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男爵 1
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「始めて見る顔だな」
「カペラ・マリアンヌ・マイヤーズです」
「ああ、サーシス伯の……」
父親の名前を出されて、カペラの気持ちは一気に舞い上がった。
名を耳にしたことがあるのなら、領地の窮状も知っているのだろう。であれば、うまくすれば資金を引き出すこともできるかもしれない、との考えがカペラの頭を掠める。そして、それ以上に、この肉団子とのつまらないお遊戯を切り上げる機会をくれた彼は、まるで救世主であった。
「はいっ。あの、先日まで修道院にいたのですが、サーシスの農業を何とかしたくて戻ってきたばかりです」
「農業を――? 面白いことをいうな。……何とか、できるのか?」
「ええ……上流で治水調整をすれば――」
とにかく何か話を、との焦りから思わず余計なことまで口走ってしまったカペラに、グレン侯爵はほう、と興味深げな表情を見せる。
後から歩み寄ってきたグリブレイユ公爵夫人が嗜めるように侯爵の腕を引いた。
「オーウェン、彼女のお相手は別にいらっしゃるのよ.貴方にも――」
「伯母上の紹介してくださる女性は、正直みんな同じで面白味がない。たまには、こういう田舎娘の相手をしてみるのも、また一興」
田舎娘――
その侮蔑ともとれる言葉にカペラは思わず啖呵を切りそうになったが、さすがに相手が救世主候補――侯爵なのでぐっとこらえる。
しかし、カペラが言葉を飲み込んだその横から、ずいっとずんぐりした影が進み出た。
「悪いが、彼女は私の婚約者だ。気軽に声をかけるな」
いつの間にそんな話になったのか――彼女が制する間もなく、チャップマン男爵が口を開いていた。
侯爵の眉と口の端が、まるで新しい獲物を見つけたかの様にピクリと上がる。
自分の胸のあたりで威勢よく啖呵を切る男を興味深げに見下ろしながら、彼は静かに訊いた。
「君は?」
「ディエゴ・チャップマン男爵だ」
胸を張ったので、ただでさえ窮屈そうな上着のボタンが、ぱつんぱつんに左右に引っ張られる。
カペラは今にも吹っ飛びそうなボタンが、跳ねるのではないかとはらはらしながらも笑みを堪える。
「ああ、爵位を金で買った新興ブルジョアか」
「なんだとっ!? 貴様、名乗りもせずに私を侮辱するのかっ!?」
侯爵の言葉に声を荒げた男爵に、その場の空気が一瞬で凍り付く。
けれどグレン侯爵はわずかに肩を竦めただけで、笑顔を消すことはなく「これは失礼。オーウェン・サイラス・シア・マルヴィスだ」と、余裕で名乗った。
「オーウェン……どこかで聞いたことがある」
差し出された右手をチャップマン男爵は訝しげに睨み付けている。握り返す気など全くなさそうだ。それどころか、忌々しい記憶の細い糸を辿るかのように目を細めてグレン侯爵を見上げた。
なんとなく、悪いことが起こりそうな予感がしてカペラは、そっと男爵の袖口を引く。これ以上、救世主候補との関係を拗らせたくない一心で「すみません。少し、疲れたようです。どこかで、休めないでしょうか」とそっと男爵に耳打った。
引くに引けなくなっていた男爵は助かったとばかりに、どこか部屋を借りましょうか、と目尻を下げてカペラの腕を取った。
「……ここは彼女に免じて許してやるが、次は容赦しないからな」
グレン侯爵に向かって捨て台詞を吐いた男爵は、カペラの手首を掴み、男爵はグレン侯爵とグリブレイユ公爵夫人との間をすり抜ける。
通り過ぎざま、肩をぶつけたのはおそらくわざとだろう。
それでも侯爵は何も言わなかった。
一方、自分が喧嘩を売ったというのにチャップマン男爵は釈然としない様子で、ブツブツ文句を言いながら、緋色の絨毯が敷かれた廊下を、カペラを引っ張るようにして歩いていく。
それがまさか、自分に対しての批判だとは思ってもいなかったカペラは、これから先のことを案じながら黙ってついて歩いていた。
「――貴女のことですよ!」
突然、廊下の真ん中で彼が足を止めた。手首を掴まれたままカペラは予想外に向けられた怒りにたじろぐ。
「――全く、他の男に見惚れるなど、淑女にあるまじき行為だ」
