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第57話 2人きりで倉庫
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「そんな恐ろしいモノを見るような目で見つめないで。俺、ウラオモテはないから。俺とか会社とか、まわりに迷惑をかけるようなヤツが嫌いなだけ」
まぁ気持ちはわかるけど。
「…というわけで、香村さんは川崎さんが辞職するまで広報部で働いてもらうんだけど…。多分さっきの騒動で女子社員が黙ってないと思うから、飛鷹といっしょに倉庫で仕事してもらっていいかな?」
「…え?そ、倉庫で、ですか…?」
ううん、違う。
倉庫が嫌というよりも…、飛鷹さんと2人だけで仕事とか…!
戸惑っていると
「倉庫で2人きりはさすがに嫌なのでは…」
気を遣ってか飛鷹が言いはじめたので
「ぜ、全然まったくもって問題ありません!」
なぜかムキになっていた。
ちょっと驚いた様子を見せた相師だったけれど、2人の顔を交互に見て
「そう?だったらよかった。じゃあ俺はこのまま広報部のメインフロアへ行くね」
エレベーターから降りてすぐのところにある広報部へ。
「メインフロアねぇ…」
薄い目をして笑ったあと
「悪いな。倉庫なんかで働かせてしまって」
気まずそうに謝る飛鷹の後ろを沙那が続く。
「い、いいえ。そ、倉庫で働くのも楽しそうです」
…飛鷹さんと2人で。
ち、違うよバカ!
どうして飛鷹さんと2人で働けることにワクワクしてるの?!
意味わかんない。
「今日はとくに重要な仕事もないから…、まずはどのホストクラブに何軒くらい潜入するかを決めておくかな」
倉庫に入るなり飛鷹はタブレットをテーブルに置いた。
まぁ気持ちはわかるけど。
「…というわけで、香村さんは川崎さんが辞職するまで広報部で働いてもらうんだけど…。多分さっきの騒動で女子社員が黙ってないと思うから、飛鷹といっしょに倉庫で仕事してもらっていいかな?」
「…え?そ、倉庫で、ですか…?」
ううん、違う。
倉庫が嫌というよりも…、飛鷹さんと2人だけで仕事とか…!
戸惑っていると
「倉庫で2人きりはさすがに嫌なのでは…」
気を遣ってか飛鷹が言いはじめたので
「ぜ、全然まったくもって問題ありません!」
なぜかムキになっていた。
ちょっと驚いた様子を見せた相師だったけれど、2人の顔を交互に見て
「そう?だったらよかった。じゃあ俺はこのまま広報部のメインフロアへ行くね」
エレベーターから降りてすぐのところにある広報部へ。
「メインフロアねぇ…」
薄い目をして笑ったあと
「悪いな。倉庫なんかで働かせてしまって」
気まずそうに謝る飛鷹の後ろを沙那が続く。
「い、いいえ。そ、倉庫で働くのも楽しそうです」
…飛鷹さんと2人で。
ち、違うよバカ!
どうして飛鷹さんと2人で働けることにワクワクしてるの?!
意味わかんない。
「今日はとくに重要な仕事もないから…、まずはどのホストクラブに何軒くらい潜入するかを決めておくかな」
倉庫に入るなり飛鷹はタブレットをテーブルに置いた。
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