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31.与り知らぬ裏舞台の攻防 3
しおりを挟む「では、報告を」
歴々が並ぶテーブルの前で、一人立っているイリオは「はっ」と返事をし、この一週間の報告をする。
――今日もグレティワール城のとある会議室には、この国の要人が集っていた。
国王クグロフ・グレティワールを筆頭に、参謀、事務官長と、いつになくピリッと緊張感を増している老人たちの顔ぶれが揃っている。
それもそのはず、今日は――いや、今日も若い顔が参加しているから。
第一王子クロカンを筆頭に、第二王子エスカリダと、第二王女ロマシュの三人である。
老人たちが緊張しているのは、若い顔……もはや自分たちを追い立てる次世代の政治屋が、真っ向から対立する意見を抱いているからだ。
氷の乙女アイスの、結婚に関する思惑。
簡単に言うと、まだアイスを食い物にしようとしている老人たちと、解放してやりたいと考えている若者たちという構図となっている。
アイスの専属メイドであるイリオとしては、当然王子たちの応援をしたい。
だが、老人たちが間違っているとも言いづらいのは確かだ。
あの人たちは、決して私欲のためにアイスを縛り付けているわけではないから。国の利益のために利用している者たちだから。
為政者としては正しい姿だと言える。
むしろ感情論に傾倒している王子たちの方が、政治的には青臭い。
だが、そろそろ潮時だろう。
アイスの心境や境遇を考えるに、もう戦乙女の任を解いてもいいだろう。本人も強く望んでいるし。
その辺の話になってくるか、どうか。
果たして若い王子たちの能力が、どこまで経験豊富な老人たちに通用するのか。
そしてロマシュはどこまで話を理解していて、どこまで勇気ある主張を国王(ちちおや)の前で宣言するのか。
最近は色々と大事になりかねない話題が盛りだくさんなので、特に信頼されて入室を許可されている使用人たちも興味津々だ。
決して表に出すようなことはないが、全神経が完全にこちらに向いているのが感覚でわかる。
「――」
この報告会に向けていろんなことを考えてきたイリオは、口の出し所に細心の注意を払いつつ、この一週間の報告をする。
イリオはただのメイドである。基本的に発言権はない。
だが、黙ったまま看過して、アイスにとって不都合な方向に行くことだけは、絶対にできない。
さりげなく、角を立たせず、しかししっかりと的を射た発言をしたい。
「そうか。話には聞いていたが、弓の乙女の結婚式が間近なのだな」
これ以上ないほど感覚を研ぎ澄ませているメイドに、国王の気持ちが入っていない言葉が漏れる。まあ実際直接的にも間接的にも無関係だったので、本当に他人事なのだろう。
「して、報告書には結婚式は『映像転写』で公開し、そこにアイスも参加するとあるが」
「はい、参加するつもりのようです。今朝早くに仕立て屋と理容師が来ましたので、今頃は発っているかと」
仕立て屋と理容師は、城からの、というか王妃からの派遣である。
この手のイベントでは、いつも王妃が準備を手伝ってくれる。アイスが頭が上がらない人物の一人である。
「そうか。ならば衣装などは最新のデザインだな。髪のセットや化粧も問題ないようだ」
さすが、女にはだらしなくとも国王だ。
アイスがこの国の顔であることを十分理解し、この国の最先端のモードで参列させることを第一に考える。
ほんの少しだけ国王の株が上がったりもしつつ、前座のようないつもの報告会は終わった。
言わば前半戦の終わり。
問題は、ここからである。
「いいだろうか?」
後半戦の開始は、クロカン王子の発言だった。
「とりあえずアイスさんに似合いそうな男たちを、思いつく限り書き連ねてみたんだが」
なんと。
前回の「アイスの結婚相手は俺たちが探す事件」から、王子たちはちゃんと仕事をしていたようだ。こっぴどくフラれて失恋したにも拘わらず献身的である。
「お待ちください、まだその段階ではないでしょう」
当然のように参謀が止めるが、次期国王であるクロカンは微塵も引かない。
「とりあえずだよ、とりあえず。結婚するしないを決めるのは我々ではなくアイスさんだ。それこそ私たちにアイスさんの結婚の時期を話す権利がないだろう」
「それはそうですが、しかし」
「だから、とりあえずだよ。たとえば――」
クロカン王子は、手元の書類を取り上げ、使用人にそれを配らせた。一応イリオの分もあり、受け取る。
そこにはずらーっと有名無名問わず、男の名前が並んでいた。
「俺も作ってきた。まあ重なる候補がたくさんいるから、あまり意味はなさそうだな」
エスカリダ王子も同じ趣旨のリストを作ってきたようだが、クロカン王子のリストと名前が重なっているものが多いので配布しなかった。
「フーン。へー。あーそう」
ここの話の趣旨はわかっているらしいロマシュは、心底つまらなそうにリストを見ている。
それぞれがリストを見たのを確認して、クロカン王子は先の発言の続きを話した。
「たとえばこのリストには、自国他国問わず二十代から三十代の独身ですぐに結婚できる身である、私の知る限りの男の名を書いた。しかし詳しい内情まではわからない。婚約者がいたり、問題があったりする者もいるだろう。
我々で精査し、納得できる男がいたら、それをアイスさんに伝える。
アイスさんは今まで散々、このグレティワールのために尽くしてくれた。これくらいのことはしていいと私は思う」
何か言いたげな老人たちより先んじ、エスカリダ王子が口を開いた。
「戦乙女は引退し、次の代のために席を空けなければならない。これは必ず行われなければいけないことだ。アイス殿も例外じゃない。
結婚の時期が早いって言うなら、婚約まではいいんじゃねえか? アイス殿が焦ってる理由は、結婚相手がいないからだろ?
