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第1章/レゾット王国
第3話/新たな仲間
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次の日、僕は早速冒険者協会に行くことに
した。善は急げと言うし、出来るだけ早い方が、後々楽だと思ったからだ。
「ここが協会…
思ったより立派な建物だな。
そうだ、出てこいよ、フォルトゥーナ。」
するといきなり、僕の頭上に魔法陣が現れて
そこからフォルトゥーナが降ってきた。
そのまま彼女は、地面に落ちた…
「何してんだよ…魔王と戦った時の興奮が
まだ続いてるのか?」
「そ、そんなんじゃ無いし!
ただ、久しぶりにライメルと外を歩ける
事が嬉しくて…
ほら、最近忙しかった、からさ。」
なんだ、そう言う事だったのか。
彼女は結構、寂しがり屋な性格をしている
から…。今度お詫びに、あの店のハンバーグをご馳走してあげようかな。
きっとフォルトゥーナも喜ぶ。
「あ、そうだ。今日君をここに呼んだ理由
なんだけどさ、僕、今から冒険者登録
しようと思って、その為に結構手続き
とかが必要だろ?
だから、少し手伝って欲しいんだ。
大丈夫!
終わったら高級ハンバーグ奢るよ!」
僕がその条件を言った時、彼女はすぐに
決断してくれた。
「えっ!本当に?やるよ、手伝う!」
フォルトゥーナは本当に、美味しいものには
すぐに食いつく。
本当にこいつが、守護神なのか?
少しだけそんな不安がよぎったが、気にせず
冒険者協会の受付に行った。
* * *
「それでは、この手帳に、貴方の情報を
記載して下さい。」
受付の人(可愛いお姉さん)に言われたから
早速作業を始めた。
まずは、自分の名前と、魔力量?
それと役職と、契約している守護神がいる
のなら、その神の情報も記載しないといけ
ないのか。
「少し面倒だな…
フォルトゥーナ、こっちは君の情報を
記載する手帳だから、こっちの手帳だけ
書いておいて。」
「ハイッ!書きます!ぐへへ、
ハンバーグが、待ってるぞぉ~っ…」
フォルトゥーナは、ウキウキで手帳を書き
始めた。ハンバーグだけで、そこまでやる気が出るものなのか?
いや、僕も早く書こう。
* * *
10分後、思ったよりも早く書き終わった。
「よし、一応ちゃんと書けてるか確認は
しておかないと…」
“ライメル
魔力量:1436
役職:魔術師/剣士
契約神:フォルトゥーナ
自己紹介
役職に魔術師と剣士がありますが、
大体は魔術師として活動しています”
こんなもんだろう。
そしたら、今度はフォルトゥーナの確認だ。
「フォルトゥーナ、手帳出来た?」
「うん!出来た!見てもいいよ?」
自信満々に手帳を見せてくるフォルトゥーナ
だが、その内容はあまりにも分かりづらい。
字は少し読みにくいし、自己紹介のところ
には、自慢話がたくさん書かれている。
「なんで、これで良いと思ったんだ…」
結局、僕が1から書くことになった。
* * *
さらに10分後、フォルトゥーナの手帳も
書き終わったところで、1人の少女が僕に
声をかけてきた。
「あ、あの…私とパーティを、組んで
貰えませんか…?」
見た感じ、年齢は僕と近い感じがする。
恐らく、15歳くらいだろう。
「別に良いよ、でも、なんで僕なの?」
「だ、だって貴方は、この国の英雄って
言われているし、一緒に冒険、して、
たくさん魔術を、学びたいと、言うか…」
そうだ、忘れていた。
僕は今は、この国では英雄扱いなんだ。
思ったよりも疲れるな…
でも、丁度パーティを組もうと思っていた
所だし、僕はその少女の誘いに乗った。
* * *
「あ、そうだ。
パーティ組んだのに、まだ手帳を見せて
なかったよね。
はい、これが僕の手帳。」
「はい、ありがとうござい、ます。
これが、私の、手帳です…」
今やっているのは、手帳の交換だ。
この世界では、パーティになった時には、
お互いの情報を確認する為に、必ず手帳を
交換するという決まりがある。
だから、僕たちはお互いに、手帳を見せ合っているのだ。
「じゃ、彼女の手帳を見てみるか…」
“セレネ
魔力量:379
役職:魔術師
契約神:パンドラ
自己紹介
魔術だけなら、少しだけ自信があるので
ちょっとは頼りになるかもしれません。
よろしくお願いします、…”
魔力量が370を超えている。
普通の女性の平均魔力量が、確か200くらい
で、男性が250だったはずだから、かなり
実力があるんだろう。
性格は少し控えめだけど、実力は確かな
はずだ。
「魔力量380近くもあるじゃん!
