連れて、ようやく公爵邸に辿り着いた。
馬車が止まると同時に、ランズベルト様が抱えた状態からそっと私を下ろす。
公爵邸に着くまでの間に慣れるかと思っていたけれど、結局ずっと照れたまま、互いにほんのり顔を赤らめて馬車を降りた。
そんな状態で少しぎこちなく屋敷に入ると、玄関ホールには焦った表情のルイーゼ様が待ち構えていた。
「おかえりなさい! ランス! ロベリア様!!」
ルイーゼ様の表情に二人揃って我に返る。
すると、ルイーゼは一目散に私の元へ駆け寄ると、手を伸ばし力強く私を抱きしめた。
背中に添えられた暖かな手が少し震えている。
「本当に……ご無事で、良かったわ……」
声を詰まらせながら、そう言うと「お顔をしっかり見せてちょうだい」と一度離して私の頬に手を当てた。
向かい合ったルイーゼ様のアメジスト色の瞳からは涙がはらはらとこぼれ落ちる。
(「くま吉」のことや馬車でのことがあってすっかり忘れていたけれど、私連れ去られたんだったわ……! ルイーゼ様にとてもご心配をかけてしまった……)
「お怪我は!? どこか痛いところはございませんか!?」
優しく、けれど鬼気迫るルイーゼ様にコクコクと懸命に頷く。
返事に安心したルイーゼ様は、再び私を強く抱きしめる。
「怖かったでしょう? もう大丈夫ですからね!!」
力強いルイーゼ様の腕がまだ少し震えている。
それほど心配させてしまったことに申し訳なさを覚えながらも、その温もりがくすぐったくて、しばらくの間、その腕の温もりを享受していた。
その光景をランズベルト様は申し訳なさそうに、けれど、嬉しそうにしながら見守っていた。
それから少しして落ち着いたルイーゼ様は、公爵夫人の顔になると、しっかりと私の目を見据えてから頭を下げた。
「お預かりしているお嬢様を危険に晒すなんて、当家の責任です。本当に申し訳ございません」
夫人に合わせるように使用人たちも一斉に頭を下げる。
もちろんランズベルト様も、いつの間にか夫人の後ろに移動して一緒になって頭を下げた。
「いえ、そんな、ルイーゼ様! ランズベルト様も、頭を上げてください! 狙われていると知りながら注意をおこたった私が悪いのです。それにランズベルト様のおかげで無事ですし、何も問題ありません」
「いいえ! ロベリア様は何も悪くございませんわ! わたくしどもの不手際です。申し訳ありません」
そう言って頑なに頭を上げようとしない。
そしてやはりそれに倣うように、ランズベルト様も使用人たちも誰も頭をあげてくれない。
困った私は、ランズベルト様のほうを見る。
すると、ランズベルト様の後ろに隠れていた二匹が、頭を下げたことで隠れ場所をなくし、私の方へとふよふよ向かってこようとしている。
(これだわ……!)
「ルイーゼ様。頭を上げてください。あの、実は、今回の件で得たものもあるのです」
「得たもの……ですか?」
「はい。それがこちらでして……是非ルイーゼ様にも見ていただきたく……」
私の言葉にゆっくりと頭を上げたルイーゼ様は、目の前をふよふよと浮かぶ「くま吉」二匹と対面した。
「まあ!!! あらあらまあまあまあまあまあ! これは一体どういうことですの!? 『くま吉』さんが二匹になっていますわ!?」
目を見開きながら私と「くま吉」たちを交互に見る。
「私がランズベルト様のためにお作りしたエメラルドの瞳の『くま吉』を、ランズベルト様が胸元に入れていらして、私を抱きしめた拍子に覚醒してしまったようで……」
「ロ、ロベリア様!? い、今、なんとおっしゃいました!?」
「ですから、ランズベルト様のためにお作りした……」
「いえ! そこではありませんわ!」
「え……??」
私の言葉を遮ったルイーゼ様が私を説得するかのように切々と語り始める。
「ランスがロベリア様を抱きしめたら、ランスの胸元の『くま吉』さんが覚醒したのですわね!?」
「あ、あの」
「ね!!」
「……は、はい」
ルイーゼ様の圧が非常に強い。
「ええ、ええ! そうですわよね!! そうなんですわ!! 一目見てそうではないかと思いましたの!!! やっぱりそういうことですのね!? まあ、わたくしったら、嬉しくて思わず顔がにやけてしまいますわ!!」
「あ、あの、ルイーゼ様……?」
「そのエメラルドの瞳の『くま吉』さんは、ランスとロベリア様の愛の力で覚醒しましたのね!!!!」
「ええ!?」
予想だにしないルイーゼ様の言葉に、私とランズベルト様は驚きの声を上げる。
(でも、言われてみれば確かにそう言えないこともないような……)
きっとランズベルト様も私と同じことを考えたのだろう。
二人とも顔を赤くしながら、互いをチラチラと見る。
