8 / 63
第二章 士官学校
第八話 入学式と職業決定
しおりを挟む
ジカイラの計らいによって、アレクたち八人は取調室のような部屋から解放され、自分達の寮への帰途につく。
興奮冷めやらぬアレクはルイーゼに話し掛ける。
「……凄い。まさか、あの『黒い剣士ジカイラ』が担任の先生だなんて!」
「私も驚きました! 皇帝陛下の相方を勤めた方で、たった三人で戦艦を拿捕したとか! ……伝説の剣士ですよ!」
ルイーゼも驚きを隠せず、話す声が上ずっていた。
アルは、得意げに話す。
「飛空艇で敵艦隊を急降下爆撃して、戦艦四隻を撃沈。そのあと、皇帝陛下と、皇妃殿下と、父さんの三人で敵の旗艦に斬り込んで、敵の提督を捕虜にしたんだ!」
アルの解説にナタリーや他のメンバーが感心する。
「そうなんだ」
アルはアレクに話し掛ける。
「お前とヤリあっていた、あのルドルフって奴も強そうだった。『ヘーゲル』って、お前と同じ姓だから、お前の遠縁の親戚か何かじゃね?」
アレクが答える。
「いや。知らないな……」
八人であれこれと話しているうちに寮へとだどり着く。
結構、遅い時間になってしまっていたため、ルイーゼとナタリーが簡単な夕食を作り、食堂に集まって八人で食事を取る。
食事しながらの会話の話題は、もちろん補給処での事件と担任のジカイラの話が中心であった。
アスカニア大陸では十四歳で『成人扱い』となるため、結婚や飲酒、喫煙も解禁であり、寮での夕食にもアルコールの入ったお酒が出された。
食事と一緒に出されたお酒で酔いが回ったドワーフのドミトリーは、他のメンバーに武術の型をやって見せて喝采を浴び、同じくお酒で酔いが回ったエルフのナディアは、水の精霊達を召喚して、食卓の上でダンスを踊らせ、獣人のエルザは、お酒を飲む前に漬物に入っていた『マタタビ』で酔い潰れてしまったり、蜥蜴人のトゥルムは、アルコール度数の強い部族秘伝の蒸留酒を持ってきて皆に振る舞ったりと、初めての寮での夕食は、細やかながらの宴会であった。
八人は、夕食と片付けを終えると、それぞれ入浴して自分の部屋に戻る。
--夜。
ルイーゼは、アレクの部屋を訪れ、部屋のドアをノックして尋ねる。
「アレク。起きていますか?」
アレクはドアを開けて、ルイーゼを部屋の中に招き入れる。
「起きてるよ。中に入って」
アレクがベッドに腰掛けると、ルイーゼはアレクの隣に座る。
「アレクに伺っておきたいことが」
「なんだ?」
「……寮の仲間たちに、アレクの素性……『帝国第二皇子』である事は、隠しておくのですか?」
「『バレンシュテット』と名乗ること自体を父上から禁じられているから、そうせざるを得ないだろ?」
「そうですね」
「父上からの処罰が解けるまでは、私は『平民』だよ」
学生たちの中でアレクが『第ニ皇子』だということを知っているのはルイーゼだけであり、アレク自身もそのことは誰にも話さなかった。
「『平民』になりきるので?」
「そうだな。ルイーゼも、そのメイドみたいな丁寧な口調から平民の口調にするといい」
「判りました。口調を直すのは、アレクもですね」
「私もか?」
「『平民』の十七歳は、自分の事を『私』とは言いませんよ? 一人称なら、『俺』か『僕』でしょうね」
「……そうか」
アレクは寮の夕食のときに聞いた、メンバーたちの口調を思い浮かべる。
アレクが呟く。
「『僕はアレク』……『オレはアレク』……『オレ』のほうがしっくりくるな」
ルイーゼは、アレクの様子を見て微笑む。
「あは」
「ふふふ」
ルイーゼは席を立つ。
「……では、私は自分の部屋に戻ります。おやすみなさい」
「おやすみ」
アレクは、部屋を後にするルイーゼを見送ると、ベッドで横になり眠りについた。
--翌日。
入学式の日の朝。
