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第25話『願いの光』
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翌夜、閉店間際にひときわ大きな星が届いた。
瓶の中で、柔らかな白銀色の光が脈打つ。
「……澪さん、一緒に返そう」
悠真が、いつもより少しだけ真剣な声で言った。
屋上に出ると、空は澄みきっていた。
星々の間を、夜風が静かに流れていく。
ふたりで瓶の蓋に指をかけ、そっと開く。
光がふわりと浮かび、夜空へ吸い込まれていった。
その輝きを見送りながら、悠真が口を開く。
「澪さん」
「はい」
「……俺、もう願い事は一つしかない」
振り向くと、真っ直ぐな視線が私を捉えていた。
「これからも、ずっと隣にいてほしい」
胸が熱くなり、喉が詰まる。
けれど、私もずっと抱えていた気持ちを手放す時だと思った。
「……私も、同じです。悠真さんと一緒に、ここで星を見ていたい」
言葉が夜空に溶けると同時に、ふたりの間に置いた瓶の中で、小さな星が生まれた。
それは願いが叶う瞬間の光——まるで、私たちの気持ちそのものだった。
屋上の風が、祝福のようにやさしく吹き抜けた。
瓶の中で、柔らかな白銀色の光が脈打つ。
「……澪さん、一緒に返そう」
悠真が、いつもより少しだけ真剣な声で言った。
屋上に出ると、空は澄みきっていた。
星々の間を、夜風が静かに流れていく。
ふたりで瓶の蓋に指をかけ、そっと開く。
光がふわりと浮かび、夜空へ吸い込まれていった。
その輝きを見送りながら、悠真が口を開く。
「澪さん」
「はい」
「……俺、もう願い事は一つしかない」
振り向くと、真っ直ぐな視線が私を捉えていた。
「これからも、ずっと隣にいてほしい」
胸が熱くなり、喉が詰まる。
けれど、私もずっと抱えていた気持ちを手放す時だと思った。
「……私も、同じです。悠真さんと一緒に、ここで星を見ていたい」
言葉が夜空に溶けると同時に、ふたりの間に置いた瓶の中で、小さな星が生まれた。
それは願いが叶う瞬間の光——まるで、私たちの気持ちそのものだった。
屋上の風が、祝福のようにやさしく吹き抜けた。
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