元最強賢者は嘆かない~千年後に転生したら無能扱いされましたが好き勝手にやろうと思います~

紅月シン

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元最強賢者、放課後にデートをする

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 学院二日目の授業を全て終え、リーンは軽く腕を伸ばした。
 ずっと集中していたせいでそれなりの疲労があり、だがそれは心地よいものだ。

 今のところ話に聞くものは大半が知っている情報ではあるが、最初はそんなものだろう。
 しかしそうして基礎から学んでいるという事実が、リーンに今現代魔法を学んでいるという実感を与えてくれるのだ。

「さて、と……」

 ともあれ、放課後である。
 昨日は結局エリナ達と寮とその周辺を歩き回っただけで終わったが、今日は折角なので外に足を向けてみるのもいいかもしれない。

 こうして学院の中にいると忘れがちだが、ここは王都なのだ。
 王都ということは様々なものが存在するはずで、ならばきっと魔法に関するものも色々とあることだろう。
 行かない理由はなかった。

 全寮制のため、基本外出には許可が必要だが、王都ならば門限までに戻れば許可を取る必要はない。
 ただ、門限までそれほど時間はないため、多少急ぐ必要がある。

 そう思って立ち上がり、直後ユリアに声をかけられた。

「リーンさん、今日もまたどこかへ行くつもりなんですか?」

「む? うむ、これからちと王都にまで行ってみようかと思っているのじゃが……」

「王都? 王都って、増築に増築を重ねた結果、道やら何やらが複雑になりすぎて王都に住んでる人ですら稀に迷子になるって言われてるような場所なんだけど……あんたって王都行ったことあるの?」

「無論初めてじゃが?」

「何で無駄に偉そうなのよ……」

 そう言って、話に割り込んできたエリナは呆れたように溜息を吐き出すが、神妙にしていたところで結果が変わるわけではないのだ。
 ならば堂々としていた方がマシというものだろう。

「まあでもその様子からすると、案内役を誰かに頼んだってわけでもなさそうね」

「案内役……? ふむ……もしや真面目にそういったものが必要な場所、ということかの?」

「少なくともあたしは冗談を言ったつもりはないわよ? まあ目的の場所が明確にあるっていうんなら問題はないかもしれないけど、適当に歩き回ろうとか考えてると確実に迷子になるでしょうね」

「……何やら実感が篭っている気がするのじゃが?」

「経験済みなんでしょうねー、きっと」

「う、うるさいわよ! そ、そんなことよりも……えっと、その……」

「……? どうしたのじゃ?」

 何かを言おうとしている、ということは分かるのだが、エリナは口を開こうとしては、閉ざし、口ごもっている。

 だがやがて意を決したように息を吐き出すと、睨みつけるようにこちらを見つめ、口を開いた。

「そ、その……あたしが、案内してあげましょうか?」

「ふむ……実際適当にぶらつこうと思っていたところなのじゃし、そうしてくれるのならばありがたいのじゃが……いいのかの?」

「べ、別についでよ! あたしもちょうど、今日は王都に行こうかと思ってたところだったし」

「あれ? 今朝今日の放課後はどうするのか聞いた時は、特に予定はない、とか言っていませんでした?」

「そ、その後で決めたのよ……! いいでしょ別に……!」

「別にいいとは儂も思うのじゃが、何故それをこっちに向けて言うのじゃ? ユリアに言うべきじゃろ?」

「だ、誰に言ったってあたしの勝手でしょ……!?」

「うーむ、儂なんか今もの凄い理不尽なことを言われてる気がするのじゃが?」

 何やら焦っているというか、混乱気味なエリナの姿を眺めながら首を傾げると、エリナも自覚しているのか、自らを落ち着けるように息を一つ吐き出す。
 それから、やはり睨みつけるような視線を向けてきた。

「っていうか、そもそもあんたが一人で行っても、どこも相手してくれないと思うわよ?」

「なんじゃと……? むぅ……これが田舎者への洗礼というものなのじゃな……」

「下手をすると王都よりも栄えてるとか言われてる領地出身のやつが何言ってんのよ。単純にあんた限定の話よ。あんたって、ほら、その……まあ、あれなわけだし」

 言いにくそうにしているその様子から、おそらくリーンが欠落者であることを言いたいのだと察する。
 どうやら王都では欠落者だとそんな不利な点もあるらしい。
 どうでもいいと思ってはいたが、それはちょっと面倒そうである。

