66 / 107
地獄の愛犬 第2ラウンド
しおりを挟む
ハデスさまが、帰っていった。
何をダメって言われたのかしら?
何がお気に召さないのかしら?何かやらかした?と頬に人差し指を当てて考えていると、
「お前のせいだからな」と、なんともドスの効いた声が聞こえる。え?と、振り向くとそのKerberosと言われた犬の一頭に睨まれた。
おや?君、喋れるのバレたら不味いんじゃなかったのかしら?文句は言うのねと思って
「何が私のせいなのよ」と、睨み返すと「お前のせいでハデス様に初めて叱られた。あんな風に我々に大声を出した事は今までなかった!」
と、抗議された。
「誤解だって言ってたじゃないの!謝ってくれてたじゃない。貴方達が悪いわけじゃないし、私のせいでも無いわ。」
「お前の事となると、いつものハデス様とは思えない行動をするんだ。お前のせいだからな」
「何、八つ当たりしてるのよ。そんなの私がデーメテールの娘で尚且つゼウスの娘でもあるからに決まってるでしょ。二人に気をつかってるのよ。色々と、しがらみがあるんでしょう。私自身が特別な訳ないじゃない。そうよ。私、なんてたって『偉大な御子神様』なんて言われてた、ご大層な子どもなんだから。」
何か癪にさわってケンカ腰で返してしまった。
すると、ずっと私たちの方をあっち向いたりこっち向いたりとハラハラと見ていた、もう一頭が
「君もお父さんお母さんで苦労してるの?」って聞いてきた。
「苦労とかじゃないけどわ。偉大な親の子供に生まれると良いところばかりじゃないってことよ。まぁ甘えだと言われればそうなんだけど。」
「甘えてる!!」って、やっぱり文句を言ってきた一頭が吠えた。
それを綺麗に無視してあげて、
「君もって聞いたわよね?貴方達も?」
「お母さんはエキドナ、お父さんはテュフォン。知ってる?」
「うーーんと。『テュフォン』さんって、確か 神々の大戦(ティタノマキア)の時に、負けて激怒した大地母神ガイア様が、復讐の為に冥界で眠ってた闇のタルタロスを叩き起こして、それで出来たのが巨大な大怪物と言われる『テュフォン』って習った気がする…。
それで合ってるの? でも、このお話は伝えられてる通りなの?」
「色々と違うくて、合ってる。
自分の嫌な奴をやっつける為だけに作られた僕らのお父さんは、またその復讐する為だけに怪物を作る。そんなお母さんから生まれた僕らの兄弟もみんな復讐の道具だって言われた。怪物であればあるだけいいんだって。怪物は力があればいい。知性なんて無い方がいいから喋れる事は内緒にしてろって。」
「やめろギーゴス。それ以上喋るな」
「にいちゃんじゃなくて、僕が一番の怪物の力が強いんだ。僕が暴れてにいちゃんやマルゴスにも怪我をさせた。こんな怪物の力、本当は嫌だ!」
二頭、二人に沈黙が落ちる。
そばで見ている木の実を食べていた一頭は涙目だ。もうお口の赤い汁が乾いてしまってる。お水を飲んだけど、まだ口元は汚れていたのね。きっとこの子がマルゴスなのね?マルゴスの口元を綺麗に拭きながら言った。
「復讐のために産まれた?作られた?そんな事は自分で決めたら良いんじゃないかしら。何の為に生まれた?そんなの私が何をしたいかって事でしょ?
親の復讐をしろ?は??復讐したいなら勝手にすればいい。
私は、私の生まれた意味は私の生きていく意味は自分で見つけたい。自分の生き方を親にも人にも決められるなんて絶対いや。ね?そう思わない?」
「ハデス様とおんなじこと言ってる。お姉ちゃんは誰?」
お、ね、え、ちゃ、ん だって!可愛いなぁもう。
「よくぞ聞いてくれました私はペルセフォネって言います。よろしくね。えーっとマルゴス君よね?そっちはギーゴス君?いい名前ね。それでお兄ちゃんはなんて言う名前なの?」
A君「すぐ出て行く者などに、名のるはずないだろう!」
B君「そうだ正解、僕はギーゴス。お姉さんの名前もなかなかカッコいいよ。」
C君「僕ね、本当はイエンマルゴスって言うんだ」
と、三者三様に声を揃えてお返事してくれた。
(ABC君と、とりあえず表記)
「ところで、ギーゴス君。おんなじだって言ってたけど、ハデス様はなんて仰ったのかしら?」
B君「ハデス様はね、お前たちの好きに生きていいって。お前達がそんな『つまらないふくしゅう』に縛られる必要はないって。どうしても僕の力が暴走しそうに抑えきれない時は、私のところに、ハデス様のところにおいでって言ってくれた。だから僕たちいつもハデス様のそばに居るんだ。」
「そう、みんなハデス様の事が好きなのね?」
マルゴスが横から慌てて言う。
C君「ちがうよ!僕たちは、ハデス様の事がだいだいだーい好きなんだ」
と、威張ってる。
ふふふふ、本当に可愛くて、この子お家に連れて帰りたい!
「わかった。じゃあつまり、ここのみんなはハデス様の事が大好きなのね?」
B C君「うん、正解。だってハデス様は暖かいから」
A君「もうホントに黙れギーゴス、マルゴス。」
そういってお兄ちゃんは私の方を睨みながら続けた。
A君「お前は、どうせ、すぐ出て行くんだろ?そんな事を聞いてどうするんだ?」
あら?この子よく知ってるのね。きっと広くていい耳してるんでしょうね。
「あら、私 自分の名前とっても気に入ってるの。ペルセフォネって言うです!って誰かれ聞かれなくても自己紹介したいぐらいにね」
と、笑って言う。
尚も不機嫌そうに「なんだって二人とも急にこんなに懐いてるんだよ」ってボソッと話すと、ギーゴスが兄に向かって言う。
B君「この人、ハデス様とおんなじ匂いがする。にいちゃんが時々、嫌な気だとか、いいオーラだとか言ってるでしょ?その時、僕は嫌な臭い、くさいーとか、いい匂い~っていう風に感じてる。あれだよ。このお姉さん、ハデス様と同じの好きな匂いがするんだ。」
C君「このお姉ちゃん、僕に食べ物くれた。ザクロ取ってくれたんだ。すごく美味しいのを選んで取って食べさせてくれたんだよ。凄いよね。どれが甘いのかわかるなんて!」
A君「まったく…。一人は匂いにヤられて、もう一人はいつもの様に食い物にヤられるなんて。チッ!やっぱり犬の本性なのか。」
「貴方の名前は教えてくれないの?」
A君「お前、どうせ出てすぐに忘れるんだろ?必要無いな。お前の名前を俺たちも忘れる。もう二度と来ない者に期待をするのはバカだからな。あまり懐かせるな。」
あぁ、この子はヘカテー様と同じだ。仲間を守るヘカテー様に言われたな。兄弟達を守ってるんだな。
「いいお兄さんなんだね。私、兄弟がいないから羨ましいな」
って言ったら、また余計にお兄ちゃんケルベロス君はキリリとした犬顔の眉を顰めた。
眉を顰めると不機嫌そうなのにそれがまたハンサムな犬顔に見えるわ。カッコ良く見えるのも、なんだかヘカテー様に似てるわね。
でも、不機嫌に見えるのもやっぱりかわいいなぁ。この子犬達のぬいぐるみとか、ないかなぁ。他の一頭は笑顔で、一頭は口を開けてお菓子ねだってる様子、一頭はちょっと不機嫌そうなハンサム顔。いいなぁ欲しいなあ。
A君「いい兄では無いが、こいつらに淋しい思いはさせたくないんだ。俺は無力だから。守れない分、少しでも危険を避けるように注意してる」
少しトーンを落としてつぶやいた。
「無力って、そんな。弟達を導くいいお兄ちゃんに見えるわよ」
A君「あぁ。その通り、口ばかりなんだ。」
ん?
B 君「違うよ!にいちゃんは凄く賢いんだ。だからハデス様が一番お兄ちゃんだって言って。弟達の面倒を見てくれって言ったんだ」
同じ身体なのに、無力だとか暴れて怪我をさせるぐらいの力とかどういう事なのかしら?
A君「誰が主体となって身体を、又はパワーを使うのかによってその能力が違ってくる。
俺は、俺は、俺が力を使う時は全く魔力が出ない!走るのも一番遅いし!飛ぶのも普通の犬より優れている程度だ!情けない。」
吐き出す様にそう言ったお兄ちゃんケルベロスは、辛そうだった。
「こんなにいい耳を持っていて、その情報を扱えるすんごい頭脳があるのに。まるで全て持ってないからって、そんな落ち込まなくてもいいのに。
確かに、君が一番上として司令系統を担って動いた方が能力的にも適してるみたいね。
その上で、自分の事より弟達を優先する、その優しさにこの子達がお兄ちゃんを慕ってるのか。
うん、ハデス様は貴方達をホントによく見てるのね?」
すると、
「お前、やっぱり気に食わない」
って、お兄ちゃんKerberos君にやっぱり睨まれた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ペルセとKerberos君の絡みは、あんまり楽しくてまだまだ続きます。
早く地上界に帰らないといけないんですがねー。
だって、ペルセちゃんがなかなか記憶喪失にならないから、って言い訳しますが。
次もまだKerberos君との続きです。
何をダメって言われたのかしら?
何がお気に召さないのかしら?何かやらかした?と頬に人差し指を当てて考えていると、
「お前のせいだからな」と、なんともドスの効いた声が聞こえる。え?と、振り向くとそのKerberosと言われた犬の一頭に睨まれた。
おや?君、喋れるのバレたら不味いんじゃなかったのかしら?文句は言うのねと思って
「何が私のせいなのよ」と、睨み返すと「お前のせいでハデス様に初めて叱られた。あんな風に我々に大声を出した事は今までなかった!」
と、抗議された。
「誤解だって言ってたじゃないの!謝ってくれてたじゃない。貴方達が悪いわけじゃないし、私のせいでも無いわ。」
「お前の事となると、いつものハデス様とは思えない行動をするんだ。お前のせいだからな」
「何、八つ当たりしてるのよ。そんなの私がデーメテールの娘で尚且つゼウスの娘でもあるからに決まってるでしょ。二人に気をつかってるのよ。色々と、しがらみがあるんでしょう。私自身が特別な訳ないじゃない。そうよ。私、なんてたって『偉大な御子神様』なんて言われてた、ご大層な子どもなんだから。」
何か癪にさわってケンカ腰で返してしまった。
すると、ずっと私たちの方をあっち向いたりこっち向いたりとハラハラと見ていた、もう一頭が
「君もお父さんお母さんで苦労してるの?」って聞いてきた。
「苦労とかじゃないけどわ。偉大な親の子供に生まれると良いところばかりじゃないってことよ。まぁ甘えだと言われればそうなんだけど。」
「甘えてる!!」って、やっぱり文句を言ってきた一頭が吠えた。
それを綺麗に無視してあげて、
「君もって聞いたわよね?貴方達も?」
「お母さんはエキドナ、お父さんはテュフォン。知ってる?」
「うーーんと。『テュフォン』さんって、確か 神々の大戦(ティタノマキア)の時に、負けて激怒した大地母神ガイア様が、復讐の為に冥界で眠ってた闇のタルタロスを叩き起こして、それで出来たのが巨大な大怪物と言われる『テュフォン』って習った気がする…。
それで合ってるの? でも、このお話は伝えられてる通りなの?」
「色々と違うくて、合ってる。
自分の嫌な奴をやっつける為だけに作られた僕らのお父さんは、またその復讐する為だけに怪物を作る。そんなお母さんから生まれた僕らの兄弟もみんな復讐の道具だって言われた。怪物であればあるだけいいんだって。怪物は力があればいい。知性なんて無い方がいいから喋れる事は内緒にしてろって。」
「やめろギーゴス。それ以上喋るな」
「にいちゃんじゃなくて、僕が一番の怪物の力が強いんだ。僕が暴れてにいちゃんやマルゴスにも怪我をさせた。こんな怪物の力、本当は嫌だ!」
二頭、二人に沈黙が落ちる。
そばで見ている木の実を食べていた一頭は涙目だ。もうお口の赤い汁が乾いてしまってる。お水を飲んだけど、まだ口元は汚れていたのね。きっとこの子がマルゴスなのね?マルゴスの口元を綺麗に拭きながら言った。
「復讐のために産まれた?作られた?そんな事は自分で決めたら良いんじゃないかしら。何の為に生まれた?そんなの私が何をしたいかって事でしょ?
親の復讐をしろ?は??復讐したいなら勝手にすればいい。
私は、私の生まれた意味は私の生きていく意味は自分で見つけたい。自分の生き方を親にも人にも決められるなんて絶対いや。ね?そう思わない?」
「ハデス様とおんなじこと言ってる。お姉ちゃんは誰?」
お、ね、え、ちゃ、ん だって!可愛いなぁもう。
「よくぞ聞いてくれました私はペルセフォネって言います。よろしくね。えーっとマルゴス君よね?そっちはギーゴス君?いい名前ね。それでお兄ちゃんはなんて言う名前なの?」
A君「すぐ出て行く者などに、名のるはずないだろう!」
B君「そうだ正解、僕はギーゴス。お姉さんの名前もなかなかカッコいいよ。」
C君「僕ね、本当はイエンマルゴスって言うんだ」
と、三者三様に声を揃えてお返事してくれた。
(ABC君と、とりあえず表記)
「ところで、ギーゴス君。おんなじだって言ってたけど、ハデス様はなんて仰ったのかしら?」
B君「ハデス様はね、お前たちの好きに生きていいって。お前達がそんな『つまらないふくしゅう』に縛られる必要はないって。どうしても僕の力が暴走しそうに抑えきれない時は、私のところに、ハデス様のところにおいでって言ってくれた。だから僕たちいつもハデス様のそばに居るんだ。」
「そう、みんなハデス様の事が好きなのね?」
マルゴスが横から慌てて言う。
C君「ちがうよ!僕たちは、ハデス様の事がだいだいだーい好きなんだ」
と、威張ってる。
ふふふふ、本当に可愛くて、この子お家に連れて帰りたい!
「わかった。じゃあつまり、ここのみんなはハデス様の事が大好きなのね?」
B C君「うん、正解。だってハデス様は暖かいから」
A君「もうホントに黙れギーゴス、マルゴス。」
そういってお兄ちゃんは私の方を睨みながら続けた。
A君「お前は、どうせ、すぐ出て行くんだろ?そんな事を聞いてどうするんだ?」
あら?この子よく知ってるのね。きっと広くていい耳してるんでしょうね。
「あら、私 自分の名前とっても気に入ってるの。ペルセフォネって言うです!って誰かれ聞かれなくても自己紹介したいぐらいにね」
と、笑って言う。
尚も不機嫌そうに「なんだって二人とも急にこんなに懐いてるんだよ」ってボソッと話すと、ギーゴスが兄に向かって言う。
B君「この人、ハデス様とおんなじ匂いがする。にいちゃんが時々、嫌な気だとか、いいオーラだとか言ってるでしょ?その時、僕は嫌な臭い、くさいーとか、いい匂い~っていう風に感じてる。あれだよ。このお姉さん、ハデス様と同じの好きな匂いがするんだ。」
C君「このお姉ちゃん、僕に食べ物くれた。ザクロ取ってくれたんだ。すごく美味しいのを選んで取って食べさせてくれたんだよ。凄いよね。どれが甘いのかわかるなんて!」
A君「まったく…。一人は匂いにヤられて、もう一人はいつもの様に食い物にヤられるなんて。チッ!やっぱり犬の本性なのか。」
「貴方の名前は教えてくれないの?」
A君「お前、どうせ出てすぐに忘れるんだろ?必要無いな。お前の名前を俺たちも忘れる。もう二度と来ない者に期待をするのはバカだからな。あまり懐かせるな。」
あぁ、この子はヘカテー様と同じだ。仲間を守るヘカテー様に言われたな。兄弟達を守ってるんだな。
「いいお兄さんなんだね。私、兄弟がいないから羨ましいな」
って言ったら、また余計にお兄ちゃんケルベロス君はキリリとした犬顔の眉を顰めた。
眉を顰めると不機嫌そうなのにそれがまたハンサムな犬顔に見えるわ。カッコ良く見えるのも、なんだかヘカテー様に似てるわね。
でも、不機嫌に見えるのもやっぱりかわいいなぁ。この子犬達のぬいぐるみとか、ないかなぁ。他の一頭は笑顔で、一頭は口を開けてお菓子ねだってる様子、一頭はちょっと不機嫌そうなハンサム顔。いいなぁ欲しいなあ。
A君「いい兄では無いが、こいつらに淋しい思いはさせたくないんだ。俺は無力だから。守れない分、少しでも危険を避けるように注意してる」
少しトーンを落としてつぶやいた。
「無力って、そんな。弟達を導くいいお兄ちゃんに見えるわよ」
A君「あぁ。その通り、口ばかりなんだ。」
ん?
B 君「違うよ!にいちゃんは凄く賢いんだ。だからハデス様が一番お兄ちゃんだって言って。弟達の面倒を見てくれって言ったんだ」
同じ身体なのに、無力だとか暴れて怪我をさせるぐらいの力とかどういう事なのかしら?
A君「誰が主体となって身体を、又はパワーを使うのかによってその能力が違ってくる。
俺は、俺は、俺が力を使う時は全く魔力が出ない!走るのも一番遅いし!飛ぶのも普通の犬より優れている程度だ!情けない。」
吐き出す様にそう言ったお兄ちゃんケルベロスは、辛そうだった。
「こんなにいい耳を持っていて、その情報を扱えるすんごい頭脳があるのに。まるで全て持ってないからって、そんな落ち込まなくてもいいのに。
確かに、君が一番上として司令系統を担って動いた方が能力的にも適してるみたいね。
その上で、自分の事より弟達を優先する、その優しさにこの子達がお兄ちゃんを慕ってるのか。
うん、ハデス様は貴方達をホントによく見てるのね?」
すると、
「お前、やっぱり気に食わない」
って、お兄ちゃんKerberos君にやっぱり睨まれた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ペルセとKerberos君の絡みは、あんまり楽しくてまだまだ続きます。
早く地上界に帰らないといけないんですがねー。
だって、ペルセちゃんがなかなか記憶喪失にならないから、って言い訳しますが。
次もまだKerberos君との続きです。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。
クラゲ散歩
恋愛
私。ユリアナ=オリーブ(17)は、自然豊かなオータム国にあるグローパー学院に在籍している。
3年生になって一ヶ月が経ったある日。学院長に呼ばれた。技術と魔術の発展しているフォール国にある。姉妹校のカイト学院に。同じクラスで3年生の男子3名と女子3名(私を含め)。計6名で、半年の交換留学をする事になった。
ユリアナは、気楽な気持ちで留学をしたのだが…まさか学院で…あの二人に会うなんて。これは…仕組まれていたの?幼い頃の記憶。
「早く。早く。逃げなきゃ。誰か〜私を…ここから…。」
カモフラ婚~CEOは溺愛したくてたまらない!~
伊吹美香
恋愛
ウエディングプランナーとして働く菱崎由華
結婚式当日に花嫁に逃げられた建築会社CEOの月城蒼空
幼馴染の二人が偶然再会し、花嫁に逃げられた蒼空のメンツのために、カモフラージュ婚をしてしまう二人。
割り切った結婚かと思いきや、小さいころからずっと由華のことを想っていた蒼空が、このチャンスを逃すはずがない。
思いっきり溺愛する蒼空に、由華は翻弄されまくりでパニック。
二人の結婚生活は一体どうなる?
ため息ひとつ――王宮に散る花びらのように
柴田はつみ
恋愛
「離縁を、お願いしたいのです」
笑顔で、震えずに、エレナはそう言った。
夫は言葉を失った。泣いてくれれば、怒ってくれれば、まだ受け止め方があった。しかしあの静けさは、エレナがもう十分に泣き終わった後の顔だと、ヴィクトルにはわかった。
幼なじみと結ばれた三年間。すれ違いは静かに始まり、深紅のドレスの令嬢によって加速した。ため息を飲み込み、完璧な微笑みを保ち続けた公爵夫人が、最後に選んだのは――。
王宮に散る花びらのような、夫婦の崩壊と再生の物語。
落ちこぼれ村娘、拾った王子に溺愛される。
いっぺいちゃん
恋愛
辺境の村で育った元気娘 ミレイ。
ある日、森で倒れていた金髪の青年を助けるが、
実は彼は国一の人気者 完璧王子レオン だった。
だがレオンは外に出ると人格がゆるみ、
王宮で見せる完璧さは作ったキャラだった。
ミレイにだけ本音を見せるようになり、
彼は彼女に依存気味に溺愛してくる。
しかしレオンの完璧さには、
王宫の闇に関わる秘密があって——
ミレイはレオンの仮面を剥がしながら、
彼を救う本当の王子に導いていく。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
※この作品は「小説家になろう」でも同時投稿しています。
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
死に戻ったら、私だけ幼児化していた件について
えくれあ
恋愛
セラフィーナは6歳の時に王太子となるアルバートとの婚約が決まって以降、ずっと王家のために身を粉にして努力を続けてきたつもりだった。
しかしながら、いつしか悪女と呼ばれるようになり、18歳の時にアルバートから婚約解消を告げられてしまう。
その後、死を迎えたはずのセラフィーナは、目を覚ますと2年前に戻っていた。だが、周囲の人間はセラフィーナが死ぬ2年前の姿と相違ないのに、セラフィーナだけは同じ年齢だったはずのアルバートより10歳も幼い6歳の姿だった。
死を迎える前と同じこともあれば、年齢が異なるが故に違うこともある。
戸惑いを覚えながらも、死んでしまったためにできなかったことを今度こそ、とセラフィーナは心に誓うのだった。
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる