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❤︎義母と祖母❤︎真柴みひろ
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早紀さんを目で追うことが多くなった。彼女の一挙手一投足が気になった。
早紀さんは一人でいることが多く、それがすごく魅力的に見えた。
どうしてあの子は他のクラスメイトと違うんだろう。
目立つ理由を知りたかった。
お化粧や髪型のせいじゃない。独特の雰囲気があって…私は早紀さんのその雰囲気が大好きで、羨ましかった。
ある日の放課後。帰宅途中に忘れ物に気が付き、学校に取りに帰った。
放課後の校舎は静かで、少し不気味で。夕焼けに照らされる教室に入り、忘れ物を取って帰ろうとしたときに、隣のクラスから吐息交じりの声が聞こえた。
覗いてみたら、早紀さんがいた。机の上に、窓の方に向いて…腰掛けていた。
何をしているんだろう…。普段、話をしたことがなかった彼女だけど…声をかけようとして、気がついた。
早紀さんの右手が、彼女のスカートの中に入っていた。
なんだかわからないけれども見てはいけないものを見てしまった気がした。
なのに目が離せない…。早紀さんの手は、指は…スカートの中で何をしているんだろう?
少し上を向いて、目をつぶって、何かに集中しているその様子。彼女が上げる、小さな声と、吐息。まるで…耳元で聞かされているように、生々しくて。聞いているだけで、身体の中心が…ずきん、と熱を持った。
これ以上、ここにいちゃいけない…。そっと後ずさりしたときに、何かに触れてがたん、と大きく音を立ててしまった。
ゆっくりと、早紀さんが振り返った。逆光で表情がよく見えなかったけれども、私を見て微笑んでいるように見えた。
私は足が竦んで動けないまま…机から降りて、こっちに向かってくる早紀さんをただ、凝視していた。
「…ねぇ、見てたの?」
早紀さんは、髪を結んでいたゴムを解きながら聞いてきた。
「…見てたんでしょ?みひろさん」
名前を呼ばれて、どきん、とした。目の前にいる彼女が、同じ十四歳だとは思えなくて。彼女の全身から放たれる色香にすっかり、心を奪われていた。
「あのね、ここ」
彼女は私のスカートの上から…私の足の間に触れてきた。
「ここね、気持ちいいんだよ?」
そう言って…そっと、ゆっくりとさすり始めた。
「好きな男の人に触られると、もっと気持ちいいよ?」
好きな男の人…?触られる?身体を?自分でも…見たことがない場所に、触るの?
彼女の言葉に驚きながらも、電流が流れるような気持ちよさに身動きを取れず…。
はっと我に返り、早紀さんを突き飛ばして、走って…学校を出た。
早紀さん…何をしてたの?なんだったの?
なんで…触れられたところが、気持ちいいの?あんなに気持ちいいの、初めての感覚だった…。
早紀さんは一人でいることが多く、それがすごく魅力的に見えた。
どうしてあの子は他のクラスメイトと違うんだろう。
目立つ理由を知りたかった。
お化粧や髪型のせいじゃない。独特の雰囲気があって…私は早紀さんのその雰囲気が大好きで、羨ましかった。
ある日の放課後。帰宅途中に忘れ物に気が付き、学校に取りに帰った。
放課後の校舎は静かで、少し不気味で。夕焼けに照らされる教室に入り、忘れ物を取って帰ろうとしたときに、隣のクラスから吐息交じりの声が聞こえた。
覗いてみたら、早紀さんがいた。机の上に、窓の方に向いて…腰掛けていた。
何をしているんだろう…。普段、話をしたことがなかった彼女だけど…声をかけようとして、気がついた。
早紀さんの右手が、彼女のスカートの中に入っていた。
なんだかわからないけれども見てはいけないものを見てしまった気がした。
なのに目が離せない…。早紀さんの手は、指は…スカートの中で何をしているんだろう?
少し上を向いて、目をつぶって、何かに集中しているその様子。彼女が上げる、小さな声と、吐息。まるで…耳元で聞かされているように、生々しくて。聞いているだけで、身体の中心が…ずきん、と熱を持った。
これ以上、ここにいちゃいけない…。そっと後ずさりしたときに、何かに触れてがたん、と大きく音を立ててしまった。
ゆっくりと、早紀さんが振り返った。逆光で表情がよく見えなかったけれども、私を見て微笑んでいるように見えた。
私は足が竦んで動けないまま…机から降りて、こっちに向かってくる早紀さんをただ、凝視していた。
「…ねぇ、見てたの?」
早紀さんは、髪を結んでいたゴムを解きながら聞いてきた。
「…見てたんでしょ?みひろさん」
名前を呼ばれて、どきん、とした。目の前にいる彼女が、同じ十四歳だとは思えなくて。彼女の全身から放たれる色香にすっかり、心を奪われていた。
「あのね、ここ」
彼女は私のスカートの上から…私の足の間に触れてきた。
「ここね、気持ちいいんだよ?」
そう言って…そっと、ゆっくりとさすり始めた。
「好きな男の人に触られると、もっと気持ちいいよ?」
好きな男の人…?触られる?身体を?自分でも…見たことがない場所に、触るの?
彼女の言葉に驚きながらも、電流が流れるような気持ちよさに身動きを取れず…。
はっと我に返り、早紀さんを突き飛ばして、走って…学校を出た。
早紀さん…何をしてたの?なんだったの?
なんで…触れられたところが、気持ちいいの?あんなに気持ちいいの、初めての感覚だった…。
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