54 / 55
転生した子供部屋悪役令嬢は、悠々快適溺愛ライフを満喫したい!〜二つの王冠の子〜
第22話「娘の幸福と、国の安寧と」
しおりを挟む
「……動かないね」
「だね……」
公務を終え、リエルの部屋に戻るなり……
「エド!お腹!!触ってみて!」
いきなり腕を引っ張られ、半ば強引にリエルのお腹へと手を当てさせられる。
「あれ~?昼間は確かに動いたのにな~」
「きっと居心地が良くて、寝ているんだろうね」
そう言って笑うけれど、どこか残念そうな顔。
それでも、悪阻が終わったらしいというのは、侍女からの報告で知っていた。
久しぶりにベッドから出て、頬に血色を戻し、軽口を叩くリエルを見て、胸の奥で張り詰めていたものがふっと緩む。
匂いに苦しみ、まともに食事も摂れず、ベッドに伏せていた彼女を見てきた。
あの時間は、なぜ自分が変わってやれないのかと無力さを突きつけられるばかりだった。
その笑顔が嬉しいほど、胸の奥の棘が痛んだ。
だからこそ、今なら……話さねばならないことがある。
「リエル。謝らなければならないことがあるんだ」
「?え!?お前何したんだよ?」
思わず眉をひそめるリエル。
あの時の会話が、胸に蘇る。
『結婚を早めれば……セシルを助けられるの?』
『……結果的には、そうなる』
あの答えは、真実をすべて告げた言葉ではなかった。
不確定な要素が多すぎて、『結果的に』という曖昧な言葉でごまかしたのだ。
同君連合……帝国とアストリア、二つの王家の血筋が、一人の子へと収束する未来。
それは国の独立を揺るがす最悪の事態だった。
もしセシルが帝国皇女との間に子を成せば、その子は両国の正統な継承権を持つことになる。
結婚を早めただけでは、その可能性を潰せない。
セシルを守るには、結婚を早めるだけでは足りなかった。
ユリオスが提案してきたのは婚姻の前倒し。
それともう一つ……
「アリエルの懐妊です」
「なっ……!」
「それによって、アストリア王国の王位継承権は、アリエルと殿下の子が上位にきます」
「ダメだ。アリエルを政治の道具にするなど論外だ」
ユリオスが身を乗り出す。
その表情は、先ほどまでの外交官としての表情ではなく、俺とアリエルの身を案じているのがわかる。
「エドガー。俺はアリエルの兄であり、お前のことも友だと思っている」
そんなのは俺もだ。
同じ学び舎で寝食を共にし、時には喧嘩すらした。
リエルの三人の兄たちは、俺が名で呼ぶのを許す数少ない友人であり、コンラートと同じくらい、信頼しているつもりだ。
特にユリオスは外交官となった今も、俺の助けになろうとしてくれている。
「外交官として、これ以外に穏便に国を守る手段は無いと断言する」
「しかし!もし授からなかったら!!!アリエルを苦しめるだけではないか!!」
「お前がアリエルを王太子妃にすると決めた時点で、アリエルは既に巻き込まれているのを自覚しろ!!」
そのとき、制止するように、クローバー公爵閣下の低い声が割って入る。
「まだ、二国の王冠が一つに収束する筋書きが定まったわけではあるまい」
馬車の中の空気が一瞬にして引き締まる。
「殿下。まず娘の身を案じてくださるお気持ちには、父として深く感謝いたします。
ですが、覚えておかねばなりません。王は家族だけのものではなく、国民と同盟と歴史を背負う存在です」
その声音は叱責でもなく、しかし揺るぎない重さを帯びていた。
「同君連合の危険は確かに現実のもの。
しかし感情に任せて突き進めば、多くの命を巻き込むことになる。
殿下は何を優先なさるのですか。
娘の幸福か、国の安寧か、あるいは、その両方を同時に守る覚悟を持たれるのか」
問いかけは鋭く、返答を迫るものだった。
「……公爵閣下、声を荒げてすまない」
ユリオスの言葉が胸の奥に刺さったまま、視線が揺れる。
もし、帝国皇女とセシルの子が生まれたなら。
その子は、両国の王冠を受け継ぐ『架け橋』として担ぎ上げられるだろう。
俺とリエルの子が後に産まれたとしても、帝国の後ろ盾を持つ弟の子に政争の中で継承権さえ覆される。
その瞬間、俺は『余所者』になる。
王太子であっても、廃される口実には十分だ。
……そしてリエルも。
