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1章:鬼狩りαはΩになる
7:鬼を喰う者
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宙の右の額からは、確かに一本の角が突き出していた。宙に角を抑えられた鬼は一体何が起こったのか分からないようで、バタバタとその大きな手で自分の頭を叩こうとするが、宙はひらりとそれを躱す。そして、その鬼の太い腕を跳ねるように遊ぶと、右腕を大きく振った。その刹那、宙の右腕から刃が飛び出したように見える。そして、その刃は一瞬でその鬼の首を刎ねた。
「!?」
言葉をなくすアラタの目の前、まるで重力がないかのように鬼の首と宙の体が夜空に浮かぶ。ゆっくりと倒れていく巨体……そのスローモーションをアラタは呆然と見ていた。
ドスンっと重みのある音がして、ゴロリと転がった鬼の首に、ハッとアラタは身構える。しかし、その目にすでに生気はない。宙はその首に足をかけると右腕から「生えている」刀でその角を片方だけ抉った。そして、それを拾い……丸呑みしたのだ。
(これが……鬼喰い……っ!?)
アラタは一瞬で起こった出来事に呆然としていた。今、目の前で起こったことが本当に現実なのか。誰もいない駐車場。自分と彼しかいない場所。遠くではサイレンの音が聞こえるが、まるで別世界の出来事のようだ。
こちらを向く美しい鬼の姿に呆然とする。宙はその瞳の色を右側だけ鬼のものに変えており、ふうっと静かに息をついては刀を空に振るった。鬼の黒い血がピッと駐車場のアスファルトに飛び散る。言葉を失ったままのアラタの方を向いた宙は、それに気にせず、にかっと笑う。
「遅くなりましたーぁっ」
「お、お前……っ」
「あー、アラタさん、あいつの爪にやられた? あーこりゃまずいなーっておっと……」
救援のサイレンの音が近づいてきた。途端、宙はすうっと息を吐くと、角と刀を一瞬で引っ込めた。そこには「普通の人間」が立っている。
その一瞬の変身にもアラタは言葉を失ったが、すぐに到着した救援班の数名の声で思考がかき乱されていく。ずきんずきんと痛む腕から、赤い血が流れ落ちているのに、今更気づいて少し呻いた。
救援部隊の到着、そして研究所の車も遅れてすぐにやってきた。腕の傷に簡単な手当てを受けながら、鬼の死体回収を見届けていると、宙が「報告は後日でいいんすよね」と確認にきた。……普通の格好である。何も変わりはない。
宙はさっきからアラタと視線を合わせない。アラタは「構いません。明日、一緒にしましょう」とだけ答えて、その顔をじっと見つめた。そう、普通だ。角もない。その右腕には刀も生えていない。自分が見たのはなんだったのか……頭を働かそうとした途端、ズキンとこめかみの辺りがひどく痛くなる。
「う……」
「渡辺さん、大丈夫ですか、顔色が……その傷もちゃんと診た方がいいと思いますので、病院に行きましょう」
救援部隊の一人がそう声をかけてくれるが、途端に頭がクラクラして何も考えられなくなる。すっと彼との間に入ったのは宙であった。
「アラタさんなら俺が送っていきますので平気です」
「……あ」
「アラタさん、とりあえずご自宅まで俺が送りますよ」
いつもとは違い普通の敬語で話してくる宙に違和感を覚えながらも、アラタは自分の体の熱とぼんやりとした思考に体をよろめかせた。それを支えてくれた宙に体重を預け、タクシーへと乗り込む。なんとか自宅の住所を告げると、ぐったりと隣に身を預けてしまう。思考が溶けていく。何も考えられない。熱に浮かされているかのようだ。
(私の体は、一体……)
ふわりと香る甘い匂い。なんだこれは? 桃のような……
そこでアラタの意識はプツリと途絶えた。
*
柔らかなものに包まれているような感覚。ただ下半身が内側から何だか気持ち悪く、呻きそうになる。しかし、ふわりと体が何かに支えられているのに、アラタはまだ目を閉じていた。心地よく体が沈む。そして、それに体をしっかりと支えられるような感触……。
(なんだ……ああ、自宅のベッド……)
いつもの匂いに自分が馴染んでいくようだ。今日は疲れたな……とまるでさっき見たことが夢だったかのような不思議な感じであった。どこか脳は痺れているような感覚で、なぜだか現実感がない。
ゆっくりとネクタイを緩め、シャツのボタンを外してその窮屈さを解いていく。ベッドが重みに揺れた気がしたが、よく分からない。
体をマッサージされているような、そんな感触も柔らかで現実味がないものだった。首元にかかる暖かな風? 息? 何が……と思うと、腕が空気に触れ、さっき鬼に掴まれた箇所が上に上げられたような気がした。そこにぬるりとした感触が……
「!? な、何をしてるんですか!?」
「あ。起きましたぁ?」
