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40話:キノコ狩り
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異世界生活三十一日目。
カニコレも終わり、住処にはいつもの静けさが戻っていた。
「昨日はすごかったね、ミコちゃん」
「うん、僕もすっごく楽しかったよ!」
「それでメグミさん、今日はどの服を着るんですか?」
「そうだなあ……スラさんの『海の彩』にしようかな~」
「あの青いワンピースですね。メグミさんによく似合いますよ」
「ありがとう、ワタルくん。さて、今日は何しようかなあ」
「メグミ、キノコ探しはどうなっている」
「あっ、ベススさん!ここ数日はカニコレの準備で出かけられなくて……。今日行こう!」
「む、今日は森に行くのか?」
「うん、ガザ爺。ベススさんとキノコ狩りの約束してたから」
「運動も大事じゃしの。日帰りか?」
「うん、あまり遠くまでは行かないつもり」
「じゃあ、皆に伝えて出発としようかの」
「おでかけっすかー!いいっすねー!俺も行くっすー!」
ヤッシーは即参加表明。
「海水プールと塩田の整備をしたいから、今回は行けんな。穴掘りの必要もないんだろ?」
「うん、オカちゃんは自分の仕事をお願いね」
「拙者、メグミ殿の不在中、しっかり住処をお守りいたしますゆえ!ご安心を!」
ケイちゃんはオカちゃんとお留守番組決定。
モクさんやカムリさんはそもそも森に行けないし、ホリくんとヤマトくんもオカちゃんの手伝いで残留だろう。
「サワキさんとハロさんたちは?」
「俺は水路のろ過砂を点検する。きれいな水は重要だからな」
「我らは森の美観が損なわれないか気になるので、同行いたしますよ!」
こうしてキノコ捜索メンバーは、
ベススさん、ワタルくん、ガザ爺、ヤッシー、派手ガニさんたち、ミコちゃん、コメちゃんズ、そして私。
「よーし!今日は食べられるキノコを探しに行こう!」
この森には、不思議なキノコがたくさん生えている。真っ赤なキノコ、光るキノコ、もさもさしたキノコ……どれも毒ばかりだった。
今日の目標は派手じゃない、地味でおいしいキノコ。特にシイタケに似たキノコを探したい!
「今日は沢より少し奥を見てみよう!」
「了解!何か見つけたらすぐ持ってきます!」
ワタルくんはサッと森の奥へ。
「俺も負けないっすよー!」
ヤッシーも追うように飛び出した。
「ガザ爺、二匹とも勝手に行っちゃったけど大丈夫?」
「メグミの気配を辿ればすぐ戻れる。心配ない」
……やっぱり私ってそんなに目立つ存在なんだろうか。
「ふふふ、今日はどんな毒キノコに出会えるかな……」
ベススさんは私たちとは別の意味でウキウキしている。
「ほどよく食べられるのと、良い毒のやつが見つかるといいね」
「メグミさーん!地味なキノコ見つけたっすよー!」
ヤッシーが何かを手に戻ってきた。
茶色い傘に白い軸……どう見てもマツタケ!
「ふむ……香りは強いが、毒はまったくない。残念だ」
やっぱりマツタケだった。贅沢な話だけど、シイタケの方が使いやすいなあ。
「ヤッシー、ありがとう。でも探してるのとはちょっと違うんだ」
「そっかー。でも食べられるやつ見つけてよかったっすねー!」
「そうだね。今までは毒ばっかりだったからね」
「メグミさん!こちらも地味なキノコ発見しました!」
見た目はシイタケに似ている。これは期待できそう……!
「ふむふむ……おお、これは痺れと感覚の狂いを伴う毒!素晴らしいな!」
バチバチの毒キノコだった。
「外れでしたか……また探してきます」
しょんぼりと森へ戻っていくワタルくん。
「メグミ!我々も美しいキノコを持ってきました!」
「ハロさん、それ前回全部毒だったやつじゃないですか!!」
「むぅ……美しくてもダメなこともあるのですね……」
そんなこんなで日が傾いてきた。今日の収穫は……もしかしてマツタケだけ?
「そろそろ帰ろっか」
「ベススさん!最後にこのキノコ、試してみてください!」
泥だらけのワタルくんが差し出してきたキノコ。それは……完璧にシイタケに見える!
