1 / 8
出逢い
過去
しおりを挟む
‐ママは?パパ、悠君も・・・今日は朝陽の・・・私の誕生日だからケーキ買ってきてくれるって、良い子にしててねって。だから、朝陽、良い子にしてたよ?‐
・・・朝陽ちゃん。ママとパパは遠くに逝っちゃったの・・・悠君も・・・一緒に・・・だからね・・・もう逢えないの・・・
‐ウソだよ・・・麻子おばさん・・・冗談・・・だよね?‐
冗談じゃないわ。・・・叔母さんだって・・・冗談だって思いたいわ。でも・・・本当なの・・・
その日は・・・酷く雨が降っていた。
居眠り運転のトラックがお母さんやお父さん、弟の悠に突っ込んだ。
全員、即死だったらしい。運転手さんも。皆。
家には麻子叔母さんと私の二人で。電話を叔母さんより早く、ウキウキしながら取った。でも、聞こえたのは。
「―夕暮さんのお宅で間違いないですか」
不吉な知らせの第一声だった。
正直、その後のことはうまく思い出せない。
それでも、忘れたことはない。
私が独りになった、6回目の誕生日のことを―。
・・・朝陽ちゃん。ママとパパは遠くに逝っちゃったの・・・悠君も・・・一緒に・・・だからね・・・もう逢えないの・・・
‐ウソだよ・・・麻子おばさん・・・冗談・・・だよね?‐
冗談じゃないわ。・・・叔母さんだって・・・冗談だって思いたいわ。でも・・・本当なの・・・
その日は・・・酷く雨が降っていた。
居眠り運転のトラックがお母さんやお父さん、弟の悠に突っ込んだ。
全員、即死だったらしい。運転手さんも。皆。
家には麻子叔母さんと私の二人で。電話を叔母さんより早く、ウキウキしながら取った。でも、聞こえたのは。
「―夕暮さんのお宅で間違いないですか」
不吉な知らせの第一声だった。
正直、その後のことはうまく思い出せない。
それでも、忘れたことはない。
私が独りになった、6回目の誕生日のことを―。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。
クラゲ散歩
恋愛
私。ユリアナ=オリーブ(17)は、自然豊かなオータム国にあるグローパー学院に在籍している。
3年生になって一ヶ月が経ったある日。学院長に呼ばれた。技術と魔術の発展しているフォール国にある。姉妹校のカイト学院に。同じクラスで3年生の男子3名と女子3名(私を含め)。計6名で、半年の交換留学をする事になった。
ユリアナは、気楽な気持ちで留学をしたのだが…まさか学院で…あの二人に会うなんて。これは…仕組まれていたの?幼い頃の記憶。
「早く。早く。逃げなきゃ。誰か〜私を…ここから…。」
6年前の私へ~その6年は無駄になる~
夏見颯一
恋愛
モルディス侯爵家に嫁いだウィニアは帰ってこない夫・フォレートを待っていた。6年も経ってからようやく帰ってきたフォレートは、妻と子供を連れていた。
テンプレものです。テンプレから脱却はしておりません。
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる