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第69話 クビか共犯になるか
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「相模を陥れてこちら側に引き込むことで相模を信頼している従業員だけじゃなく、取引先や先代までも味方につけられる可能性がある。それくらいには力のある人物だからね」
「なるほど。それはニシジマシンヤにとったら邪魔な人物だよね。自分は二代目に就任はしているけど、そういう人物がいると統率がとりにくくなっちゃうもん。私なら速攻でクビにしちゃう」
「…レナちゃんの会社では働きたくないな」
苦笑いしながら言ったアオイが続ける。
「まぁニシジマシンヤもそう考えてはいるだろうけど、いまや労働者のほうが強いから簡単にクビにはできない」
「ふぅん」
「もし解雇されたあとに騒がれでもしたらニシジマ重機建設のクリーンなイメージに傷がつくし、それに相模は長いことニシジマ建設で働いているだけあって自社の不正についても把握してる。そして嫌々ながら多かれ少なかれ関与させられているみたいだね」
「え!アオイくん…アオイちゃん…、もうそこまで調べたの?」
「いや。ただ、従業員たちの話から間違いないと思う。ニシジマシンヤは何かあればすぐにでも相模をクビにしようと考えているから、解雇したあと声を上げにくくするために共犯に仕立て上げようとしてる。クビか共犯になるか、常に相模に選択を迫っている感じだね」
「共犯?」
「たとえば些細なことでいえば、トラックやタクシーなどを運転する一般貨物自動車運送など対象の事業者では業務を遂行する…運転する前にアルコール検知器を使用して飲酒していないかどうかを確認する義務があるんだけど…」
説明しながらスマホで時間を確認し
「ニシジマ重機建設ではアルコール検知器を使っていない。…って、細かい説明はあと。もう時間がやばいから行くよ」
アオイはレナに席から立つよう促した。
「なるほど。それはニシジマシンヤにとったら邪魔な人物だよね。自分は二代目に就任はしているけど、そういう人物がいると統率がとりにくくなっちゃうもん。私なら速攻でクビにしちゃう」
「…レナちゃんの会社では働きたくないな」
苦笑いしながら言ったアオイが続ける。
「まぁニシジマシンヤもそう考えてはいるだろうけど、いまや労働者のほうが強いから簡単にクビにはできない」
「ふぅん」
「もし解雇されたあとに騒がれでもしたらニシジマ重機建設のクリーンなイメージに傷がつくし、それに相模は長いことニシジマ建設で働いているだけあって自社の不正についても把握してる。そして嫌々ながら多かれ少なかれ関与させられているみたいだね」
「え!アオイくん…アオイちゃん…、もうそこまで調べたの?」
「いや。ただ、従業員たちの話から間違いないと思う。ニシジマシンヤは何かあればすぐにでも相模をクビにしようと考えているから、解雇したあと声を上げにくくするために共犯に仕立て上げようとしてる。クビか共犯になるか、常に相模に選択を迫っている感じだね」
「共犯?」
「たとえば些細なことでいえば、トラックやタクシーなどを運転する一般貨物自動車運送など対象の事業者では業務を遂行する…運転する前にアルコール検知器を使用して飲酒していないかどうかを確認する義務があるんだけど…」
説明しながらスマホで時間を確認し
「ニシジマ重機建設ではアルコール検知器を使っていない。…って、細かい説明はあと。もう時間がやばいから行くよ」
アオイはレナに席から立つよう促した。
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