寮の食事は当番制なのだが、実質的に炊事ができるのがルイーゼとナタリーの二人しか居ないので、二人は自発的にメンバー八人朝食を作る。
朝食を作り終えたルイーゼは、起きてこないアレクを部屋まで起こしに行く。
ルイーゼがアレクの部屋のドアを開けて中に入り、寝ているアレクに声を掛ける。
「アレク! 朝よ! 起きて! 朝ご飯できてるわよ!」
そう言うとルイーゼは、アレクの部屋のカーテンを開ける。
アレクが目を覚ます。
「ん~、ルイーゼか? ……まるで母上みたいだな」
一晩開けて、ルイーゼの話す口調は、アレクの母親であるナナイのそれに似ていた。
ルイーゼは、アレクが被っている毛布を捲る。
「今日は入学式よ。遅れないでねって……ええっ!?」
ルイーゼがアレクが被っている毛布を捲ると、アレクの下着の隙間からはみ出した男性器がそそり勃っているのが見える。
アレクの男性器は、ラインハルト譲りの立派なモノであった。
ルイーゼは赤面して両手で顔を隠すが、指の隙間からチラッと覗き見する。
「……アレク……いやらしい……オチ●●ン勃ってるわよ?」
アレクは驚く。
「うわっ!? ……ルイーゼ、男なら誰でも朝は勃つんだよ」
「そ、そうなの?」
赤面して恥じらうルイーゼを見て、アレクは少しニヤけてルイーゼをからかう。
「そうだよ。コレが欲しくなった?」
「あぁ~ん。朝から、もぅ……」
「コレに『ルイーゼ専用』って書いておくから。夜になったら、消しにおいで」
「知らない!」
ルイーゼは部屋から出ていくが、入り口で部屋の中を振り返り、笑顔を見せる。
「朝ご飯、冷めないうちに降りてきてね」
「判ったよ」
--入学式。
偉い人の訓示が始まる。
この士官学校の意義と歴史、皇帝夫妻もこの学校の卒業生であること、帝国を取り巻く状況と、偉い人の長い話は続いた。
偉い人の話は『補給処での乱闘事件』に及び、関係者は入学前なので軍法会議には掛けないこと、軍刑務所や営倉には送らないことなど発表された。
会場のあちこちから、ざわめきが起こる。
アルはアレクに耳打ちする。
「オレたちのことだな」
「ああ」
偉い人の訓示が終わり、騒がしくなった入学式会場に軍監の声が響く。
「これより軍隊手帳を配布する。受け取った者は順番に登録するように」
軍隊手帳は貴族組から順番に配布された。
アレクは自分の軍隊手帳を受け取ると、登録水晶の下に手帳の指定のページを広げて置き、登録水晶に手をかざす。
登録水晶は輝き出し、水晶の表面にアレクが就ける職業を現した。
係員は口を開く。
「なかなか高い能力です。ほとんどの中堅職に就けますが、どれにしますか?」
アレクは悔しそうに呟く。
「……中堅職か」
アレクの父である皇帝ラインハルトも、兄の皇太子ジークフリートも上級職の上級騎士であった。
アレクは、『自分には父や兄のような才能が無いのか』と落ち込む。
ジカイラは、様子を見守っていたが、落ち込むアレクの傍に行き、肩に手を置いて話し掛ける。
「お前は才能はある。ただ、鍛錬していないだけだ」
ジカイラの言葉に励まされ、アレクは気を取り直すと係員に告げる。
「騎士で」
アレクは騎士を選択した。
高めの体力に攻撃力、防御力、魔法耐久力、状態異常に対する耐性を持つ、前衛の中堅職。
騎士は、騎士道に従って生き、卑怯な振る舞いや臆病は許されない、自分の信じるものに忠誠を誓った戦士である。
その忠誠の対象は領主や貴族、王、教会が一般的だが、正義や平和といった理念に忠誠を誓う場合もある。
名誉は何よりも重要で、騎士としての名誉を傷つけられた場合は、命がけで回復しなければならない。
職業登録が完了し、アレクが自分の軍隊手帳を水晶の下から取り出して懐へしまうと、ルイーゼが登録している事に気がつく。
ルイーゼは係員に告げる。
「暗殺者で」
ルイーゼが選択した職業にアレクは驚く。
(ルイーゼが……暗殺者!?)