婚約まで決まれば、もう少し待たせても文句は言わないと思うが」
視線を向けられ、イリオは頷いた。
そう、その通りだ。
結婚できるかどうかが問題なのだ。
結婚相手がいないのが問題なのだ。
もし婚約が決まれば、確約が取れれば、それこそアイスにもメリットは出てくる。
結婚までの期間に恋愛する時間も生まれるし、心の準備もできるだろう。
今までなかった青春時代のあれこれを、全部とは言わないが、それなりに取り戻せる大切な時間になるかもしれない。
婚約。
これほどうってつけのものはない。
「いつまでもこのままというわけにはいかないのは、誰もが知っていることだ。私たちはもう少しだけ、アイスさんのことを考えていいと思う。国のことじゃなくて、国に貢献してきた彼女のことを」
クロカン王子の真摯な眼差しが、老人たちを見据える。
だが、並の相手ならこの辺で揺らぎそうなものだが、老人たちの反応は薄い。
交渉事においては百戦錬磨の人たちである。情に訴えようが理屈で言おうが、あまり効いていないかもしれない。
「――まあ、よろしいのでは? やってみても」
事務官長がリストを見ながら言った。
「この中に、氷の乙女の結婚相手に相応しい男性がいるのか。皆で確かめてみるのも良いのでは?」
それで王子たちの気が済むなら、と、意味ありげな視線を参謀に向ける。
「ふん……まあ、な」
参謀も、リストを見ながら鼻を鳴らす。
「半数ほどは、一目で却下だからな。本当にこの中に一人でも候補が残るかどうか」
なんだと。
クロカン王子もエスカリダ王子も、ついでに逆ベクトルでロマシュも、はっきりと動揺した。
経験も場数も差があるのは当然だが、どうやら知識量においても差があるらしい。
「よろしい」
黙って成り行きを見守っていた国王が、ついに口を開く。
「ではお望み通りやってみようか。どうせ時間は掛からん」
その宣言通り、望み通りに話を進めたはずなのに、思った方向には転がらなかった。
「まず婚約者がいる男は却下。次に貴族籍にない者も却下」
「自領地において非常に評判が悪い家も却下。赤字経営で借金がある家も却下」
「健康面に難がある者は却下。女癖が悪い者も却下。稚子好きや同性好きという性癖を持つ者も却下」
「隠し子がいる者も却下。恋人が複数名いる者も却下。別れ話がこじれて面倒になっているだらしない者も却下」
「父親が有名な女ったらしだから却下。個人的に気に入らないから却下。使用人につらく当たる性根の曲がった家計だから却下。使用人に手を出す父親だから却下」
「この領地は未開拓地が多く魔物の出現率が高いから却下。戦乙女を引退するのに、そんなところに嫁がせるわけにはいかんよな」
「あとは知らん男が数人残ったが……まあ、我らが知らないという時点で、アイス殿を嫁に貰うには家柄に疑問が湧くな。貧乏な下級貴族に大切なアイス殿を嫁がせたくはない。却下した方がよかろう」
「おお、リストの全てが塗りつぶされてしまったな」
「それでは、この話はこれで終わりということになりますね」
「うむ。では解散」
…………
……あっという間の出来事だった。
口を挟む暇もなく、老人たちはリストの男たち全員を却下し、席を立ってしまった。
「ああ、念を押しておきますが」
使用人が開けた出入口ドアの前で、事務官長が振り返った。
「王子たちがアイス殿を大切に思っているように、我々もアイス殿を大切に思っております。
確かに利用価値を見てはいますし、利用もしてきました。が、それでも大切に思っていることは間違いありません。これは本心ですよ。
では、失礼します」
事務官長が去り、その場所に参謀が立つ。
「クロカン王子が仰った通り、アイス殿がこの国に貢献した功績は数知れない。あえて全ての仕事に価値を付けるなら、もはや小国の国家予算並ですな。
いずれ引退するのはわかっています。その時は、許される限りの褒賞を出したいし、快く送り出したいとも思っています。
わかりますか? 仮に、我々がアイス殿に結婚を進めると言うならば、いささかの妥協もしたくはない。
生半可な男に、この国を必死で盛り立ててくれた大切なアイス殿を渡すことは、決してしたくはありませんな。ではこれで」
参謀が去り、最後に出ていこうとする国王は、しかし振り返らなかった。
「お、国王、ちょっと待てよ!」
無言で作戦室を出ていこうとしていた国王を、エスカリダ王子が止めるが――
「わしが言いたいことは全部言われたからな。だからわしは言わん。
だがあえて言うなら、先程の選別は全部本当のことじゃ。疑うなら己で確かめるがいい」
それだけ言い残し、老人たちは消えていった。
「「…………」」
あとに残された若者たちは、呆然としていた。油断なく隙を伺っていたイリオさえ、口を出す間がなかったほどに、鮮やかな却下ぶりだった。
却下された男は、百人に近いのだ。
知った名も知らない名も、ばっさばっさと遠慮なく切り捨てられた。
言外に突き付けられた。
身体も知識も一人前にはなったのかもしれない王子たちは、しかし政治ではまだまだひよっこもいいところだと。よちよち歩きの子供にすぎないと。
なんというか。
大人の本気を垣間見た。そんな気がした。
「これはもう、アイス様には私しかいないということでは?」
ロマシュのどこか間の抜けた発言は、しかし、なんだか本当にそんな気がしてきてしまった。
あの様子では、もはや最高と呼べる男しか審査に通らない。通す気がない。
そんな老人たちの意思が伝わってくるかのような一幕だった。
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