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第32話 救護ではなく拉致
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カラダは自由に動かすことができないのに、まわりの音や声はなんとなく聞こえる。
私、一体どうなっちゃったの?
調子に乗ってシャンパン飲みすぎたかも。
でもニシジマもいるし、大丈夫だよね?
安心しきっていたところに聞き慣れた声が飛び込んできた。
「じゃあ、いつもみたいに連れて行くから裏口からコイツ運び出しといて。裏のガレージに白のワンボックス置いてあるから、ちゃんと積み込んでおけよ。あ、あと、レンタカーだから汚すな」
…え?
この声って、ニシジマ?
でも、ものすごく怖いこと言ってるんだけど…。
なにこれ。
夢?
だとしたら、いつから?
戸惑っているうちにカラダがふわりと持ち上げられて
「積んでおきますね」
誰かが言った。
声の感じから、個室に案内してくれたり料理を運んでくれたりしていたスタッフの人かな?
抱きかかえられたまま店の外へ出たのか、さっきまでとは違う音と雰囲気。
少しこもったような香りがするから、ガレージだろうか。
考えているうちに少し硬めのシートのようなところに座らされていた。
静かに始動するエンジン音。
これ…。
救護じゃなくて拉致?
動けないのにボンヤリと意識があるから余計に怖い。
…ウソでしょ?
私、一体どうなっちゃうんだろ…。
私、一体どうなっちゃったの?
調子に乗ってシャンパン飲みすぎたかも。
でもニシジマもいるし、大丈夫だよね?
安心しきっていたところに聞き慣れた声が飛び込んできた。
「じゃあ、いつもみたいに連れて行くから裏口からコイツ運び出しといて。裏のガレージに白のワンボックス置いてあるから、ちゃんと積み込んでおけよ。あ、あと、レンタカーだから汚すな」
…え?
この声って、ニシジマ?
でも、ものすごく怖いこと言ってるんだけど…。
なにこれ。
夢?
だとしたら、いつから?
戸惑っているうちにカラダがふわりと持ち上げられて
「積んでおきますね」
誰かが言った。
声の感じから、個室に案内してくれたり料理を運んでくれたりしていたスタッフの人かな?
抱きかかえられたまま店の外へ出たのか、さっきまでとは違う音と雰囲気。
少しこもったような香りがするから、ガレージだろうか。
考えているうちに少し硬めのシートのようなところに座らされていた。
静かに始動するエンジン音。
これ…。
救護じゃなくて拉致?
動けないのにボンヤリと意識があるから余計に怖い。
…ウソでしょ?
私、一体どうなっちゃうんだろ…。
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