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3章 公爵令嬢の救い方 編
ハーレムキングは悪徳義兄に鉄槌を下す
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食事を終えたその後。
ルシアの案内で、屋敷の庭園を少し散策していたオレたちは、館の裏手にある離れへと戻る途中で、一人の男と鉢合わせた。
「やあ、帰ってたのか。ルシア」
夕闇に差しかかる廊下の向こう、立っていたのは一人の青年だった。
整った顔立ちに、背は高く、見栄えのする美男といえば美男。
だが、その眼には濁った色があった。飢えたように、そして、見下すように。
「久しぶりだな、義妹よ。今朝から館の空気が急に澱んだと思ったら……君が戻ったせいだったか。おや? どうしたその顔は? 冴えないじゃないか。まるでここへくる途中に盗賊から襲撃にあったような顔だなぁ?」
「……兄様」
ルシアの声が一瞬、固くなる。
兄様と呼ばれた青年は歩み寄りながら、こちらの存在をまるで見下すように一瞥する。
「ん? 随分と見慣れない顔がいるな。誰だ、こいつらは?」
「私を助けてくれた方よ。客人としてお招きしているわ。……無礼な態度はおやめになって」
「ふぅん……まあ、どうでもいいけどさ。外交はどうだった? 肉付きのいい偏屈な子爵家のところに顔を出してきたんだろ? よくもまあ、あんな場所に好き好んでいくよな。位の低い気持ち悪い貴族と相対する気分はどうだ?」
「……私は行きたくて行ったわけでは……」
「養女のくせに口答えか? 世間的にはエルネス家の子女として扱われているんだから、外交くらいは当然の公務だろ? まさか逃げようとしているのか? 行く宛もないのに?」
ルシアの抗議を軽くいなし、彼はぐい、と彼女の腕を掴んだ。
「というか、挨拶の一つくらいまともにしろよ? 義妹としてさ。次期当主に対しての敬意が足りないんじゃないか? お父様は近いうちに亡くなるのは明白なんだし、もっと謙るべきだと思うけどね?」
嫌な目つきだ。オレが嫌いなタイプだ。
「っ……離してください」
ルシアの声に明らかな怒りが混じったその瞬間——
オレの足が自然と、前へと出ていた。
「手を離せ、義兄殿」
声は低く、静かに響く。
だが、明らかに場の空気が変わった。
「……なんだ? 義妹のお守りか? 貴様のような護衛をつける許可をした覚えはないが?」
彼が鼻で笑うように言ったが、オレは一歩も退かず、淡々と口を開いた。
「義兄殿、今のは妹に対する挨拶ではないな。明らかに、不愉快な支配の一環だ……見ていて気分が悪い。今後はやめてもらえるか?」
「……は?」
「女の子が傷つくのを、王であるオレは見過ごさない」
オレは視線を上げ、真正面からその男を見据えた。
「たとえこの屋敷でどれだけの権力を持っていようと、オレの目の前で手を挙げるというなら、それは敵と見なす」
「……おい、貴様。誰に向かって口を——」
「黙れ」
オレは前に出た。王の威圧を浴びせながら。
「オレの名はハーレムキング・デイビッド。まごうことなき王の中の王であり、旅の中で出会った女たちを守る男だ」
「……ッ」
「君がルシアの義兄だろうと、公爵家の人間だろうと、オレには全く関係ない。王は誰の支配も受けないからな。そして、女の涙も、痛みも、傷も、オレの許しなく刻まれることはない」
その場の空気が、ひやりと冷えた。
ルシアが息を呑み、サラが思わず目を見開いてオレを見ていた。
だが、オレは静かに続けた。
「お前のその腕はルシアを捕まえているのではない。ルシアの意志が、お前に“付き合ってやっていた”……それだけだ。今ここでその恥ずかしい勘違いを正しておけ。でないと破滅するぞ」
「お、おい……!」
まだ何か食い下がってこようとしてくるが、何を言われようと答えは変わらない。
「とっととその手を離せ」
オレがそう言った瞬間、男の手がビクリと動き、ゆっくりとルシアの腕を放した。
「ッ、くそ……」
何も言い返せぬまま、男は足早にその場を去っていった。情けない。ルシアの義兄はああもねじ曲がった性格なのだな。
「……」
夕暮れの回廊に、沈黙が落ちる。
男の舎弟をしている使用人たちは、蜘蛛の子を散らすように立ち去った。
逃げたか。一般庶民など結局は権力に屈するしかないのだろう。
だが、オレは違う。
「さて、ルシア。具合はどうだ?」
「……その、ありがとうございます」
ルシアが、ぽつりと、静かに呟いた。
「兄は……ああいう人です。子供の頃から、私を妹だとは思っていませんでした」
いつも通りの微笑み。だが、その声には、確かに震えがあった。
オレは笑いかけながら伝える。
「ふはははっ! いいぞ。ルシア! オレの後ろに立つことを許す! 王の庇護は、騎士の盾よりも固いからな! 何人たりとも君の尊厳を踏み躙ることはない!」
そう言った後、オレはふと視線を落とし、ルシアの右手に赤く擦れた痕があるのを見つけた。
男に掴まれていた箇所だった。
「……サラ、頼めるか?」
「えっ?」
「ルシアの手を。さっき掴まれてた部分が少し赤くなってる。すぐにでも癒してやってほしい。相当な力で掴まれていたようだ」
オレの声は、いつになく静かだった。
サラは驚いたようにこちらを見たあと、すぐに頷いた。
「はい。《癒しの光》」
彼女の指先から淡い光が溢れ、ルシアの手を包み込む。
温かな魔力が、傷の痛みをそっと拭っていく。
「……ありがとうございます。サラさん……えと、デイビッドさんは普段から?」
サラはちらりとオレの方を見てから、口を開いた。
「あ、はい。王様は普段から、あんな人なんです。超ド級の変人ですけど……すごく、頼りになります」
その言葉に、ルシアが目を見開いた。
そして、少しだけ肩の力を抜いたように微笑んだ。
「……ふふっ、そうですね。すごく不思議な人ですけど。あたたかい人です」
そうほめてくれるな! 照れるではないか!
オレは女の涙も、傷も、許さない。
それが、王の名にかけた誓いなのだからな!
当たり前のことをしたまでだ!
「ふはははははっ! それにしても、ルシア、君の義兄殿は随分と小物だな。本物のワルは直接的に手を下さず裏から操るものだ。しかし、君の義兄殿は違う。のこのこ光のある場所に現れては己の鬱憤のために力を使い、しまいには自らが見下したはずの男にやられる始末……実に情けない! 単に出生だけに恵まれた愚か者だ。滅びるのは時間の問題だろう!」
「いなくなった瞬間、めちゃくちゃ言うんですね!?」
「ほう? 何か間違えていたか? 一語一句、全て正しい評価だ! 王の評価に誤りはない!」
オレはツッコミをかますサラに微笑みかけた。
彼女の背には夕陽に照らされ輝く湖面がある。
これもまた美しい!
「ともかく、あの男の周りにいるのは危険だ。破滅までの時は近いだろう。それまでにオレは守るべきものを守るために尽力させてもらう!」
また一つ、守りたいと思える対象が増え、王としての気持ちに強い火が灯った!
次に来る嵐の前に、守るべき者の姿が少しずつ輪郭を持ち始めていた。
そして、あの男は放っておいても問題ないことがわかった。ルシアの今後の処遇だけ気にしておけば良い!
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だが、その眼には濁った色があった。飢えたように、そして、見下すように。
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「……兄様」
ルシアの声が一瞬、固くなる。
兄様と呼ばれた青年は歩み寄りながら、こちらの存在をまるで見下すように一瞥する。
「ん? 随分と見慣れない顔がいるな。誰だ、こいつらは?」
「私を助けてくれた方よ。客人としてお招きしているわ。……無礼な態度はおやめになって」
「ふぅん……まあ、どうでもいいけどさ。外交はどうだった? 肉付きのいい偏屈な子爵家のところに顔を出してきたんだろ? よくもまあ、あんな場所に好き好んでいくよな。位の低い気持ち悪い貴族と相対する気分はどうだ?」
「……私は行きたくて行ったわけでは……」
「養女のくせに口答えか? 世間的にはエルネス家の子女として扱われているんだから、外交くらいは当然の公務だろ? まさか逃げようとしているのか? 行く宛もないのに?」
ルシアの抗議を軽くいなし、彼はぐい、と彼女の腕を掴んだ。
「というか、挨拶の一つくらいまともにしろよ? 義妹としてさ。次期当主に対しての敬意が足りないんじゃないか? お父様は近いうちに亡くなるのは明白なんだし、もっと謙るべきだと思うけどね?」
嫌な目つきだ。オレが嫌いなタイプだ。
「っ……離してください」
ルシアの声に明らかな怒りが混じったその瞬間——
オレの足が自然と、前へと出ていた。
「手を離せ、義兄殿」
声は低く、静かに響く。
だが、明らかに場の空気が変わった。
「……なんだ? 義妹のお守りか? 貴様のような護衛をつける許可をした覚えはないが?」
彼が鼻で笑うように言ったが、オレは一歩も退かず、淡々と口を開いた。
「義兄殿、今のは妹に対する挨拶ではないな。明らかに、不愉快な支配の一環だ……見ていて気分が悪い。今後はやめてもらえるか?」
「……は?」
「女の子が傷つくのを、王であるオレは見過ごさない」
オレは視線を上げ、真正面からその男を見据えた。
「たとえこの屋敷でどれだけの権力を持っていようと、オレの目の前で手を挙げるというなら、それは敵と見なす」
「……おい、貴様。誰に向かって口を——」
「黙れ」
オレは前に出た。王の威圧を浴びせながら。
「オレの名はハーレムキング・デイビッド。まごうことなき王の中の王であり、旅の中で出会った女たちを守る男だ」
「……ッ」
「君がルシアの義兄だろうと、公爵家の人間だろうと、オレには全く関係ない。王は誰の支配も受けないからな。そして、女の涙も、痛みも、傷も、オレの許しなく刻まれることはない」
その場の空気が、ひやりと冷えた。
ルシアが息を呑み、サラが思わず目を見開いてオレを見ていた。
だが、オレは静かに続けた。
「お前のその腕はルシアを捕まえているのではない。ルシアの意志が、お前に“付き合ってやっていた”……それだけだ。今ここでその恥ずかしい勘違いを正しておけ。でないと破滅するぞ」
「お、おい……!」
まだ何か食い下がってこようとしてくるが、何を言われようと答えは変わらない。
「とっととその手を離せ」
オレがそう言った瞬間、男の手がビクリと動き、ゆっくりとルシアの腕を放した。
「ッ、くそ……」
何も言い返せぬまま、男は足早にその場を去っていった。情けない。ルシアの義兄はああもねじ曲がった性格なのだな。
「……」
夕暮れの回廊に、沈黙が落ちる。
男の舎弟をしている使用人たちは、蜘蛛の子を散らすように立ち去った。
逃げたか。一般庶民など結局は権力に屈するしかないのだろう。
だが、オレは違う。
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いつも通りの微笑み。だが、その声には、確かに震えがあった。
オレは笑いかけながら伝える。
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そう言った後、オレはふと視線を落とし、ルシアの右手に赤く擦れた痕があるのを見つけた。
男に掴まれていた箇所だった。
「……サラ、頼めるか?」
「えっ?」
「ルシアの手を。さっき掴まれてた部分が少し赤くなってる。すぐにでも癒してやってほしい。相当な力で掴まれていたようだ」
オレの声は、いつになく静かだった。
サラは驚いたようにこちらを見たあと、すぐに頷いた。
「はい。《癒しの光》」
彼女の指先から淡い光が溢れ、ルシアの手を包み込む。
温かな魔力が、傷の痛みをそっと拭っていく。
「……ありがとうございます。サラさん……えと、デイビッドさんは普段から?」
サラはちらりとオレの方を見てから、口を開いた。
「あ、はい。王様は普段から、あんな人なんです。超ド級の変人ですけど……すごく、頼りになります」
その言葉に、ルシアが目を見開いた。
そして、少しだけ肩の力を抜いたように微笑んだ。
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オレは女の涙も、傷も、許さない。
それが、王の名にかけた誓いなのだからな!
当たり前のことをしたまでだ!
「ふはははははっ! それにしても、ルシア、君の義兄殿は随分と小物だな。本物のワルは直接的に手を下さず裏から操るものだ。しかし、君の義兄殿は違う。のこのこ光のある場所に現れては己の鬱憤のために力を使い、しまいには自らが見下したはずの男にやられる始末……実に情けない! 単に出生だけに恵まれた愚か者だ。滅びるのは時間の問題だろう!」
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