【R-18】新人さんの迷走劇

黒子猫

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〈番外編「その後の2人~竹下さんの表現力レッスン~」〉

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竹下「先生は、細かい描写力があるともっと作品に深みが出て、良い作品になると思うんですよね……。
せっかく、前回の作品も好評でしたし、次回作も期待している読者さんもいると思うので……。
ここは、どうでしょう?
描写力をあげる訓練というのは……」
(主人公「訓練……?」)
〈主人公、辺りを見回す〉
[SE:衣擦れの音]
竹下「(笑顔で)大丈夫です。この間と違って、この打ち合わせ室でも出来ることです。……でも、一応……」
[SE:足音]
〈竹下、主人公の後ろにある、窓の方に歩いていく〉
「……外からは見えないようにしましょう」
[SE:ブラインド閉める音]
〈竹下、主人公の横に来る〉
「……では、描写力をあげる訓練を行います……」
〈竹下、主人公の顔に近づいて〉
「……例えば……。この手に、あなたを想う男が手を重ねる時……」
〈竹下、主人公の手に、自分の手を重ねる〉
「……どう描写しますか……?」
(主人公「温かい男の手が、私の手に触れた……とか」)
〈主人公、少し赤面する〉
[SE:衣擦れの音]
「んー……。『温かい男の手が、私の手に触れた』だけでは、物足りないですね……」
(竹下、主人公の耳元に少し近付く)
「あなたは、手が重なった時、どう思ったんですか……?」
(主人公「……ド、ドキドキする……」)
[SE:衣擦れの音]
「(くすっと笑って)では……、ちょっと見本をお見せしましょう……」
〈竹下、主人公の耳元で話始める〉
「『男は、私の手にそっと自分の手を重ねた。
その手は、私の体温よりずっと温かく……、彼の昂りを感じるようで……、私の体は何かを期待していた』」
(主人公、戸惑う「……え……?」)
[SE:衣擦れの音]
(竹下の手が主人公の肩に触れる)
「『男の手は私の肩にそっと触れた……。より敏感な所に近いせいか……、(より耳元で)ゾクッとした感覚が私を襲った……。
(主人公の体がビクっとする)
[SE:衣擦れの音]
「『その手は、かなりゆっくりと……私の腕を滑りながら移動していた……。
私は、ただ腕を触られているだけなのに……ゾクゾクとした快感っkを感じていた……』」
(主人公「……あのっ……。ちょっと待っ……」)
[SE:衣擦れの音]
「『私の体は……、彼の体温を感じているうちに……、この間の彼とのことを……思い出していた……』」
(主人公「た……、竹下さん……!?」)
[SE:衣擦れの音(大きめ)]
「『耳にキスをされた時の……彼の唇の熱さや、感触……、服を脱がせた時に見た、彼の大きくなったモノ……。
私は思い出しただけで、彼のモノが欲しくなり……、子宮がキュッ……と疼くのを感じた……』」
(主人公「ちょっ……ちょっと……、竹下さん!これ以上は……」)
[SE:衣擦れの音(大きめ)]
「……先生……、(より耳元で)どうしました?」
(主人公「これ以上は……!恥ずかしいというか……」)
(竹下、キョトンとして)
「……手と腕に触れただけですよ……」
(主人公「でも……」)
(竹下、主人公の耳に唇が付くくらいに近く)
「実は……。ちょっとだけ、あの時のことを気にしてるんです……。あの後、たまに2人の時間を作りましょうって、約束しましたけど……。
……ちょっと僕の避けてましたよね……?」
(主人公「さ……避けてた訳じゃ……」)
「……避けてた訳じゃなければ、何なんですか……?……言わないと……、(耳の中に息が入るくらい近くで)……耳にキスしますよ……」
(主人公、仰け反る「ちょ……っ、近いっ……」)
[SE:衣擦れの音]
[SE:イスがカタッと動く音]
(主人公「避けてたというか……。あの後、会うのが恥ずかしくて……」)
「……恥ずかしかった……んですか……?」
(竹下、ふーっと息を吐く)
(主人公「……竹下さん……?」)
「……可愛いじゃないですか……、先生。じゃあ……、恥ずかしいのを克服と、これからの仕事のためにも……、(耳元で)さっきの特訓、沢山しましょう(笑顔)」
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