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第4話 遺品
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翌朝ゆかりは朝御飯を食べて帰っていった。
昨夜は不思議な夢を見た。
あれは多分和樹くんの魂が私に語りかけていたのだと思う。
ご両親の事をお願いされてしまった。
無視するわけにも行かないよね。
これからどうするべきか真剣に考えて行かなければいけない。
その前に数ヶ月掃除もされていない部屋を掃除しよう。
掃除機で部屋中を掃除して。
パパとママの遺品整理を始めた。
洋服で着れそうなものは、私が使うとしても後はリサイクルショップに売りに行こう。
パパの物も思い出の品以外はリサイクルするしか無い。
悲しいけど処分しないといけないだろう。
リサイクルショップに電話をした遺品整理をしながら査定をしてもらい。
引き取ってもらえるものは引き取ってお金に変えた。
通帳や印鑑など大事な物も保管して。
パパとママの通帳などは銀行に行って手続きをしないと。
銀行にパパとママの口座を死亡したため、解約する事を伝えると既に口座は凍結されているとの事。
後日通帳や印鑑などなど指定された物を持って銀行に行く事にした。
様々な名義変更が必要で電気、ガス、水道、携帯電話などなど、意外と面倒な事が多い事にビックリする。
暫くは忙しくて悲しんでいる暇も無さそうだ。
数日そんな事で忙しくて、やっと家の中もいろいろな手続きも落ち着いて来た。
会社関係に関しては弁護士さんと会計士、税理士さんなど、私が意識を失っている間にいろいろ動いてくれていて、株式の贈与や相続税の問題など尽力してくださっていた。
「社長が保有していました会社株式は60%で全て娘である美咲さんが相続します。
それにより相続税等は私どもで手続きを行いますので、後日お知らせします。
それと資産や口座等にある預金など諸々にも相続税が掛かりますので、纏めてお伝えしますね。」
弁護士さんがある日尋ねて来た。
「難しい事はお願いします。
会社の株は一旦相続しますが、私が社長業をするつもりは有りませんので、会社の方で決めてください。」
「分かりました。
そうなりますと、事業用の資産。
つまり会社は次期社長に委ねる形で宜しいですか?」
「はい。
それで大丈夫です。」
諸々弁護士さんにお任せして、株主の配当金等も手続きをお願いした。
「ふぅ~、ようやく落ち着いて来たかなぁ~。」
そんな事で家に戻ってから2週間が過ぎた。
後1週間程で夏休みも終わってしまう。
私は和樹くんのご両親と会って話をする事にした。
電話を掛けて家に在宅だと言う事だった。
和樹くんのご実家は私の家の最寄りの駅から2駅先の街にあって、事前に連絡を入れて会いに行った。
ピンポーン!
インターホンを鳴らすと。
「はい。」
女性の声で応答があった。
「高崎です。」
「ああ、美咲ちゃん。
待ってね。」
家の玄関から和樹くんのお母さんが出てきた。
「おはようございます。」
「おはよう。
どうぞ。
入って。」
「はい。」
玄関から家に入ると綺麗にされた玄関には花瓶に綺麗な花と木彫りの置物や熱帯魚が水槽でキラキラ泳いでいた。
「どうぞ。
上がって。」
「お邪魔します。」
靴を脱いで揃えて、リビングに案内された。
リビングには和樹くんのお父さんも居てソファーに腰掛けていた。
「美咲ちゃん。
おはよう。」
「おはようございます。」
2人に会釈してソファーに促されて座った。
「何か飲む?」
「はい。」
キッチンに居た和樹くんのお母さんが麦茶を入れて持ってきてくれた。
お母さんもソファーに腰掛けると。
「もう直ぐ夏休みも終わりね。」
「はい。
両親の遺品整理や相続に関するあれこれで、とても忙しかったです。」
「そうなのね。
それは大変だったわね。」
「弁護士さんや会計士さん、税理士さんにもお世話になりながら何とか終わりました。」
「学校はいつから始まるの?」
「学校は9月7日からです。」
たまに麦茶を飲みながら、ご両親と言うよりは和樹くんのお母さんと話をしている。
お父さんは無口なひとなのだろうか。
特に何も聞いてこない。
「あのう。
今日お邪魔したのは、病院でお話ししていた私の身の振り方なのですが。」
「少し落ち着いて考えられた?」
「正直いろいろ忙しかったので、あまり深く考えられる暇は無かったんですけど、もしお二人が嫌でなければ戸籍は入れずに一緒に暮らしてみると言うのは如何でしょうか?