「ふむ……うまい!が毒はない、安全だ!」
「やった!メグミさん、大当たりです!」
「ワタルくん、ありがとう!これで料理の幅がぐっと広がるね!」
こうして、ギリギリでシイタケそっくりの安全なキノコを手に入れ、私たちは住処に戻った。
……けれどこの時、私たちはまだ知らなかった。
住処に、静かに迫る危機の気配に——。
カニコレも終わり、住処にはいつもの静けさが戻っていた。
「昨日はすごかったね、ミコちゃん」
「うん、僕もすっごく楽しかったよ!」
「それでメグミさん、今日はどの服を着るんですか?」
「そうだなあ……スラさんの『海の彩』にしようかな~」
「あの青いワンピースですね。メグミさんによく似合いますよ」
「ありがとう、ワタルくん。さて、今日は何しようかなあ」
「メグミ、キノコ探しはどうなっている」
「あっ、ベススさん!ここ数日はカニコレの準備で出かけられなくて……。今日行こう!」
「む、今日は森に行くのか?」
「うん、ガザ爺。ベススさんとキノコ狩りの約束してたから」
「運動も大事じゃしの。日帰りか?」
「うん、あまり遠くまでは行かないつもり」
「じゃあ、皆に伝えて出発としようかの」
「おでかけっすかー!いいっすねー!俺も行くっすー!」
ヤッシーは即参加表明。
「海水プールと塩田の整備をしたいから、今回は行けんな。穴掘りの必要もないんだろ?」
「うん、オカちゃんは自分の仕事をお願いね」
「拙者、メグミ殿の不在中、しっかり住処をお守りいたしますゆえ!ご安心を!」
ケイちゃんはオカちゃんとお留守番組決定。
モクさんやカムリさんはそもそも森に行けないし、ホリくんとヤマトくんもオカちゃんの手伝いで残留だろう。
「サワキさんとハロさんたちは?」
「俺は水路のろ過砂を点検する。きれいな水は重要だからな」
「我らは森の美観が損なわれないか気になるので、同行いたしますよ!」
こうしてキノコ捜索メンバーは、
ベススさん、ワタルくん、ガザ爺、ヤッシー、派手ガニさんたち、ミコちゃん、コメちゃんズ、そして私。
「よーし!今日は食べられるキノコを探しに行こう!」
この森には、不思議なキノコがたくさん生えている。真っ赤なキノコ、光るキノコ、もさもさしたキノコ……どれも毒ばかりだった。
今日の目標は派手じゃない、地味でおいしいキノコ。特にシイタケに似たキノコを探したい!
「今日は沢より少し奥を見てみよう!」
「了解!何か見つけたらすぐ持ってきます!」
ワタルくんはサッと森の奥へ。
「俺も負けないっすよー!」
ヤッシーも追うように飛び出した。
「ガザ爺、二匹とも勝手に行っちゃったけど大丈夫?」
「メグミの気配を辿ればすぐ戻れる。心配ない」
……やっぱり私ってそんなに目立つ存在なんだろうか。
「ふふふ、今日はどんな毒キノコに出会えるかな……」
ベススさんは私たちとは別の意味でウキウキしている。
「ほどよく食べられるのと、良い毒のやつが見つかるといいね」
「メグミさーん!地味なキノコ見つけたっすよー!」
ヤッシーが何かを手に戻ってきた。
茶色い傘に白い軸……どう見てもマツタケ!
「ふむ……香りは強いが、毒はまったくない。残念だ」
やっぱりマツタケだった。贅沢な話だけど、シイタケの方が使いやすいなあ。
「ヤッシー、ありがとう。でも探してるのとはちょっと違うんだ」
「そっかー。でも食べられるやつ見つけてよかったっすねー!」
「そうだね。今までは毒ばっかりだったからね」
「メグミさん!こちらも地味なキノコ発見しました!」
見た目はシイタケに似ている。これは期待できそう……!
「ふむふむ……おお、これは痺れと感覚の狂いを伴う毒!素晴らしいな!」
バチバチの毒キノコだった。
「外れでしたか……また探してきます」
しょんぼりと森へ戻っていくワタルくん。
「メグミ!我々も美しいキノコを持ってきました!」
「ハロさん、それ前回全部毒だったやつじゃないですか!!」
「むぅ……美しくてもダメなこともあるのですね……」
そんなこんなで日が傾いてきた。今日の収穫は……もしかしてマツタケだけ?
「そろそろ帰ろっか」
「ベススさん!最後にこのキノコ、試してみてください!」
泥だらけのワタルくんが差し出してきたキノコ。それは……完璧にシイタケに見える!
「ふむ……うまい!が毒はない、安全だ!」
「やった!メグミさん、大当たりです!」
「ワタルくん、ありがとう!これで料理の幅がぐっと広がるね!」
こうして、ギリギリでシイタケそっくりの安全なキノコを手に入れ、私たちは住処に戻った。
……けれどこの時、私たちはまだ知らなかった。
住処に、静かに迫る危機の気配に——。
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