29 / 56
ぼっちと幼女と邪神
ぼっちと龍王の娘
しおりを挟む
「貴様いい加減にしろ! お父様より強い雄がいると聞いて着いてきたが……無駄足だったようですね」
龍王の娘が、噛みつくような視線で睨み上げてきた。
目は完全にキレている。俺、なんかしたか?
「カッカッカッ! 若いとは素晴らしいな! 坊主、儂の娘と戦ってくれんか?」
「戦ってもいいが……ここで人化を解かれると困るんだが…」
視線をサイガに向ける。
こいつの本来の体長は、ざっくり言って五百メートル近い。そんなのの娘と全力でやり合えば、家ごと森が更地だ。
「何も問題じゃあない。儂らは人型の方が強い」
サイガが豪快に笑った瞬間、娘の身体から闘気が噴き上がった。
肌を刺すような圧が一気に濃くなる。矛先は、完全に俺ひとりに絞られている。
シロとミドリの方へは、一切漏れてこない。
その一点だけは、評価してやってもいい。
「わかったわかった。負けたからってオトウサマに泣きつくなよ?」
「貴様ッ!」
娘の殺気が一段階跳ね上がった。
こっちに向けられた視線だけで、空気がわずかに震える。
戦うにしても、まずはこっちの準備だ。
「少し待ってろ」
家へと意識を向ける。
足元から、薄い魔力の膜が何重にも立ち上がり、建物全体を包み込んでいく。
百二十八層結界。
一層あたりの耐久は、俺が全力で殴ってようやく砕ける程度。
そこに、高速修復を付与する。〇・一秒以内に全層破壊でもされない限り、穴は瞬時に塞がるはずだ。
「クレバス」
「ふぎゃっ!?」
脇でぶら下げていたクレバスを、その場に下ろす。
思い切り尻もちをついた。受け身ぐらい取れ。
「シロとミドリを頼んだ。あとトカ……じゃないか。サイガ、クレバスと一緒に二人を守ってくれ」
「儂に任せておけ!」
「任されたのじゃ!」
サイガが胸を叩き、クレバスも気合だけは十分な顔で頷く。
これで、後ろを気にする必要はなくなった。
俺は、改めて娘の前に立つ。
「さあ来い」
「知らない構え……死んでも恨まないでくださいね?」
「寝言は寝て言え。先手は譲ってやるよ」
軽く腕を下ろし、わざと隙を作ってみせる。
その瞬間――
「ここだッ!」
娘の姿が一気に間合いの中へ滑り込んできた。
躊躇は一切ない。悪くない踏み込みだ。
狙いはボディブロー。
脇腹にめり込む軌道に入った拳の前へ、前腕を差し込む。
鈍い音が骨を通して響いた。
同時に、身体が地面から浮き上がる。
「ッッッ! いっってぇ!」
腕がしびれる感覚。
まともに衝撃を受け止めた右手が、じんと熱い。
空中で体勢を立て直しながら、地面に着地する。
素の耐久を抜いて、殴られた感覚を覚えたのは久々だ。
「儂らの人化は人に化けるのではなく、人の形に存在を圧縮するからな。人型でも龍の状態でも体の重さは変わらんぞ」
サイガの説明に、ようやく納得がいった。
巨大な質量を、そのまま小さい器に押し込めているわけだ。
木の棍棒と鉛の棍棒を同じ速度で振り下ろされたら、痛いのは後者。
今の一撃は、まさにそれだ。
「この程度ですか?」
娘が、わずかに肩を揺らして嘲るように言う。
余裕ぶっている顔を見ると、ついイラついてしまう。
「喋ってる余裕あんのか?」
指先に魔力を集中させ、極限まで圧縮した魔力球を捻り出す。
黒に沈みきったそれは、擬似的な重力井戸――簡易ブラックホールだ。
娘めがけて射出する。
着弾する直前、球体がぼろぼろと崩れ、霧のように霧散した。
「……あれ?」
「カッカッカッ!! 儂の娘と言ったじゃろう!? 同じ分解の特性を持っているに決まっとるぞ!!」
サイガが愉快そうに笑う。
そういえば、こいつの特性は魔力分解。自身に害を及ぼす魔力を自動的に分解する性質だ。
つまり、娘にもそれが受け継がれている、と。
「私に魔法は効きませんよ? どっちが弱者か理解しました?」
口元だけで笑う娘に、距離を詰める。
返事代わりに、拳を叩き込んでやる。
「黙ってないと舌噛むぞ」
四割ほどの力で腹部へ右ストレート。
