優しい手に守られたい

水守真子

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番外編

年末年始 後編 ※R18

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 口の中をこじあけるように亮一の熱い舌が入り込んできた。含めさせられた舌は咥内を舐めて唇を閉じることを許さない。引っ込めている舌を出すまで続くことを可南子は知っている。

「ん、ああっ」

 顔を逸らそうとすると顎を掴まれた。その手は添えられているだけで力を込めることはない。
 亮一は囚われてしょうがない体裁を作ってくれる。顔を動かせないと思うだけで下腹部が熱くなり蜜路を満たしている亮一の猛りをビクビクと締め付けた。

「締めた」
「や……、言わない……で、ンンッ」

 喋って動いた舌に痛いほどに吸いつかれる。痛みは甘い愉楽となって身体を巡り、肌を粟立たせる。腰がゾクゾクとした。こんな時は蜜がとろり染み出すのだ。

「可南子は、どこも良い」
「んっ……はっ、あっんっ」

 耳を塞ぎたくなるような言葉も快楽の酩酊の中では心地がいい。抽送を続けてくる亮一に舌を差し出しながら可南子は穿たれ続ける。動く度、脚の間に感じる異物は亮一に渡されたとても小さな下着だ。すっかり濡れて色を変えた下着は蜜唇を圧迫して刺激していた。

 可南子の舌に満足したのか、亮一は可南子の細くて白い首元に唇を落とした。花蜜でも吸い取るように唇に力を込める。痕が出来ると焦った心とは裏腹に可南子の蜜襞は収縮した。

「ふ、はっ」

 亮一の大きな手がベビードール越しに可南子の乳房に指を沈めた。亮一の手の甲が尖った乳首を撫でると、ベビードールの刺繍が先端を擦る。その繊細な刺激に可南子は身をくねると蜜襞がひくついた。

「まただ……締め付けて、くる」

 亮一は熱く焦れた息を吐きながら上体を起こした。可南子は身体を横向きのまま片足を持ちあげられ張りつめた怒張に貪欲な律動で貫かれる。存在感ある質量に口から荒い呼吸が漏れ、可南子は瞬きも忘れて自分がシーツを掴んでいる手を見つめていた。
 ベッドを軋(きし)ませながら、蜜壺の最奥、下りてきている口を尖端で擦り上げられると、頭上からつま先まで甘い火に巻きつかれて、肌の内側から外に出ようと官能が突き上げてくる。

「ああっ」
「ここも好きだったよな。遅くなって、悪かった」
 
 亮一は器用に腰を動かして奥を撫でるように擦りながら、親指と人差し指で可南子の脚の間の下着を浮かした。すっかり姿を現した珊瑚色の小粒を親指で撫でられ、重なる底なしの愉楽に可南子はたまらず叫ぶ。

「あッ――、や、まって、ああっ」
「もっと、の間違いだろ……すごい濡れてる。聞こえるか、これ」

 零れるように滴ってくる蜜で濡れた結合部を、亮一は音を立てながら打ち付ける。蜜で密着しあった肌は名残惜しむように引っ張り合いながら離れる。ねちねち、と粘着質な音に可南子は快楽に火照った顔を羞恥で眉根を寄せて涙ぐんだ。

「やめ、やめて」

 可南子の身体は絶え間なく続く愉楽に小さく痙攣していた。足の指は力が入り丸く降り曲がり、腹筋からは力が抜けない。絶頂への路を掴んだ身体に余裕は無い。興奮と恍惚の深さに、可南子はベッドの脇に押しやられ半分落ちていた掛け布団を掴んだ。
 亮一の手が可南子の胸の下でぐしゃり、とまとまったベビードールの中に入り込む。亮一は可南子の汗ばんだ乳房を揉んだあと動きを止めた。

「……?」
「やめてほしいんだろ」

 可南子は泣きそうな顔で亮一を見上げた。亮一は可南子の蜜唇から徐々に猛りを抜いていく様を見ていた。うっとりとした歓びが失われていく。

「亮一さん」
「可南子の嫌がることはしない」

 抜かせまいと熟し蕩けた蜜襞がぎゅっと締まったが、それくらいで抜けないはずがない。亮一の身体が離れていく悲しみに、可南子は亮一の腕を掴んだ。

「嫌じゃない、嫌じゃないの、ごめんなさい」
「どうしたい」
「い、いきたい、の」

 震えそうな唇で紡いだ瞬間、亮一は可南子の腰を掴んで抜きかけていた杭を突き入れた。ねじ入れられたはずなのに、身体は喜びで震える。

「ああっ」
「俺も、可南子の中でイきたい」

 蜜路が満たされた充足感に可南子が背を仰け反らせて息を吐くと、亮一の首にしがみついた。

「もう、い、いじわる、しないで」
「どっちが」

 反り立った猛りが浅く深く抜き差しを繰り返しては、最奥を撫で擦り穿つ。亮一の自分を刻み付けるようなたえまない動きに可南子の心が悦びで満たされる。穿たれる度に身体は蜜源の甘い痺れに鼓舞され覆いつくされた。
 快楽で潤んだ可南子は亮一の唇に指を触れさせる。

「キ、キスして」
「かな、かわいい」

 愉楽は毒だ。この毒を受け入れ越したところにある無がある。その無が欲しくて可南子は華奢な脚を亮一の腰に絡ませると、亮一が切なげに唸りながら、可南子の黒い髪を愛おしそうに撫で唇を重ねた。亮一の動きが小刻みになって烈しくなる。
 可南子は凝縮された愉楽が渦巻きながら、弾ける瞬間をうずうず、と待っているのを感じた。

「イ、イっちゃ、う。はぁ……っ、はっ……あっ。亮一さん、イ」
「ああ、可南子、俺の」
「あ、あ、ああっ……」

 燃え盛り弾けた身体は弛緩して蠢動が脈打っていたが、亮一の盛んな抽送を受け入れ揺さぶられていた。耳元では亮一の震える声が可南子の名前を呼び続け、二三度烈しく腰を打ち付けた。

 ……四年目。

 このベッドで抱かれた年数を数えて、亮一の変わらない愛撫に可南子は頬を緩ませた。





 食べ物のにおいで可南子は目を覚ました。エアコンがきいた暖かい寝室で起き上がると、ぱさり、と掛け布団が肩から落ちた。可南子はペタンと腰を両太腿の間に落として座り込んで目元を擦る。身体には亮一の手や唇の感触が生々しく、下肢はあきらかにだるい。

「起きたか。シャワーを浴びるだろう。エビの天ぷらは揚げた。蕎麦はどれくらい食べる。あと1時間で元旦だ」

 上機嫌な亮一の声が背中から光と一緒に入ってきた。今日は大晦日で、あと一時間で年越しらしい。

「色っぽいな、それ」
「……それ?」

 可南子は自分の身体に目を落とした。ベビードールとかろうじて布のある小さな下着をつけたまま姿に驚いてすぐに掛け布団を引き寄せようとした。だが、空振る。ドアのそばに立っている亮一が素早く掛布団を引き寄せたのだ。

「亮一さん!」
「勿体ないじゃないか」
「やだもう……。なんでそんなに子供っぽいの……」
「男はいつまでも子供って知らなかったのか」

 可南子が呆れ返っていると、亮一はベッドに近寄り可南子の身体を抱き上げる。抵抗しても無駄なのはもうわかっている。

「立てるの、足があるの、歩けるの……」
「初耳だ」

 こうなった亮一に逆らうと疲れる。可南子は大人しく亮一の首に手を回した。

「……シャワー、浴びたい」
「わかった。連れていく」
「お蕎麦は半分の半分……」
「わかった」
「……お蕎麦の準備、何も手伝えなくて、ごめんなさい」
「手伝えないように抱きつぶして悪かった」

 可南子は赤くなった顔を亮一の胸で隠す。耳まで赤いのをばれていないのを願うばかりだ。今年も勝てなかった。きっと来年も勝てない。それに幸せを感じて可南子は微笑んだ。



「亮一さんって何でもできるよね。結婚してるのが不思議……」

 シャワーを浴びておちつくスウェット上下に着替えた。ローテ―ブルにはすでに年越し蕎麦の用意がされていた。味噌汁の椀に用意された可南子の年越し蕎麦の横の皿には、油紙の上に乗った揚げたばかりの海老の天ぷらが乗っている。
 可南子は座って食べるだけで良い状態に感動する。ここまでできる男性を友人から聞いたことが無い。亮一は箸を可南子に渡しながら口元に不機嫌を滲ませた。

「可南子は何にもできない男と結婚したかったのか」
「私、亮一さんとじゃないと結婚してないよ」

 亮一がいなければ、まだ男性への恐怖を引きずりながら仕事中心で生きていたはずだ。もしかしたら、彼氏は出来ていたかもしれない。だが距離を縮める前に別れる事を繰り返していただろう。

