Love affair〜ラブ アフェア〜

橘 薫

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❤︎一夜明けて…❤︎真柴みひろ

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 幸せすぎて自然に涙が流れた。繋がったまま、唇をついばむように優しくキスしあい、髪を撫で、頬を撫でた。
 好きです、大好きです、愛してます…うっとりと、宇丈さんに見蕩れながら…その言葉ばかりを繰り返して。

 宇丈さんは照れたように私の指に口付けながら、何度も優しく「みひろ」と呼んでくれた。
 最愛の人に名を呼ばれることで、自分をもっと…好きになれる、受け入れられる。

 宇丈さんに名前を呼ばれると、彼の舌と唾液で溶かされるキャンディになったような気分で、全身が甘さに鳥肌立つ。
 愛しい…誰よりも何よりも、愛おしくて胸が苦しい…。

 しばらくしてやっと体を離すと、宇丈さんは私を抱き上げた。
「二階?」
「うん」
「…一階の、私の寝室でも…大丈夫です」
「ほんと?」
「はい」
「はは、良かった。弘田家の男はみんな腰、弱いからさ」
「あ、じゃあ降ろしてください、歩けます」
「大丈夫だって。腰が弱いのはホントだけどみひろさん軽いし、一階なら楽勝だから」

 私を支える腕の筋肉。細いけれどもしっかりとついた大胸筋が…好き。
 部屋に入るとそっとベッドに降ろされて「もう少し寝よ?」と囁く彼。
優しい喋り方なのに声がセクシーなんて…ずるい。

 ベッドの中でまた「愛してる」と囁かれ、首や耳の後ろにそっとキスされ、腕の中に抱え込まれる。
 幸福な拘束。愛し愛されていることに、こんなにも幸せを感じられる。

 私よりも高い体温。感じる、髭の感触。少し変わった形の耳を触れ、左耳後ろのホクロに触れる。
 彼の指も、私の鼻を軽くつまんだり、まつ毛を撫でたり…指先から溢れる愛を、触れられることでしっかりと受け止める。

「寝よ?寝みぃ…」
 眠たげに欠伸をして、私を抱える180センチの彼。
 背の高い彼が、なんだか少年になったように感じながら…うとうとと寝入ってしまった。

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