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1章
幕間 亜人戦争
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「逃げるぞ!ここはもう持たん!」
男性の声が聞こえる。その直後、洞窟にいた者は続々と外へ飛び出す。
ある者は空を飛び。
ある者は地中に潜り。
ある者は地を駆ける。
そう、彼らは亜人であった。
「おい!お前は逃げないのかよ!?」
そういったのは、翼や角を生やし、猛々しい尾を持つ、竜の亜人の若者だった。
「私はあの軍勢を食い止める。長くは持たんだろうが、何、心配はいらん」
「何でそう言えるんだっての!逃げるべきだって!死にたくねぇだろ!?」
若者が叫んだ。
それに被せるように男性は、
「私はもう既に長く生きた!君はまだ百年程しか生きていないだろう!?これからを担うのはいつだって若者だ!」
叱責するように言った。
「けど…、けどよぉ!アンタだけ残して行けるかっての!」
若者は反論するが、
「馬鹿者!」
の一言で竦む。
「君には、まだ幼い妹がいるはずだ!そんな子を残して逝けるのか!?」
「…っ」
「行け…っ、家族を…、家族を守ってくれ…」
「――クッソォォォォ!」
それから若者は飛び立った。
「そうだ…。それでいい。生きてくれ…」
「ここだ!…っ、クソ、ここはもぬけの殻か…あぁぁぁぁぁぁ!」
直後に敵兵が侵入するが、男性の手によって下半身を無くす。
「私は簡単には死ねない…!奴らを、皆殺しにするまで!」
男性はローブを脱ぎ捨てた。
「竜人族の名に掛けて!」
周りには神秘的な森が広がっていた。
所々に湖があり、まさに聖地と言うべき場所だった。
もっとも、彼らが置かれている状況からすれば、そんなものは目にも留まらないのだが。
「無事だったか!ロア!」
犬の亜人が駆け寄ってくる。
「あぁ…。俺はな…」
ロアと呼ばれた若者は、地面に着地し、膝を付く。
「その様子を見ると…そうか…」
彼は状況を察し、眉をひそめる。
ロアが言う。
「妹は無事か?」
犬の亜人は頷く。
「ああ。無事だよ。怪我も無い」
「そりゃ良かった…」
ロアは安堵した表情で、さらに尻を付く。
「だけどよ、あいつは助けられなかった。多分、一人で戦って、そして死んだんだろうな」
ロアは俯く。
「最後に、『家族を守ってくれ』なんて言われちまったよ」
「あいつにとって、仲間は皆家族だからな…」
彼は空を仰いだ。
「なら」
「なら?」
ロアが聞き返す。
「言われた通り、お前が皆を守ればいいんじゃないか?あいつの意志を継いでさ」
「確かに…」
ロアが顔を上げる。
「お前も、同じ竜人族なんだし」
「そうだな…。よし」
ロアは立ち上がって、
「俺が、代わりに戦うぜ」
洞窟のある方角を見て言った。
「そうだ。頑張れよ」
そう言って、彼は去っていった。
そしてしばらく座っていると、彼はある事に気が付く。
湖に何かが写っていることに。
「これは…?」
それは空に浮き、まるで風船のような物体に籠が付いていた。
ロアが見上げると、それには人が乗っており、その人は瓶のような物を持っていた。
「なんだあいつら」
周りの人々はまだそれに気がついていない。ロアはどうするべきか悩んでいた。
そうしていると、やがて上空の人は瓶を落とした。
そして瓶が地上に到達して割れると、
――一瞬にして紅蓮の炎が広がった。
「…は?」
ロアはこの状況に理解が追いつかなかったが、やがて悲鳴や断末魔によって意識が覚醒する。
「あぁぁぁぁぁぁ!」
「消せぇぇぇ!火を消せ!早く!」
「熱いぃぃぃ!」
そこにあったのは地獄だった。火を纏った人が踊り狂い、やがて倒れる。
