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時也さんに悪気はないのかもしれないけれど、〝恋人〟をバッサリ否定されてしまったことに心が痛んだ。
確かに〝完璧な恋人にはなれない〟と言われた。
どんな女と寝ても心は俺のものだと言ってくれたけれど、やはり〝恋人〟と確定はしてくれないんだ。
ただ、同じ運命を背負っているというだけの、情による繋がりとしての認識の方が大きいのだろうか。
「なんか聖くんが可哀想ー。時也さんは女泣かせだけど男まで泣かせるようになっちゃったんですか?」
「俺は聖ちゃんを泣かせねぇよ? すっげぇ特別に大切にするつもりだから。まぁ……嫉妬心には応えてやれねぇのは悪いとは思ってるけど、誰よりも特別なのは確かだ。なぁ? 聖ちゃん?」
「は、はい……。俺は時也さんに特別視してもらえるだけで嬉しいですし、時也さんの仕事がどういうものなのかも知ってます。そばにいさせてもらえるだけで……幸せだと思ってます」
「聞いたか? 真夜。そういうことだ。愛だの恋だのじゃ語り尽くせない関係なんだよ、俺たちは。超すげぇー繋がりで結ばれてんだ。もはや奇跡と言えるだろうよ」
真夜くんは何だか腑に落ちないと言った顔で「それでも俺が聖くんの立場だったらヤダなぁ」とポツンと呟いた。
「真夜はまだまだ子供だな。聖ちゃんと同い年とは思えねぇぞ。もっと大人になれ」
「俺は大人ですー。ただ、覇王と違って誠実で旦那一筋ってだけです。ラブラブなんです!」
失礼しちゃうな、と唇を尖らせる真夜くんを俺は酷く羨ましく思ってしまっている自分に気が付いた。
(俺の嫉妬心には応えられない……そんなのわかってたはずなのに、どうして苦しいんだろう)
確かに〝完璧な恋人にはなれない〟と言われた。
どんな女と寝ても心は俺のものだと言ってくれたけれど、やはり〝恋人〟と確定はしてくれないんだ。
ただ、同じ運命を背負っているというだけの、情による繋がりとしての認識の方が大きいのだろうか。
「なんか聖くんが可哀想ー。時也さんは女泣かせだけど男まで泣かせるようになっちゃったんですか?」
「俺は聖ちゃんを泣かせねぇよ? すっげぇ特別に大切にするつもりだから。まぁ……嫉妬心には応えてやれねぇのは悪いとは思ってるけど、誰よりも特別なのは確かだ。なぁ? 聖ちゃん?」
「は、はい……。俺は時也さんに特別視してもらえるだけで嬉しいですし、時也さんの仕事がどういうものなのかも知ってます。そばにいさせてもらえるだけで……幸せだと思ってます」
「聞いたか? 真夜。そういうことだ。愛だの恋だのじゃ語り尽くせない関係なんだよ、俺たちは。超すげぇー繋がりで結ばれてんだ。もはや奇跡と言えるだろうよ」
真夜くんは何だか腑に落ちないと言った顔で「それでも俺が聖くんの立場だったらヤダなぁ」とポツンと呟いた。
「真夜はまだまだ子供だな。聖ちゃんと同い年とは思えねぇぞ。もっと大人になれ」
「俺は大人ですー。ただ、覇王と違って誠実で旦那一筋ってだけです。ラブラブなんです!」
失礼しちゃうな、と唇を尖らせる真夜くんを俺は酷く羨ましく思ってしまっている自分に気が付いた。
(俺の嫉妬心には応えられない……そんなのわかってたはずなのに、どうして苦しいんだろう)
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