55 / 77
第8章 探索編
78話 どうしてこうなった?
しおりを挟む「……どうしてこうなった」
ルーク・バルサックは、がっくしと倒れたい気持ちになった。
ゲームの知識を頼りに魔王城をめざし、歩き続けて数週間……。魔族領に近い森を散策していると、女の人の悲鳴に近い雄叫びが聞こえたのだ。
「なんだろうって駆けつけてみたは良かったんだけど……ね」
ルークを取り囲むのは、いかつい魔族の殺意だった。
ルークとしては、現時点で魔族と剣を交えるのは避けたい。ただでさえ、ルークは大量の魔族を殺してきた。もう、これ以上の魔族は殺したくない。だからといって、悲鳴を上げた女性も無視できなかった。
「貴様、人間だな……こんなところまで、なにをしに来た?」
魔族の1人が、じりじりと迫ってくる。
姿が見える魔族は、5人ほど。でも、木の影から放たれる殺気の気配は10~20もある。きっと、木陰から矢で自分を狙っている魔族もいるに違いない。
「早く答えろ、我々の気は短い」
どこかで弓を引き絞る音が聞こえた。
どうやら、彼らは本気らしい。なにを言えば生き残ることが出来るだろうか?と、ルークは必死になって考える。
正直に「魔王代行と話しあって、姫を救い出すために来た」と言ったところで、「なら、敵だな。殺す」となるのがオチだ。しかも、彼らは末端の兵士。もし、仮にルークが「シャルロッテの知り合いだ」と言ったところで、彼らに確認する術はないし、むしろ「シャルロッテ様が人間と知り合うわけがない、この嘘つきが!!」と、殺されてしまう可能性の方が高かった。
「ぼ、僕は……」
考えろ、考えろ、考えろ……。
ルークは、この世界に転生して以来、初めてといっていいほど真剣に悩んだ。
「早くしろ、もたもたするな!!」
がたいのよい魔族が吠える。空気を揺るがすような吠え声に、ルークは思わず背筋を伸ばした。魔族はいらいらと腕を組んでいる。
そのときだ。
ルークの眼に、彼らの身に着けている鎧の家紋が目に飛び込んできたのだ。
「あっ」
それは、ゴルトベルクの家紋だった。
ゴルトベルクと言えば、序盤の敵――ミューズ城の城主、ルドガー・ゴルトベルクとアスティ・ゴルトベルクのことを指す。きっと、2人のどちらかが部隊を率いているに違いない。そうなると、さきほどの女性的な雄叫びは、娘のアスティ・ゴルトベルクのモノだろうか?
「どうした、あと3秒で答えろ」
ルドガーもアスティも、よくいえば熱血漢、悪く言えば感情的な武将だ。
「3!」
だけど、ここは現実。彼らが長年部隊を率いてきたということは、それだけの実力があるということ。それは、きっと感情的な悪い癖もあったかもしれないけど、部隊を指揮する冷静さがあるということなのだろう。
「2!」
それに、少なくとも……ルークが知るゲームのゴルトベルク父娘は、話し合いを求めてきた人間を問答無用で殺さない。とくに、娘のアスティ・ゴルトベルクは荒っぽいけど根は優しい女性だ。
「1!」
もたもたしている暇はない。いまは、ゲームの知識を信じよう。ルークは、拳を握りしめると、代表者らしい魔族の顔を見上げた。
「0!」
「話がしたいんだ、君たちのボスに!」
ルークの渾身の叫びは、魔族の最後のカウントと重なった。「かき消されたか?」と、ルークは冷や汗をかいた。だけど、魔族の中にルークの声は届いたらしい。
「……なんだと?」
魔族の中に動揺が広がった。
そりゃそうだろう。魔族と人間は、気が遠くなるほど長い年月の間、ずっと互いが互いを敵視していた。いきなり話し合いたい、と言われても、困惑するに決まっている。むしろ、罠を疑うはずだ。
「本当のことを話せ、人間」
案の定、魔族は警戒の姿勢をさらに強めたようだ。ルークの前で構える魔族は、静かに手を挙げ合図を出す。すると、風を切る音ともに、足元に何かが刺さった。ルークが目を落すと、地面に鋭く磨かれた矢じりが刺さっていた。
「次に嘘を吐けば、貴様の脳天が吹き飛ぶぞ」
ルークの言い分を、まったく信じていないようだ。
たぶん、逆の立場だったら信じないだろう。ルークは内心、苦笑いを浮かべた。
「嘘じゃない」
ルークは、腰に差した剣を外した。
鞘に刺さったままの愛剣を、前へ放り投げる。ルークの愛剣は、からんと音を立てながら地面に転がった。
「武装解除する。僕の手足を縛ってもいい。だから、対談の席を用意して欲しい」
本当は、怖くてたまらなかった。
ルークの周りを囲む魔族は、どいつもこいつもルークより頭一つ分以上でかい。しかも、筋肉が鎧の上からでも分かるくらいついている。そいつらが、全身を震わすような殺気を放ってくるのだ。そのなかで命の次に大切な剣を手放すなんて真似は、自殺行為に近い。無論、ルークは少しばかり格闘術も嗜んでいた。前世の話になるが、中学校の授業で習った柔道は、A判定だった。
