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3日寝ていた眠り姫
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今、私は扉の前、あと少しでドアノブに手の届く距離で転がっている。
起きたら体中の痛みがすごくて、身体が思うように動かせなくて、満足に部屋も出られない。
「おい、もう起きているのか。開けるぞ」
あ、ちょっと待って今開けたら私ドアに巻き込まれ
「あ、うあ痛い痛い痛い」
思いっきり巻き込まれた。
「なんでベッドで寝てないんだ」
「だって起きたらだれもいませんし、身体が痛くてなにか薬でも貰おうかと」
カミオが思い切り額に手をやりながらため息をついた。
「おまえ、なんにも覚えてないのか」
「ええ」
「この森の気に当てられて、寝込んでたんだ。そりゃ回復するまで時間もかかる。無茶して動きやがって」
あれから私は3日ほど眠り続けていたらしい。
症状を緩和するための薬湯を用意してくれていたらしいけど、それに入る前に気を失ったから、アベルが緊急用の解毒剤を使ってくれた、らしい。
今は遅めの昼寝だとか。
今が夕方だから、ずいぶん遅い気もするけど。
夜寝れるのかな。
「まあ、そろそろあいつも起きてくる頃だ。夕飯は食べられるか」
「あ、はい。大丈夫です。あ、いたたたた」
「だから今は無理に動くな。回復が遅くなるだろ」
部屋を移動するなら、と思って体を起こそうとすると激痛が走る。
結局、夕飯の支度が整った後、カミオに人生初のお姫様抱っこをされて私はアベルと再会することになった。
起きたら体中の痛みがすごくて、身体が思うように動かせなくて、満足に部屋も出られない。
「おい、もう起きているのか。開けるぞ」
あ、ちょっと待って今開けたら私ドアに巻き込まれ
「あ、うあ痛い痛い痛い」
思いっきり巻き込まれた。
「なんでベッドで寝てないんだ」
「だって起きたらだれもいませんし、身体が痛くてなにか薬でも貰おうかと」
カミオが思い切り額に手をやりながらため息をついた。
「おまえ、なんにも覚えてないのか」
「ええ」
「この森の気に当てられて、寝込んでたんだ。そりゃ回復するまで時間もかかる。無茶して動きやがって」
あれから私は3日ほど眠り続けていたらしい。
症状を緩和するための薬湯を用意してくれていたらしいけど、それに入る前に気を失ったから、アベルが緊急用の解毒剤を使ってくれた、らしい。
今は遅めの昼寝だとか。
今が夕方だから、ずいぶん遅い気もするけど。
夜寝れるのかな。
「まあ、そろそろあいつも起きてくる頃だ。夕飯は食べられるか」
「あ、はい。大丈夫です。あ、いたたたた」
「だから今は無理に動くな。回復が遅くなるだろ」
部屋を移動するなら、と思って体を起こそうとすると激痛が走る。
結局、夕飯の支度が整った後、カミオに人生初のお姫様抱っこをされて私はアベルと再会することになった。
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