異世界転生した世界は男尊女卑。

馳 影輝

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第24話 本格的にスタートです。

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ホテルのスイートルームが私たちには用意されていた。
ホテルのスタッフに案内されて部屋に入ると、とても広いリビングが広がっていた。
須藤美沙希さん、当間朱莉さん、櫻井麻奈美さんの3人も大はしゃぎで、部屋中を見て回っている。
私はバルコニーから外の景色を眺めた。

この高い場所からの眺めは錯覚だろうけど、何かの頂点に上り詰めたような気分にさせてくれる。

「しおりちゃん!
すごい眺めだね。」
部屋の中からマナさんが駆け寄って声を掛けてきた。

「凄く高い。
アイドルとしても頂点に立ちたい。」

「そうよね。
ねぇ~!
2人とも来なさいよ~
凄く高いわよ~。」
大きな声でマナさんはアカリさんとミサさんを読んだ。
満面の笑みで。

「え~、凄い~!」

「怖!」

2人の反応は様々だったが、ミサさんは高い所が嫌いらしい。
顔が強張っている。

「立つよ!
私たち、毎日この景色を見ることの出来る存在に!」
私の肩を怖がっているミサさんの手をアカリさんの肩を寄せてマナさんは笑った。

「うん!立ちたい!」
私は素直に言葉が手で来る。

部屋に戻ると寝室を見た。
それぞれ1人ずつベッドが置かれている。
綺麗な部屋だ。

今日はこの後フリーで明日から合宿が本格的にスタートする。

コンコン!
ドアがノックされた。

「はい。」
私は部屋のドア開けるとオーディションの男性スタッフらしき人が2人何かを持って立っていた。

「お疲れ様です。
アシスタントの香山と浜名です。
明日からの衣装とスポンサー様からの水着と部屋着を持ってきました。
ご自身の衣装や服はキャリーケースに入れて私たちがお預かりします。
携帯と財布などの貴重品も預かります。」
高身長で年齢は20代くらいのお兄さんが爽やかに良い声で説明してくれた。

「え?携帯と財布も取られるの?」
後ろからアカリさんとがちょっと大きめの声で無意識に声に出てしまったようだ。
言葉を発してから気まずそうに顔を赤らめた。

「外部との連絡も合宿中は禁止になります。
お金を必要な時は申し出て下さい。
こちらで用意します。
服装は部屋での様子も撮影されるので、こちらが用意した衣装を着てもらいます。」

「はい。
わかりました。」
アシスタントの香山さんと浜名さんは部屋の中に荷物を運び込んだ。

「それぞれの服装や部屋着などが入った袋に名前が書いてありますので、自分の物を確認してください。」

段ボール箱に入っていて、開けると袋に入った服などが詰められていた。

私は自分の名前が書かれている袋を11枚もある事にビックリしながら部屋の床に置いた。

「沢山あるね。」
思わず声に出てしまうほど、箱の中に入っていた。
小さな袋は水着だ。
その他、合宿中の衣装が3着づつ、部屋着が3着づつある。

「では、袋から出して試着してくださいね。
サイズは大丈夫だと思いますが、不都合があれば申し出て下さい。」
軽く一礼をすると2人は部屋を出て行った。

「早速、着てみようよ。」
私の号令と共に全員が袋を無造作に破って服や水着を出した。
衣装の裏側に刺繍で名前が付けられているので、わからなくなることは無さそうだ。

「水着……、ビキニだね。……。」
私も気になった。
凄くエッチな感じでは無いがビキニだ。

「ねぇ……、下着も入ってるよ。」
私も気付いた。
部屋着の袋の中に下着も入っている。

「もしかして自分の服って下着もって事なのかな?」
ちょっと気になったのは中々セクシーな下着である事。
私はこんなに大人の女性が着けるような下着は経験ない。

「そう言う事だよね……。」
マナさんを含めて全員が暫し沈黙が流れた。

「やるしかないよ!
ここまで来て下着くらいでビビってたら合格出来ないよ。」
中々セクシーで派手な下着を右手に握りしめて皆んなの前に突き出して大きな声で叫んだ。

「うん。
そうだよね。」

「よし、着替えよう。」
マナさんとアカリさんがそう言うと早速着替えることにした。
来ている服を脱いでブラを外して、用意されたブラに付け替える。
スカートの中に手を入れて下着を脱いで新しい下着を履いた。
そして、スカートも脱いで部屋着に着替える。

部屋着はジャージのように動きやすい服装だ。
色は私が薄いピンクでマナさんは薄い赤色、アカリさんは薄い水色でミサさんは薄いオレンジ。
それぞれ色違いだ。

そして、脱いだ服と下着はキャリーケースに畳んで仕舞った。
本当は下着くらい洗濯したいが、部屋に洗濯機はない。
恐らくホテルが洗濯してくれるのだろう。
知らない人に下着を洗濯されるのはちょっと恥ずかしい。

「着心地は良いわね。
多分、この服高いよ~。」
アカリさんは着た服で私達にクルッと回転して見せてくれた。

「あ~、Max Styleよね。
洋服メーカーのトップブランドよね。
部屋着も作ってたのね。」
私はブランドは詳しくないが、マナさんは良く知っているようだ。

「次は水着よね。」

1人ずつ浴室の脱衣所で水着に着替えた。
私も着替えたが、大事な部分だけが隠せていると言う感じの水着だ。

「私、ビキニは初めてだわ。
恥ずかしい。」
ビキニとはほぼ全裸という感じの物なので、何というかモジモジしてしまう。

「似合ってるよ。」
マナさんは着なれているのか、同じような水着なのに不思議と自然に見えてしまう。

「でも、ちょっとエロいよね。」
アカリさんとミサさんは少し恥ずかしそうにしている。

サイズは問題なさそうだ。
という事で、部屋着に着替え直した。

コンコン!
着替え終わって、部屋で寛いでいるとドアがノックされた。

「はい。」
私がドアを開けると、アシスタントの香山さんが立っていた。

「しおりさん。
部屋着で良いので一緒に来てください。」
私の顔を見るとニッコリと微笑んでいる。

「はい。」
部屋にいる皆んなの事を見て、そのまま香山さんの跡をついて歩き始めた。

「あのう。
どこに行くんですか?」
気になる。
私だけ呼ばるなんて少し不安だ。

「ああ、マーサさんとスポンサーさんがしおりさんに用があるそうですよ。」
廊下を歩いてエレベーターに乗り込むと一階にあるホテルの応接室に案内された。

ドアをノックして香山さんが入っていく。
私も後からついて部屋に入ると、マーサさんと男性が数人ソファに腰掛けて話をしていた。

アシスタントの香山さんは私が中に入ると静かに外に出て行った。

「しおりさん。
良く来てくれたね。
こちらは今回皆んなの下着を提供してくれたスポンサーさんでね。
新製品を提供してくれたんだ。」
ソファに腰掛けていたマーサさんは立ち上がると2人の男性を紹介してくれた。
2人の男性も紹介されると立ち上がって軽く会釈をした。
私もそれに併せて会釈した。

「どうですか?
可愛らしくてスタイルも抜群でしょ。」

「ええ、確かに。」
事情が飲み込めていない私は直立不動である。
そんな私をマーサさんと2人の男性は舐めるように見てくる。
あまり気持ちの良い物ではない。

「しおりさん。
ごめんね。
事情がわからないよね。
Berry wellの高橋さんと後藤さん。
今回、新製品の下着のモデルを君達の中からお願いしたいと来られたんだ。
それで、僕がしおりちさんが良いと思ってね。
来てもらってたという事なんだ。」
それで私を舐めるように見てたのかと納得できた。

「は、はい。
え?私ですか?」
これは仕事の話という事で良いのだろうか?
事務所は通しているのか。
いろいろ考えがグルグル回っている。

「事務所には了解とってるよ。
ちょっと服を脱いで下着姿になってみてくれる?」
突然に服を脱いでと言われても一瞬固まってしまった。

「え?ここでですか?」
多分私の表情は引き攣っているに違いない。

「そうだよ。
下着姿が見れないと意味ないからね。」
3人ともエッチな表情ではない。
ニヤけたりもしてない。
真剣な面持ちである。

「は、はい。」
部屋着の上着のチャックを開けて上着を脱いだ。
ジャージのズボンもゆっくりと脱いだ。
男性の前で下着姿になるのはとても恥ずかしい。
思わず手で隠してしまう。

「手が邪魔だから後ろで組んで。」
こんな時に男尊女卑のワードが作用する抵抗出来ない。
手が自然と後ろで組まれる。

「近くでご覧になってみてください。」
マーサさんの言葉に促されてスポンサーの高橋さんと後藤さんは後ろでにしている私の側に近づいた。

「え?」
そして、2人は私の下着を眺め始めた。
こんなに近くで男性に下着を見られるなんて恥ずかしいなんて物ではない。
もう拷問とも言える。
だが、目上の存在であるマーサさんの言葉に逆らうことが出来ない。

「少し装着具合を見させて貰って良いですか?」
私の下着を眺めていた高橋さんが真面目な顔でマーサさんに問いかけた。

「え?え、い、嫌です。」

「どうぞ。」
私の言葉はかき消された。
マーサさんはそう言うとソファに腰掛けて飲み物を口にして、携帯を見始めた。

私を観察していた高橋さんと後藤さんはブラに手を掛けて装着具合やブラと身体の隙間やブラの張り具合を触って確認し始めた。

「やっ!
あ、だめ…。」
小さな声が無意識に出てしまった。
声が出たことに恥ずかしくなり顔が熱くなっている。
そんな私の事など気にする事なく2人は下半身の下着に手を掛ける。
マーサさんの言葉の効力が切れることがないため、逃げることが出来ない。

「ちょっと下着も触らせてもらって良いでしょうか?」
私に聞く事なく、高橋さんはまたマーサさんに問いかけた。

「だ、だめです。」
ちょっと大きな声で叫んだが、
「良いですよ。」
また、私の言葉がかき消される。

2人はマーサさんからの許可が出ると私の下着を触り始める。

「い、いや!」
撫でるように下着を触り始めて少し引っ張ってみたり、身体とのフィット感を見始めた。
そして、私は思わず声が出ている。
もう拷問とも言える行為に精神崩壊でもしそうなくらいだ。
顔は真っ赤になっているに違いない。
全身が熱くなっている。

2人の様子は恥ずかしくて見れない。
だが、2人は淡々と触り続ける。

そして、恥ずかしい事だが、性的な刺激があり感じ始めている私が居る。

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