相手の舌の感触にハッとして飛び起きると、そこは予想通り自宅の寝室であった。
広めのダブルベッドの上に男が二人。それもどちらも180-190はある大男だ。流石にベッドが重そうに軋むが、それどころではない。アラタは状況に一瞬混乱し、思わずヘッドボード側に後ずさった。けれど、宙は別に気にするでもなく、腕の怪我の治療っス、とアラタの二の腕を指差す。
「鬼の爪の傷はまずいっスよ。特にさっきの奴は……まあ、説明が面倒なんですけど、タイプ的に鬼の血が入っちまって鬼化の恐れもある。さっさと治療しましょう」
「!?」
「アラタさんも見たことあるんでしょ。鬼化した人間」
「っ……!」
どうして元相方のことを知っている……そうは思ったが、アラタはぐっと言葉を飲み込んだ。鬼の発生とその遺伝や繁殖についてはまだまだ研究が進んでいない。ただ、確かにアラタの元の相方は鬼に襲われた傷がきっかけとなって暴走し、鬼へとその姿を変えてしまったことがある。
まだ思い出したくない過去に、アラタの体がぶるりと震えた。そして、目の前の宙の瞳を見つめる。その目は先ほど見た鬼の目ではなく、両目とも元の薄い紫色へと戻っていた。それにホッとしているのは本音だ。
彼のことはまだ分からない、けれど……鬼について自分より詳しそうではある。悔しい限りだが、元の生まれも違うのだ。仕方がないことだろう。それに……
(あの姿……。夢でなければ、あれは一体、どういうことだ……?)
尽きない疑問はあるが、まずは自分の体のことだ。アラタは冷静になるよう努めつつ、宙に詳細を尋ねた。
「研究所の方に連絡した方がいいでしょうか?」
「それでもいいっすけど……あそこの研究主任にアラタさんが解剖されるかも知んないっすよ? あの人、割とサイコなんでしょ?」
斎藤主任のことを知っているのか……と自分もこの前話した研究所の人間を思い出す。確かに、あの相手には薬を盛られて色々調べられかねない。
どこかまだ熱に浮かされたような頭で、あまり思考がよく回らなかった。けれど、この男に任せても良いのだろうか……サイコパス研究者と得体の知れぬ新人(しかも鬼化したっぽい)――なんとも究極の二択な気がする、とアラタは頭を抱えそうになった。
宙はそんなアラタの悩みに気づいたのか、何もしませんって、とパッと両手を離して状況の説明をする。
「おいおい話しますけど、まあ、俺の体はああいう感じなんスよ。簡単に言うと鬼の血が混じってる状態。うちの身内も野村部長も知ってます。この前言った鼻の良さとかもそれ」
「……はあ」
「まあ、相棒のアンタにはいつ見られてもいいと思ってたんスけど、先に説明しとくべきっすよねーすんませんっした!」
「いえ、説明されても俄かには信じ難いので、結果見た方が理解が早くてよかったような気がします……そういうことにしておきましょう……」
思わず本音を漏らすと、お、と宙はその反応を意外に思ったようで、ニカッと笑った。
「で。治療なんスけど、俺の方でできます。なので、患部を見せてください」
「はあ……」
言われた通りにシャツを肌蹴て、強く掴まれた左腕の方を出す。両腕出してください、確認します、と上のシャツを脱ぎさると、傷の深い浅いはあるものの、両の二の腕と胸の辺りに爪の跡が残っていた。まずは、とぐっと右腕を持ち上げられる。
「??」
「俺の体、ちょーっと特殊なんで。俺の体液なら」
「た、体液……!?」
相手から飛び出た言葉にギョッと驚く間も無く、べろっとそこを舐められる。その感触に思わず腕を引いたが、向こうは舌を出したまま笑っていた。
「舐めるだけ♡ 唾液が有効です♡」
「っ!! 嘘じゃないだろうなッ!?」
思わずきつく咎めると、宙はケラケラと声をあげて笑った。
「敬語使うアラタさんも好きだけど、余裕ないのもいいっスよね。そそるぅー」
「からかうのもいい加減に……!」
そうは言ったものの、ぐっと体重をかけられてベッドに押し倒される。まだ力がうまく入らない。頭もどこかふわふわしている。体が……なぜか火照っている。そんな中で、自分よりも大きな男に組み敷かれた。その事実に呆然として、アラタは言葉を失ってしまう。
「……まあ、俺に任せるのが得策っスよ♡」
どう考えても胡散臭いその軽薄そうな言葉とウィンク。けれど、なぜだろうか。それに抵抗する気力すら起きずに、彼に身を委ねてしまうのだった。
「!?」
言葉をなくすアラタの目の前、まるで重力がないかのように鬼の首と宙の体が夜空に浮かぶ。ゆっくりと倒れていく巨体……そのスローモーションをアラタは呆然と見ていた。
ドスンっと重みのある音がして、ゴロリと転がった鬼の首に、ハッとアラタは身構える。しかし、その目にすでに生気はない。宙はその首に足をかけると右腕から「生えている」刀でその角を片方だけ抉った。そして、それを拾い……丸呑みしたのだ。
(これが……鬼喰い……っ!?)
アラタは一瞬で起こった出来事に呆然としていた。今、目の前で起こったことが本当に現実なのか。誰もいない駐車場。自分と彼しかいない場所。遠くではサイレンの音が聞こえるが、まるで別世界の出来事のようだ。
こちらを向く美しい鬼の姿に呆然とする。宙はその瞳の色を右側だけ鬼のものに変えており、ふうっと静かに息をついては刀を空に振るった。鬼の黒い血がピッと駐車場のアスファルトに飛び散る。言葉を失ったままのアラタの方を向いた宙は、それに気にせず、にかっと笑う。
「遅くなりましたーぁっ」
「お、お前……っ」
「あー、アラタさん、あいつの爪にやられた? あーこりゃまずいなーっておっと……」
救援のサイレンの音が近づいてきた。途端、宙はすうっと息を吐くと、角と刀を一瞬で引っ込めた。そこには「普通の人間」が立っている。
その一瞬の変身にもアラタは言葉を失ったが、すぐに到着した救援班の数名の声で思考がかき乱されていく。ずきんずきんと痛む腕から、赤い血が流れ落ちているのに、今更気づいて少し呻いた。
救援部隊の到着、そして研究所の車も遅れてすぐにやってきた。腕の傷に簡単な手当てを受けながら、鬼の死体回収を見届けていると、宙が「報告は後日でいいんすよね」と確認にきた。……普通の格好である。何も変わりはない。
宙はさっきからアラタと視線を合わせない。アラタは「構いません。明日、一緒にしましょう」とだけ答えて、その顔をじっと見つめた。そう、普通だ。角もない。その右腕には刀も生えていない。自分が見たのはなんだったのか……頭を働かそうとした途端、ズキンとこめかみの辺りがひどく痛くなる。
「う……」
「渡辺さん、大丈夫ですか、顔色が……その傷もちゃんと診た方がいいと思いますので、病院に行きましょう」
救援部隊の一人がそう声をかけてくれるが、途端に頭がクラクラして何も考えられなくなる。すっと彼との間に入ったのは宙であった。
「アラタさんなら俺が送っていきますので平気です」
「……あ」
「アラタさん、とりあえずご自宅まで俺が送りますよ」
いつもとは違い普通の敬語で話してくる宙に違和感を覚えながらも、アラタは自分の体の熱とぼんやりとした思考に体をよろめかせた。それを支えてくれた宙に体重を預け、タクシーへと乗り込む。なんとか自宅の住所を告げると、ぐったりと隣に身を預けてしまう。思考が溶けていく。何も考えられない。熱に浮かされているかのようだ。
(私の体は、一体……)
ふわりと香る甘い匂い。なんだこれは? 桃のような……
そこでアラタの意識はプツリと途絶えた。
*
柔らかなものに包まれているような感覚。ただ下半身が内側から何だか気持ち悪く、呻きそうになる。しかし、ふわりと体が何かに支えられているのに、アラタはまだ目を閉じていた。心地よく体が沈む。そして、それに体をしっかりと支えられるような感触……。
(なんだ……ああ、自宅のベッド……)
いつもの匂いに自分が馴染んでいくようだ。今日は疲れたな……とまるでさっき見たことが夢だったかのような不思議な感じであった。どこか脳は痺れているような感覚で、なぜだか現実感がない。
ゆっくりとネクタイを緩め、シャツのボタンを外してその窮屈さを解いていく。ベッドが重みに揺れた気がしたが、よく分からない。
体をマッサージされているような、そんな感触も柔らかで現実味がないものだった。首元にかかる暖かな風? 息? 何が……と思うと、腕が空気に触れ、さっき鬼に掴まれた箇所が上に上げられたような気がした。そこにぬるりとした感触が……
「!? な、何をしてるんですか!?」
「あ。起きましたぁ?」
相手の舌の感触にハッとして飛び起きると、そこは予想通り自宅の寝室であった。
広めのダブルベッドの上に男が二人。それもどちらも180-190はある大男だ。流石にベッドが重そうに軋むが、それどころではない。アラタは状況に一瞬混乱し、思わずヘッドボード側に後ずさった。けれど、宙は別に気にするでもなく、腕の怪我の治療っス、とアラタの二の腕を指差す。
「鬼の爪の傷はまずいっスよ。特にさっきの奴は……まあ、説明が面倒なんですけど、タイプ的に鬼の血が入っちまって鬼化の恐れもある。さっさと治療しましょう」
「!?」
「アラタさんも見たことあるんでしょ。鬼化した人間」
「っ……!」
どうして元相方のことを知っている……そうは思ったが、アラタはぐっと言葉を飲み込んだ。鬼の発生とその遺伝や繁殖についてはまだまだ研究が進んでいない。ただ、確かにアラタの元の相方は鬼に襲われた傷がきっかけとなって暴走し、鬼へとその姿を変えてしまったことがある。
まだ思い出したくない過去に、アラタの体がぶるりと震えた。そして、目の前の宙の瞳を見つめる。その目は先ほど見た鬼の目ではなく、両目とも元の薄い紫色へと戻っていた。それにホッとしているのは本音だ。
彼のことはまだ分からない、けれど……鬼について自分より詳しそうではある。悔しい限りだが、元の生まれも違うのだ。仕方がないことだろう。それに……
(あの姿……。夢でなければ、あれは一体、どういうことだ……?)
尽きない疑問はあるが、まずは自分の体のことだ。アラタは冷静になるよう努めつつ、宙に詳細を尋ねた。
「研究所の方に連絡した方がいいでしょうか?」
「それでもいいっすけど……あそこの研究主任にアラタさんが解剖されるかも知んないっすよ? あの人、割とサイコなんでしょ?」
斎藤主任のことを知っているのか……と自分もこの前話した研究所の人間を思い出す。確かに、あの相手には薬を盛られて色々調べられかねない。
どこかまだ熱に浮かされたような頭で、あまり思考がよく回らなかった。けれど、この男に任せても良いのだろうか……サイコパス研究者と得体の知れぬ新人(しかも鬼化したっぽい)――なんとも究極の二択な気がする、とアラタは頭を抱えそうになった。
宙はそんなアラタの悩みに気づいたのか、何もしませんって、とパッと両手を離して状況の説明をする。
「おいおい話しますけど、まあ、俺の体はああいう感じなんスよ。簡単に言うと鬼の血が混じってる状態。うちの身内も野村部長も知ってます。この前言った鼻の良さとかもそれ」
「……はあ」
「まあ、相棒のアンタにはいつ見られてもいいと思ってたんスけど、先に説明しとくべきっすよねーすんませんっした!」
「いえ、説明されても俄かには信じ難いので、結果見た方が理解が早くてよかったような気がします……そういうことにしておきましょう……」
思わず本音を漏らすと、お、と宙はその反応を意外に思ったようで、ニカッと笑った。
「で。治療なんスけど、俺の方でできます。なので、患部を見せてください」
「はあ……」
言われた通りにシャツを肌蹴て、強く掴まれた左腕の方を出す。両腕出してください、確認します、と上のシャツを脱ぎさると、傷の深い浅いはあるものの、両の二の腕と胸の辺りに爪の跡が残っていた。まずは、とぐっと右腕を持ち上げられる。
「??」
「俺の体、ちょーっと特殊なんで。俺の体液なら」
「た、体液……!?」
相手から飛び出た言葉にギョッと驚く間も無く、べろっとそこを舐められる。その感触に思わず腕を引いたが、向こうは舌を出したまま笑っていた。
「舐めるだけ♡ 唾液が有効です♡」
「っ!! 嘘じゃないだろうなッ!?」
思わずきつく咎めると、宙はケラケラと声をあげて笑った。
「敬語使うアラタさんも好きだけど、余裕ないのもいいっスよね。そそるぅー」
「からかうのもいい加減に……!」
そうは言ったものの、ぐっと体重をかけられてベッドに押し倒される。まだ力がうまく入らない。頭もどこかふわふわしている。体が……なぜか火照っている。そんな中で、自分よりも大きな男に組み敷かれた。その事実に呆然として、アラタは言葉を失ってしまう。
「……まあ、俺に任せるのが得策っスよ♡」
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