ホール~初めてのHは冒険の始まりでした~

暗黒のみたらし団子

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初恋の相手は異世界へのゲートでした

再会

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コンビニへと着いた。僕が近づくにつれ自動ドアが開く。
「いらっしゃいませ!」
手前のレジにいた男の店員が明るく迎え入れる。
(とりあえず漫画でも読んで店員の様子見でもするか。)
趣味でいつも読んでいる『少年BUMP』を手に取る。
漫画を読みながら横目で店員の態度を見る。
本のコーナーは店の奥にあり先ほどの男の店員しか見ることが出来なかった。
(態度は良い。明るくて元気だ。)
男の店員は仕事も速かった。5人ほどの行列が出来ていたが素早い接客で1分足らずで片付けた。
(そろそろ帰るか)
スポーツドリンクを手に取りレジへ向かった。
男の店員の方は3人並んでいる。
もう片方は2人だったのでそちらへ並んだ。

支払いの番がきた。
女の店員だった。
「あっ」
「あっ」
二人とも同時に口を開いた
黒髪ポニーテールで綺麗な顔立ち。
そう、さっきの子だ。名札には「花門」と書いてある。
「スポーツウォーターが一点。合計150円になります」
「やあ、またあったね。」
「何?私が可愛くてついてきたの??」
「ちげーよ。ストーカーじゃない。
今度ここでアルバイトしようかなと思って。その偵察。」
「やだこわーい♡」
「何か誤解してね?」
「冗談だよ。そっかー一緒に働けるんだ!嬉しいな」
「俺も嬉しいかも。」
「はっきりしてよ。さっきはストレートに口説いてきたくせに。」
「ごめんごめん。じゃ、そろそろいくわ。
はい150円。レシートは要らないよ。」
「ありがとうございました!」
後ろに客はいなかったお陰でたくさん話せた。
楽しかった。

ー僕は花門さんに一目惚れした。ー

それから毎日あのコンビニへ通った。
花門さんに会うために。
毎日通って常連になって、そして面接して合格した。

アルバイト初日、緊張しながらコンビニへ向かった
バイトリーダーが丁寧に説明してくれた。
シフトを見ると18時の欄に「花門 二階堂」と書いてあった。
(一緒じゃん!ラッキー)

レジへ向かうとそこには花門さんがスタンバイしてた。
「よろしくね!二階堂君!分からないことがあったら何でも聞いて?」
「おう!よろしく!花門さん!」
「さくらでいいよ。私の名前、桜だから」
「りょーかい。じゃあ俺のことは彼方って呼んで!」
「わかりましたー!じゃあいこう!」
こうしてバイト生活がはじまった。

タバコの注文が入りどこにあるか迷ってたとこを桜が助けてくれた。
頼もしい相棒だ。
毎日バイトの日が楽しかった。楽しすぎた。
ーこんな日がずっと続くと思ってた。
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