拳が飲み込まれる寸前、娘が後ろに滑るように下がり、衝撃を流した。
そのまま空中で姿勢を変える。
不自然な角度で体勢を切り替え、再びこちらへ突っ込んできた。
足元に軽く魔力が集まり、地面がわずかに削れる。
移動には魔法を併用しているらしい。攻撃魔法は分解できても、自分の補助には使えるわけだ。ずるい。
「力はお父様より上のようだな……!!」
サイガの声が背中に聞こえる。
まだ全力には程遠いんだがな。
正面から飛び込んでくる娘に、回し蹴りを合わせ――途中で足がぴたりと止められた。
「空間固定かッ! オラァ!」
足首を絡め取るような魔力の抵抗を、力任せに踏み砕く。
空間を縫い止める程度の魔法なら、魔力量で押し切れる。
八割ほどの出力で魔法を破砕し、そのまま距離を詰める。
そこからは、ひたすら殴り合いになった。
拳と拳、拳と肘、膝と膝がぶつかり合うたびに、空気がはじける。
娘の拳は重く、打ち込まれるたびに肉体がわずかに軋む。
けれど、俺の身体の中では魔力が絶えず巡っている。
ひび割れた骨も切れた筋肉も、魔力を流し込むたびに自動的に修復されていく。
対して、娘の息は徐々に荒くなり、動きにも疲労の色が混ざり始めていた。
「ハァ……ッ、ハッ……!」
肩が上下し、額に汗が滲む。
このまま続ければ、いずれ向こうの方が先に限界を迎えるだろう。
そろそろ終わらせるかと、意識を刈り取るつもりで顔面へ拳を振り上げた――その瞬間。
周囲の空気が、一気に変わった。
「……ん?」
娘の身体から立ち上る何かが、魔力の流れを押し流す。
握り込んだ俺の右拳が、娘の頬に触れた途端、じゅっと焼けるように霧散した。
「あ?」
「坊主!! 逃げろ!!」
サイガの怒鳴り声が飛んでくる。
視線を娘に向けると、その周囲から、音もなく魔力が消えていっていた。
「サイガ、なんだ? アレは」
「龍王の覚醒じゃ……。本来ならちゃんとした成長を経て発現するものなんだが……坊主に負けたくない一心で感情が高ぶり、覚醒した感じだな」
「どんだけ負けず嫌いなんだよ……」
娘の口元に、淡い光が集まり始める。
空間そのものがきしむような圧が、一直線に俺へ向けられた。
「【――――――――】」
聞き取れない言語で、短い詠唱が紡がれる。
直後、光が収束し、龍のブレスとしか呼びようのない光線が吐き出された。
「アブねぇ!?」
全補助系の魔法を瞬時に自分に重ねがけする。
筋力・反応速度・耐久力――動けるところまで全部底上げした状態で、目の前の空間に右手を突き立てた。
指先に力を込める。
空間の“膜”みたいなものを掴み取り、そのまま裂いた。
裂け目の向こうは、色も形もない闇。
この世界とは別の「どこでもない場所」だ。そこへ、迫り来るブレスが呑み込まれて消える。
裂いた空間は、そのままにしておいても特に影響はなく、勝手に閉じる。
この世界とは、そもそも概念が違う領域らしい。
「え? 嘘じゃろ? 素手で空間を引き裂くとか全盛期の妾でもできんぞ……?」
「儂も無理だな……。アイツ、本当に生物か……?」
外野が好き勝手なことを言っているが、今は聞いている余裕はない。
「おい、サイガ! お前の娘だろ!? 何とかしろ!!」
「儂じゃ力不足だ。気絶させれば収まると思うぞ~」
「……加減誤って殺しても文句言うなよ?」
「問題ない……だろう? 坊主には蘇生の魔法も教えてるはずだ」
舐めたことをさらっと言いやがる。
確かに、独学で魔法を極めるのに限界を感じた頃、サイガと死闘を繰り返して仲良くなり、色々教えてもらった。
その中に、死者蘇生の魔法もあったのは事実だ。
――が、本来なら試合程度で使いたい代物じゃない。
娘の眼光は、もう完全に理性の灯りを手放しかけている。
なら、こっちも遠慮している場合じゃない。
試合のつもりだったが、どうやら本気を少しだけ見せる時が来たようだ。
……サイガの許可も出たことだしな。
龍王の娘が、噛みつくような視線で睨み上げてきた。
目は完全にキレている。俺、なんかしたか?
「カッカッカッ! 若いとは素晴らしいな! 坊主、儂の娘と戦ってくれんか?」
「戦ってもいいが……ここで人化を解かれると困るんだが…」
視線をサイガに向ける。
こいつの本来の体長は、ざっくり言って五百メートル近い。そんなのの娘と全力でやり合えば、家ごと森が更地だ。
「何も問題じゃあない。儂らは人型の方が強い」
サイガが豪快に笑った瞬間、娘の身体から闘気が噴き上がった。
肌を刺すような圧が一気に濃くなる。矛先は、完全に俺ひとりに絞られている。
シロとミドリの方へは、一切漏れてこない。
その一点だけは、評価してやってもいい。
「わかったわかった。負けたからってオトウサマに泣きつくなよ?」
「貴様ッ!」
娘の殺気が一段階跳ね上がった。
こっちに向けられた視線だけで、空気がわずかに震える。
戦うにしても、まずはこっちの準備だ。
「少し待ってろ」
家へと意識を向ける。
足元から、薄い魔力の膜が何重にも立ち上がり、建物全体を包み込んでいく。
百二十八層結界。
一層あたりの耐久は、俺が全力で殴ってようやく砕ける程度。
そこに、高速修復を付与する。〇・一秒以内に全層破壊でもされない限り、穴は瞬時に塞がるはずだ。
「クレバス」
「ふぎゃっ!?」
脇でぶら下げていたクレバスを、その場に下ろす。
思い切り尻もちをついた。受け身ぐらい取れ。
「シロとミドリを頼んだ。あとトカ……じゃないか。サイガ、クレバスと一緒に二人を守ってくれ」
「儂に任せておけ!」
「任されたのじゃ!」
サイガが胸を叩き、クレバスも気合だけは十分な顔で頷く。
これで、後ろを気にする必要はなくなった。
俺は、改めて娘の前に立つ。
「さあ来い」
「知らない構え……死んでも恨まないでくださいね?」
「寝言は寝て言え。先手は譲ってやるよ」
軽く腕を下ろし、わざと隙を作ってみせる。
その瞬間――
「ここだッ!」
娘の姿が一気に間合いの中へ滑り込んできた。
躊躇は一切ない。悪くない踏み込みだ。
狙いはボディブロー。
脇腹にめり込む軌道に入った拳の前へ、前腕を差し込む。
鈍い音が骨を通して響いた。
同時に、身体が地面から浮き上がる。
「ッッッ! いっってぇ!」
腕がしびれる感覚。
まともに衝撃を受け止めた右手が、じんと熱い。
空中で体勢を立て直しながら、地面に着地する。
素の耐久を抜いて、殴られた感覚を覚えたのは久々だ。
「儂らの人化は人に化けるのではなく、人の形に存在を圧縮するからな。人型でも龍の状態でも体の重さは変わらんぞ」
サイガの説明に、ようやく納得がいった。
巨大な質量を、そのまま小さい器に押し込めているわけだ。
木の棍棒と鉛の棍棒を同じ速度で振り下ろされたら、痛いのは後者。
今の一撃は、まさにそれだ。
「この程度ですか?」
娘が、わずかに肩を揺らして嘲るように言う。
余裕ぶっている顔を見ると、ついイラついてしまう。
「喋ってる余裕あんのか?」
指先に魔力を集中させ、極限まで圧縮した魔力球を捻り出す。
黒に沈みきったそれは、擬似的な重力井戸――簡易ブラックホールだ。
娘めがけて射出する。
着弾する直前、球体がぼろぼろと崩れ、霧のように霧散した。
「……あれ?」
「カッカッカッ!! 儂の娘と言ったじゃろう!? 同じ分解の特性を持っているに決まっとるぞ!!」
サイガが愉快そうに笑う。
そういえば、こいつの特性は魔力分解。自身に害を及ぼす魔力を自動的に分解する性質だ。
つまり、娘にもそれが受け継がれている、と。
「私に魔法は効きませんよ? どっちが弱者か理解しました?」
口元だけで笑う娘に、距離を詰める。
返事代わりに、拳を叩き込んでやる。
「黙ってないと舌噛むぞ」
四割ほどの力で腹部へ右ストレート。
拳が飲み込まれる寸前、娘が後ろに滑るように下がり、衝撃を流した。
そのまま空中で姿勢を変える。
不自然な角度で体勢を切り替え、再びこちらへ突っ込んできた。