アレクに見られていることに気が付いたルイーゼが、アレクに微笑み掛ける。
アレクは、可愛らしい笑顔を見せるルイーゼと、暗殺者という職業のギャップに、複雑な心境になるが、補給処での乱闘事件の時に垣間見たルイーゼの『戦士としての顔』を思い出した。
(……どんな職業を選択しても、ルイーゼは、ルイーゼだ)
アレクは、自分自身にそう言い聞かせる。
アレクの悩んでいるような素振りを見たアルがアレクに話し掛ける。
「アレク、職業決まったのか?」
「決まったよ。騎士さ」
「騎士!? いきなり中堅職かよ? 凄いな!」
「アルは?」
「オレは、戦士さ」
こうして全員の職業が決まった。
興奮冷めやらぬアレクはルイーゼに話し掛ける。
「……凄い。まさか、あの『黒い剣士ジカイラ』が担任の先生だなんて!」
「私も驚きました! 皇帝陛下の相方を勤めた方で、たった三人で戦艦を拿捕したとか! ……伝説の剣士ですよ!」
ルイーゼも驚きを隠せず、話す声が上ずっていた。
アルは、得意げに話す。
「飛空艇で敵艦隊を急降下爆撃して、戦艦四隻を撃沈。そのあと、皇帝陛下と、皇妃殿下と、父さんの三人で敵の旗艦に斬り込んで、敵の提督を捕虜にしたんだ!」
アルの解説にナタリーや他のメンバーが感心する。
「そうなんだ」
アルはアレクに話し掛ける。
「お前とヤリあっていた、あのルドルフって奴も強そうだった。『ヘーゲル』って、お前と同じ姓だから、お前の遠縁の親戚か何かじゃね?」
アレクが答える。
「いや。知らないな……」
八人であれこれと話しているうちに寮へとだどり着く。
結構、遅い時間になってしまっていたため、ルイーゼとナタリーが簡単な夕食を作り、食堂に集まって八人で食事を取る。
食事しながらの会話の話題は、もちろん補給処での事件と担任のジカイラの話が中心であった。
アスカニア大陸では十四歳で『成人扱い』となるため、結婚や飲酒、喫煙も解禁であり、寮での夕食にもアルコールの入ったお酒が出された。
食事と一緒に出されたお酒で酔いが回ったドワーフのドミトリーは、他のメンバーに武術の型をやって見せて喝采を浴び、同じくお酒で酔いが回ったエルフのナディアは、水の精霊達を召喚して、食卓の上でダンスを踊らせ、獣人のエルザは、お酒を飲む前に漬物に入っていた『マタタビ』で酔い潰れてしまったり、蜥蜴人のトゥルムは、アルコール度数の強い部族秘伝の蒸留酒を持ってきて皆に振る舞ったりと、初めての寮での夕食は、細やかながらの宴会であった。
八人は、夕食と片付けを終えると、それぞれ入浴して自分の部屋に戻る。
--夜。
ルイーゼは、アレクの部屋を訪れ、部屋のドアをノックして尋ねる。
「アレク。起きていますか?」
アレクはドアを開けて、ルイーゼを部屋の中に招き入れる。
「起きてるよ。中に入って」
アレクがベッドに腰掛けると、ルイーゼはアレクの隣に座る。
「アレクに伺っておきたいことが」
「なんだ?」
「……寮の仲間たちに、アレクの素性……『帝国第二皇子』である事は、隠しておくのですか?」
「『バレンシュテット』と名乗ること自体を父上から禁じられているから、そうせざるを得ないだろ?」
「そうですね」
「父上からの処罰が解けるまでは、私は『平民』だよ」
学生たちの中でアレクが『第ニ皇子』だということを知っているのはルイーゼだけであり、アレク自身もそのことは誰にも話さなかった。
「『平民』になりきるので?」
「そうだな。ルイーゼも、そのメイドみたいな丁寧な口調から平民の口調にするといい」
「判りました。口調を直すのは、アレクもですね」
「私もか?」
「『平民』の十七歳は、自分の事を『私』とは言いませんよ? 一人称なら、『俺』か『僕』でしょうね」
「……そうか」
アレクは寮の夕食のときに聞いた、メンバーたちの口調を思い浮かべる。
アレクが呟く。
「『僕はアレク』……『オレはアレク』……『オレ』のほうがしっくりくるな」
ルイーゼは、アレクの様子を見て微笑む。
「あは」
「ふふふ」
ルイーゼは席を立つ。
「……では、私は自分の部屋に戻ります。おやすみなさい」
「おやすみ」
アレクは、部屋を後にするルイーゼを見送ると、ベッドで横になり眠りについた。
--翌日。
入学式の日の朝。
寮の食事は当番制なのだが、実質的に炊事ができるのがルイーゼとナタリーの二人しか居ないので、二人は自発的にメンバー八人朝食を作る。
朝食を作り終えたルイーゼは、起きてこないアレクを部屋まで起こしに行く。
