そしてこの恋はまた巡る

yukinaga

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出逢い

過去

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‐ママは?パパ、悠君も・・・今日は朝陽の・・・私の誕生日だからケーキ買ってきてくれるって、良い子にしててねって。だから、朝陽、良い子にしてたよ?‐


・・・朝陽ちゃん。ママとパパは遠くに逝っちゃったの・・・悠君も・・・一緒に・・・だからね・・・もう逢えないの・・・


‐ウソだよ・・・麻子おばさん・・・冗談・・・だよね?‐


冗談じゃないわ。・・・叔母さんだって・・・冗談だって思いたいわ。でも・・・本当なの・・・















その日は・・・酷く雨が降っていた。
居眠り運転のトラックがお母さんやお父さん、弟の悠に突っ込んだ。
全員、即死だったらしい。運転手さんも。皆。
家には麻子叔母さんと私の二人で。電話を叔母さんより早く、ウキウキしながら取った。でも、聞こえたのは。


「―夕暮さんのお宅で間違いないですか」


不吉な知らせの第一声だった。
正直、その後のことはうまく思い出せない。
それでも、忘れたことはない。









私が独りになった、6回目の誕生日のことを―。


    
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