セレネって相当強いでしょ!」
「いや、貴方こそ、魔力量が1200超えだ
なんて…
私なんか足元にも及ばない…」
また、彼女の表情が少し暗くなった…
僕は、少しでも彼女の気分を高める為に、
セレネを今日のご飯に誘った。
* * *
「それじゃ、また後でね!」
「は、はい。また後で、…」
僕は明るく、彼女に手を振ったが、
やっぱり、表情が明るくなることはない。
どうすれば、彼女は心から笑えるのだろう。
「ねぇ、フォルトゥーナ。
彼女のこと、どうすれば笑わせられる
のかな。」
「そんな事、私に聞かれても…
あ、でもね!ご飯食べれば皆んな笑う!」
また馬鹿げた事を言っている。
「それはフォルだけでしょ…」
「でも、食べるのは楽しいよ?
美味しいものは、体だけじゃ無くて、
心にも栄養を与えてる。」
フォルトゥーナはそう言った。
でも、それは正しいと思う。
確かに、美味しいものを食べると、その時
だけは、どんなに辛い事があっても、その
このを忘れられる事がある…
「なら、セレネをご飯の誘った事は、
正解なのかな…?」
そんな事を考えながら、セレネとの待ち合わせの時間を待っていた。
「彼女にも、笑って欲しいな…
どうにか笑わせてやりたいな。
待ってろ、セレネ!」
第3話/新しい仲間
した。善は急げと言うし、出来るだけ早い方が、後々楽だと思ったからだ。
「ここが協会…
思ったより立派な建物だな。
そうだ、出てこいよ、フォルトゥーナ。」
するといきなり、僕の頭上に魔法陣が現れて
そこからフォルトゥーナが降ってきた。
そのまま彼女は、地面に落ちた…
「何してんだよ…魔王と戦った時の興奮が
まだ続いてるのか?」
「そ、そんなんじゃ無いし!
ただ、久しぶりにライメルと外を歩ける
事が嬉しくて…
ほら、最近忙しかった、からさ。」
なんだ、そう言う事だったのか。
彼女は結構、寂しがり屋な性格をしている
から…。今度お詫びに、あの店のハンバーグをご馳走してあげようかな。
きっとフォルトゥーナも喜ぶ。
「あ、そうだ。今日君をここに呼んだ理由
なんだけどさ、僕、今から冒険者登録
しようと思って、その為に結構手続き
とかが必要だろ?
だから、少し手伝って欲しいんだ。
大丈夫!
終わったら高級ハンバーグ奢るよ!」
僕がその条件を言った時、彼女はすぐに
決断してくれた。
「えっ!本当に?やるよ、手伝う!」
フォルトゥーナは本当に、美味しいものには
すぐに食いつく。
本当にこいつが、守護神なのか?
少しだけそんな不安がよぎったが、気にせず
冒険者協会の受付に行った。
* * *
「それでは、この手帳に、貴方の情報を
記載して下さい。」
受付の人(可愛いお姉さん)に言われたから
早速作業を始めた。
まずは、自分の名前と、魔力量?
それと役職と、契約している守護神がいる
のなら、その神の情報も記載しないといけ
ないのか。
「少し面倒だな…
フォルトゥーナ、こっちは君の情報を
記載する手帳だから、こっちの手帳だけ
書いておいて。」
「ハイッ!書きます!ぐへへ、
ハンバーグが、待ってるぞぉ~っ…」
フォルトゥーナは、ウキウキで手帳を書き
始めた。ハンバーグだけで、そこまでやる気が出るものなのか?
