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第8章 探索編
76話 紅葉の頃に
しおりを挟む王都にほど近い山は、すっかり紅く色づいている。
緑色に輝いていた山々が紅色に染まり、秋が深まったことを感じさせた。あと幾日もしない間に紅葉の時期は見頃をむかえ、やがて雪化粧の時期へと変化するのだろう。
「あー、綺麗な風景だなー」
一人の退魔師が、ぼんやりと呟いた。
紅葉が広がる山奥の洞窟には、退魔師の一軍が集められていた。半数の退魔師は洞窟の奥に、残りの半数は洞窟を護るように外に立っている。この退魔師は、後者だった。洞窟の入り口に寄りかかり、ぼんやりと目の前に広がる紅を眺めている。
「そういえば、バルサック家の若様が『モミジ狩り』とか言って、紅葉見ながら宴会したな。あー、酒が飲みたい」
「こら、気を抜くな! もしかしたら、魔王軍が攻めてくるかもしれないんだぞ?」
のほほんと気の抜けた退魔師に、隣に立っていた同僚が喝を入れる。
「ここは、魔王封印の地だ。
いいか、王女様が拉致された以上、次に連中は封印の地を暴きにかかる。ここにも、いつ敵が襲いかかっていても不思議ではないのだぞ!?」
「んー、まあそうだけどさ。本当に魔王軍って強いのかよ?」
退魔師は、いまいち緊張感が持てずにいた。
ここ数年、とくにこの数か月は魔王軍に幾度となく大敗している。しかし、フェルトでは魔王軍の実力者を討ち取り、先日の王都での一戦では魔王軍の中核ともいえるレーヴェンを瀕死にさせた。もしかしたら、レーヴェンが庇っていたシャルロッテ魔王代行も死に近い傷を与えることが出来たかもしれない。
「魔王軍の実力者って、ことごとく戦闘不能になっているんだろ?
だったら、なんとかなるんじゃないか?」
「なに言ってんだよ! おまえ、知らないのか?」
同僚は怒りのあまり退魔師の首根っこをつかむ。
「知らないって、なにが?」
「赤髪の魔族の噂だよ。カルカタの一軍を壊滅させた小柄な魔族。赤い髪から血を滴らせて、でっかいハルバードを振り回してくるんだとよ」
同僚の声は微かに震えていた。
赤い髪の魔族の噂は、すっかり退魔師の間で広がりを見せている。この退魔師も噂を耳にしたことはあったが、それがどうした?と笑い飛ばすようにしていた。
「だけどよ、噂に尾ひれがついているだけだろ?」
「ばか! それが、違うらしいぜ。なにせ、カルカタで生き残った連中から直接聞いた話なんだからな」
「でもよ、魔族って言うけど、赤髪だろ? だったらそいつ、『裏切りのリク』じゃね?」
「……裏切りのリク?」
同僚は、眉間にしわを寄せた。「裏切りのリク」なんて今まで聞き覚えのない言葉に、同僚が首を傾けていると、退魔師は声を潜めた。
「ここだけの話、ライモン様の次女が裏切って魔族側で活躍してるんだと」
「はぁっ!? それ、どういう――」
「しっ、声がでかいって」
退魔師は、慌てて同僚の口元を手で押さえた。同僚は、目玉が零れ落ちそうになるくらい驚いている。退魔師は若干真剣な表情になると、さらに声を潜めて話を続けた。
「俺の兄貴がライモン様直属の部隊にいるんだけどよ、なんでも崖から落とされた後、生き残って魔族に拾われたんだってさ」
「……それ、本当か?」
同僚は退魔師の手をどかすと、静かに囁き返す。
バルサック家に連なる退魔師なら、いや、バルサック家でなくても退魔師ならば、ライモン・バルサックに赤髪の娘がいたことを知っている。それが数年前に処分されたことも、誰も口にしないだけで周知の事実だった。
「本当だって。んでさ、そいつの利き腕をライモン様が切り落としたらしい。
だから、魔族に脅威となる兵士はいないんじゃないかって」
「な、なるほどな……だが、気を抜いて良い理由にはならん。まだ、我らの知らぬ脅威を持ち合わせている可能性があるからな!」
同僚は緩みかけた頬を叩くと、再び厳しい表情へと戻る。退魔師は面倒くさそうに返事をすると、再び前方に広がる山々を眺めた。
「でもさー、奴らが『封印の地』に向かってるとすればさ、他の誰かが気づくだろ?」
退魔師は、はらりはらりと舞い落ちる朱色の葉を眺めながら呟いてみる。
山の麓の方で魔族の軍が目撃されたのであれば、すぐに連絡が来るはずだ。退魔師の精鋭部隊が守護する封印の地を、魔族が少数部隊で制圧にかかるとは思えない。大編隊を組んで挑みにかかってくるのであれば、絶対に途中で気がつくはずである。退魔師がそう言えば、同僚は戸惑いながらも頷いた。
「まぁ、それは一理あるな。だけど、用心に越したことはないだろ? ここを守護しているのは精鋭部隊には違いない。だが――」
同僚の言葉は、そこで途切れる。
同僚が口を閉ざしたのではない。風を切る音とともに、同僚の首が空を舞った。突然の出来事に、退魔師は呆然と首が消えた胴体を眺める。
「えっ?」
退魔師が口にできた言葉は、それだけだった。
次の瞬間には、彼自身の首も鋭利なハルバードで切り落とされてしまった。想像を絶する強烈な痛みと薄れゆく意識の中、退魔師が最期に目にしたのは、赤い鎧に身を包み、頬を紅潮させた朱色の髪の少女――
「これが精鋭部隊なんて、がっかりね」
紅葉の山に溶け込んだ片腕の少女だった。
※
「制圧完了」
リク・バルサックは、近くの岩に腰をかける。
秋が深まった山々は退魔師の血で更に赤く染まっていた。リクはポケットの中から返り血が滲んだ用紙を取り出すと、小さくため息を吐いた。
「ここもハズレ」
膝の上に広げた用紙には、王都周辺の地図が描かれていた。いくつかの山や海沿いに〇や×印が記されている。リクは返り血のついた指で、ちょうど今いる場所に記された〇印に×をつけた。
「まったく、封印された候補地が多すぎるのよ。もっと減らせなかったの?」
「仕方ねぇだろ、これでも絞った方だっての」
そう言いながら、ヴルストが洞窟の奥から姿を現した。
「つーか、嬢ちゃんはバルサック出身なんだろ? 魔王様が封印されてる場所くらい教えてもらってるんじゃねぇのか?」
「残念だけど、知らないわ。
正確な場所は、退魔四家の頭首と、封印の地を守護する精鋭部隊にしか伝えられないのよ。それ以外は、全部『囮』の情報。
……この様子だと、偽りの地を守護する部隊には知らされてないことだけど」
リクは、足元を見下ろした。そこには、さっきまで「自分たちが本当に封印の地を守護している」と信じきっていた退魔師の死体が転がっている。これも、本当の封印の土地が発覚しないようにするための囮に違いない。
魔王封印直後――当時の退魔師は、魔族の報復、および魔王復活を恐れてか「封印の地」を公表しなかった。
念入りに封印の地を隠すため、まったく関係ない場所を「封印されてある可能性がある土地」として退魔師数人に守護させている。その場所も一般に秘されているのだが、魔王軍は長年の研究の末、封印の地とされる箇所がいくつか判明していた。
リクはゴルトベルクの命令を受け、可能性のある土地を虱潰しにあたっているのだった。
「これで、もう4つ目よ。
……こんなことをするなんて、よっぽど魔王復活が怖かったんでしょうね」
リクは幼い頃、魔王の脅威について習ったことがある。
魔王は、この世のありとあらゆる残虐な行為を行い尽くし、いくつもの人間の王国を血の海に沈めたらしい。とはいえ、リクが退魔師時代に習った情報と現実は、かなり異なる点が多い。魔王の脅威についても、どこまで本当なのか、リクにはピンと来なかった。
「さてと、次はどこを潰す?」
「んー、そうだな。ここの情報が伝わる前に、こっちの洞窟を攻めたらどうだ? ここの襲撃が知られて、下手に守りを固められたら、ハズレのときに厄介だろ」
「そうね……でも、今朝、伝令兵から届いた退魔師の人員の動きから考えると、反対側の山が怪しいと思うわ」
ここ数週間、退魔師の動きが激しい。
退魔師側は隠しているつもりらしく、普段は出兵する時に行う「出陣の儀」みたいなことは一切やらず、王都や退魔師の駐屯所の出入りだけが激しくなっていた。
「反対の山に偵察隊を送って、いつでも攻め入ることが出来るように準備することが大切だと思うけど?」
「バーカ。わざと情報を漏らしているに決まってんだろ? 確かな情報と判明できない以上、反対側の山には偵察隊と一緒にアスティの部隊を送らせる。本隊は、別の場所を攻め入った方がいい」
「でも、万が一、そっちが本当に『封印の地』だったらどうするの? 本物なら守りはここより厳しいはずだし、その守備を壊せるような実力者は、私以外にいないわよ」
「……凄い自信だな、嬢ちゃん」
リクは、若干呆れ顔のヴルストを一瞥した。
「まぁ……たしかに、不確かな情報を頼りに動くわけにはいかないわよね。
ひとまず本隊所属の偵察隊を行かせて、アスティたちには、いつでも出撃できるように準備をさせておく。私たちは、このまま近くの場所を虱潰しに探索する。それでいいかしら?」
不確かな情報をもとに、偵察隊もなしに攻めていくなど愚の骨頂であると理解している。この場所に攻め込んだときも、最初に偵察隊を送り、退魔師の配置や罠の有無を見定めた後、リクが20人程度の選りすぐった魔族を率いて強襲をかけたのだ。
……その結果はハズレだったが、それでも、事前の偵察隊のお蔭で魔族側の被害は最小限に抑えられた。それで、良しとしよう。
「問題ねぇよ。んじゃ、アスティたちに連絡いれてくるぜ」
「よろしくね……ん?」
ヴルストの背中を見送ると、リクは視線を感じた。
朱色に染まった木々の奥から、何者かが駆けてくる姿が目に留まる。鳥よりも早く木々の間を駆け抜けてくるので、リクは思わずハルバードを前に突き出した。迫りくる人物の喉元にハルバードを突きつけ、そのまま地面へ押し倒し、動きを止める。
「誰?」
「ひぃ、僕です!ロップ・ネザーランドです!」
ハルバードを喉元に突き付けられ、ロップの顔は気の毒なくらい青ざめている。
リクは一瞬、きょとんっと目を丸くした後、すまなそうに表情を緩めた。
「ごめんなさい、ロップ曹長。
それで、そんなに急いで何かあったの?」
リクはハルバードを退かすと、ロップが起き上がるのを待った。ロップは数回咳き込んだ後、呼吸を整えてから話始めた。
「はい、実は……リク少将に対談の申し入れが来ておりまして……」
「対談? こんな忙しい時期に?」
リクは眉をしかめた。
魔王代行がいない今、リクはゴルトベルクの補佐官を務めている。故に、リクとコンタクトを取るよりも、ゴルトベルクと会う機会を作った方が効率的だ。事実、魔族たちの中には人間のリクに媚を売るような者もいたが、ほとんどはゴルトベルクに媚を売ることに必死だ。
「誰? どこかの魔族貴族?」
「いえ、それが……」
ロップは戸惑いながらも、薄っぺらい封筒を差し出してくる。
上質な紙に押された印を見た時、リクは目が零れ落ちそうになるくらい見開いてしまった。
「……誰から、これを受け取ったの?」
「ほ、本人と名乗る者からです。僕も半信半疑でしたが、リク少将からお聞きしていた特徴と同じだったので……」
リクはしばし悩んだ。
こめかみに指を当て、考え込む。この時期に、封筒の送り主がリクと会いたいと申し出てくるなんて正気の沙汰には思えない。これは、罠だろうか? のこのこ出て行って、退魔師や人間の傭兵に一網打尽にされる恐れがある。
「少将?」
ロップがリクを不安げに見上げてくる。リクは悩んだ末、とりあえず封筒を噛み切るようにして開けることに決めた。こういう時、両腕があったら便利なのに、と思いながら封を噛み破り、中身を取り出す。
封筒の中には折りたたまれた手紙が一枚、それと待ち合わせの場所が記された地図が入っている。比較的大きめな字だが、本人の印象とは異なり、意外と丁寧な文字が記されていた。リクは罠を疑いながら、ゆっくりと読み進めていく。
「リク少将、いかがなさいましたか?」
「……ありえない」
リクは、ちいさく呟いた。
最後の一文まで読み終えたとき、リクの眼の色が変わる。リクの頬は紅潮し、心なしか手紙を持つ手が震えてしまっていた。
「これは、どういうことなの?」
驚天動地の展開とは、まさにこのことだろう。
あまりの出来事に、リクは動揺を隠せない。
その手紙に記されていたのは、どこからどう考えてもありえない内容だったのだから。
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