「ふざけやがってぇ!絶対殺す!」
ロアは怒り狂い、上空の物体へと羽ばたく。
道中魔法での攻撃があったが、彼はひらりと躱し、その物体へと到達した。
「近づくな!く、来るなぁ!」
人間が声を上げた。
「よくもぉぉぉぉぉ!」
ロアは腰から短剣を抜き、滑空して風船を斬り裂く。
人間の恐怖する顔が見える。これから死ぬであろう運命と、ロアに対する恐怖の顔だ。
上昇する力を失った風船は、乗っていた人間を振り落とし落下した。
「うわあぁぁぁぁ!」
悲鳴が聞こえる。果たしてそれが落下した人間の物なのか、仲間の物かは分からない。
「人間めが…!クソッ」
ロアが思わず悪態を吐く。
下では火は鎮火できたようだが、焼け焦げた仲間の遺体が幾つか見える。
ロアが地上に着地したときに、彼は驚愕する。
そう、先程まで話していた犬の亜人の死体が、そこにはあった。
「嘘だろ…?」
その光景を目撃したせいで、彼は崩れ落ちる。
「なんで…だよ!なんでなんだ!」
「おいそこの!火を消してくれ!」
仲間の声が聞こえるが、彼にとって今はそれどころでは無い。
「おい!これ以上仲間を失いたいのか!」
「!」
その言葉が何かの鍵だったかのように、彼がびくりと反応する。
死体から目線を逸らしてみると、火は未だに燃えていて、それを必死に消す仲間の姿があった。
「クソッ…」
ロアが立ち上がる。そして池に近づき、翼の力で水を飛ばした。
火は弱まり、たちまち消えた。
森は森は焼け焦げていた。元の美しい緑溢れる森は、面影もない。
「…もうじきここも駄目だろう。そこの、移動しよう」
「あぁ…。そう…だな」
仲間達は去っていった。だが、ロアは一向にそこを離れない。彼は、あの亜人に黙祷を捧げていた。
「………」
やがて目を開け、ロアは仲間の元へ続いて行った。
「おにいちゃん!」
幼い、子供の声が聞こえた。
ここは洞窟だ。広くも狭くもなく、決して快適では無い。
「おかえり!」
「ああ。ただいま。…リア」
ロアが返事をした。
リアと呼ばれた女の子は尋ねる。
「あの、いぬの、おにいちゃんは?」
ロアは言葉を詰まらせた。
なんて言ってやれば良いのだろうか。まさか幼い子供に友人の死を伝えるわけにはいくまい。
「あいつは…ちょっと遠いところにいるよ」
「とおいところ?」
「そうだ」
ここまで言って、ロアは胸が痛くなった。実は、両親に戦争で先立たれた時にも、こうやって言い聞かせていたのだ。
「とりあえず…。もう夜だ。早く寝な」
「うん」
そう言ってリアは寝床へ歩き出す。
「…なあ、ロア」
「なんだよ」
「本当に、それで良かったのか?」
「仕方ねぇだろ?まだ十歳近くの妹に、そんな事言えるかって」
突然後ろから話しかけられた。
彼も、昔からの友人だ。
友人が眉をひそめて言う。
「真実を伝えるべきだって、言いたいんだけどなぁ。お前ら、親を亡くしてるわけだし」
「——しょうがない…だろ」
ロアは俯いた。
「後、お前、本当に行くのか?」
「ああ。もう決めたことだ」
「死ぬかもしれないんだぞ?」
「分かってる。その時は、リアは任せる」
友人は岩に座り込んだ。
「本当かよ…?」
「本当だ。後、だな」
「ん?」
ロアは少し間を置いて言う。
「もしも俺が帰ってこなかったら、親や、俺の事。どうか、伝えてやってくれ」
友人が答える。
「ああ。責任もって伝えるよ」
ロアは飛び立つ前に、リアの顔を見ておこうとする。
そうして振り向くと、リアは寝ようとしていた。そして、リアは何かを言っていた。
距離があって何を言っているか分からなかったが、恐らくは、おやすみ、とでも言ったのだろう。
「ははっ」
可愛いやつだ。思わず笑いがこぼれる。
「じゃあな。また、どこか出会えるといいな」
「ああ。約束だ」
ロアと友人は握手をした。
そして、ロアは羽ばたいた。
最後に、
「これ、フラグだな」
と言い残して。
男性の声が聞こえる。その直後、洞窟にいた者は続々と外へ飛び出す。
ある者は空を飛び。
ある者は地中に潜り。
ある者は地を駆ける。
そう、彼らは亜人であった。
「おい!お前は逃げないのかよ!?」
そういったのは、翼や角を生やし、猛々しい尾を持つ、竜の亜人の若者だった。
「私はあの軍勢を食い止める。長くは持たんだろうが、何、心配はいらん」
「何でそう言えるんだっての!逃げるべきだって!死にたくねぇだろ!?」
若者が叫んだ。
それに被せるように男性は、
「私はもう既に長く生きた!君はまだ百年程しか生きていないだろう!?これからを担うのはいつだって若者だ!」
叱責するように言った。
「けど…、けどよぉ!アンタだけ残して行けるかっての!」
若者は反論するが、
「馬鹿者!」
の一言で竦む。
「君には、まだ幼い妹がいるはずだ!そんな子を残して逝けるのか!?」
「…っ」
「行け…っ、家族を…、家族を守ってくれ…」
「――クッソォォォォ!」
それから若者は飛び立った。
「そうだ…。それでいい。生きてくれ…」
「ここだ!…っ、クソ、ここはもぬけの殻か…あぁぁぁぁぁぁ!」
直後に敵兵が侵入するが、男性の手によって下半身を無くす。
「私は簡単には死ねない…!奴らを、皆殺しにするまで!」
男性はローブを脱ぎ捨てた。
「竜人族の名に掛けて!」
周りには神秘的な森が広がっていた。
所々に湖があり、まさに聖地と言うべき場所だった。
もっとも、彼らが置かれている状況からすれば、そんなものは目にも留まらないのだが。
「無事だったか!ロア!」
犬の亜人が駆け寄ってくる。
「あぁ…。俺はな…」
ロアと呼ばれた若者は、地面に着地し、膝を付く。
「その様子を見ると…そうか…」
彼は状況を察し、眉をひそめる。
ロアが言う。
「妹は無事か?」
犬の亜人は頷く。
「ああ。無事だよ。怪我も無い」
「そりゃ良かった…」
ロアは安堵した表情で、さらに尻を付く。
「だけどよ、あいつは助けられなかった。多分、一人で戦って、そして死んだんだろうな」
ロアは俯く。
「最後に、『家族を守ってくれ』なんて言われちまったよ」
「あいつにとって、仲間は皆家族だからな…」
彼は空を仰いだ。
「なら」
「なら?」
ロアが聞き返す。
「言われた通り、お前が皆を守ればいいんじゃないか?あいつの意志を継いでさ」
「確かに…」
ロアが顔を上げる。
「お前も、同じ竜人族なんだし」
「そうだな…。よし」
ロアは立ち上がって、
「俺が、代わりに戦うぜ」
洞窟のある方角を見て言った。
「そうだ。頑張れよ」
そう言って、彼は去っていった。
そしてしばらく座っていると、彼はある事に気が付く。
湖に何かが写っていることに。
「これは…?」
それは空に浮き、まるで風船のような物体に籠が付いていた。
ロアが見上げると、それには人が乗っており、その人は瓶のような物を持っていた。
「なんだあいつら」
周りの人々はまだそれに気がついていない。ロアはどうするべきか悩んでいた。
そうしていると、やがて上空の人は瓶を落とした。
そして瓶が地上に到達して割れると、
――一瞬にして紅蓮の炎が広がった。
「…は?」
ロアはこの状況に理解が追いつかなかったが、やがて悲鳴や断末魔によって意識が覚醒する。
「あぁぁぁぁぁぁ!」
「消せぇぇぇ!火を消せ!早く!」
「熱いぃぃぃ!」
そこにあったのは地獄だった。火を纏った人が踊り狂い、やがて倒れる。
「ふざけやがってぇ!絶対殺す!」
ロアは怒り狂い、上空の物体へと羽ばたく。
道中魔法での攻撃があったが、彼はひらりと躱し、その物体へと到達した。
「近づくな!く、来るなぁ!」
人間が声を上げた。