「ふふふふ。素敵! 素敵ですわ!! しかもこんっなにも可愛いらしいだなんて!! 二人の愛の力はぬいぐるみに命を与えたのですね……あら? お待ちになって! 命……つまりこのエメラルドの『くま吉』さんは二人の愛の結晶!? え!? もしかして少し早い初孫ってことなのかしら!? えええええ!? わたくしどうしましょう!? まだ心の準備ができていませんわ!!!!」
そうして、ルイーゼ様はとんでもない方向に騒ぎ始める。
普通ならば止めるはずのランズベルト様も真っ赤になって、顔を抑えたまま、動けないでいる。
もちろん私も同じような状態である。
すると、そんなルイーゼ様の前で、何やら「くま吉」たちが相談を始めた。
「クママ」
「グマグマ」
「クマ?」
「グマー!」
楽しそうに戯れる「くま吉」にルイーゼ様はさらにボルテージを上げてしまい……。
「まあ!! まあまあまあまあ!! お手手をつないで寄り添って……相談!? 相談をしていますの!? ランス、どうしましょう!? わたくしの初孫が可愛すぎますわ!! わたくしどうしたら良いの~~~~!? 可愛いですわ!!!」
大騒ぎするルイーゼ様を、ちょっと赤面くらいに戻ったランズベルト様がなんとか止めに入るけれど……。
「……母上! 初孫の発想からは離れ……」
ちょうどその相談をしている「くま吉」たちと目が合ってしまったランズベルト様。
「あああああ~~~~~!! なんって可愛いのかしら!!」
「ランスもそう思いますでしょ? あなたたちの子ですもの。可愛くて当然ですわ!」
「! あ、え!? だから、母上! その孫という発想は……」
「あら、どうして? あなたたちの愛の結晶なのでしょう? ならば、わたくしにとっては孫ですわ!」
「あ、愛の結晶……!?」
止めようとしては言い負かされ、間に「くま吉」にノックアウトされて叫ぶを繰り返すランズベルト様。
私はただただその光景を、赤面した顔を必死に押さえながら見ていた。
数時間後、少し落ち着いたルイーゼ様は、映像を記録する魔道具を家令に持ってこさせると、撮影会が開始された。
そこでもルイーゼ様はエメラルドの目の「くま吉」をずっと孫だと言い張り、戯れる「くま吉」たちを、嬉しそうに顔を緩めたランズベルト様と、ようやく立ち直った私と三人で、楽しく撮影したのだった。
馬車が止まると同時に、ランズベルト様が抱えた状態からそっと私を下ろす。
公爵邸に着くまでの間に慣れるかと思っていたけれど、結局ずっと照れたまま、互いにほんのり顔を赤らめて馬車を降りた。
そんな状態で少しぎこちなく屋敷に入ると、玄関ホールには焦った表情のルイーゼ様が待ち構えていた。
「おかえりなさい! ランス! ロベリア様!!」
ルイーゼ様の表情に二人揃って我に返る。
すると、ルイーゼは一目散に私の元へ駆け寄ると、手を伸ばし力強く私を抱きしめた。
背中に添えられた暖かな手が少し震えている。
「本当に……ご無事で、良かったわ……」
声を詰まらせながら、そう言うと「お顔をしっかり見せてちょうだい」と一度離して私の頬に手を当てた。
向かい合ったルイーゼ様のアメジスト色の瞳からは涙がはらはらとこぼれ落ちる。
(「くま吉」のことや馬車でのことがあってすっかり忘れていたけれど、私連れ去られたんだったわ……! ルイーゼ様にとてもご心配をかけてしまった……)
「お怪我は!? どこか痛いところはございませんか!?」
優しく、けれど鬼気迫るルイーゼ様にコクコクと懸命に頷く。
返事に安心したルイーゼ様は、再び私を強く抱きしめる。
「怖かったでしょう? もう大丈夫ですからね!!」
力強いルイーゼ様の腕がまだ少し震えている。
それほど心配させてしまったことに申し訳なさを覚えながらも、その温もりがくすぐったくて、しばらくの間、その腕の温もりを享受していた。
その光景をランズベルト様は申し訳なさそうに、けれど、嬉しそうにしながら見守っていた。
それから少しして落ち着いたルイーゼ様は、公爵夫人の顔になると、しっかりと私の目を見据えてから頭を下げた。
「お預かりしているお嬢様を危険に晒すなんて、当家の責任です。本当に申し訳ございません」
夫人に合わせるように使用人たちも一斉に頭を下げる。
もちろんランズベルト様も、いつの間にか夫人の後ろに移動して一緒になって頭を下げた。
「いえ、そんな、ルイーゼ様! ランズベルト様も、頭を上げてください! 狙われていると知りながら注意をおこたった私が悪いのです。それにランズベルト様のおかげで無事ですし、何も問題ありません」
「いいえ! ロベリア様は何も悪くございませんわ! わたくしどもの不手際です。申し訳ありません」
そう言って頑なに頭を上げようとしない。
そしてやはりそれに倣うように、ランズベルト様も使用人たちも誰も頭をあげてくれない。
困った私は、ランズベルト様のほうを見る。
すると、ランズベルト様の後ろに隠れていた二匹が、頭を下げたことで隠れ場所をなくし、私の方へとふよふよ向かってこようとしている。
(これだわ……!)
「ルイーゼ様。頭を上げてください。あの、実は、今回の件で得たものもあるのです」
「得たもの……ですか?」
「はい。それがこちらでして……是非ルイーゼ様にも見ていただきたく……」
私の言葉にゆっくりと頭を上げたルイーゼ様は、目の前をふよふよと浮かぶ「くま吉」二匹と対面した。
「まあ!!! あらあらまあまあまあまあまあ! これは一体どういうことですの!? 『くま吉』さんが二匹になっていますわ!?」
目を見開きながら私と「くま吉」たちを交互に見る。
「私がランズベルト様のためにお作りしたエメラルドの瞳の『くま吉』を、ランズベルト様が胸元に入れていらして、私を抱きしめた拍子に覚醒してしまったようで……」
「ロ、ロベリア様!? い、今、なんとおっしゃいました!?」
「ですから、ランズベルト様のためにお作りした……」
「いえ! そこではありませんわ!」
「え……??」
私の言葉を遮ったルイーゼ様が私を説得するかのように切々と語り始める。
「ランスがロベリア様を抱きしめたら、ランスの胸元の『くま吉』さんが覚醒したのですわね!?」
「あ、あの」
「ね!!」
「……は、はい」
ルイーゼ様の圧が非常に強い。
「ええ、ええ! そうですわよね!! そうなんですわ!! 一目見てそうではないかと思いましたの!!! やっぱりそういうことですのね!? まあ、わたくしったら、嬉しくて思わず顔がにやけてしまいますわ!!」
「あ、あの、ルイーゼ様……?」
「そのエメラルドの瞳の『くま吉』さんは、ランスとロベリア様の愛の力で覚醒しましたのね!!!!」
「ええ!?」
予想だにしないルイーゼ様の言葉に、私とランズベルト様は驚きの声を上げる。
(でも、言われてみれば確かにそう言えないこともないような……)
きっとランズベルト様も私と同じことを考えたのだろう。
二人とも顔を赤くしながら、互いをチラチラと見る。
「ふふふふ。素敵! 素敵ですわ!! しかもこんっなにも可愛いらしいだなんて!! 二人の愛の力はぬいぐるみに命を与えたのですね……あら? お待ちになって! 命……つまりこのエメラルドの『くま吉』さんは二人の愛の結晶!? え!? もしかして少し早い初孫ってことなのかしら!? えええええ!? わたくしどうしましょう!? まだ心の準備ができていませんわ!!!!」
そうして、ルイーゼ様はとんでもない方向に騒ぎ始める。
普通ならば止めるはずのランズベルト様も真っ赤になって、顔を抑えたまま、動けないでいる。
もちろん私も同じような状態である。
すると、そんなルイーゼ様の前で、何やら「くま吉」たちが相談を始めた。
「クママ」
「グマグマ」
「クマ?」
「グマー!」
楽しそうに戯れる「くま吉」にルイーゼ様はさらにボルテージを上げてしまい……。
「まあ!! まあまあまあまあ!! お手手をつないで寄り添って……相談!? 相談をしていますの!? ランス、どうしましょう!? わたくしの初孫が可愛すぎますわ!! わたくしどうしたら良いの~~~~!? 可愛いですわ!!!」
大騒ぎするルイーゼ様を、ちょっと赤面くらいに戻ったランズベルト様がなんとか止めに入るけれど……。
「……母上! 初孫の発想からは離れ……」
ちょうどその相談をしている「くま吉」たちと目が合ってしまったランズベルト様。
「あああああ~~~~~!! なんって可愛いのかしら!!」
「ランスもそう思いますでしょ? あなたたちの子ですもの。可愛くて当然ですわ!」
「! あ、え!? だから、母上! その孫という発想は……」
「あら、どうして? あなたたちの愛の結晶なのでしょう? ならば、わたくしにとっては孫ですわ!」
「あ、愛の結晶……!?」
止めようとしては言い負かされ、間に「くま吉」にノックアウトされて叫ぶを繰り返すランズベルト様。
私はただただその光景を、赤面した顔を必死に押さえながら見ていた。
数時間後、少し落ち着いたルイーゼ様は、映像を記録する魔道具を家令に持ってこさせると、撮影会が開始された。
そこでもルイーゼ様はエメラルドの目の「くま吉」をずっと孫だと言い張り、戯れる「くま吉」たちを、嬉しそうに顔を緩めたランズベルト様と、ようやく立ち直った私と三人で、楽しく撮影したのだった。
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