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「仕事帰りのコンビニ」

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仕事帰りの夜のコンビニ……。
こいつは魔物だ。
一度そこに入ったら、魅惑的な物に囲まれ、気付いたら、カゴいっぱいにカップラーメンやお菓子、スイーツ等をほおりこんでいる。
それを止めることは出来ない。
この誘惑に勝てる者などいない。
なぜなら、この状況は苦悩であるが悦びでもあるからだ。
仕事に疲れて、空腹のこの状況で、帰ったらすぐにこれらを食べれるという状況は、ワクワクドキドキせずにいられないからだ。
夜のコンビニ……。
それは高カロリーな物を求める。
こんな時間に高カロリーな物を手にする背徳感……。
一瞬の迷い。
でも、仕事を頑張った自分へのご褒美……。
夜の高カロリーは胸が踊る。
特別感がある。
このなんともワクワクする気持ちを求め、私は夜のコンビニに足を向けてしまうのだ。
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