私もお二人もまだ何も知らない同士ですし、少しずつ慣れていった方が良いかなって思うんですが。」
少し沈黙が流れた。
和樹くんのご両親はお互い顔を見合わせて何かを考えているようだったが。
「美咲ちゃんがそれで良いなら、俺たちは大歓迎だよ。
いきなり親子と言うのはお互いハードルが高いだろうし。
私達も娘と暮らすのは初めてだしな。」
「そうね。
美咲ちゃんが良いようにすれば良いと思うわ。
少なくとも成人するまでは私達も力になりたいのよ。」
すんなり受け入れられた。
ほっとした。
「ありがとうございます。
なので、高崎の性はこのままで行きたいです。
戸籍に関しては、暮らすようになって話し合って行きたいです。
よろしくお願いします。」
会いに来てからずっと表情が硬かったけど、ようやく2人の前で笑顔を見せられた。
「こちらこそよろしくね。」
「よろしくな。」
和樹くんのご両親は私に向かって深々と頭を下げた。
頭を下げてお願いしなければならないのは、私の方なのに。
「あ!
そう言えば。
和樹くんが夢に出て来たんです。」
「え?
和樹が?」
「ええ。
あれは和樹くんです。
お父さんとお母さんの事をよろしくお願いします。って言われました。」
お母さんの眼から涙が溢れた。
「そうなのね。
馬鹿ね、あの子はそんな事美咲ちゃんにお願いして。」
「そうですよね。
私にそんな大役務まるわけないのに。
でも、私任せてって言いました。。
彼が出来なかった親孝行を私に少しでも出来たら彼も満足してくれそうな気がして。
貰った命の限り生きます。」
「美咲ちゃん…。」
お母さんはまた泣き出してしまった。
お父さんももらい泣きしている。
和樹くんは罪な男だ。
こんなにご両親を泣かせて。
今度夢に出て来たらしっかり説教をしてやろう。
「それで、今週末からこの家に来ても良いですか?
荷物は高崎の家に暫く置いておくので、いつかは引っ越したいと思ってるんですけど。」
「そうね。
良いわよね、お父さん!」
「ああ、そ、そうか。
こ、今週末か。
良いぞ。」
何故か2人は慌てている。
急な事で驚かせてしまっただろうか?
「早過ぎますか?」
「だ、大丈夫よ。」
「ああ、だ、大丈夫だ。」
私よりもしかして緊張している?
「え~と、荷物なんですけど……、運ぶの手伝って貰えたりしますか?」
なんだか申し訳なくなって来た。
「あら、お父さん!
美咲ちゃんが気を使ってるじゃない!
あなたがしっかりしなさいよ!
荷物運ぶの手伝ってあげて!」
「お、おお!
分かってるよ。」
「もう!
しっかりしなさいよ!」
「ふふふ。」
思わず2人のやり取りが可笑しくて仕方なかった。
それに釣られて2人も笑ってくれた。
少しだけ心の距離が近くなったように感じた。
「じゃあ、帰ります。
何かと準備もしなきゃなので。」
「お父さん。
………。」
「ああ、そ、そうだな。
車で家まで送るぞ。」
お母さんはお父さんに目でサインを送っていた。
それをお父さんは敏感に感じ取ったようだ。
「良いんですか?」
「良いのよ。
お父さん暇だから。
それに週末荷物を取りに行くなら場所は知らないとね。」
「ありがとうございます。」
と言う事で、お父さんと2人きりで車に乗りおおよそ30分くらいのドライブになりそうだ。
私よりお父さんの方が緊張しているようにも見えるが。
「お父さん。
気をつけてね。」
「おお、分かってるよ。」
車の助手席に乗り込むとお父さんの運転で走り始めた。
さっきはお母さんとたくさん話したが、お父さんはどんな人なんだろうと言う興味はあるが、車内でお父さんから話しかけてくる様子は無い。
なので。
「送ってくれてありがとうございます。」
「どういたしまして。
俺も気が回らなくてな。
いつもお母さんにああ言う感じで言われてしまうんだ。」
「仲が良いんですね。」
「そうでも無いさ。
夫婦なんてものは、何かあれば喧嘩ばかりさ。」
「じゃあ、私がいる前では喧嘩しないで下さいね。」
「え?