『帝国の皇女の方が外交に有利』と囁かれ、孤立させられる。
彼女の手を取ったはずが、逆に奈落へと引きずり込んでしまうのか。
最悪、俺とリエル、そしてのちに生まれるであろう子まで政争の波に飲まれて消える。
国を守るための婚姻が、国を滅ぼす火種になるなど……。
正統は守れても、政治は守れない——だから先に『旗』が要る。
国民と同盟と歴史を背負う存在……この場で、その覚悟を持ててないのは自分だったのかもしれない。
「ユリオスも……先ほどはすまない」
「俺のことは気にするな。お前はアリエルのことだけを考えてくれ」
リエルのことだけ……か。
ユリオスは最初からわかっていたんだな。
リエルのことを優先することが、結果的にリエルだけではなく、国の利益になると。
その光景はまだ未来にすぎないはずなのに、背筋を冷たく撫でる現実味を帯びて迫ってきた。
ユリオスとクローバー公爵閣下の見立てでは、セシルの婚約内定までは一年はかかるだろう。
その前に、俺とリエルの立場を盤石にすれば、セシルを利用する余地を削げるはずだ。
セシルと帝国皇女が結婚したとて、セシルはまだ十二歳。
婚姻を早めることで、懐妊までの時間はこちらに分があることになる。
本当なら結婚を早めた時点で、セシルと帝国皇女との婚約を諦めていてくれるのが一番だった。
しかし、婚約内定が強行されてしまい、同君連合を防げる方法は、リエルの懐妊ただ一つになってしまった。
アストリアの正統な後継者がリエルとの間に生まれれば、継承権がセシルの子へ流れることはない。
けれど、それは『授かりもの』だ。
人の意志で確実に得られるものではない。
もし望みが叶わなければ、リエルを追い詰めることになる。
だから口にはできなかった。
「だね……」
公務を終え、リエルの部屋に戻るなり……
「エド!お腹!!触ってみて!」
いきなり腕を引っ張られ、半ば強引にリエルのお腹へと手を当てさせられる。
「あれ~?昼間は確かに動いたのにな~」
「きっと居心地が良くて、寝ているんだろうね」
そう言って笑うけれど、どこか残念そうな顔。
それでも、悪阻が終わったらしいというのは、侍女からの報告で知っていた。
久しぶりにベッドから出て、頬に血色を戻し、軽口を叩くリエルを見て、胸の奥で張り詰めていたものがふっと緩む。
匂いに苦しみ、まともに食事も摂れず、ベッドに伏せていた彼女を見てきた。
あの時間は、なぜ自分が変わってやれないのかと無力さを突きつけられるばかりだった。
その笑顔が嬉しいほど、胸の奥の棘が痛んだ。
だからこそ、今なら……話さねばならないことがある。
「リエル。謝らなければならないことがあるんだ」
「?え!?お前何したんだよ?」
思わず眉をひそめるリエル。
あの時の会話が、胸に蘇る。
『結婚を早めれば……セシルを助けられるの?』
『……結果的には、そうなる』
あの答えは、真実をすべて告げた言葉ではなかった。
不確定な要素が多すぎて、『結果的に』という曖昧な言葉でごまかしたのだ。
同君連合……帝国とアストリア、二つの王家の血筋が、一人の子へと収束する未来。
それは国の独立を揺るがす最悪の事態だった。
もしセシルが帝国皇女との間に子を成せば、その子は両国の正統な継承権を持つことになる。
結婚を早めただけでは、その可能性を潰せない。
セシルを守るには、結婚を早めるだけでは足りなかった。
ユリオスが提案してきたのは婚姻の前倒し。
それともう一つ……
「アリエルの懐妊です」
「なっ……!」
「それによって、アストリア王国の王位継承権は、アリエルと殿下の子が上位にきます」
「ダメだ。アリエルを政治の道具にするなど論外だ」
ユリオスが身を乗り出す。
その表情は、先ほどまでの外交官としての表情ではなく、俺とアリエルの身を案じているのがわかる。
「エドガー。俺はアリエルの兄であり、お前のことも友だと思っている」
そんなのは俺もだ。
同じ学び舎で寝食を共にし、時には喧嘩すらした。
リエルの三人の兄たちは、俺が名で呼ぶのを許す数少ない友人であり、コンラートと同じくらい、信頼しているつもりだ。
特にユリオスは外交官となった今も、俺の助けになろうとしてくれている。
「外交官として、これ以外に穏便に国を守る手段は無いと断言する」
「しかし!もし授からなかったら!!!アリエルを苦しめるだけではないか!!」
「お前がアリエルを王太子妃にすると決めた時点で、アリエルは既に巻き込まれているのを自覚しろ!!」
そのとき、制止するように、クローバー公爵閣下の低い声が割って入る。
「まだ、二国の王冠が一つに収束する筋書きが定まったわけではあるまい」
馬車の中の空気が一瞬にして引き締まる。
「殿下。まず娘の身を案じてくださるお気持ちには、父として深く感謝いたします。
ですが、覚えておかねばなりません。王は家族だけのものではなく、国民と同盟と歴史を背負う存在です」
その声音は叱責でもなく、しかし揺るぎない重さを帯びていた。
「同君連合の危険は確かに現実のもの。
しかし感情に任せて突き進めば、多くの命を巻き込むことになる。
殿下は何を優先なさるのですか。
娘の幸福か、国の安寧か、あるいは、その両方を同時に守る覚悟を持たれるのか」
問いかけは鋭く、返答を迫るものだった。
「……公爵閣下、声を荒げてすまない」
ユリオスの言葉が胸の奥に刺さったまま、視線が揺れる。
もし、帝国皇女とセシルの子が生まれたなら。
その子は、両国の王冠を受け継ぐ『架け橋』として担ぎ上げられるだろう。
俺とリエルの子が後に産まれたとしても、帝国の後ろ盾を持つ弟の子に政争の中で継承権さえ覆される。
その瞬間、俺は『余所者』になる。
王太子であっても、廃される口実には十分だ。
……そしてリエルも。
『帝国の皇女の方が外交に有利』と囁かれ、孤立させられる。
彼女の手を取ったはずが、逆に奈落へと引きずり込んでしまうのか。
最悪、俺とリエル、そしてのちに生まれるであろう子まで政争の波に飲まれて消える。
国を守るための婚姻が、国を滅ぼす火種になるなど……。
正統は守れても、政治は守れない——だから先に『旗』が要る。
国民と同盟と歴史を背負う存在……この場で、その覚悟を持ててないのは自分だったのかもしれない。
「ユリオスも……先ほどはすまない」
「俺のことは気にするな。お前はアリエルのことだけを考えてくれ」
リエルのことだけ……か。
ユリオスは最初からわかっていたんだな。
リエルのことを優先することが、結果的にリエルだけではなく、国の利益になると。
その光景はまだ未来にすぎないはずなのに、背筋を冷たく撫でる現実味を帯びて迫ってきた。
ユリオスとクローバー公爵閣下の見立てでは、セシルの婚約内定までは一年はかかるだろう。
その前に、俺とリエルの立場を盤石にすれば、セシルを利用する余地を削げるはずだ。
セシルと帝国皇女が結婚したとて、セシルはまだ十二歳。
婚姻を早めることで、懐妊までの時間はこちらに分があることになる。
本当なら結婚を早めた時点で、セシルと帝国皇女との婚約を諦めていてくれるのが一番だった。
しかし、婚約内定が強行されてしまい、同君連合を防げる方法は、リエルの懐妊ただ一つになってしまった。
アストリアの正統な後継者がリエルとの間に生まれれば、継承権がセシルの子へ流れることはない。
けれど、それは『授かりもの』だ。
人の意志で確実に得られるものではない。
もし望みが叶わなければ、リエルを追い詰めることになる。
だから口にはできなかった。
0
あなたにおすすめの小説
[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜
桐生桜月姫
恋愛
シャーロット侯爵令嬢は地味で大人しいが、勉強・魔法がパーフェクトでいつも1番、それが婚約破棄されるまでの彼女の周りからの評価だった。
だが、婚約破棄されて現れた本来の彼女は輝かんばかりの銀髪にアメジストの瞳を持つ超絶美人な行動過激派だった⁉︎
本が大好きな彼女は婚約破棄後に国立図書館の司書になるがそこで待っていたのは幼馴染である王太子からの溺愛⁉︎
〜これはシャーロットの婚約破棄から始まる波瀾万丈の人生を綴った物語である〜
夕方6時に毎日予約更新です。
1話あたり超短いです。
毎日ちょこちょこ読みたい人向けです。
【完結】アラサー喪女が転生したら悪役令嬢だった件。断罪からはじまる悪役令嬢は、回避不能なヤンデレ様に溺愛を確約されても困ります!
