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続編最終話 ふたりだけの誓い
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舞踏会が終わり、王宮の回廊には静かな夜風が吹き抜けていた。
月明かりに照らされ、クラリッサとアレクシスはふたりきりで歩いている。
「……今日も、皆の前で言ってしまいましたね」
「はい……びっくりしました」
クラリッサは頬を赤らめながら微笑む。
彼が公然と「優しくありたい」と言った瞬間、胸が熱くなって涙が出そうだった。
アレクシスは一歩立ち止まり、静かに懐から小箱を取り出した。
「クラリッサ」
「……!」
小さな箱を開けば、月光を受けて煌めく指輪。
繊細な銀細工に、小さな青い宝石が埋め込まれている。
「私は冷徹と呼ばれようと構わない。
だが……君にだけは、優しいと思われたい。
君にだけは、笑っていてほしい。
そのためなら、どんな誤解も受けよう」
クラリッサの目に涙があふれる。
両手で口を押さえ、震える声で答えた。
「……アレクシス様。私はもう知っています。
優しいのは、私にだけなんですよね。
でも、それが一番嬉しいんです」
彼女は涙のまま笑みを浮かべ、指輪を受け取った。
その小さな指に、彼が丁寧に嵌める。
月光にきらめく宝石より、二人の視線の方が強く輝いていた。
「……誓う。誰が何を言おうと、君だけに優しい」
「私も誓います。アレクシス様の優しさを、誰より知っているのは私です」
次の瞬間、二人の唇が静かに重なった。
冷徹と呼ばれた公爵と、彼を信じ続けた令嬢。
その誓いは夜の回廊に甘く響き、二人だけの未来を照らしていた。
月明かりに照らされ、クラリッサとアレクシスはふたりきりで歩いている。
「……今日も、皆の前で言ってしまいましたね」
「はい……びっくりしました」
クラリッサは頬を赤らめながら微笑む。
彼が公然と「優しくありたい」と言った瞬間、胸が熱くなって涙が出そうだった。
アレクシスは一歩立ち止まり、静かに懐から小箱を取り出した。
「クラリッサ」
「……!」
小さな箱を開けば、月光を受けて煌めく指輪。
繊細な銀細工に、小さな青い宝石が埋め込まれている。
「私は冷徹と呼ばれようと構わない。
だが……君にだけは、優しいと思われたい。
君にだけは、笑っていてほしい。
そのためなら、どんな誤解も受けよう」
クラリッサの目に涙があふれる。
両手で口を押さえ、震える声で答えた。
「……アレクシス様。私はもう知っています。
優しいのは、私にだけなんですよね。
でも、それが一番嬉しいんです」
彼女は涙のまま笑みを浮かべ、指輪を受け取った。
その小さな指に、彼が丁寧に嵌める。
月光にきらめく宝石より、二人の視線の方が強く輝いていた。
「……誓う。誰が何を言おうと、君だけに優しい」
「私も誓います。アレクシス様の優しさを、誰より知っているのは私です」
次の瞬間、二人の唇が静かに重なった。
冷徹と呼ばれた公爵と、彼を信じ続けた令嬢。
その誓いは夜の回廊に甘く響き、二人だけの未来を照らしていた。
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