【リベンジ】騙したアイツを許さない~裏切り男を社会的に抹殺します~

竹柏凪紗

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第2話 機嫌を損ねた客

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セクシーでクールな切れ長の目に整ったパーツ、白い肌と細身で無駄な肉のない締まったカラダ、寡黙でミステリアス雰囲気のハヤミに悩殺されてしまった代償がこれほどとは…。

店内に他のお客さんもいないなか、涙ぐむ女性をひとり席に残しておくわけにもいかず、ひとまず対面の席に座ったレナは
「では、お名前からお聞きしてもいいでしょうか?」
ひとまず声をかけた。

私だって社会人経験がないわけではない。
会社みたいなところはないけど、高校卒業後は高校生のときにバイトしていたカフェで2年ちょっと、いまも働いている。

ただ、少し前に知り合った人と付き合いはじめて頼まれて保証人になった途端、その彼氏が蒸発。
名前を書いただけだからと放置していたら全額返済を迫られ、カフェでの給料だけでは足りずに困って高額報酬の仕事を探していたらこのカフェに辿り着いたというわけ。

だから簡単な受付ぐらいはできるつもりでいた。

それなのに、
「匿名とお伺いしていたのですが、身分証明書なんかも必要なんでしょうか?今後もそんなふうに電話で聞いた内容とは違うことが出てきたりしますか?」
明らかに機嫌を損ねた様子で怪訝そうに聞かれ、
「あはは…、そうでした。すみません」
頭を下げて謝罪。

やっぱり、よくわからないことはやらないほうがよさそう…。

あぁ、速水さん、早く帰ってきて!
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