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❤︎フェティッシュ❤︎真柴みひろ
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宇丈さんと会えたのは、三月の終わり頃だった。
部屋で彼を待っている間、窓から桜を見ていた。例年なら満開なのに今年はまだ三分咲きで、春にしてはまだ肌寒い。私は少し身震いをした。
ロビーで部屋番号を告げたきっちり五分後に、部屋が三回ノックされる。
ドアスコープで彼を確認し、少しだけドアを開ける。
ドアの隙間から滑り込んでくる彼は…今日も、すごくセクシーで。姿を確認するだけで、心臓がドキドキして…体が熱くなる。
「会いたかった…」
ドアを閉め、ロックすると同時に抱きしめられ、唇を求められる。
宇丈さん、急ぎ過ぎ…。でも、私も彼を早く、早く…と求めていて。
抱きしめられた勢いでベッドに押し倒される。
「すげぇ抱きたかった…」
耳元で囁かれると、力が抜けてしまう。
彼が欲をぶつけてくるの…好き。私で興奮してくれるのが、すごく嬉しい。
首筋に、鎖骨に下りてくる唇が熱くて、しっとりしていて…。吸われて痕がつきそう…。
服を荒々しくはぎ取られるのも。性急に身体を求められるのも、彼の情熱を感じられて堪らない…。
「ぁっ…」
声を我慢しても、どうしても漏れてしまう。その声のいやらしさに、自分でも…背筋がぞくり、とするほどの快感が染みる。
熱く抉られる蕩ける場所。後ろから抱きしめられて、宇丈さんの印を…深く打ち込まれる。
大きく足を拡げるのも、誰にも見せない場所を宇丈さんだけ晒すのも、彼を心から愛してるから…。
彼がいなければ、もう生きる意味がない。そのくらい、私を侵食している…彼。
「みひろさん、出していい?」
息が上がった掠れ声で聞かれる。
「はいっ…だい、じょうぶ、です…っ」
ぐっと…腰を掴まれて、奥深くまで到達する、彼の命。
「はっ…あ、ああっ…」
善がる、彼の声が愛おしくて。彼の手にぎゅっと腰を掴まれる。痕、付いてしまう…そう思いながらも、その力強さと痛みが嬉しい…。
部屋で彼を待っている間、窓から桜を見ていた。例年なら満開なのに今年はまだ三分咲きで、春にしてはまだ肌寒い。私は少し身震いをした。
ロビーで部屋番号を告げたきっちり五分後に、部屋が三回ノックされる。
ドアスコープで彼を確認し、少しだけドアを開ける。
ドアの隙間から滑り込んでくる彼は…今日も、すごくセクシーで。姿を確認するだけで、心臓がドキドキして…体が熱くなる。
「会いたかった…」
ドアを閉め、ロックすると同時に抱きしめられ、唇を求められる。
宇丈さん、急ぎ過ぎ…。でも、私も彼を早く、早く…と求めていて。
抱きしめられた勢いでベッドに押し倒される。
「すげぇ抱きたかった…」
耳元で囁かれると、力が抜けてしまう。
彼が欲をぶつけてくるの…好き。私で興奮してくれるのが、すごく嬉しい。
首筋に、鎖骨に下りてくる唇が熱くて、しっとりしていて…。吸われて痕がつきそう…。
服を荒々しくはぎ取られるのも。性急に身体を求められるのも、彼の情熱を感じられて堪らない…。
「ぁっ…」
声を我慢しても、どうしても漏れてしまう。その声のいやらしさに、自分でも…背筋がぞくり、とするほどの快感が染みる。
熱く抉られる蕩ける場所。後ろから抱きしめられて、宇丈さんの印を…深く打ち込まれる。
大きく足を拡げるのも、誰にも見せない場所を宇丈さんだけ晒すのも、彼を心から愛してるから…。
彼がいなければ、もう生きる意味がない。そのくらい、私を侵食している…彼。
「みひろさん、出していい?」
息が上がった掠れ声で聞かれる。
「はいっ…だい、じょうぶ、です…っ」
ぐっと…腰を掴まれて、奥深くまで到達する、彼の命。
「はっ…あ、ああっ…」
善がる、彼の声が愛おしくて。彼の手にぎゅっと腰を掴まれる。痕、付いてしまう…そう思いながらも、その力強さと痛みが嬉しい…。
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