ルイーゼがアレクの部屋のドアを開けて中に入り、寝ているアレクに声を掛ける。
「アレク! 朝よ! 起きて! 朝ご飯できてるわよ!」
そう言うとルイーゼは、アレクの部屋のカーテンを開ける。
アレクが目を覚ます。
「ん~、ルイーゼか? ……まるで母上みたいだな」
一晩開けて、ルイーゼの話す口調は、アレクの母親であるナナイのそれに似ていた。
ルイーゼは、アレクが被っている毛布を捲る。
「今日は入学式よ。遅れないでねって……ええっ!?」
ルイーゼがアレクが被っている毛布を捲ると、アレクの下着の隙間からはみ出した男性器がそそり勃っているのが見える。
アレクの男性器は、ラインハルト譲りの立派なモノであった。
ルイーゼは赤面して両手で顔を隠すが、指の隙間からチラッと覗き見する。
「……アレク……いやらしい……オチ●●ン勃ってるわよ?」
アレクは驚く。
「うわっ!? ……ルイーゼ、男なら誰でも朝は勃つんだよ」
「そ、そうなの?」
赤面して恥じらうルイーゼを見て、アレクは少しニヤけてルイーゼをからかう。
「そうだよ。コレが欲しくなった?」
「あぁ~ん。朝から、もぅ……」
「コレに『ルイーゼ専用』って書いておくから。夜になったら、消しにおいで」
「知らない!」
ルイーゼは部屋から出ていくが、入り口で部屋の中を振り返り、笑顔を見せる。
「朝ご飯、冷めないうちに降りてきてね」
「判ったよ」
--入学式。
偉い人の訓示が始まる。
この士官学校の意義と歴史、皇帝夫妻もこの学校の卒業生であること、帝国を取り巻く状況と、偉い人の長い話は続いた。
偉い人の話は『補給処での乱闘事件』に及び、関係者は入学前なので軍法会議には掛けないこと、軍刑務所や営倉には送らないことなど発表された。
会場のあちこちから、ざわめきが起こる。
アルはアレクに耳打ちする。
「オレたちのことだな」
「ああ」
偉い人の訓示が終わり、騒がしくなった入学式会場に軍監の声が響く。
「これより軍隊手帳を配布する。受け取った者は順番に登録するように」
軍隊手帳は貴族組から順番に配布された。
アレクは自分の軍隊手帳を受け取ると、登録水晶の下に手帳の指定のページを広げて置き、登録水晶に手をかざす。
登録水晶は輝き出し、水晶の表面にアレクが就ける職業を現した。
係員は口を開く。
「なかなか高い能力です。ほとんどの中堅職に就けますが、どれにしますか?」
アレクは悔しそうに呟く。
「……中堅職か」
アレクの父である皇帝ラインハルトも、兄の皇太子ジークフリートも上級職の上級騎士であった。
アレクは、『自分には父や兄のような才能が無いのか』と落ち込む。
ジカイラは、様子を見守っていたが、落ち込むアレクの傍に行き、肩に手を置いて話し掛ける。
「お前は才能はある。ただ、鍛錬していないだけだ」
ジカイラの言葉に励まされ、アレクは気を取り直すと係員に告げる。
「騎士で」
アレクは騎士を選択した。
高めの体力に攻撃力、防御力、魔法耐久力、状態異常に対する耐性を持つ、前衛の中堅職。
騎士は、騎士道に従って生き、卑怯な振る舞いや臆病は許されない、自分の信じるものに忠誠を誓った戦士である。
その忠誠の対象は領主や貴族、王、教会が一般的だが、正義や平和といった理念に忠誠を誓う場合もある。
名誉は何よりも重要で、騎士としての名誉を傷つけられた場合は、命がけで回復しなければならない。
職業登録が完了し、アレクが自分の軍隊手帳を水晶の下から取り出して懐へしまうと、ルイーゼが登録している事に気がつく。
ルイーゼは係員に告げる。
「暗殺者で」
ルイーゼが選択した職業にアレクは驚く。
(ルイーゼが……暗殺者!?)
アレクに見られていることに気が付いたルイーゼが、アレクに微笑み掛ける。
アレクは、可愛らしい笑顔を見せるルイーゼと、暗殺者という職業のギャップに、複雑な心境になるが、補給処での乱闘事件の時に垣間見たルイーゼの『戦士としての顔』を思い出した。
(……どんな職業を選択しても、ルイーゼは、ルイーゼだ)
アレクは、自分自身にそう言い聞かせる。
アレクの悩んでいるような素振りを見たアルがアレクに話し掛ける。
「アレク、職業決まったのか?」
「決まったよ。騎士さ」
「騎士!? いきなり中堅職かよ? 凄いな!」
「アルは?」
「オレは、戦士さ」
こうして全員の職業が決まった。
0
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる