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裏切り者の町
手厚い歓迎
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瓢箪は、中身が空になると自動で満タンになるらしい。
「ねぇ、僕にもそれを少し飲ませてよ」
三歩先を行くディッパーの背中に声をかける。
「へばりすぎだえ」
振り返りもせず、歩むペースも落とさず道を急ぐディッパー。
「年寄りのくせにタフだなあ…
早朝から歩き通しなのに」
不思議なもので空腹を感じなくても、長いこと飲まず食わずでいると不安になってくる。
痩せていく兆候が見られないから、ひとまず健康面での問題はないのかな…
それにしても、この岩山。
登っても登ってもキリがない。
運動は得意なほうなのに…
肩で呼吸し、はぁはぁと息が上がる。
休憩してタバコが吸いたかったが持っていない。
好きなものが無限に出てくるディッパーの瓢箪が羨ましい。
まあ、いい機会だから禁煙するか。
「ねぇ、本当にそこへ行けばなにか分かるの?」
「尋ねごとをするにゃ、ある程度の知性を持った連中を選ばないとな」
「てことは、今から行こうとしてる町には知性の高い生き物がいるってことか。まぁ町というくらいだから、そうか」
「そうそう!オラもなぜかたまたま、その町に急用ができた。
なぜかたまたま、たまたまなぜか、だえ」
「変な言い回しするんだね、ディッパー。
ところで、ストレーガはみんな魔法を使えるの?」
「たいていのストレーガは竈に火を起こして晩飯の鍋を煮込んだり、爪が伸びない呪文をかけたり、洗濯もんを早く乾かしたり、その程度な。
普通よりちょっと魔力が強い奴くらいで、ようやく瓢箪から酒を出すことが可能だえ」
「ディッパーの魔法は、普通よりちょっとレベルなのか…」
思わず出てしまった心の声。
それを聞いた瞬間、またしても顔に赤みが……
しまった!まずい!
「ごめん、ほら!飲んで飲んで!」
酒をたらふく飲ませ、ディッパーが落ち着いたのを見計らって、鏡廊下について質問してみる。
「そんなもん使いこなせるのはごくわずか。強力な魔力を持つ異形か、エリート魔導士だけだえ」
「そうなの?ストレーガなら誰でも使えると思ってた。
人間の僕ですら通れたからさ」
「そりゃあ、ただ通るだけなら誰でも通れるだえ。誰かがゲートを繋げてさえくれたらな」
「なるほど」
あのときはアニタかジルが鏡廊下を呪文で繋げてくれたから、僕にも通れたんだ。
あの二人って案外すごいのかもしれない。
鏡廊下を使って狐火やジルを探せるかと思ったけど、そう簡単にはいかないってことか。
「さぁ、見えてきただえ」
岩山のてっぺんに建屋が見える。
石壁が真っ青なことを除けば、リアラルの田舎の雰囲気に近い。
「もうひと踏ん張りだえ。頑張れな」
勾配は進むほど激しくなり、しまいには切り立った岩を垂直によじ登って行かなければならなくなった。
必死に岩に食らいつき、汗だくになって、ようやく目指す町にたどり着いた。
開口部と思しき場所は一箇所しかなく、そこ以外は塀で囲まれている。
入口はおそらくここだけ。
一枚板の立派な跳ね扉だ。
「この門、どうやったら開けてもらえるんだろ」
きょろきょろ辺りを見回すと、門柱の脇に板が一枚。
そこに人の頭ほどの黄色い物体がぶら下がっている。
「ちょっと待って。なにか書いてある」
カイが指差す。
見たこともない文字だが、立て看板のようだ。
なにかの説明書きだろうか?
ぶら下がっている黄色いものは…
金管楽器のベルそっくりだが、よく見ると大きな……
花!?
鼻を近づけるととても善い香りがする。
朝顔のように見えなくもない。
すると。
文字を読み終わったディッパーがおもむろに花をひっ掴んで、花の根元を口に押し当てた。
「解錠ぉおおおおおおオオオオ」
耳が割れる…!
「……オオォォォォオオオ!!」
メガホン!?
それともラッパ!?
リアラルの拡声器とは形状も材質も異なるが、すごい威力だ。
すると。
じゃらじゃら鎖を手繰る音とともに
…ギ、ギ、ギ、ギィィィ…
ゆっくりと跳ね扉が降りてきた。
「開もぉおおおおおおオオォォォォオオン!」
ディッパーの声に負けず劣らずの大声量。
なにかが門の内側に、横一列に連なって並んでいる。
人間と変わらない見た目…
ストレーガだ。
彼らの容姿は一卵性双生児のようにそっくりで、同じ身長に同じ横幅、手を繋いで立っている。
全員、派手なおそろいの三角帽子を被っており、その帽子が大きすぎて鼻の辺りまで覆っている。
口元しか見えないため、笑っているのか怒っているのか、見当もつかない。
「こんにちは」
声をかけてみる。
「ようこそいらっしゃいました!」
繋いでいた手を離し、全員が声を揃えてバレリーナのようにお辞儀する。
…と、列の真ん中から一人のストレーガが進み出た。
一人だけ赤い帽子だ。
仲間たちのにはないラメの縁どりが付いている。
この人がリーダーなのかな。
とりあえず、会釈するカイ。
「遠路はるばる、お疲れ様でございます。
この岩山です、さぞかし難儀なさったことでしょう。
ささ、中へ」
リーダーの左右にいたストレーガたちが一斉に脇にどいて道を開けた。
「ありがとうございます」
促されるまま、門をくぐって中に入っていくカイとディッパー。
町は拍子抜けするほど普通だった。
リアラルの家と違い、屋根はまん丸でドーム型をしてはいるものの、道には素焼きのレンガが敷き詰められ、木造の建屋や商店のようなものまである。
「こいつはびっくりだ。
人間の暮らしとあまり変わらないんだな…」
「はい、ここは書物で読んだり噂に聞き及んだ人間の暮らしに憧れた者たちが集まって作り上げた町ですから。
人間がこの地にやってきたのは実に二十六年七ヶ月と十四日ぶりです」
朗らかに笑いながらリーダが答える。
カイは面食らった。
「人間を知っていて、ある程度詳しいということですか…」
(それに彼は、僕が人間だということも知っている)
「私たちストレーガは」
急に改まった口調になるリーダー。
「人間が想像した異次元での自分たちの姿なのです。
似ているのは当たり前なんですよ。
人間が想像する宇宙人だって、頭が一つに二本ずつの手足でしょう?
幽霊だって鬼だって妖怪だって悪魔だってそうです。
そうではないことも多々ありますが、たいていの場合、人である自分たちがベースになっているんですよ」
「ところで、なぜ僕が人間だとわかったんですか?リーダー」
さっきから気になっていたことを質問するカイ。
「あなたは私をリーダーだと分かったでしょう?
それと同じ理屈ですよ」
クスッと笑って即答する。
ディッパーと同じ、頭上に名前が見える能力でストレーガではないことを見破ったわけではないらしい。
なんだかはぐらかされたような気もするが、まあいいか。
子どもたちが走り回って賑やかに遊んでいる往来を横切り、さらに通りを進む。
活気に溢れた町だな、みんな生き生きとしてる…
カイが通りの様子に見とれていると
「着きました。ここが私の家です。
カーリン、客人がお見えになられた」
「これはこれは、いらっしゃいませ。急いでお茶の支度をしますわ」
庭先で花壇の手入れをしていた婦人が立ち上がる。
「改めまして、私はダーリ。
この町の町長をしています。
こちらは家内のカーリン」
ダーリ?
リーダーのダーリなんてコミカルすぎる…
カイはニヤリとした。
「ねぇ、僕にもそれを少し飲ませてよ」
三歩先を行くディッパーの背中に声をかける。
「へばりすぎだえ」
振り返りもせず、歩むペースも落とさず道を急ぐディッパー。
「年寄りのくせにタフだなあ…
早朝から歩き通しなのに」
不思議なもので空腹を感じなくても、長いこと飲まず食わずでいると不安になってくる。
痩せていく兆候が見られないから、ひとまず健康面での問題はないのかな…
それにしても、この岩山。
登っても登ってもキリがない。
運動は得意なほうなのに…
肩で呼吸し、はぁはぁと息が上がる。
休憩してタバコが吸いたかったが持っていない。
好きなものが無限に出てくるディッパーの瓢箪が羨ましい。
まあ、いい機会だから禁煙するか。
「ねぇ、本当にそこへ行けばなにか分かるの?」
「尋ねごとをするにゃ、ある程度の知性を持った連中を選ばないとな」
「てことは、今から行こうとしてる町には知性の高い生き物がいるってことか。まぁ町というくらいだから、そうか」
「そうそう!オラもなぜかたまたま、その町に急用ができた。
なぜかたまたま、たまたまなぜか、だえ」
「変な言い回しするんだね、ディッパー。
ところで、ストレーガはみんな魔法を使えるの?」
「たいていのストレーガは竈に火を起こして晩飯の鍋を煮込んだり、爪が伸びない呪文をかけたり、洗濯もんを早く乾かしたり、その程度な。
普通よりちょっと魔力が強い奴くらいで、ようやく瓢箪から酒を出すことが可能だえ」
「ディッパーの魔法は、普通よりちょっとレベルなのか…」
思わず出てしまった心の声。
それを聞いた瞬間、またしても顔に赤みが……
しまった!まずい!
「ごめん、ほら!飲んで飲んで!」
酒をたらふく飲ませ、ディッパーが落ち着いたのを見計らって、鏡廊下について質問してみる。
「そんなもん使いこなせるのはごくわずか。強力な魔力を持つ異形か、エリート魔導士だけだえ」
「そうなの?ストレーガなら誰でも使えると思ってた。
人間の僕ですら通れたからさ」
「そりゃあ、ただ通るだけなら誰でも通れるだえ。誰かがゲートを繋げてさえくれたらな」
「なるほど」
あのときはアニタかジルが鏡廊下を呪文で繋げてくれたから、僕にも通れたんだ。
あの二人って案外すごいのかもしれない。
鏡廊下を使って狐火やジルを探せるかと思ったけど、そう簡単にはいかないってことか。
「さぁ、見えてきただえ」
岩山のてっぺんに建屋が見える。
石壁が真っ青なことを除けば、リアラルの田舎の雰囲気に近い。
「もうひと踏ん張りだえ。頑張れな」
勾配は進むほど激しくなり、しまいには切り立った岩を垂直によじ登って行かなければならなくなった。
必死に岩に食らいつき、汗だくになって、ようやく目指す町にたどり着いた。
開口部と思しき場所は一箇所しかなく、そこ以外は塀で囲まれている。
入口はおそらくここだけ。
一枚板の立派な跳ね扉だ。
「この門、どうやったら開けてもらえるんだろ」
きょろきょろ辺りを見回すと、門柱の脇に板が一枚。
そこに人の頭ほどの黄色い物体がぶら下がっている。
「ちょっと待って。なにか書いてある」
カイが指差す。
見たこともない文字だが、立て看板のようだ。
なにかの説明書きだろうか?
ぶら下がっている黄色いものは…
金管楽器のベルそっくりだが、よく見ると大きな……
花!?
鼻を近づけるととても善い香りがする。
朝顔のように見えなくもない。
すると。
文字を読み終わったディッパーがおもむろに花をひっ掴んで、花の根元を口に押し当てた。
「解錠ぉおおおおおおオオオオ」
耳が割れる…!
「……オオォォォォオオオ!!」
メガホン!?
それともラッパ!?
リアラルの拡声器とは形状も材質も異なるが、すごい威力だ。
すると。
じゃらじゃら鎖を手繰る音とともに
…ギ、ギ、ギ、ギィィィ…
ゆっくりと跳ね扉が降りてきた。
「開もぉおおおおおおオオォォォォオオン!」
ディッパーの声に負けず劣らずの大声量。
なにかが門の内側に、横一列に連なって並んでいる。
人間と変わらない見た目…
ストレーガだ。
彼らの容姿は一卵性双生児のようにそっくりで、同じ身長に同じ横幅、手を繋いで立っている。
全員、派手なおそろいの三角帽子を被っており、その帽子が大きすぎて鼻の辺りまで覆っている。
口元しか見えないため、笑っているのか怒っているのか、見当もつかない。
「こんにちは」
声をかけてみる。
「ようこそいらっしゃいました!」
繋いでいた手を離し、全員が声を揃えてバレリーナのようにお辞儀する。
…と、列の真ん中から一人のストレーガが進み出た。
一人だけ赤い帽子だ。
仲間たちのにはないラメの縁どりが付いている。
この人がリーダーなのかな。
とりあえず、会釈するカイ。
「遠路はるばる、お疲れ様でございます。
この岩山です、さぞかし難儀なさったことでしょう。
ささ、中へ」
リーダーの左右にいたストレーガたちが一斉に脇にどいて道を開けた。
「ありがとうございます」
促されるまま、門をくぐって中に入っていくカイとディッパー。
町は拍子抜けするほど普通だった。
リアラルの家と違い、屋根はまん丸でドーム型をしてはいるものの、道には素焼きのレンガが敷き詰められ、木造の建屋や商店のようなものまである。
「こいつはびっくりだ。
人間の暮らしとあまり変わらないんだな…」
「はい、ここは書物で読んだり噂に聞き及んだ人間の暮らしに憧れた者たちが集まって作り上げた町ですから。
人間がこの地にやってきたのは実に二十六年七ヶ月と十四日ぶりです」
朗らかに笑いながらリーダが答える。
カイは面食らった。
「人間を知っていて、ある程度詳しいということですか…」
(それに彼は、僕が人間だということも知っている)
「私たちストレーガは」
急に改まった口調になるリーダー。
「人間が想像した異次元での自分たちの姿なのです。
似ているのは当たり前なんですよ。
人間が想像する宇宙人だって、頭が一つに二本ずつの手足でしょう?
幽霊だって鬼だって妖怪だって悪魔だってそうです。
そうではないことも多々ありますが、たいていの場合、人である自分たちがベースになっているんですよ」
「ところで、なぜ僕が人間だとわかったんですか?リーダー」
さっきから気になっていたことを質問するカイ。
「あなたは私をリーダーだと分かったでしょう?
それと同じ理屈ですよ」
クスッと笑って即答する。
ディッパーと同じ、頭上に名前が見える能力でストレーガではないことを見破ったわけではないらしい。
なんだかはぐらかされたような気もするが、まあいいか。
子どもたちが走り回って賑やかに遊んでいる往来を横切り、さらに通りを進む。
活気に溢れた町だな、みんな生き生きとしてる…
カイが通りの様子に見とれていると
「着きました。ここが私の家です。
カーリン、客人がお見えになられた」
「これはこれは、いらっしゃいませ。急いでお茶の支度をしますわ」
庭先で花壇の手入れをしていた婦人が立ち上がる。
「改めまして、私はダーリ。
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