いや、僕も早く書こう。
* * *
10分後、思ったよりも早く書き終わった。
「よし、一応ちゃんと書けてるか確認は
しておかないと…」
“ライメル
魔力量:1436
役職:魔術師/剣士
契約神:フォルトゥーナ
自己紹介
役職に魔術師と剣士がありますが、
大体は魔術師として活動しています”
こんなもんだろう。
そしたら、今度はフォルトゥーナの確認だ。
「フォルトゥーナ、手帳出来た?」
「うん!出来た!見てもいいよ?」
自信満々に手帳を見せてくるフォルトゥーナ
だが、その内容はあまりにも分かりづらい。
字は少し読みにくいし、自己紹介のところ
には、自慢話がたくさん書かれている。
「なんで、これで良いと思ったんだ…」
結局、僕が1から書くことになった。
* * *
さらに10分後、フォルトゥーナの手帳も
書き終わったところで、1人の少女が僕に
声をかけてきた。
「あ、あの…私とパーティを、組んで
貰えませんか…?」
見た感じ、年齢は僕と近い感じがする。
恐らく、15歳くらいだろう。
「別に良いよ、でも、なんで僕なの?」
「だ、だって貴方は、この国の英雄って
言われているし、一緒に冒険、して、
たくさん魔術を、学びたいと、言うか…」
そうだ、忘れていた。
僕は今は、この国では英雄扱いなんだ。
思ったよりも疲れるな…
でも、丁度パーティを組もうと思っていた
所だし、僕はその少女の誘いに乗った。
* * *
「あ、そうだ。
パーティ組んだのに、まだ手帳を見せて
なかったよね。
はい、これが僕の手帳。」
「はい、ありがとうござい、ます。
これが、私の、手帳です…」
今やっているのは、手帳の交換だ。
この世界では、パーティになった時には、
お互いの情報を確認する為に、必ず手帳を
交換するという決まりがある。
だから、僕たちはお互いに、手帳を見せ合っているのだ。
「じゃ、彼女の手帳を見てみるか…」
“セレネ
魔力量:379
役職:魔術師
契約神:パンドラ
自己紹介
魔術だけなら、少しだけ自信があるので
ちょっとは頼りになるかもしれません。
よろしくお願いします、…”
魔力量が370を超えている。
普通の女性の平均魔力量が、確か200くらい
で、男性が250だったはずだから、かなり
実力があるんだろう。
性格は少し控えめだけど、実力は確かな
はずだ。
「魔力量380近くもあるじゃん!
セレネって相当強いでしょ!」
「いや、貴方こそ、魔力量が1200超えだ
なんて…
私なんか足元にも及ばない…」
また、彼女の表情が少し暗くなった…
僕は、少しでも彼女の気分を高める為に、
セレネを今日のご飯に誘った。
* * *
「それじゃ、また後でね!」
「は、はい。また後で、…」
僕は明るく、彼女に手を振ったが、
やっぱり、表情が明るくなることはない。
どうすれば、彼女は心から笑えるのだろう。
「ねぇ、フォルトゥーナ。
彼女のこと、どうすれば笑わせられる
のかな。」
「そんな事、私に聞かれても…
あ、でもね!ご飯食べれば皆んな笑う!」
また馬鹿げた事を言っている。
「それはフォルだけでしょ…」
「でも、食べるのは楽しいよ?
美味しいものは、体だけじゃ無くて、
心にも栄養を与えてる。」
フォルトゥーナはそう言った。
でも、それは正しいと思う。
確かに、美味しいものを食べると、その時
だけは、どんなに辛い事があっても、その
このを忘れられる事がある…
「なら、セレネをご飯の誘った事は、
正解なのかな…?」
そんな事を考えながら、セレネとの待ち合わせの時間を待っていた。
「彼女にも、笑って欲しいな…
どうにか笑わせてやりたいな。
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