それを言うなら、舞踏会のホールで侯爵に食って掛かるほうが、”あるまじき”行為ではなかろうか。
鼻息を荒げ、怒りで顔を紅潮させた男爵の剣幕に押され、カペラは何も言い返せなくなる。
言い返せばさらに、彼の怒りは大きくなりそうだ。
何と自分勝手で狭量な男なのだろう。……本当にこの男と結婚するのだろうか。
だが、サーシスの未来とグリブレイユ公爵夫人の紹介であることを考えると、ここで事を荒立てるのが得策でないことくらい、彼女にもわかる。
「――いずれにしろ、あなたは私の妻になる方だ。軽々しく他の男に色目を使うような真似はやめていただきたい」
とはいえ。この言葉には黙っていられなかった。
「お言葉ですが、私は、色目なんて使っていません」
「口答えは許さん――」
「口答えだなんて……私はただ、本当のことを言っているだけです。私のどこが色目を使ったのか、詳しく教えていただけますか?」
やっていないことを、やっているかのように決めつけられて、つい声が大きくなる。
ちょうど向かいの部屋から出てきた一組の男女が訝し気に二人を伺った。
それに気が付いた男爵は、カペラに背を向け、再び歩を進める。
「……とにかく、あなたは私だけを見ている貞淑な妻になればいい」
肩越しに投げられたのはなんとも、横暴な意見だった。金銭的な問題さえなければ、啖呵を切ってこんな縁談ぶち壊しにしてやるところだが――と考えながらカペラはぐっとこらえる。
貴族の結婚など、一種の契約に過ぎない。
全てマイヤーズ家のため、サーシス領民のためと思って我慢するしかない。
嫡子をなしさえすれば、あとは自由だ。
さすがに使用人との恋愛は公にはできないが、屋敷を出なくてもいいのであれば、エリックのそばにいられる。そういう意味では彼女にとってもチャップマン男爵との縁談にメリットがないわけではない。
どうせ変わらない未来なら、明るい気持ちで受けとめるほうが得策というものだ。
それに、一時の感情で、多くの人の未来を壊すことなど、カペラにはできない。
だが、そうやってきゅっと結んだ彼女の我慢の緒を、彼は悉く切り刻む。
「名案を思いつきました」
「名案?」
疑うような目つきで問いかけたカペラに気づくことなく男爵は、まるで子供のように目をキラキラさせた。
「あなたの周りから私以外の男を排除してしまいましょう」
その極端な“迷案”にカペラは開いた口が塞がらない。
「どういうことですの?」
「そのままの意味ですよ。屋敷の男を全て解雇し、社交の場にも出さない」
「屋敷には男性使用人も必要でしょう?」
「それなら残った男性使用人は、去勢させることにしましょう」
「そんな、無茶苦茶です」
「存外、そうでもありませんぞ。実際、東の方の国では、宮殿に仕える男は全て去勢させられるのだとか――」
躊躇なくやりかねないような嗜虐的な彼の笑みに、カペラは背筋をぞっとさせる。
カペラは自分の手首をしっかりとつかんでいる分厚い手の甲を見つめた。
本当にこの男と結婚するのだろうか。
カペラがサーシスを離れることなく、資金援助が受けられる――条件的には悪くない。いや、最良ともいえる。
だが、感情は、そう簡単に割り切れなかった。この男の妻になるのだと考えただけで気分が悪くなってくる。
一刻も早くこの手を離したい。この手を離さなければ一生この男から逃げ出せなくなる――けれど……。
自問自答を続けるカペラの手を引っ張ったまま彼は、ためらうことなく扉の一つをノックもなしに大きく開けた。
客間の一つなのだろう。赤でコーディネートされた室内には、ニンフと神をモチーフにした絵画が飾られ、品のいい大きな長椅子がテーブルを挟んで置かれている。奥にも扉があるところを見ると、部屋がつながっているようだ。
ずかずかと部屋の中を突き進み、男爵はその奥へ続く扉を遠慮なく開いた。
照明を落とした部屋の真ん中に天蓋付のベッドがある。
カペラは思わず足を止めたのは、そこが寝室だったからだけではない。大きな寝台の上で、白い肌を露わにさせた女性の上に、中途半端に衣服を脱ぎ散らかした男が馬乗りになり、腰を動かしていたからだ。
こちらに向けられている筋肉のついた浅黒い臀部から、カペラは反射的に目をそらす。