「俺も可南子とじゃないと結婚してない」
「亮一さんは周りが放って置かないと思うの……」

 結衣と付き合いがある限り、亮一とはいつか出会っていただろう。その時に亮一が既婚者だったらどうしただろうか。それでも惹かれただろうか。

「前も言っただろ。俺は可南子と会うまで結婚には興味なかったって」
「私は結婚できていないもの」
「なら、問題ないんじゃないか」
「そう……かも」

 可南子は結婚できていないだろうし、亮一も結婚していないのなら、いつ出会っても問題ないのかもしれない。蕎麦に手を合わせたまま考え込んでいると亮一が噴き出した。

「食べないか」
「あっ、せっかく作ってくれたのに! いただきます」

 テレビからは元旦までの高揚が徐々に高まっている様子が伝わってきた。今年の正月は初詣しか行かないと決めているので気楽だった。
 亮一がどちらの実家にも行かないと決めてくれたのは良かったかもしれない。いつも独断なのは考えものだけど、と思いながら美味しい蕎麦に舌鼓を打つ。海老も揚げたてなのもあってサクッとしていておいしかった。

「全部、おいしい。亮一さんは本当に料理が上手」
「茹でてスープを割っただけだ」
「天ぷらは揚げてくれたよね。ありがとう」

 可南子が感謝を口にすると、亮一は「どういたしまして」と端正な顔を嬉しそうに綻ばせた。
 蕎麦を食べ終わり食器を片付け、お茶を飲んでいる亮一の横顔はリラックスしていた。正月はゆっくりすると決めてから亮一は機嫌が良い。亮一の選んだ下着を身に着けて夜を過ごすことも多くなったのも理由の一つかもしれない。可南子は顔を赤らめる。

 亮一が選んだ下着を身に着けるきっかけになったのは、亮一の父親と二人で食事にいく約束をしたと亮一に口を滑らせたせいだった。それから下着をつけることを頼まれたら、それをちらつかされて断れていない。

 志波家の家族は亮一が可南子とうまくやっているのかをとても心配している。麻雀を教えることをきかっけに、可南子の口からうまくいっている様子を聞きたいのだ。亮一の父親も例外ではなかった。ただ、それを亮一に言うのは憚られていた。何にせよ亮一は怒りそうだったからだ。

 テレビを見ていたと思っていた亮一が口を開く。

「父親との麻雀をダシにした食事の話。……俺が可南子に愛想を尽かされてないか、可南子から聞きたいんじゃないか」
「……え」
「違うか」
「…………」
「なんとなくだったが、図星か」

 亮一は「やっぱりか」とお茶をすすりながら小さく頷いている。

「いつから」
「可南子から聞いた時から、何となく」
「え、じゃ、下着……」
「あれは『いつその話をしたのか』口を割らない可南子との交渉。もうあれから何度かリクエストに応えてくれただろ。そろそろフェアじゃないと思った」

 フェアじゃないというなら最初からだと言うのは今更だろうか。さっきもその下着を身に着けている。
 あの下着を身に着ける勇気と亮一の前であの姿を晒す恥ずかしさを思い出して、可南子は羞恥で真っ赤になる。
 可南子は鍛えられた亮一の贅肉の無い二の腕を両手で掴んだ。

「あれ、恥ずかしいんだよ!」
「かわいいぞ」
「すっごく、すっごく、恥ずかしいんだよ!」
「きれいだぞ」
「だから」
「かわいくてきれいが奥さんというコンボだ。すごいだろ、俺」
「はぁ……」

 可南子がテーブルに突っ伏すと、亮一が「こぼれる」とお茶の入ったマグカップを移動させた。

「ほら、年が明けるぞ」

 テレビ番組が、年が明けるカウントダウンを始めて、可南子はぐったりとしたまま顔を上げた。

「亮一さんもああいうのを着たらわかるんだ……」
「俺がベビードール着るの……なんか違うだろ」

 ベビードールが鍛えられた身体で破れそうになっているのを想像して、可南子はじわじわと込み上げてきた笑いを堪えられなくなる。

『3、2、1』
「新年が亮一さんのベビードールの話で明け……」

 ハッピーニューイヤー!と、年が明けたのを聞いて可南子は笑いだす。

「明けちゃった!」
「笑う門には福来るっていうだろ。明けましておめでとう。今年もよろしく」
「おめでとうございます。今年もよろし」

 笑って目に涙を溜めている可南子に亮一の顔が近づいて唇が重なる。

「……くお願いします」
「これからも、ずっとな」

 亮一の楽しそうな笑顔に可南子は見惚れる。本当にかっこいい人だなと思う。容貌も性格も、全てがかっこいい。そんな人が自分の夫なのだ。

 ……ずっと。

 触れ合った唇に指で触れて、可南子も微笑む。

「はい、よろしくお願いします。ずっと」

 今度は、可南子から亮一に顔を近づけた。
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