オレのカワイイ陽キャ腹黒王子さま

竹柏凪紗

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第33話 割り込んできた編入生

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玲人が陽翔の手を振り払ったのを、こちらに近づいてきていた取り巻き女子たちが目撃。
騒ぎはじめた。

「ご、ごめん…」

ハッと我に返った玲人は思いっきり頭を下げて謝ったけれど、顔を上げてみても陽翔は固まったまま。

そのとき、
「なに何~?なんの騒ぎ~?」
知らない男子が人懐っこい笑みを浮かべて割り込んできた。

少しあどけなさの残る笑顔とやさしい雰囲気が印象的なかなりのイケメン。

そのイケメンは陽翔を見るなり、
「あれ~?陽翔じゃん。久しぶり」
微笑んだ。

翡翠ひすい…?」

強張った顔で反応した陽翔は、
「なんで翡翠がウチの学校に?」
聞く。

「ん?編入してきたの。家、またこっちになったから。よろしくな」

翡翠が握手しょうと手を差し出しても陽翔はガン無視。

その様子を見て取り巻き女子たちが騒ぎはじめ、
「え、えっ?!陽翔くん、どうしちゃったの?」
「あの2人ってもしかして、仲が悪い…?」
陽翔はプイっと背を向けて歩いて行ってしまった。

取り巻き女子たちは分断。

半分ほどの女子が陽翔を追いかけ、残りは、
「翡翠くん、かっこいいよね~」
「お近づきになりたい~!」
翡翠のもとに留まった。

「陽翔、なんかすげぇキレてたけど、キミ何したの?」
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