足元に軽く魔力が集まり、地面がわずかに削れる。
移動には魔法を併用しているらしい。攻撃魔法は分解できても、自分の補助には使えるわけだ。ずるい。
「力はお父様より上のようだな……!!」
サイガの声が背中に聞こえる。
まだ全力には程遠いんだがな。
正面から飛び込んでくる娘に、回し蹴りを合わせ――途中で足がぴたりと止められた。
「空間固定かッ! オラァ!」
足首を絡め取るような魔力の抵抗を、力任せに踏み砕く。
空間を縫い止める程度の魔法なら、魔力量で押し切れる。
八割ほどの出力で魔法を破砕し、そのまま距離を詰める。
そこからは、ひたすら殴り合いになった。
拳と拳、拳と肘、膝と膝がぶつかり合うたびに、空気がはじける。
娘の拳は重く、打ち込まれるたびに肉体がわずかに軋む。
けれど、俺の身体の中では魔力が絶えず巡っている。
ひび割れた骨も切れた筋肉も、魔力を流し込むたびに自動的に修復されていく。
対して、娘の息は徐々に荒くなり、動きにも疲労の色が混ざり始めていた。
「ハァ……ッ、ハッ……!」
肩が上下し、額に汗が滲む。
このまま続ければ、いずれ向こうの方が先に限界を迎えるだろう。
そろそろ終わらせるかと、意識を刈り取るつもりで顔面へ拳を振り上げた――その瞬間。
周囲の空気が、一気に変わった。
「……ん?」
娘の身体から立ち上る何かが、魔力の流れを押し流す。
握り込んだ俺の右拳が、娘の頬に触れた途端、じゅっと焼けるように霧散した。
「あ?」
「坊主!! 逃げろ!!」
サイガの怒鳴り声が飛んでくる。
視線を娘に向けると、その周囲から、音もなく魔力が消えていっていた。
「サイガ、なんだ? アレは」
「龍王の覚醒じゃ……。本来ならちゃんとした成長を経て発現するものなんだが……坊主に負けたくない一心で感情が高ぶり、覚醒した感じだな」
「どんだけ負けず嫌いなんだよ……」
娘の口元に、淡い光が集まり始める。
空間そのものがきしむような圧が、一直線に俺へ向けられた。
「【――――――――】」
聞き取れない言語で、短い詠唱が紡がれる。
直後、光が収束し、龍のブレスとしか呼びようのない光線が吐き出された。
「アブねぇ!?」
全補助系の魔法を瞬時に自分に重ねがけする。
筋力・反応速度・耐久力――動けるところまで全部底上げした状態で、目の前の空間に右手を突き立てた。
指先に力を込める。
空間の“膜”みたいなものを掴み取り、そのまま裂いた。
裂け目の向こうは、色も形もない闇。
この世界とは別の「どこでもない場所」だ。そこへ、迫り来るブレスが呑み込まれて消える。
裂いた空間は、そのままにしておいても特に影響はなく、勝手に閉じる。
この世界とは、そもそも概念が違う領域らしい。
「え? 嘘じゃろ? 素手で空間を引き裂くとか全盛期の妾でもできんぞ……?」
「儂も無理だな……。アイツ、本当に生物か……?」
外野が好き勝手なことを言っているが、今は聞いている余裕はない。
「おい、サイガ! お前の娘だろ!? 何とかしろ!!」
「儂じゃ力不足だ。気絶させれば収まると思うぞ~」
「……加減誤って殺しても文句言うなよ?」
「問題ない……だろう? 坊主には蘇生の魔法も教えてるはずだ」
舐めたことをさらっと言いやがる。
確かに、独学で魔法を極めるのに限界を感じた頃、サイガと死闘を繰り返して仲良くなり、色々教えてもらった。
その中に、死者蘇生の魔法もあったのは事実だ。
――が、本来なら試合程度で使いたい代物じゃない。
娘の眼光は、もう完全に理性の灯りを手放しかけている。
なら、こっちも遠慮している場合じゃない。
試合のつもりだったが、どうやら本気を少しだけ見せる時が来たようだ。
……サイガの許可も出たことだしな。
161
あなたにおすすめの小説
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる