「人見知り、不器用な私から見た社会」

黒子猫

文字の大きさ
3 / 13

「嫌なら、他の生きる道もあるよ」

しおりを挟む
私は人と一緒にいるのが苦手って気付くのに結構時間がかかった。
苦手ってはっきり自覚したのは、3年位前かな……。
前は人間関係を上手に築けない、上手く立ち回れないと思っていたけど、人が苦手ってあんまり思っていなかったかも。
20代、30代中盤位までは、朝活や色々な活動に参加したりして、人との出会いを求めたりしていた。
その頃、家の居心地が良くなかったりしたこともあり、寮のある職場(県外)にいたこともあった(色んな寮付きの職場にいった)。
で、色々な寮付きの職場で働いて、気付いた。
『私、人と一緒が苦手だわ』
ある寮では、朝昼晩のご飯を全て職場の人と一緒に食べる所があって(食事の片付け、洗い物なども一緒にする)、ずっと一緒にいるのがキツかった。
職場の人や社長の奥さんの雑談を食事中ずっと聞いてないといけないのがしんどかったり。
お風呂を職場の人と順番に入るのが面倒くさかったり(一つしかないので)。
台所を自由に使えないのがストレス立ったり……(その時お菓子作りにはまっていたので特に)。
休みの日にも外に出ると職場の人にあったりするのが、しんどかったり……。
私は、自分だけのスペースや時間が大事だし、人とずっと一緒にいるのが疲れる。
一人が好き。
そういうことが分かった。
それから実家に戻り、他の職場に行っても、人とずっと一緒にいるのが苦手って実感した(工場に勤めたら、昼休みもずっと同じ人達と一緒で、苦手な人がいて辛かった)。
やっぱりね、いくらお金の為とはいえ、自分にとって楽な環境で働きたいよね。
結局そこでストレスを溜めると、ストレス解消の為に不要なお金使ったりしたりして、あまり意味がない……。
なので、もし、嫌だなと思うことがあったら、自分にとって何が嫌なのかを観察すると良いですよ。
私、人間関係は乗り越えなきゃと思って、頑張ったり、我慢したり、やり過ごしたりして……。
嫌なら、他の生きる道もあるよ。
意外と『こうしないといけない』って視野が狭くなっていることもあると思うんだ。
意外と、世界は広い。

人が苦手と気付いてからの方が楽に生きれている……かもしれない。
昔は、人に会うことで楽しさを得ようとしてた気がする。
今思えば、ちょっとずつ無理してたんだね……。
楽しくないことばかりじゃなかったけど 。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

処理中です...