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❤︎三人で…❤︎真柴みひろ
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本当は「もう止めて」と言いたかった。青島さんは着ていたTシャツを脱ぎ捨て、「電気、消してくる」と言って…立ち上がった。
宇丈さんの顔を見れない。左横に座っているであろう彼を…気配だけで感じる。
嫉妬しているだろうか。怒っているだろうか。嫌だとはっきり青島さんに伝えた方が良かっただろうか…。
咄嗟にたくさんの思いが溢れて、頭の中が軽くパニックになるほどだった。青島さんは、嫌ならそう言って、と言ってくれたのに。
戻ってきた青島さんの腕に抱き寄せられ、裸の胸を頬で感じると一気に羞恥を感じた。
顔が熱い。もし部屋が明るかったら、絶対に真っ赤な顔をしているのを見られてしまう…。
たくましい筋肉で覆われた青島さんの体は、宇丈さんよりも少しだけ胸板が厚い気がした。
宇丈さんもだけど…青島さんも主人とはまるで違う体。主人は背が低く、そんなに筋肉がついてない…。
もう一度優しく唇を、舌を、口腔内を侵食されていく。
手はソフトに私の体のラインをゆっくりと辿る。思わず漏れる吐息に…宇丈さんの前だ、ということを忘れてしまいそうになる。
頑なに拒み続けたはずの体は、今やゆっくりとではあるけれども青島さんの愛を受け取り、蕩けだしていく。
弛み、力を失い…彼にしなだれかかり、支えてもらう。
宇丈さんの顔を見れない。左横に座っているであろう彼を…気配だけで感じる。
嫉妬しているだろうか。怒っているだろうか。嫌だとはっきり青島さんに伝えた方が良かっただろうか…。
咄嗟にたくさんの思いが溢れて、頭の中が軽くパニックになるほどだった。青島さんは、嫌ならそう言って、と言ってくれたのに。
戻ってきた青島さんの腕に抱き寄せられ、裸の胸を頬で感じると一気に羞恥を感じた。
顔が熱い。もし部屋が明るかったら、絶対に真っ赤な顔をしているのを見られてしまう…。
たくましい筋肉で覆われた青島さんの体は、宇丈さんよりも少しだけ胸板が厚い気がした。
宇丈さんもだけど…青島さんも主人とはまるで違う体。主人は背が低く、そんなに筋肉がついてない…。
もう一度優しく唇を、舌を、口腔内を侵食されていく。
手はソフトに私の体のラインをゆっくりと辿る。思わず漏れる吐息に…宇丈さんの前だ、ということを忘れてしまいそうになる。
頑なに拒み続けたはずの体は、今やゆっくりとではあるけれども青島さんの愛を受け取り、蕩けだしていく。
弛み、力を失い…彼にしなだれかかり、支えてもらう。
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