彼女の隣で、チャップマン男爵は「これはこれは」などと言いながら、いやらしく笑った。
「カペラ・マリアンヌ・マイヤーズです」
「ああ、サーシス伯の……」
父親の名前を出されて、カペラの気持ちは一気に舞い上がった。
名を耳にしたことがあるのなら、領地の窮状も知っているのだろう。であれば、うまくすれば資金を引き出すこともできるかもしれない、との考えがカペラの頭を掠める。そして、それ以上に、この肉団子とのつまらないお遊戯を切り上げる機会をくれた彼は、まるで救世主であった。
「はいっ。あの、先日まで修道院にいたのですが、サーシスの農業を何とかしたくて戻ってきたばかりです」
「農業を――? 面白いことをいうな。……何とか、できるのか?」
「ええ……上流で治水調整をすれば――」
とにかく何か話を、との焦りから思わず余計なことまで口走ってしまったカペラに、グレン侯爵はほう、と興味深げな表情を見せる。
後から歩み寄ってきたグリブレイユ公爵夫人が嗜めるように侯爵の腕を引いた。
「オーウェン、彼女のお相手は別にいらっしゃるのよ.貴方にも――」
「伯母上の紹介してくださる女性は、正直みんな同じで面白味がない。たまには、こういう田舎娘の相手をしてみるのも、また一興」
田舎娘――
その侮蔑ともとれる言葉にカペラは思わず啖呵を切りそうになったが、さすがに相手が救世主候補――侯爵なのでぐっとこらえる。
しかし、カペラが言葉を飲み込んだその横から、ずいっとずんぐりした影が進み出た。
「悪いが、彼女は私の婚約者だ。気軽に声をかけるな」
いつの間にそんな話になったのか――彼女が制する間もなく、チャップマン男爵が口を開いていた。
侯爵の眉と口の端が、まるで新しい獲物を見つけたかの様にピクリと上がる。
自分の胸のあたりで威勢よく啖呵を切る男を興味深げに見下ろしながら、彼は静かに訊いた。
「君は?」
「ディエゴ・チャップマン男爵だ」
胸を張ったので、ただでさえ窮屈そうな上着のボタンが、ぱつんぱつんに左右に引っ張られる。
カペラは今にも吹っ飛びそうなボタンが、跳ねるのではないかとはらはらしながらも笑みを堪える。
「ああ、爵位を金で買った新興ブルジョアか」
「なんだとっ!? 貴様、名乗りもせずに私を侮辱するのかっ!?」
侯爵の言葉に声を荒げた男爵に、その場の空気が一瞬で凍り付く。
けれどグレン侯爵はわずかに肩を竦めただけで、笑顔を消すことはなく「これは失礼。オーウェン・サイラス・シア・マルヴィスだ」と、余裕で名乗った。
「オーウェン……どこかで聞いたことがある」
差し出された右手をチャップマン男爵は訝しげに睨み付けている。握り返す気など全くなさそうだ。それどころか、忌々しい記憶の細い糸を辿るかのように目を細めてグレン侯爵を見上げた。
なんとなく、悪いことが起こりそうな予感がしてカペラは、そっと男爵の袖口を引く。これ以上、救世主候補との関係を拗らせたくない一心で「すみません。少し、疲れたようです。どこかで、休めないでしょうか」とそっと男爵に耳打った。
引くに引けなくなっていた男爵は助かったとばかりに、どこか部屋を借りましょうか、と目尻を下げてカペラの腕を取った。
「……ここは彼女に免じて許してやるが、次は容赦しないからな」
グレン侯爵に向かって捨て台詞を吐いた男爵は、カペラの手首を掴み、男爵はグレン侯爵とグリブレイユ公爵夫人との間をすり抜ける。
通り過ぎざま、肩をぶつけたのはおそらくわざとだろう。
それでも侯爵は何も言わなかった。
一方、自分が喧嘩を売ったというのにチャップマン男爵は釈然としない様子で、ブツブツ文句を言いながら、緋色の絨毯が敷かれた廊下を、カペラを引っ張るようにして歩いていく。
それがまさか、自分に対しての批判だとは思ってもいなかったカペラは、これから先のことを案じながら黙ってついて歩いていた。
「――貴女のことですよ!」
突然、廊下の真ん中で彼が足を止めた。手首を掴まれたままカペラは予想外に向けられた怒りにたじろぐ。
「――全く、他の男に見惚れるなど、淑女にあるまじき行為だ」
それを言うなら、舞踏会のホールで侯爵に食って掛かるほうが、”あるまじき”行為ではなかろうか。
鼻息を荒げ、怒りで顔を紅潮させた男爵の剣幕に押され、カペラは何も言い返せなくなる。
言い返せばさらに、彼の怒りは大きくなりそうだ。
何と自分勝手で狭量な男なのだろう。……本当にこの男と結婚するのだろうか。
だが、サーシスの未来とグリブレイユ公爵夫人の紹介であることを考えると、ここで事を荒立てるのが得策でないことくらい、彼女にもわかる。
「――いずれにしろ、あなたは私の妻になる方だ。軽々しく他の男に色目を使うような真似はやめていただきたい」
とはいえ。この言葉には黙っていられなかった。
「お言葉ですが、私は、色目なんて使っていません」
「口答えは許さん――」
「口答えだなんて……私はただ、本当のことを言っているだけです。私のどこが色目を使ったのか、詳しく教えていただけますか?」
やっていないことを、やっているかのように決めつけられて、つい声が大きくなる。
ちょうど向かいの部屋から出てきた一組の男女が訝し気に二人を伺った。
それに気が付いた男爵は、カペラに背を向け、再び歩を進める。
「……とにかく、あなたは私だけを見ている貞淑な妻になればいい」
肩越しに投げられたのはなんとも、横暴な意見だった。金銭的な問題さえなければ、啖呵を切ってこんな縁談ぶち壊しにしてやるところだが――と考えながらカペラはぐっとこらえる。
貴族の結婚など、一種の契約に過ぎない。
全てマイヤーズ家のため、サーシス領民のためと思って我慢するしかない。
嫡子をなしさえすれば、あとは自由だ。
さすがに使用人との恋愛は公にはできないが、屋敷を出なくてもいいのであれば、エリックのそばにいられる。そういう意味では彼女にとってもチャップマン男爵との縁談にメリットがないわけではない。
どうせ変わらない未来なら、明るい気持ちで受けとめるほうが得策というものだ。
それに、一時の感情で、多くの人の未来を壊すことなど、カペラにはできない。
だが、そうやってきゅっと結んだ彼女の我慢の緒を、彼は悉く切り刻む。
「名案を思いつきました」
「名案?」
疑うような目つきで問いかけたカペラに気づくことなく男爵は、まるで子供のように目をキラキラさせた。
「あなたの周りから私以外の男を排除してしまいましょう」
その極端な“迷案”にカペラは開いた口が塞がらない。
「どういうことですの?」
「そのままの意味ですよ。屋敷の男を全て解雇し、社交の場にも出さない」
「屋敷には男性使用人も必要でしょう?」
「それなら残った男性使用人は、去勢させることにしましょう」
「そんな、無茶苦茶です」
「存外、そうでもありませんぞ。実際、東の方の国では、宮殿に仕える男は全て去勢させられるのだとか――」
躊躇なくやりかねないような嗜虐的な彼の笑みに、カペラは背筋をぞっとさせる。
カペラは自分の手首をしっかりとつかんでいる分厚い手の甲を見つめた。
本当にこの男と結婚するのだろうか。
カペラがサーシスを離れることなく、資金援助が受けられる――条件的には悪くない。いや、最良ともいえる。
だが、感情は、そう簡単に割り切れなかった。この男の妻になるのだと考えただけで気分が悪くなってくる。
一刻も早くこの手を離したい。この手を離さなければ一生この男から逃げ出せなくなる――けれど……。
自問自答を続けるカペラの手を引っ張ったまま彼は、ためらうことなく扉の一つをノックもなしに大きく開けた。
客間の一つなのだろう。赤でコーディネートされた室内には、ニンフと神をモチーフにした絵画が飾られ、品のいい大きな長椅子がテーブルを挟んで置かれている。奥にも扉があるところを見ると、部屋がつながっているようだ。
ずかずかと部屋の中を突き進み、男爵はその奥へ続く扉を遠慮なく開いた。
照明を落とした部屋の真ん中に天蓋付のベッドがある。
カペラは思わず足を止めたのは、そこが寝室だったからだけではない。大きな寝台の上で、白い肌を露わにさせた女性の上に、中途半端に衣服を脱ぎ散らかした男が馬乗りになり、腰を動かしていたからだ。
こちらに向けられている筋肉のついた浅黒い臀部から、カペラは反射的に目をそらす。
彼女の隣で、チャップマン男爵は「これはこれは」などと言いながら、いやらしく笑った。
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