あ、ん~、そ、それは難しいなぁ」
「ダメですよ。
子供の前で喧嘩は。」
さらっと言ってしまったが、自分の両親の事を思い出してしまった。
パパとママは決して私の前で喧嘩をする事は無かった。
今のお父さんの話からすると、私の見えないところでは喧嘩もあった筈。
だが、本当に見た事がない。
「わかった。
お母さんにも言っておくよ。」
「ありがとう。」
「お、おう。
任せておけ。」
「ふふふ。」
可愛らしいお父さんだなぁと思った。
息子とは勝手が違うと言うのが、ありありとみえるからだ。
誰かと一緒にいられると言うのは、かけがえのない事なのだなぁとこの時間を過ごして心から思った。
昨夜は不思議な夢を見た。
あれは多分和樹くんの魂が私に語りかけていたのだと思う。
ご両親の事をお願いされてしまった。
無視するわけにも行かないよね。
これからどうするべきか真剣に考えて行かなければいけない。
その前に数ヶ月掃除もされていない部屋を掃除しよう。
掃除機で部屋中を掃除して。
パパとママの遺品整理を始めた。
洋服で着れそうなものは、私が使うとしても後はリサイクルショップに売りに行こう。
パパの物も思い出の品以外はリサイクルするしか無い。
悲しいけど処分しないといけないだろう。
リサイクルショップに電話をした遺品整理をしながら査定をしてもらい。
引き取ってもらえるものは引き取ってお金に変えた。
通帳や印鑑など大事な物も保管して。
パパとママの通帳などは銀行に行って手続きをしないと。
銀行にパパとママの口座を死亡したため、解約する事を伝えると既に口座は凍結されているとの事。
後日通帳や印鑑などなど指定された物を持って銀行に行く事にした。
様々な名義変更が必要で電気、ガス、水道、携帯電話などなど、意外と面倒な事が多い事にビックリする。
暫くは忙しくて悲しんでいる暇も無さそうだ。
数日そんな事で忙しくて、やっと家の中もいろいろな手続きも落ち着いて来た。
会社関係に関しては弁護士さんと会計士、税理士さんなど、私が意識を失っている間にいろいろ動いてくれていて、株式の贈与や相続税の問題など尽力してくださっていた。
「社長が保有していました会社株式は60%で全て娘である美咲さんが相続します。
それにより相続税等は私どもで手続きを行いますので、後日お知らせします。
それと資産や口座等にある預金など諸々にも相続税が掛かりますので、纏めてお伝えしますね。」
弁護士さんがある日尋ねて来た。
「難しい事はお願いします。
会社の株は一旦相続しますが、私が社長業をするつもりは有りませんので、会社の方で決めてください。」
「分かりました。
そうなりますと、事業用の資産。
つまり会社は次期社長に委ねる形で宜しいですか?」
「はい。
それで大丈夫です。」
諸々弁護士さんにお任せして、株主の配当金等も手続きをお願いした。
「ふぅ~、ようやく落ち着いて来たかなぁ~。」
そんな事で家に戻ってから2週間が過ぎた。
後1週間程で夏休みも終わってしまう。
私は和樹くんのご両親と会って話をする事にした。
電話を掛けて家に在宅だと言う事だった。
和樹くんのご実家は私の家の最寄りの駅から2駅先の街にあって、事前に連絡を入れて会いに行った。
ピンポーン!
インターホンを鳴らすと。
「はい。」
女性の声で応答があった。
「高崎です。」
「ああ、美咲ちゃん。
待ってね。」
家の玄関から和樹くんのお母さんが出てきた。
「おはようございます。」
「おはよう。
どうぞ。
入って。」
「はい。」
玄関から家に入ると綺麗にされた玄関には花瓶に綺麗な花と木彫りの置物や熱帯魚が水槽でキラキラ泳いでいた。
「どうぞ。
上がって。」
「お邪魔します。」
靴を脱いで揃えて、リビングに案内された。
リビングには和樹くんのお父さんも居てソファーに腰掛けていた。
「美咲ちゃん。
おはよう。」
「おはようございます。」
2人に会釈してソファーに促されて座った。
「何か飲む?」
「はい。」
キッチンに居た和樹くんのお母さんが麦茶を入れて持ってきてくれた。
お母さんもソファーに腰掛けると。
「もう直ぐ夏休みも終わりね。」
「はい。
両親の遺品整理や相続に関するあれこれで、とても忙しかったです。」
「そうなのね。
それは大変だったわね。」
「弁護士さんや会計士さん、税理士さんにもお世話になりながら何とか終わりました。」
「学校はいつから始まるの?」
「学校は9月7日からです。」
たまに麦茶を飲みながら、ご両親と言うよりは和樹くんのお母さんと話をしている。
お父さんは無口なひとなのだろうか。
特に何も聞いてこない。
「あのう。
今日お邪魔したのは、病院でお話ししていた私の身の振り方なのですが。」
「少し落ち着いて考えられた?」
「正直いろいろ忙しかったので、あまり深く考えられる暇は無かったんですけど、もしお二人が嫌でなければ戸籍は入れずに一緒に暮らしてみると言うのは如何でしょうか?
