11 / 171
❤︎密会❤︎真柴みひろ
2
しおりを挟む
宇丈さんの手が伸びて、私の髪に触れる。髪だから感覚はないはずなのに、どきん、と…ときめいて。
彼の唇が、髪に触れた。その心地よさに思わず目を細める…胸がドキドキして、今にも爆発しそう。
肩を抱き寄せようとしてくる手から、逃れた。彼の思いが、触れられたところから立て続けに入ってくる…心臓がもたない…。
「みひろさん…」
宇丈さんが私の名を呼ぶとき、少し苦しそうに眉間にシワが寄る。それがすごく、すごく…好き。
「今日、泊まれます」
なんだか恥ずかしくて、背の高い彼に抱きつき、背伸びして耳元で言った。好きすぎて声も出ないなんて…私、好きが重すぎる…。
「本当に?旦那さんは?」
宇丈さんの声が、ぴくんと跳ね上がる。喜んで…くれた?
「出張です」
絡めていた腕を解いて、下を向く。照れてしまって、顔…見れない。
宇丈さんの指が、手の平が…すっぽりと私頬を包む。上を向かされて、見つめ合う。
男の人らしい骨っぽい感触と、柔らかな手の平の温かさが…心地いい。
ロビーで話してた女性は、お知り合いですか?
問いただしたいのに、そんなことしたら嫌がられるに決まってる。その葛藤の中で、結局は何も聞けないまま背伸びをした。
宇丈さんは自然に体をかがめてくれた。彼の唇に自分の唇を近づけると、気持ちが止められなくて…重ね、激しく吸ってしまった。
宇丈さんは、応えるように私の唇を吸い返してくれた。少しだけ開けられた唇のわずかな隙間から、思わず舌を差し入れる。
私、宇丈さんが思ってるような女じゃないんです。宇丈さんのこと、ずっと欲しくて…手に入れたくて。あなたを前にすると、自制が効かない…そう、告げてしまいたい衝動に駆られる。
「…指輪、はずしていただけますか」
彼の前に左手を出し、薬指からマリッジリングを引き抜いてもらう。
それが、スイッチ。
宇丈さんの前では、肩書きも何もない…他人の視線にも晒されない一人の女に、なって。
ただただ、宇丈さんを求めて、満たされることを望む。
「みひろさん」
「…さん、つけないで…」
「みひろ」
「宇丈さん…」
宇丈さんの顔を見上げると、瞳が潤んでて、頰が上気してて…男の人に対してこう思うのは失礼かもしれないけど、綺麗…って思ってしまう。
「シャワー、する?」
「…いいえ…」
宇丈さんの掠れた声。熱を帯びていて、吐息も熱い。
彼の耳元に口を寄せて、小さな声で返事した。
「このまま、抱いてください」
ふんわりしたスリーブのブラウスを、乱暴に脱がされ、下着を引き下ろされる。情熱のまま、余裕がないまま…荒々しく胸を揉まれる。
「痛っ…」
「ごめ…」
はっとしたように、手を止めて…今度はゆっくりと、優しく揉まれる。
固くなってきた先端を優しくつままれて、思わず声が漏れそうになるのを…我慢して。
抱き上げられ、ベッドに寝かされた。邪魔なものを全て脱いで、重ね合う肌。
宇丈さんの温もりも、感触も…全部、好き。熱く、とろけるキスをしながら、敏感な胸の先端に触れる彼の指が気持ちいい…。
「ん、ぁぁ…」
ぎゅっと目を瞑り、視覚を封印した。全ての感覚を肌に集中して、宇丈さんを100パーセント…感じたい。
彼の唇が、髪に触れた。その心地よさに思わず目を細める…胸がドキドキして、今にも爆発しそう。
肩を抱き寄せようとしてくる手から、逃れた。彼の思いが、触れられたところから立て続けに入ってくる…心臓がもたない…。
「みひろさん…」
宇丈さんが私の名を呼ぶとき、少し苦しそうに眉間にシワが寄る。それがすごく、すごく…好き。
「今日、泊まれます」
なんだか恥ずかしくて、背の高い彼に抱きつき、背伸びして耳元で言った。好きすぎて声も出ないなんて…私、好きが重すぎる…。
「本当に?旦那さんは?」
宇丈さんの声が、ぴくんと跳ね上がる。喜んで…くれた?
「出張です」
絡めていた腕を解いて、下を向く。照れてしまって、顔…見れない。
宇丈さんの指が、手の平が…すっぽりと私頬を包む。上を向かされて、見つめ合う。
男の人らしい骨っぽい感触と、柔らかな手の平の温かさが…心地いい。
ロビーで話してた女性は、お知り合いですか?
問いただしたいのに、そんなことしたら嫌がられるに決まってる。その葛藤の中で、結局は何も聞けないまま背伸びをした。
宇丈さんは自然に体をかがめてくれた。彼の唇に自分の唇を近づけると、気持ちが止められなくて…重ね、激しく吸ってしまった。
宇丈さんは、応えるように私の唇を吸い返してくれた。少しだけ開けられた唇のわずかな隙間から、思わず舌を差し入れる。
私、宇丈さんが思ってるような女じゃないんです。宇丈さんのこと、ずっと欲しくて…手に入れたくて。あなたを前にすると、自制が効かない…そう、告げてしまいたい衝動に駆られる。
「…指輪、はずしていただけますか」
彼の前に左手を出し、薬指からマリッジリングを引き抜いてもらう。
それが、スイッチ。
宇丈さんの前では、肩書きも何もない…他人の視線にも晒されない一人の女に、なって。
ただただ、宇丈さんを求めて、満たされることを望む。
「みひろさん」
「…さん、つけないで…」
「みひろ」
「宇丈さん…」
宇丈さんの顔を見上げると、瞳が潤んでて、頰が上気してて…男の人に対してこう思うのは失礼かもしれないけど、綺麗…って思ってしまう。
「シャワー、する?」
「…いいえ…」
宇丈さんの掠れた声。熱を帯びていて、吐息も熱い。
彼の耳元に口を寄せて、小さな声で返事した。
「このまま、抱いてください」
ふんわりしたスリーブのブラウスを、乱暴に脱がされ、下着を引き下ろされる。情熱のまま、余裕がないまま…荒々しく胸を揉まれる。
「痛っ…」
「ごめ…」
はっとしたように、手を止めて…今度はゆっくりと、優しく揉まれる。
固くなってきた先端を優しくつままれて、思わず声が漏れそうになるのを…我慢して。
抱き上げられ、ベッドに寝かされた。邪魔なものを全て脱いで、重ね合う肌。
宇丈さんの温もりも、感触も…全部、好き。熱く、とろけるキスをしながら、敏感な胸の先端に触れる彼の指が気持ちいい…。
「ん、ぁぁ…」
ぎゅっと目を瞑り、視覚を封印した。全ての感覚を肌に集中して、宇丈さんを100パーセント…感じたい。
0
あなたにおすすめの小説
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
還暦妻と若い彼 継承される情熱
MisakiNonagase
恋愛
61歳の睦美と、20歳の悠人。ライブ会場で出会った二人の「推し活」は、いつしか世代を超えた秘め事へと変わっていった。合鍵を使い、悠人の部屋で彼を待つ睦美の幸福。
しかし、その幸せの裏側で、娘の愛美もまた、同じ男の体温に触れ始めていた。
母譲りの仕草を見せる娘に、母の面影を重ねる青年。
同じ男を共有しているとは知らぬまま、母娘は「女」としての業(さが)を露呈していく。甘いお土産が繋ぐ、美しくも醜い三角関係の幕が上がる。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる