Love affair〜ラブ アフェア〜

橘 薫

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♠︎フェティッシュ♠︎弘田宇丈

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 下着の中に手を入れると、レース越しにオレの手が蠢いてるのがわかる。
「見て…触られてるとこ」
「ゃ…」
 少し強く鷲掴み、荒々しく揉むと、吐息が漏れた。
 鏡の中に…頬を上気させ、逃げたいのに逃げられないみひろさんの…くねる、柔らかな体が映る。

「…感じた?」
「…」
顔を背けて返事しない彼女を、もっと…虐めたくなる。

「やめっ…」
 彼女の片足を持ち上げて、洗面台に載せた。鏡には、顕にされた秘所が映る。
 大事な部分に布がないから…丸見えだった。

「スゲェ濡れてる」
「んっ…」
 身をよじって逃げようとするのを、しっかりと押さえ込んだ。
「みひろさん、見てごらん」
 鏡によく映るように、位置を変える。
「ほら…ひくついてるよ、ここ。やらしいね」

 顔を真っ赤にして恥ずかしがる彼女に、卑猥な言葉を言って、更に辱める。
 卑猥なことを言われる度に、みひろさんの蜜壷が溢れ、僅かな布しかない下着を濡らし、太腿にまで…愛液が滴る。

 後ろから、オレのシンボルを擦り付けた。
 みひろさんの腰がひくつき、彼女の思いとは裏腹に…更に愛液が溢れ出す。
「……欲しい?」
 オレも、もう…我慢が無理だ。こんなやらしくてそそる姿…どんなオトコだって我慢出来ないだろう。

 返事をしないのはいつもの事だ。
 欲しくて欲しくて堪らないのに、決して口に出さない…。
 洗面台に上げさせた足を降ろし、尻を後ろに突き出させる。
 後ろから固く、太く怒張したものをゆっくりと、焦らすように挿入していく。抉るように彼女の蜜壷をかき回すと、喘ぐ声に媚が入り、甘く、蕩けるような吐息をつく。

「鏡、見て」
「や、ですっ…」
「下着のままでさ、オレに犯されてるよ?」
「っ…、んっ…」
 出し入れする度に、絡みつく蜜。オレのに、熱く吸い付く襞。
 みひろさんの腰が、ガクガクと揺れて…力なくくずおれそうになるのを支える。

「綺麗だよ、みひろさん」
「…っ」
「犯られてんの、すげぇ綺麗」
 囁くと奥がきゅっと窄まり、締め付けられた。
「あ…」
 蕩けた目で、口を半開きにして…イッた、な?

「オレより先にイッていいって…言ったっけ?」
「ご、めんなさ…」
「オレがイクまで、我慢だよ?」
「は…い」

 我慢が無理なのは知ってた。知ってて…敢えて言う。それが更にみひろさんを濡らし、快感に酔わせるから。

「みひろ」
 耳に口を寄せた。
「ヤラシイ体…」
 囁きながらずんっ、と奥まで突くと、体が仰け反った。
「あ…んっ…」
 耐えきれなかったのか、快楽からの涙が溢れてくる。半開きの唇の端から、唾液がたらり、と滴った。

 美しくて、貞淑な人妻。いやらしい下着を着けて、鏡の前で…オレに犯される姿を見せつけられて。
「欲しい」って言うまで焦らしたかったが…まあ、いい。今日はもう…時間ぎりぎりまで、愛し尽くしてやる。
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