私もお二人もまだ何も知らない同士ですし、少しずつ慣れていった方が良いかなって思うんですが。」
少し沈黙が流れた。
和樹くんのご両親はお互い顔を見合わせて何かを考えているようだったが。
「美咲ちゃんがそれで良いなら、俺たちは大歓迎だよ。
いきなり親子と言うのはお互いハードルが高いだろうし。
私達も娘と暮らすのは初めてだしな。」
「そうね。
美咲ちゃんが良いようにすれば良いと思うわ。
少なくとも成人するまでは私達も力になりたいのよ。」
すんなり受け入れられた。
ほっとした。
「ありがとうございます。
なので、高崎の性はこのままで行きたいです。
戸籍に関しては、暮らすようになって話し合って行きたいです。
よろしくお願いします。」
会いに来てからずっと表情が硬かったけど、ようやく2人の前で笑顔を見せられた。
「こちらこそよろしくね。」
「よろしくな。」
和樹くんのご両親は私に向かって深々と頭を下げた。
頭を下げてお願いしなければならないのは、私の方なのに。
「あ!
そう言えば。
和樹くんが夢に出て来たんです。」
「え?
和樹が?」
「ええ。
あれは和樹くんです。
お父さんとお母さんの事をよろしくお願いします。って言われました。」
お母さんの眼から涙が溢れた。
「そうなのね。
馬鹿ね、あの子はそんな事美咲ちゃんにお願いして。」
「そうですよね。
私にそんな大役務まるわけないのに。
でも、私任せてって言いました。。
彼が出来なかった親孝行を私に少しでも出来たら彼も満足してくれそうな気がして。
貰った命の限り生きます。」
「美咲ちゃん…。」
お母さんはまた泣き出してしまった。
お父さんももらい泣きしている。
和樹くんは罪な男だ。
こんなにご両親を泣かせて。
今度夢に出て来たらしっかり説教をしてやろう。
「それで、今週末からこの家に来ても良いですか?
荷物は高崎の家に暫く置いておくので、いつかは引っ越したいと思ってるんですけど。」
「そうね。
良いわよね、お父さん!」
「ああ、そ、そうか。
こ、今週末か。
良いぞ。」
何故か2人は慌てている。
急な事で驚かせてしまっただろうか?
「早過ぎますか?」
「だ、大丈夫よ。」
「ああ、だ、大丈夫だ。」
私よりもしかして緊張している?
「え~と、荷物なんですけど……、運ぶの手伝って貰えたりしますか?」
なんだか申し訳なくなって来た。
「あら、お父さん!
美咲ちゃんが気を使ってるじゃない!
あなたがしっかりしなさいよ!
荷物運ぶの手伝ってあげて!」
「お、おお!
分かってるよ。」
「もう!
しっかりしなさいよ!」
「ふふふ。」
思わず2人のやり取りが可笑しくて仕方なかった。
それに釣られて2人も笑ってくれた。
少しだけ心の距離が近くなったように感じた。
「じゃあ、帰ります。
何かと準備もしなきゃなので。」
「お父さん。
………。」
「ああ、そ、そうだな。
車で家まで送るぞ。」
お母さんはお父さんに目でサインを送っていた。
それをお父さんは敏感に感じ取ったようだ。
「良いんですか?」
「良いのよ。
お父さん暇だから。
それに週末荷物を取りに行くなら場所は知らないとね。」
「ありがとうございます。」
と言う事で、お父さんと2人きりで車に乗りおおよそ30分くらいのドライブになりそうだ。
私よりお父さんの方が緊張しているようにも見えるが。
「お父さん。
気をつけてね。」
「おお、分かってるよ。」
車の助手席に乗り込むとお父さんの運転で走り始めた。
さっきはお母さんとたくさん話したが、お父さんはどんな人なんだろうと言う興味はあるが、車内でお父さんから話しかけてくる様子は無い。
なので。
「送ってくれてありがとうございます。」
「どういたしまして。
俺も気が回らなくてな。
いつもお母さんにああ言う感じで言われてしまうんだ。」
「仲が良いんですね。」
「そうでも無いさ。
夫婦なんてものは、何かあれば喧嘩ばかりさ。」
「じゃあ、私がいる前では喧嘩しないで下さいね。」
「え?
あ、ん~、そ、それは難しいなぁ」
「ダメですよ。
子供の前で喧嘩は。」
さらっと言ってしまったが、自分の両親の事を思い出してしまった。
パパとママは決して私の前で喧嘩をする事は無かった。
今のお父さんの話からすると、私の見えないところでは喧嘩もあった筈。
だが、本当に見た事がない。
「わかった。
お母さんにも言っておくよ。」
「ありがとう。」
「お、おう。
任せておけ。」
「ふふふ。」
可愛らしいお父さんだなぁと思った。
息子とは勝手が違うと言うのが、ありありとみえるからだ。
誰かと一緒にいられると言うのは、かけがえのない事なのだなぁとこの時間を過ごして心から思った。
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