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第181話 いちばんのキスをする
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飛鷹と手をつないでステージの中央へと歩み出た沙那は観客席を見て石化。
一気に集中する観客からの視線に緊張の域を超えてしまった。
そんな沙那に
「大丈夫か?」
気遣う言葉をかけながらもドSスイッチの入った飛鷹はよくないことしか頭に浮かばない。
プルプルと頭を振って冷静を保ってみようと心がけてはみる。
けれど緊張したまま固まっている沙那が可愛くて仕方ない。
つないでいた手をグイっと引き寄せた飛鷹はそのまま沙那の腰に手をやった。
そのままいつもの感じで強引にキス…。
身構えた沙那だったけれど。
「キスしていい?」
しっかりと向き合った態勢で色っぽく聞いてくるからドキドキが止まらない。
観客席が一瞬にして盛り上がる。
「あんなセクシーに同意を求めるとか反則でしょ?」
「OK以外に何があるの?って感じ!」
「キュンキュンさせすぎ~」
「キス早よ!」
ステージまでもが熱気に包まれて、自然とカラダが動いた。
そう、私はいちばんのキスをする。
美羽にも誰にも飛鷹さんをとられたくない。
誰も入る隙がないくらいのキスをする。
沙那は自分の手を飛鷹の腰にまわすと背伸びをして
「飛鷹さんが好き」
唇を押し当てた。
応えるように飛鷹も沙那の唇に何度もキス。
観客席からは見えないようそっと捩じ込まれた舌がやさしく絡まる。
ダメだ、私。
こんな人前なのに、飛鷹さんとのキスがめちゃめちゃ幸せすぎて…。
独占欲が強くなっていく自分に気づく。
どうしよう。
私…、飛鷹さんのことが好きすぎておかしくなっちゃうかも…?
一気に集中する観客からの視線に緊張の域を超えてしまった。
そんな沙那に
「大丈夫か?」
気遣う言葉をかけながらもドSスイッチの入った飛鷹はよくないことしか頭に浮かばない。
プルプルと頭を振って冷静を保ってみようと心がけてはみる。
けれど緊張したまま固まっている沙那が可愛くて仕方ない。
つないでいた手をグイっと引き寄せた飛鷹はそのまま沙那の腰に手をやった。
そのままいつもの感じで強引にキス…。
身構えた沙那だったけれど。
「キスしていい?」
しっかりと向き合った態勢で色っぽく聞いてくるからドキドキが止まらない。
観客席が一瞬にして盛り上がる。
「あんなセクシーに同意を求めるとか反則でしょ?」
「OK以外に何があるの?って感じ!」
「キュンキュンさせすぎ~」
「キス早よ!」
ステージまでもが熱気に包まれて、自然とカラダが動いた。
そう、私はいちばんのキスをする。
美羽にも誰にも飛鷹さんをとられたくない。
誰も入る隙がないくらいのキスをする。
沙那は自分の手を飛鷹の腰にまわすと背伸びをして
「飛鷹さんが好き」
唇を押し当てた。
応えるように飛鷹も沙那の唇に何度もキス。
観客席からは見えないようそっと捩じ込まれた舌がやさしく絡まる。
ダメだ、私。
こんな人前なのに、飛鷹さんとのキスがめちゃめちゃ幸せすぎて…。
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