「よくもぉぉぉぉぉ!」
ロアは腰から短剣を抜き、滑空して風船を斬り裂く。
人間の恐怖する顔が見える。これから死ぬであろう運命と、ロアに対する恐怖の顔だ。
上昇する力を失った風船は、乗っていた人間を振り落とし落下した。
「うわあぁぁぁぁ!」
悲鳴が聞こえる。果たしてそれが落下した人間の物なのか、仲間の物かは分からない。
「人間めが…!クソッ」
ロアが思わず悪態を吐く。
下では火は鎮火できたようだが、焼け焦げた仲間の遺体が幾つか見える。
ロアが地上に着地したときに、彼は驚愕する。
そう、先程まで話していた犬の亜人の死体が、そこにはあった。
「嘘だろ…?」
その光景を目撃したせいで、彼は崩れ落ちる。
「なんで…だよ!なんでなんだ!」
「おいそこの!火を消してくれ!」
仲間の声が聞こえるが、彼にとって今はそれどころでは無い。
「おい!これ以上仲間を失いたいのか!」
「!」
その言葉が何かの鍵だったかのように、彼がびくりと反応する。
死体から目線を逸らしてみると、火は未だに燃えていて、それを必死に消す仲間の姿があった。
「クソッ…」
ロアが立ち上がる。そして池に近づき、翼の力で水を飛ばした。
火は弱まり、たちまち消えた。
森は森は焼け焦げていた。元の美しい緑溢れる森は、面影もない。
「…もうじきここも駄目だろう。そこの、移動しよう」
「あぁ…。そう…だな」
仲間達は去っていった。だが、ロアは一向にそこを離れない。彼は、あの亜人に黙祷を捧げていた。
「………」
やがて目を開け、ロアは仲間の元へ続いて行った。
「おにいちゃん!」
幼い、子供の声が聞こえた。
ここは洞窟だ。広くも狭くもなく、決して快適では無い。
「おかえり!」
「ああ。ただいま。…リア」
ロアが返事をした。
リアと呼ばれた女の子は尋ねる。
「あの、いぬの、おにいちゃんは?」
ロアは言葉を詰まらせた。
なんて言ってやれば良いのだろうか。まさか幼い子供に友人の死を伝えるわけにはいくまい。
「あいつは…ちょっと遠いところにいるよ」
「とおいところ?」
「そうだ」
ここまで言って、ロアは胸が痛くなった。実は、両親に戦争で先立たれた時にも、こうやって言い聞かせていたのだ。
「とりあえず…。もう夜だ。早く寝な」
「うん」
そう言ってリアは寝床へ歩き出す。
「…なあ、ロア」
「なんだよ」
「本当に、それで良かったのか?」
「仕方ねぇだろ?まだ十歳近くの妹に、そんな事言えるかって」
突然後ろから話しかけられた。
彼も、昔からの友人だ。
友人が眉をひそめて言う。
「真実を伝えるべきだって、言いたいんだけどなぁ。お前ら、親を亡くしてるわけだし」
「——しょうがない…だろ」
ロアは俯いた。
「後、お前、本当に行くのか?」
「ああ。もう決めたことだ」
「死ぬかもしれないんだぞ?」
「分かってる。その時は、リアは任せる」
友人は岩に座り込んだ。
「本当かよ…?」
「本当だ。後、だな」
「ん?」
ロアは少し間を置いて言う。
「もしも俺が帰ってこなかったら、親や、俺の事。どうか、伝えてやってくれ」
友人が答える。
「ああ。責任もって伝えるよ」
ロアは飛び立つ前に、リアの顔を見ておこうとする。
そうして振り向くと、リアは寝ようとしていた。そして、リアは何かを言っていた。
距離があって何を言っているか分からなかったが、恐らくは、おやすみ、とでも言ったのだろう。
「ははっ」
可愛いやつだ。思わず笑いがこぼれる。
「じゃあな。また、どこか出会えるといいな」
「ああ。約束だ」
ロアと友人は握手をした。
そして、ロアは羽ばたいた。
最後に、
「これ、フラグだな」
と言い残して。
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