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第76話 悪魔の給与形態
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「アオイくんのせいだからね!私、しばらくお給料もらえないってさ」
レナに胸倉を掴まれ、そう凄まれたアオイは何のことだか意味がわからない。
配車室兼事務室にいるほかの従業員たちに聞かれないようチラチラと周囲を見回しながら
「どういうこと?落ち着いてちゃんと説明して」
アオイはあらためてレナに聞いた。
「だからさぁ、私が足をくじいたからしばらく仕事ができないかも?って言ったの。そしたらさ、『仕事、しばらく休んでいいよ』って言われたんだよね」
そこまでレナが言ったとき
「なるほど。そういうことね」
納得するアオイ。
「なるほどって、私まだ話してる途中なんですけど!」
レナが怒り出す。
「じゃあとりあえず最後まで話してよ?」
「うん。それでね、そんなことを言ってくれるなんてすごくやさしい!って思ってさ、『はい。じゃあ明日からさっそく休みます』って言ったら、休んだ日は給料が出ないなんて言うじゃん!あいつ、悪魔だよ。悪魔!」
「いやいや、それは当然だよ」
「はぁっ?!当然ってなに?」
「だってニシジマ重機建設は月給制じゃなくて日給月給制だよ?だから遅刻や早退、欠勤した場合には、その分を月の給与から差し引かれるっていう契約だもん」
「…え?なに?その悪魔みたいな給与形態」
「…。レナちゃんだってニシジマ重機建設の契約書にサインしたじゃん。知らないほうがびっくりなんだけど…」
レナに胸倉を掴まれ、そう凄まれたアオイは何のことだか意味がわからない。
配車室兼事務室にいるほかの従業員たちに聞かれないようチラチラと周囲を見回しながら
「どういうこと?落ち着いてちゃんと説明して」
アオイはあらためてレナに聞いた。
「だからさぁ、私が足をくじいたからしばらく仕事ができないかも?って言ったの。そしたらさ、『仕事、しばらく休んでいいよ』って言われたんだよね」
そこまでレナが言ったとき
「なるほど。そういうことね」
納得するアオイ。
「なるほどって、私まだ話してる途中なんですけど!」
レナが怒り出す。
「じゃあとりあえず最後まで話してよ?」
「うん。それでね、そんなことを言ってくれるなんてすごくやさしい!って思ってさ、『はい。じゃあ明日からさっそく休みます』って言ったら、休んだ日は給料が出ないなんて言うじゃん!あいつ、悪魔だよ。悪魔!」
「いやいや、それは当然だよ」
「はぁっ?!当然ってなに?」
「だってニシジマ重機建設は月給制じゃなくて日給月給制だよ?だから遅刻や早退、欠勤した場合には、その分を月の給与から差し引かれるっていう契約だもん」
「…え?なに?その悪魔みたいな給与形態」
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