美杉日和。(旧美杉。)
恋愛
『ルド様……あなたが愛した人は私ですか? それともこの体のアーシエなのですか?』
そんな風に簡単に聞くことが出来たら、どれだけ良かっただろう。
目が覚めた瞬間、私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
【連載版】婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
短編では、なろうの方で異世界転生・恋愛【1位】ありがとうございます!
読者様の方からの連載の要望があったので連載を開始しました。
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!
※連載のためタイトル回収は結構後ろの後半からになります。
毒を盛られて生死を彷徨い前世の記憶を取り戻しました。小説の悪役令嬢などやってられません。
克全
ファンタジー
公爵令嬢エマは、アバコーン王国の王太子チャーリーの婚約者だった。だがステュワート教団の孤児院で性技を仕込まれたイザベラに籠絡されていた。王太子達に無実の罪をなすりつけられエマは、修道院に送られた。王太子達は執拗で、本来なら侯爵一族とは認められない妾腹の叔父を操り、父親と母嫌を殺させ公爵家を乗っ取ってしまった。母の父親であるブラウン侯爵が最後まで護ろうとしてくれるも、王国とステュワート教団が協力し、イザベラが直接新種の空気感染する毒薬まで使った事で、毒殺されそうになった。だがこれをきっかけに、異世界で暴漢に腹を刺された女性、美咲の魂が憑依同居する事になった。その女性の話しでは、自分の住んでいる世界の話が、異世界では小説になって多くの人が知っているという。エマと美咲は協力して王国と教団に復讐する事にした。
幼馴染みが描いた悪役令嬢ものの世界に「メイド」として転生したので、6年後の断罪イベントをどうにか回避したい
ゆずまめ鯉
恋愛
通勤途中、猫好きではないのに轢かれそうな黒猫をうっかり助けてしまい、死んでしまった主人公──水縞あいり(26)
鳥の囀りで目を覚ますとそこは天国……ではなく知らない天井だった。
狭い個室にはメイド服がかかっている。
とりあえず着替えて備えつけの鏡を見ると、そこには十代前半くらいの子どもの姿があった。
「この顔……どこか見覚えが……」
幼馴染みで漫画家、ミツルギサイチ(御剣才知)が描く、人気漫画「悪役令嬢が断罪されるまで」の登場人物だということに気がつく。
名前はミレア・ホルダー(本名はミレア・ウィン・ティルベリー)
没落貴族の令嬢で、現在、仕えているフランドル侯爵によって領地と洋館を奪われ、復讐のために、フランドル侯爵の長女イザベラが悪役令嬢になるのを止めず、むしろ後押しして見事断罪されてしまうキャラだった。
原作は未完だが、相談を受けていたのでどういう結末を迎えるのか知っている。
「二期アニメもまだ見てないし、どうせ転生するなら村人Aとかヒロインの母親がよかった……!!」
幼馴染みの描く世界に転生してしまった水縞あいり=ミレアが、フランドル侯爵家で断罪回避するべく、イザベラをどうにかお淑やかな女性になるように導いている途中。
病弱で原作だと生死不明になる、イザベラの腹違いの兄エミールに、協力してもらっているうちに求愛されていることに気づいてしまい──。
エミール・ディ・フランドル(20)×ミレア・ウィン・ティルベリー(18)
全30話の予定で現在、執筆中です。2月下旬に完結予定です。
タイトルや内容が変更になる場合もあります。ご了承ください。
【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます
宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
「転生したら推しの悪役宰相と婚約してました!?」〜推しが今日も溺愛してきます〜 (旧題:転生したら報われない悪役夫を溺愛することになった件)
透子(とおるこ)
恋愛
読んでいた小説の中で一番好きだった“悪役宰相グラヴィス”。
有能で冷たく見えるけど、本当は一途で優しい――そんな彼が、報われずに処刑された。
「今度こそ、彼を幸せにしてあげたい」
そう願った瞬間、気づけば私は物語の姫ジェニエットに転生していて――
しかも、彼との“政略結婚”が目前!?
婚約から始まる、再構築系・年の差溺愛ラブ。
“報われない推し”が、今度こそ幸せになるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる