34 / 158
第五章 闇の王国編 闇の住人達
第三十四話 充実した学園生活
しおりを挟む
ティアは転入生として瞬く間に学園の人気者になっていた。
その美しさ、優しさ、公平な態度、そして礼儀正しさ。
さらには陽光を思わせる金色の髪が、女子達の憧れの的となり、なによりその可憐な笑顔は男子達の心を射抜いていた。
気づけば、彼女の周りには常に人の輪ができる。
男子達の熱い視線も、女子達の憧れの眼差しも――しかし当の本人は、そんなものに一切気を留めていなかった。
むしろ彼女が楽しんでいたのは、昼休みに女子達と弾むように交わす他愛ないお喋りだった。
(……転生して、こんな時間が持てるなんて思わなかった)
ティアはふと胸の奥で呟く。
前世、アイドルとして駆け抜けた日々。
華やかに見えて、実際は忙しさに追われ、女子高生としての普通の青春などほとんど味わえなかった。
だからこそ今――親友と呼べるメリルと肩を並べ、笑い合える時間は、何にも代えがたい宝物だった。
魔王としての自分を、思わず忘れてしまうほどに。
だが――その幸福な光景を、歯ぎしりしながら見つめている者がいた。
シャーロット。
かつては自分こそが憧れの的だった。
将来を約束され、羨望の眼差しを一身に浴び、誰もが自分の名前を口にした。
それが今ではどうだろう。
学園中がティア、ティアと騒ぎ立て、誰も自分を見ようとしない。
(……許せない……!)
心の奥を焦がす嫉妬が、日に日に膨れ上がっていく。
そんなある日の放課後。
シャーロットはメゼル、マーガレットと共に、行きつけのカフェにいた。
磨かれたグラスに紅茶が注がれ、甘い菓子が並ぶテーブルの上で、シャーロットは唇を噛みしめた。
「皆さん、私を蔑ろにして……誰も彼もティア!ティア!ティア!……本当に、不愉快ですわ。」
声を震わせるシャーロットに、メゼルは静かにカップを傾け、やがて意味深な笑みを浮かべる。
「――良い考えがございますわ。」
その一言に、シャーロットとマーガレットが同時に顔を上げる。
「なんですの?」
「ねえ、聞かせてよ!」
マーガレットが身を乗り出すと、メゼルはくすりと笑った。
「要は……ティアの人気を落とせば良いのでしょう?」
メゼルはティアが最も皆の信頼を失う方法として、誰かの大切な物を盗んだことにしょうと考える。
シャーロットもマーガレットもそれは面白そうねと賛同した。
その日の放課後、シャーロット達は学園に戻って、シャーロットが第二王子フィレンツから貰った髪飾りをティアの机の奥の方に忍ばせた。
「これで明日、ティアが登校して来たら、私が髪飾りが無いと騒ぎ盗まれたと騒ぎ立てる。」
「そうしましたら、私が皆さんの手荷物を調べる。」とメゼルが得意げに微笑む。
「そして、ティアの机からフィレンツ殿下から貰った大切な髪飾りが出てくる。
となれば、ティアの人気も、もしかしたらこのクラス、学園にも居られなくなる。」とマーガレットが続ける。
「ふふふ、楽しみですわ。」
と3人は勝ち誇ったかのように教室を後にした。
だが、ティアからシャーロットの監視を命じられていたリシェルとルシェルがその様子を見ていた。
「リシェルどうするのが良いかしら?」
「ルシェル。
主様を嵌めようなんてとんでもない間抜けですねあの女。」
「殺してしまいますか?」
「それは主様に聞いてからにしないと怒られそうよ。」
「でも、腹立たしいわ。」
と話し合い机の中の髪飾りを手にすると転移した。
「主様。」
リシェルとルシェルは部屋で休んでいたティアの元に現れた。
「ん?リシェルにルシェルどうしたの?」
「はい。
シャーロットを監視しておりましたら、あの女、分を弁えず主様を陥れようと自らフィレンツ殿下から頂いた大切らしい髪飾りを主様の机に忍ばせておりました。
話を聞いたのですが、明日自分の髪飾りが無くなったと騒ぎてて主様の机を調べて盗んだと騒ぐつもりの様です。」
と髪飾りをティアに渡した。
「ふーん、なるほどね。
ちょっと面白いわね。
ルシェル、リシェル良くやってくれました。
ありがとう。」
「は!その様な勿体無いお言葉感無量です。」
ティアは髪飾りを持ってある所に向かった。
男子寮だった。
男子寮には女子生徒は入れない。
入り口にいる管理人に声をかけた。
「あの、ティア・リブンと申します。」
「はい。
どうされましたか?」
「実は学校の中庭でこの髪飾りが落ちているのを拾ったのですが、誰のものかわからないのです。
ですが、髪飾りの裏側に王室の紋章があり、エルリン殿下かフィレンツ殿下にお伺いすれば持ち主がわかるかと思いましたので、来た次第です。」
「そうですか。
ちょっとお待ちください。
殿下方に聞いて参ります。」
しばらくするとエルリン殿下とフィレンツ殿下2人が現れた。
「おや、ティア嬢では無いですか。」
「ああ、シャーロットと同じクラスの。」
「殿下。
お時間を取らせまして申し訳ありません。
この髪飾りなのですが、中庭に落ちていまして、とても立派で素敵な物ですから、裏を見ると王家の紋章があったので無くされたからは大変お困りだと思います。
どなたのものかわかりますか?」
「髪飾り。」
エルリンに手渡した。
「フィレンツわかるか?」
エルリンはフィレンツに渡すと
「これはシャーロットにプレゼントした髪飾りだ。」
「そうでしたか。
よかったです。
シャーロット様も、今頃無くして慌ててらっしゃるかも知れません。
是非殿下から渡してあげてください。」
「ああ、すまない。
見つけてくれてありがとう。
シャーロットも慌てているだろう。
明日私から渡しておくよ。」
「良かった。
大切なものですもの。
シャーロット様もご安堵されるでしょう。
それではおやすみなさい。」
そう言うとティアは寮の自室に戻った。
翌日――。
いつも通り教室に入ったティアは、何事もないように席に着いた。
そして間もなく、シャーロットがわざとらしく声を上げる。
「大変!
私の大切な髪飾りが無いわ!」
教室中がざわついた。
シャーロットは今にも泣き出しそうな顔で周囲を見渡し、机を叩く。
「フィレンツ殿下から頂いた大事な物なのに……誰かが盗んだのではなくて?」
「な、何ですって!?」
「そんな……誰が……」
クラスメイト達の間に緊張が走る。
その時、メゼルがすっと立ち上がった。
「念のため、皆さんの持ち物を確認させていただきますわ。
大切な王家の品ですから、見過ごすわけにはいきませんもの。」
ティアは静かにその様子を眺めていた。
心の中で(――来たわね)と呟きながら。
「まずは机の中から調べましょうか。」
メゼルがにやりと笑ってティアの席に近づいた瞬間。
「――その必要はない。」
教室の扉が開き、現れたのはフィレンツ王子だった。
その隣にはエルリン王子もいる。
二人の登場に、クラスは一気に静まり返った。
「皆、落ち着け。」
フィレンツは手に一つの小箱を掲げて見せた。
「昨日、この髪飾りを拾ってくれた者がいてな。
私に届けてくれたのだ。
間違いなく、シャーロットに贈った品だ。」
「えっ……!」
シャーロットの顔から血の気が引いた。
フィレンツは穏やかな笑みを浮かべる。
「シャーロット、落とし物には気を付けるといい。ティア嬢が拾ってくれなければ、二度と見つからなかったかもしれないぞ。」
「――ティア嬢が?」
ざわめく生徒たち。
一斉にティアへと視線が集まった。
ティアはにっこりと微笑み、首を傾げる。
「中庭に落ちていましたの。
とても素敵なお品でしたから、王家の紋章を見て殿下にお届けするのが一番だと思いましたの。」
「さすがティアさん……」
「なんて気が利くんだ……!」
「シャーロット様とは大違い……」
さっきまでシャーロットを心配していた声が、一斉にティアを讃える方向に変わっていった。
シャーロットの唇が震える。
「そ、そんな……」
その横でメゼルとマーガレットは顔を青くし、沈黙を貫くしかなかった。
その美しさ、優しさ、公平な態度、そして礼儀正しさ。
さらには陽光を思わせる金色の髪が、女子達の憧れの的となり、なによりその可憐な笑顔は男子達の心を射抜いていた。
気づけば、彼女の周りには常に人の輪ができる。
男子達の熱い視線も、女子達の憧れの眼差しも――しかし当の本人は、そんなものに一切気を留めていなかった。
むしろ彼女が楽しんでいたのは、昼休みに女子達と弾むように交わす他愛ないお喋りだった。
(……転生して、こんな時間が持てるなんて思わなかった)
ティアはふと胸の奥で呟く。
前世、アイドルとして駆け抜けた日々。
華やかに見えて、実際は忙しさに追われ、女子高生としての普通の青春などほとんど味わえなかった。
だからこそ今――親友と呼べるメリルと肩を並べ、笑い合える時間は、何にも代えがたい宝物だった。
魔王としての自分を、思わず忘れてしまうほどに。
だが――その幸福な光景を、歯ぎしりしながら見つめている者がいた。
シャーロット。
かつては自分こそが憧れの的だった。
将来を約束され、羨望の眼差しを一身に浴び、誰もが自分の名前を口にした。
それが今ではどうだろう。
学園中がティア、ティアと騒ぎ立て、誰も自分を見ようとしない。
(……許せない……!)
心の奥を焦がす嫉妬が、日に日に膨れ上がっていく。
そんなある日の放課後。
シャーロットはメゼル、マーガレットと共に、行きつけのカフェにいた。
磨かれたグラスに紅茶が注がれ、甘い菓子が並ぶテーブルの上で、シャーロットは唇を噛みしめた。
「皆さん、私を蔑ろにして……誰も彼もティア!ティア!ティア!……本当に、不愉快ですわ。」
声を震わせるシャーロットに、メゼルは静かにカップを傾け、やがて意味深な笑みを浮かべる。
「――良い考えがございますわ。」
その一言に、シャーロットとマーガレットが同時に顔を上げる。
「なんですの?」
「ねえ、聞かせてよ!」
マーガレットが身を乗り出すと、メゼルはくすりと笑った。
「要は……ティアの人気を落とせば良いのでしょう?」
メゼルはティアが最も皆の信頼を失う方法として、誰かの大切な物を盗んだことにしょうと考える。
シャーロットもマーガレットもそれは面白そうねと賛同した。
その日の放課後、シャーロット達は学園に戻って、シャーロットが第二王子フィレンツから貰った髪飾りをティアの机の奥の方に忍ばせた。
「これで明日、ティアが登校して来たら、私が髪飾りが無いと騒ぎ盗まれたと騒ぎ立てる。」
「そうしましたら、私が皆さんの手荷物を調べる。」とメゼルが得意げに微笑む。
「そして、ティアの机からフィレンツ殿下から貰った大切な髪飾りが出てくる。
となれば、ティアの人気も、もしかしたらこのクラス、学園にも居られなくなる。」とマーガレットが続ける。
「ふふふ、楽しみですわ。」
と3人は勝ち誇ったかのように教室を後にした。
だが、ティアからシャーロットの監視を命じられていたリシェルとルシェルがその様子を見ていた。
「リシェルどうするのが良いかしら?」
「ルシェル。
主様を嵌めようなんてとんでもない間抜けですねあの女。」
「殺してしまいますか?」
「それは主様に聞いてからにしないと怒られそうよ。」
「でも、腹立たしいわ。」
と話し合い机の中の髪飾りを手にすると転移した。
「主様。」
リシェルとルシェルは部屋で休んでいたティアの元に現れた。
「ん?リシェルにルシェルどうしたの?」
「はい。
シャーロットを監視しておりましたら、あの女、分を弁えず主様を陥れようと自らフィレンツ殿下から頂いた大切らしい髪飾りを主様の机に忍ばせておりました。
話を聞いたのですが、明日自分の髪飾りが無くなったと騒ぎてて主様の机を調べて盗んだと騒ぐつもりの様です。」
と髪飾りをティアに渡した。
「ふーん、なるほどね。
ちょっと面白いわね。
ルシェル、リシェル良くやってくれました。
ありがとう。」
「は!その様な勿体無いお言葉感無量です。」
ティアは髪飾りを持ってある所に向かった。
男子寮だった。
男子寮には女子生徒は入れない。
入り口にいる管理人に声をかけた。
「あの、ティア・リブンと申します。」
「はい。
どうされましたか?」
「実は学校の中庭でこの髪飾りが落ちているのを拾ったのですが、誰のものかわからないのです。
ですが、髪飾りの裏側に王室の紋章があり、エルリン殿下かフィレンツ殿下にお伺いすれば持ち主がわかるかと思いましたので、来た次第です。」
「そうですか。
ちょっとお待ちください。
殿下方に聞いて参ります。」
しばらくするとエルリン殿下とフィレンツ殿下2人が現れた。
「おや、ティア嬢では無いですか。」
「ああ、シャーロットと同じクラスの。」
「殿下。
お時間を取らせまして申し訳ありません。
この髪飾りなのですが、中庭に落ちていまして、とても立派で素敵な物ですから、裏を見ると王家の紋章があったので無くされたからは大変お困りだと思います。
どなたのものかわかりますか?」
「髪飾り。」
エルリンに手渡した。
「フィレンツわかるか?」
エルリンはフィレンツに渡すと
「これはシャーロットにプレゼントした髪飾りだ。」
「そうでしたか。
よかったです。
シャーロット様も、今頃無くして慌ててらっしゃるかも知れません。
是非殿下から渡してあげてください。」
「ああ、すまない。
見つけてくれてありがとう。
シャーロットも慌てているだろう。
明日私から渡しておくよ。」
「良かった。
大切なものですもの。
シャーロット様もご安堵されるでしょう。
それではおやすみなさい。」
そう言うとティアは寮の自室に戻った。
翌日――。
いつも通り教室に入ったティアは、何事もないように席に着いた。
そして間もなく、シャーロットがわざとらしく声を上げる。
「大変!
私の大切な髪飾りが無いわ!」
教室中がざわついた。
シャーロットは今にも泣き出しそうな顔で周囲を見渡し、机を叩く。
「フィレンツ殿下から頂いた大事な物なのに……誰かが盗んだのではなくて?」
「な、何ですって!?」
「そんな……誰が……」
クラスメイト達の間に緊張が走る。
その時、メゼルがすっと立ち上がった。
「念のため、皆さんの持ち物を確認させていただきますわ。
大切な王家の品ですから、見過ごすわけにはいきませんもの。」
ティアは静かにその様子を眺めていた。
心の中で(――来たわね)と呟きながら。
「まずは机の中から調べましょうか。」
メゼルがにやりと笑ってティアの席に近づいた瞬間。
「――その必要はない。」
教室の扉が開き、現れたのはフィレンツ王子だった。
その隣にはエルリン王子もいる。
二人の登場に、クラスは一気に静まり返った。
「皆、落ち着け。」
フィレンツは手に一つの小箱を掲げて見せた。
「昨日、この髪飾りを拾ってくれた者がいてな。
私に届けてくれたのだ。
間違いなく、シャーロットに贈った品だ。」
「えっ……!」
シャーロットの顔から血の気が引いた。
フィレンツは穏やかな笑みを浮かべる。
「シャーロット、落とし物には気を付けるといい。ティア嬢が拾ってくれなければ、二度と見つからなかったかもしれないぞ。」
「――ティア嬢が?」
ざわめく生徒たち。
一斉にティアへと視線が集まった。
ティアはにっこりと微笑み、首を傾げる。
「中庭に落ちていましたの。
とても素敵なお品でしたから、王家の紋章を見て殿下にお届けするのが一番だと思いましたの。」
「さすがティアさん……」
「なんて気が利くんだ……!」
「シャーロット様とは大違い……」
さっきまでシャーロットを心配していた声が、一斉にティアを讃える方向に変わっていった。
シャーロットの唇が震える。
「そ、そんな……」
その横でメゼルとマーガレットは顔を青くし、沈黙を貫くしかなかった。
0
あなたにおすすめの小説
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる