コミュ障じゃないボカロPが書いたラノベなんて読まない

ぼを

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あとがき

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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 結局、原稿用紙換算で約460枚の作品となりました。

 タルパ、という精神世界の物語でした。それをボカロというモチーフを背景に行い、さらに現実の私の作曲活動とリンクをさせていく、という試みでしたので、読者の中には受け入れがたい方も多くあったのではないでしょうか。

 残念ながら、私自身にはタルパはありません。作ってみたいな、と思った事はあったかもしれませんが、色々と文献をあたると、実際に作るのは非常に難しいようですし、この物語がそうであったように、消失させるのも大変そうです。でも、人生のアドバイスしてくれたり、歌詞を考えてくれるタルパがいたら、便利でしょうね。

 気づかれた方もいらっしゃるかと思いますが、この作品には、色々と仕掛けがあります。例えば、まず、この物語の中で明確に名前を与えられていたのは「ミコ」と「有香」だけです。つまり、タルパにしか名前がありません。主人公である一人称の「僕」にすら、名前がありません。更に、タルパが消失するまで(物語の9割以上でしょうか)、会話に「」がついていたのも、タルパだけです。なので、勘の良い方は、有香が初登場した時から「」で話しているにも関わらず、一緒にいたコスプレの先輩や、中野の友人は「」無しで会話しているので、早い段階から有香がタルパである事に気づかれていたかもしれませんね。タルパが消失してからは、その法則を逆転させています。なので、エピローグでは先輩と友人の会話は「」がありますが、ミコが消失する場面において、ミコは「」無しで会話しています。

 また、それぞれの人物が、コーヒーであったり、紅茶であったり、ワインであったりと、何かと詳しい、という設定を与えています。タルパの有香が持って来たワインは、シャトー・カロン・セギュールというワインで、ヴィンテージにもよりますが、ボトルで数万円以上する物です。ブジョネを確認したり、テイスティングしたりと、ソムリエールみたいな仕草をしていますよね。因みに、物語ではほぼ触れませんでしたが、主人公の「僕」はウイスキーに詳しい、という裏設定があります。

 数ヵ月にわたる連載は初めてでしたので、キャラの性格がぶれてしまったり、設定が途中でおかしくなってしまったりしないか、随分気を使いましたが、多分、ぶれてると思います。

 最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

 また何か書くと思いますので、その時は是非、読んでやって下さればと思います。

 それから、作曲活動も暫くは続けるつもりです。よろしければ、ツイッターで「BoPeep_16」をフォロー下さい。



 では、また。



                          
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