……でも、自分を囲んでいる魔族相手に、素手の格闘戦が通用するとは思えなかった。
ルークは、拳に退魔力を集中させる技を身に着けていない。筋肉隆々の魔族相手に、ルークの細腕で勝負を挑もうなど片腹痛い話だ。天と地がひっくり返っても、勝利を手にすることは難しいだろう。
「……おまえ、本気で言ってるのか?」
魔族が、ルークの態度に少し呆れている。
気がつくと、殺気の中のいくつかが消えている。こちらの馬鹿さ加減に呆れるあまり、殺気を放つことも面倒になったのか。それとも、ゴルトベルク父娘に報告へ向かっているのか。
「あぁ、本当さ! ぼ、僕は、君たちのボスに話がある。話しに応じるまで、一歩もここから動かないぞ!!」
ルークは、精いっぱいの大声で言い放った。
どうだ、言ってやったぞ!!と魔族を睨みつける。魔族は、ルークの真意を推し量るように見降ろしてくる。その圧力に、ルークの足はみっともないくらい震えた。そのまま、座り込みたい衝動に駆られる。でも、座り込むわけにはいかない。ルークは、魔族の視線を弾き返すように睨み返した。
「……」
その応酬は、いったい何分続いたことだろうか。
いや、数秒だったかもしれない。
だが、その重たく苦しい時間は、ルークにとって何時間も続いたように感じた。次第に、ルークは息が苦しくなってくる。
眼前の魔族の表情は変わらない。しかも、ルークを推し量るように見降ろす視線は、さらに圧迫感を増してきていた。ルークの睨みなんて、まったく効果がないらしい。そこまで、凄しい威圧感だった。ルークの背中は汗でびっしょり濡れ、足は今にも崩れそうだ。だんだんと視界も歪んでくる。
もう、だめだ。と倒れかかった……その時だった。
がさり、と草陰が揺れる音で、ルークは正気に返る。
草陰から現れた魔族が、がたいのよい魔族の耳元で何かを囁いた。魔族は苦々しい表情を浮かべると、見た目に合わない小さな声で「そうか」と呟き返した。
「……ついてこい、退魔師」
がたいのよい魔族は、ルークに背を向けて歩き出した。
ふと、「あれ?自分が退魔師だって打ち明けたっけ?」と疑問を覚えたが、剣にバルサックの紋章が刻まれていることを思い出す。きっと、そこから退魔師だと察知されたに違いない。
「早く来いや! しばくぞ!!」
「は、はい!!」
ルークは慌てて後を追いかけた。慌てるあまり、少し足がもつれて転びそうになる。まぁ、なにはともあれ、どういうわけか分からないが、こちらの誠意が通じたらしい。ルークは、少しだけ安心した。
しばらく歩くと、森が少し開ける。そこにいくつか天幕が点在していた。どうやら、ここが魔族の野営地らしい。
「お前が、私と話したいと言った退魔師でござるか?」
ふと、話しかけられて足を止める。
そこには、背の高い女性魔族と彼女を護るように立っている魔族の姿があった。
「は、はい! その通りです!」
ルークの顔が赤くなった。
顔立ちは整っている。流れるような黒髪は、まったく痛んでいない。ぴょっこり生えている牛の角も、どことなく可愛らしい。しかし、なにを置いてもまず目を惹くのは、彼女の胸である。ごつごつとした鎧を纏っていてもなお、その強大さと破壊力が伝わってきた。
さすが、ゲーム中最大のバストを誇る魔族である。ルークがこれまで形成してきたハーレムにも、ここまでの豊満な胸の持ち主はいなかった。
「私はアスティ・ゴルトベルク。この部隊を預かっているでござる。
それで、退魔師。なんの用でござるか?」
ルークは、ごくりと唾をのんだ。
ここからが、大事になってくるところである。胸に見惚れている場合ではない。軽く頭を振るい、まず何を語りかけるかを考えた。
アスティ・ゴルトベルク。
直情的で単純。ゲームでは、祖父を死に追いやった敵として最悪な仲からのスタートになるのだが、とあるイベントを通じて仲良くなっていく。一度でも彼女と親しくなれば、あとの攻略は簡単だ。彼女は信頼した人を裏切ることはない。親しい人の危機とあれば、たとえ敵であれ可能な限り力を貸してくれる。
1つ欠点があるとするならば、それは、彼女が「暴力系ヒロイン」の立ち位置にいることくらいだろう。照れると祖父譲りの怪力を発揮し、主人公を100メートル先まで殴り飛ばしてくるのだ。
「あ、あの……」
そんな彼女と、いま対峙している。
いま、彼女の機嫌を損ねれば――きっと100メートル飛ぶだけでは済まされない。下手すれば、シャルロッテへの仲介を頼む以前に、ルークの頭が胴体と離れることだろう。
「は、はじめまして。アスティ・ゴルトベルク」
……とりあえず、ここは挨拶するべきだろう。
ていねいな挨拶は、良好な人間関係の形成に大切だ、と前世の学校で習った気がする。ルークは頭を下げると、自分の名前を口にした。
「僕は、ルーク・バルサックといいます。どうか、よろしくお願いしまひゅ」
が、ルークは緊張して舌をかんでしまう。
しん、と周囲が水を打ったかのように静まり返った。
やってしまった……と、ルークの顔から、さぁっと血の気が引く。
アスティたちも、どう対応していいのか分からないらしい。アスティは、ルークを連れてきた魔族を近くに呼ぶと――アスティ自身は声を低くしているつもりらしいのだが――ルークに聞こえる声で
「あれ、本当にルーク・バルサックなのでござるか? 資料と随分様子が違うのでござるが……」
と、部下に確認を取っていた。
「いえ、本人だと思います。少なくとも、嘘はついていません」
「……リク殿とは雲泥の差でござるな。本当に同じ腹から生まれた姉弟か? と疑いたくなるでござるよ」
「容姿といい性格といい、まったく似ていませんな」
「なんだか、残念な感じがするでござるよ。敗戦に次ぐ敗戦で、性格が変わってしまったのでござろうか?」
かなり酷い言われようである。
ルークは、恥ずかしさのあまり、ここから消えたいと思い始めていた。
「……まぁよいでござる。
それで、話とはなんでござるか?」
アスティは、なにごともなかったかのように話を再開させた。
それは、アスティの優しさなのか、それとも、ただたんに早く終わらせかっただけなのか。どちらにせよ、なにごともなく話し合いが再開されて良かった。ルークは噛まないように気をつけながら、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「実は、シャルロッテ・デモンズ魔王代行様との会談を設けたいと考えております」
「シャルロッテと、でござるか?」
ぴくりと、アスティは眉を動かした。
ルークも、おや?と首をかしげる。 ゲームのアスティは、シャルロッテを「様」づけで呼んでいたはずだ。主人公が「シャルロッテちゃん」と軽々しく呼ぶたびに「無礼でござるよ!!」と殴りつけていた記憶がある。
これは、どういうことなのだろうか?
「はい。
場所は、魔王代行様が指定してくださってかまいません。そこに、僕は武装解除し、供も連れずにお伺いします」
ルークは真摯な言葉を告げる。
文献に出てくる魔王は、会談に出向いた人間の王を殺したとなっているが……ルークはゲームを通して、実際の歴史とは異なることを知っている。
丸腰で会談に臨んだ魔王が、人間の王に封印されたのだ。
だから、魔族は武装解除した状態で会談することの危険性を熟知しているはずだ。きっと、こちらの覚悟が伝わっただろう。
しかし……
「それは無理でござる」
アスティは、すぐに断りの言葉を口にしてきた。
あまりにもあっさりと、無情なまでに突き放しにかかる。他の魔族たちの顔にも「それは、無駄なことだ」と書いてあるみたいだった。
「なんでですか?
もし、ダメなことがあるのであれば、できるかぎりそれを改善して――」
「そもそも前提として無理なのでござるよ」
アスティは、つまらなそうに肩を落とした。
そして、絶望的な言葉を口にする。
「シャルロッテは、すでに死んでいるのでござるよ」
「えっ……?」
ルークは困惑する。
「どうして……だって、シャルロッテちゃんは、まだ死なないはず……」
ゲームのシャルロッテは、まだ死なない。
すくなくとも、このタイミングで死ぬわけがない。
しかし、ここは現実だ。
病気か、心労か、それとも暗殺か。
どの要因も考えられる。ここは、もうゲームとはかけ離れた世界なのだから――。
それでも、ルークは知りたかった。どうして、彼女が死んでしまったのかを。
「……なにが原因で、彼女は亡くなったのですか?」
それを問うと、アスティの顔が苦々しく歪む。アスティは、言おうか言うまいか悩むかのように、口を何度か開けたり閉じたりを繰り返していた。
やがて、やっと決心したかのようにルークを見下ろす。そして、ひどく言いにくそうに重たい口を開いた。
「シャルロッテは、罪を犯したのでござるよ」
罪。
その言葉が、ルークに重く圧しかかる。
魔族の罪、とは何なのだろうか?と考えた時、シャルロッテルートの攻略した記憶が蘇ってきた。
ゲーム中盤、主人公とシャルロッテが仲良く語り合っていた時、ふとシャルロッテの顔が曇り、こんなことを呟くのである。
『王の代行が人間と親しいことを知ったら……きっと、罪に問われるに決まっているのじゃ』
と。
ルークの身体がどっしりと重くなり、視界も歪んだ。全身から、冷たい汗が滲み始める。こころなしか、呼吸が荒くなった。手も震え始めている。
そう、シャルロッテが処刑された罪とは……つまり……。
「君と逢引きした汚点があるからでござるよ、ルーク・バルサック」
この言葉を最後に、ルークの世界は暗転した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる