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第58話 モテまくりのアオイ
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「うっわぁ~、可愛いなぁ。なんで大型特殊とか移動式クレーンの免許とか取ろうと思ったの?まだまだ女の子は少ないでしょ、こういう免許を持ってる子」
ハヤミの言うとおりニシジマ重機建設に見事採用されたアオイとレナは出勤初日、会社のフロアへ入るなり社員たちに好奇の目で見られ、一瞬にして纏わりつかれた。
ニヤニヤしながら纏わりついてくるニシジマの社員たちを薄い目で見つめながらも
「ありがとうござます。そんなふうに言っていただけて嬉しいです」
愛想笑いで乗り切ろうとするアオイ。
「めちゃめちゃ美人だけど…、どうしてアオイくんの女装が絶対に採用されることとか世間へのアピールにつながるわけ?」
ニシジマの社員たちにもみくちゃにされるアオイの腕を引っ張って建物の陰まで連れて行ってからレナが聞く。
「重機や建設の会社っていうのは、まだまだ男社会だからね。田舎の企業だと特にね」
「だからって、女装?」
「女装じゃなくて、いまは本物の女の子ってことになってるから、“クン”付けで呼ぶのはやめてね」
財布から取り出した労働安全衛生法による免許証をチラリと見せながらアオイが注意。
「女の子を採用することでニシジマ建設に何のメリットがあるの?物理的な問題として、女の人は男の人より力が弱いような気もするし、重機や建設の仕事って続けるのが大変そうなイメージ…」
「そう、そこ。重機や建設系の会社は、そういう世間のイメージを払拭したい。だからこそ、女性を積極採用するところも多いんだ」
「そうなの?」
「実際、クレーンやユンボなどの操作に力は不要だし、建設の仕事だって図面を描いたり営業をしたりと体力よりも頭脳が必要になってくる仕事も多いしね」
「でも、どうしてそれが世間へのアピールになるの?」
ハヤミの言うとおりニシジマ重機建設に見事採用されたアオイとレナは出勤初日、会社のフロアへ入るなり社員たちに好奇の目で見られ、一瞬にして纏わりつかれた。
ニヤニヤしながら纏わりついてくるニシジマの社員たちを薄い目で見つめながらも
「ありがとうござます。そんなふうに言っていただけて嬉しいです」
愛想笑いで乗り切ろうとするアオイ。
「めちゃめちゃ美人だけど…、どうしてアオイくんの女装が絶対に採用されることとか世間へのアピールにつながるわけ?」
ニシジマの社員たちにもみくちゃにされるアオイの腕を引っ張って建物の陰まで連れて行ってからレナが聞く。
「重機や建設の会社っていうのは、まだまだ男社会だからね。田舎の企業だと特にね」
「だからって、女装?」
「女装じゃなくて、いまは本物の女の子ってことになってるから、“クン”付けで呼ぶのはやめてね」
財布から取り出した労働安全衛生法による免許証をチラリと見せながらアオイが注意。
「女の子を採用することでニシジマ建設に何のメリットがあるの?物理的な問題として、女の人は男の人より力が弱いような気もするし、重機や建設の仕事って続けるのが大変そうなイメージ…」
「そう、そこ。重機や建設系の会社は、そういう世間のイメージを払拭したい。だからこそ、女性を積極採用するところも多いんだ」
「そうなの?」
「実際、クレーンやユンボなどの操作に力は不要だし、建設の仕事だって図面を描いたり営業をしたりと体力よりも頭脳が必要になってくる仕事も多いしね」
「でも、どうしてそれが世間へのアピールになるの?」
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