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第56話 友だち
大和が駆け寄ってくるなり結香を薄い目で睨みつけながら、
「お前、和馬に何もしてないだろうな?」
きつい口調で聞く。
ビクっとなった結香を庇うように
「俺ら、和解したの。大和お前こそ、結香ちゃんをいじめるなよな。俺たちもう友だちになったから」
和馬。
「…は?」
驚く大和に
「…ん?」
状況がよくわかっていない二羽と洸紀が首を傾げる。
でも、
「和馬くんと友だちになったなら、もう僕とも友だちだね」
二羽が笑った。
「…じゃあ…、俺もかな?」
照れ臭そうに洸紀も続く。
「は?…へ?」
状況がよく飲み込めないといった様子で戸惑う大和。
結香はそんな大和を見て、
「やっぱり、私なんかが友だちになんかなれるはずない…。私、水島くんにヤキモチを妬かせるために和馬くんにウソの告白したヤツだよ。キスとか、それ以上のこととかして、その画像を水島くんに送りつけようとかしてたヤツなんだよ?」
なんて暴露しはじめる。
あ~あ~、そういうことだったのか。
やっぱりこうして言葉にされるときついけど、
「もう、そんなことどうでもいいって」
和馬は面倒くさそうに言うと
「さぁ、今日はとことんサボろう!」
楽しそうに笑う。
「こんな真面目な僕も付き合うんだから、大和もいっしょにサボるでしょ?学校」
二羽が声をかけて、
「…う…ん」
いまいち納得がいっていない様子の大和も合意して…。
みんなでカラオケへ行くことになった。
「ほ、本当に私もいいの…?」
戸惑う結香に和馬が言う。
「うるさいよ?もう友だちなんだから、その話はおしまいね」
そんな和馬を見つめた大和がフッとやさしい笑みを浮かべ、
「じゃあ今日は、お金持ちの俺がおごるかな?」
ポケットから財布を取り出そうとして青ざめた。
「…財布が…、ないんだけど…」
「お前、和馬に何もしてないだろうな?」
きつい口調で聞く。
ビクっとなった結香を庇うように
「俺ら、和解したの。大和お前こそ、結香ちゃんをいじめるなよな。俺たちもう友だちになったから」
和馬。
「…は?」
驚く大和に
「…ん?」
状況がよくわかっていない二羽と洸紀が首を傾げる。
でも、
「和馬くんと友だちになったなら、もう僕とも友だちだね」
二羽が笑った。
「…じゃあ…、俺もかな?」
照れ臭そうに洸紀も続く。
「は?…へ?」
状況がよく飲み込めないといった様子で戸惑う大和。
結香はそんな大和を見て、
「やっぱり、私なんかが友だちになんかなれるはずない…。私、水島くんにヤキモチを妬かせるために和馬くんにウソの告白したヤツだよ。キスとか、それ以上のこととかして、その画像を水島くんに送りつけようとかしてたヤツなんだよ?」
なんて暴露しはじめる。
あ~あ~、そういうことだったのか。
やっぱりこうして言葉にされるときついけど、
「もう、そんなことどうでもいいって」
和馬は面倒くさそうに言うと
「さぁ、今日はとことんサボろう!」
楽しそうに笑う。
「こんな真面目な僕も付き合うんだから、大和もいっしょにサボるでしょ?学校」
二羽が声をかけて、
「…う…ん」
いまいち納得がいっていない様子の大和も合意して…。
みんなでカラオケへ行くことになった。
「ほ、本当に私もいいの…?」
戸惑う結香に和馬が言う。
「うるさいよ?もう友だちなんだから、その話はおしまいね」
そんな和馬を見つめた大和がフッとやさしい笑みを浮かべ、
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「…財布が…、ないんだけど…」
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