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第1話 デキる女
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コツコツとヒールの音を響かせ、ゆるく巻いた髪を揺らしながらブランドバッグを片手に歩く私は川崎麻衣。
ABC不動産に入社して3年、営業成績はここ1年、常にトップという快挙を成し遂げている。
間違いなく誰もがうらやむいい女。
今日も取引先企業との契約が取れた麻衣はご機嫌で帰社し
「お疲れ様です。今日も契約成立です」
胸をゆっさゆっさと揺らしながら自信満々に企画営業部のフロアへと戻った。
…と、見かけない顔が目に留まる。
「あ、ウチのエース。ちょうどいいところに戻ってきた。彼、今日からウチで働くことになった宮瀬和泉くん」
いつもほわほわとしいて平和そうに扇子を広げている社長がにこにこしながら言う。
こんな時期に入社?
珍しい。
しかもアイドル顔のイケメンかぁ…。
まぁ興味はないけど可愛い系だし、デキる女の川崎麻衣様が握手してあげるかな。
麻衣は和泉の席まで颯爽と歩み寄ると
「川崎麻衣です。よろしくね。わからないことあったらなんでも聞いて」
サッと手を差し出して余裕そうなドヤ顔をつくって微笑んだ。
ABC不動産に入社して3年、営業成績はここ1年、常にトップという快挙を成し遂げている。
間違いなく誰もがうらやむいい女。
今日も取引先企業との契約が取れた麻衣はご機嫌で帰社し
「お疲れ様です。今日も契約成立です」
胸をゆっさゆっさと揺らしながら自信満々に企画営業部のフロアへと戻った。
…と、見かけない顔が目に留まる。
「あ、ウチのエース。ちょうどいいところに戻ってきた。彼、今日からウチで働くことになった宮瀬和泉くん」
いつもほわほわとしいて平和そうに扇子を広げている社長がにこにこしながら言う。
こんな時期に入社?
珍しい。
しかもアイドル顔のイケメンかぁ…。
まぁ興味はないけど可愛い系だし、デキる女の川崎麻衣様が握手してあげるかな。
麻衣は和泉の席まで颯爽と歩み寄ると
「川崎麻衣です。よろしくね。わからないことあったらなんでも聞いて」
サッと手を差し出して余裕そうなドヤ顔をつくって微笑んだ。
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