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第137話 原因から探る
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「症状とかから病気を推測するように、元に戻す方法から原因を探るってことか?」
神妙な面持ちで聞いたのは陽翔。
「うん。俺も難しいとは思うけど、いまのところ方法ってこれしかないよね?」
「まぁ、そう言われてみればそうか…。けどいまのところ、その方法も不確定だな」
「そうなんだよね。さっきは俺が大声で名前を呼んで追いかけて腕を掴んだときに陽翔の意識が正常に戻ったけど、それだってたまたまの可能性もあるから…」
「だったら玲人、ずっと俺といっしょにいて、いつ、どんなタイミングでおかしくなっているのか。それから、どういうことがあってもとに戻っているのかを記録してくれないか?」
真剣な表情で言う陽翔に
「…ずっと…って…」
思わず照れながら突っ込んでしまう。
そんな玲人を見て陽翔も赤面。
「ず、ずっとはずっとだ。…ってか、恋人同士なら別におかしいことじゃないだろ」
雑な言い方で恥ずかしさを紛らわせる陽翔とは対照的に
「こ、恋人…。恋人だからおかしくないとか、もう、最高~!」
嬉しさが抑えきれずに玲人は浮かれまくり。
ほんの一瞬だけは、陽翔がおかしくなることやゾンビみたいなじぃちゃんのことだって頭から消えてしまったくらいハッピーな気持ちになった。
「もう恋人なんだよね?俺たち、本当に恋人?だからずっといっしょにいてもおかしくないんだよね?ね、ね、ね?」
ガシっと玲人に手を掴かまれて聞かれた陽翔は照れながら
「当たり前だろ。つーか、離れるなって話」
恥ずかしそうに頬をポリポリ。
続けて言った。
「だから玲人、頼んだぞ」
神妙な面持ちで聞いたのは陽翔。
「うん。俺も難しいとは思うけど、いまのところ方法ってこれしかないよね?」
「まぁ、そう言われてみればそうか…。けどいまのところ、その方法も不確定だな」
「そうなんだよね。さっきは俺が大声で名前を呼んで追いかけて腕を掴んだときに陽翔の意識が正常に戻ったけど、それだってたまたまの可能性もあるから…」
「だったら玲人、ずっと俺といっしょにいて、いつ、どんなタイミングでおかしくなっているのか。それから、どういうことがあってもとに戻っているのかを記録してくれないか?」
真剣な表情で言う陽翔に
「…ずっと…って…」
思わず照れながら突っ込んでしまう。
そんな玲人を見て陽翔も赤面。
「ず、ずっとはずっとだ。…ってか、恋人同士なら別におかしいことじゃないだろ」
雑な言い方で恥ずかしさを紛らわせる陽翔とは対照的に
「こ、恋人…。恋人だからおかしくないとか、もう、最高~!」
嬉しさが抑えきれずに玲人は浮かれまくり。
ほんの一瞬だけは、陽翔がおかしくなることやゾンビみたいなじぃちゃんのことだって頭から消えてしまったくらいハッピーな気持ちになった。
「もう恋人なんだよね?俺たち、本当に恋人?だからずっといっしょにいてもおかしくないんだよね?ね、ね、ね?」
ガシっと玲人に手を掴かまれて聞かれた陽翔は照れながら
「当たり前だろ。つーか、離れるなって話」
恥ずかしそうに頬をポリポリ。
続けて言った。
「だから玲人、頼んだぞ」
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