 とはいえ、今すぐどうにか出来ることではないし、今回に関しては問題あるまい。

「まあ、しかしそれは、エリナが一緒にいれば問題ないのじゃろう?」

「え? ええ……まあ、そうね。多分大丈夫だと思うけど」

「ならやはり問題ないのじゃな」

 そう言って頷くと、エリナはどことなくおずおずとした様子で尋ねてきた。

「えっと、それは……あたしが案内していいってこと?」

「むしろこっちが頼むべき立場じゃというのに、何故エリナが腰を低くしてるのじゃ? というか、さっきも言ったじゃろ? 案内してくれるのならばありがたい、と」

「そ、そう……! なら仕方ないわね! 案内してあげるわ!」

 言葉とは裏腹に非常にその顔は嬉しそうなのだが、相変わらず分かりやすい娘である。
 そんなに今日も一緒に遊びたかったのだろうか。

「それじゃ、門限まであまり時間ないし、さっさと行きましょうか。ユリアも行くわよね?」

「え? 何言ってるんですか? 行くわけないじゃないですか」

「……えっ?」

 ユリアの言葉に、エリナは予想外のことを言われたと言わんばかりの表情を浮かべると、言葉を詰まらせた。

 しかしそんなエリナに、ユリアは苦笑と微笑の混ざったような顔をすると、小さく肩をすくめる。

「エリナが勇気を振り絞ってリーンさんをデートに誘ったというのに、わたしがその邪魔をするわけにはいきませんからね」

「はぁ……!? でっ、デートなんかじゃないわよ……!」

「いえいえ、そんな照れなくても。今のエリナの顔は、間違いなくデートに誘う乙女の顔でしたよ?」

「どんな顔よそれ……! そもそもあたしとリーンは女同士でしょうが……!」

「あれ、知らないんですか? 今時の人は性別なんて気にしないんですよ?」

「あんたとあたしは同い年でしょうが……! それにそんな話聞いたことないわよ!」

「まあまあ、別に性別で好きになる人が決まるわけじゃないですし、いいと思いますよ?」

「だから違うって言ってんでしょうが……!」

「じゃあどうして唐突に案内するとか言い出したんですか? エリナらしくないですよね?」

「そ、それは、その……」

「その?」

「た、単に、ちょっとだけ恩を感じてるだけよ……! それで、良い機会だから借りを返そうと思ってるっていう、それだけよ!」

「本当に気にする必要もないと思いますけどね……ほら、リーンさんってびっくりするぐらい可愛いのに、話してみると女の子って感じしませんし」

 そのユリアの言葉は、正しいのだろう。
 これでも母から淑女教育は一通り受けたのだが、正直リーンの中では技能の一種という意識しかない。
 やろうと思えば出来るが、逆に言えばやろうとしなければまったく出来ないのだ。

 結局のところ、リーンはリーンでしかなく、千年の間に形作られたものはそうそう変化することはない、ということに違いなかった。

「まあ、正直儂も自分が女だという意識はないしの」

「ほら、やっぱり問題ないですよ」

「何がほらなのよ……! もう、くだらないこと言ってないでさっさと行くわよ……!

 そう言うや否や、エリナは肩を怒らせながら歩き出してしまった。

 怒っているというよりは照れているといった様子ではあるが、ちらりとユリアに視線を向けると、先程から変わらぬ表情のままで、再度肩をすくめてくる。
 意図はいまいち掴めないが……とりあえず、悪意からなどではなさそうだ。

 まあ、気にする必要はあるまい。
 そう判断すると、リーンも肩をすくめて返し、エリナの後を追いかけるのであった。









「まったくあの娘は、相変わらず余計なことばっか言うんだから……!」

 先程の会話の熱がまだ引かないらしく、学院を後にしてもまだエリナは肩を怒らせていた。

 ただ、言うほどそこに怒りの感情が感じられないからか、どちらかと言えば微笑ましさのようなものを感じる。

「ふむ……お主達は、随分と仲がいいのじゃな」

 だからそんな言葉が出てきたのだが、エリナが直後に見せた反応は予想したようなものではなかった。
 今までの態度が嘘のように静まると、一瞬だけこちらに視線を向け、前方へと遠い目を向けたのだ。

「……さあ、どうかしらね。あたしはそうだと良いと思ってはいるけど……正直なところ、どこか無理して付き合わせているっていうか、無理して付き合ってくれてるようにも感じるわ」

「少なくとも儂はそんなことは感じなかったのじゃが、そう言うには何か理由があるのじゃよな? ああ、無論無理に聞こうとは思わんのじゃが」

「話す気がなかったら、最初からこんなこと言わないわよ」

「それもそうじゃな。……して?」

「……別に、理由らしい理由があったり、根拠らしい根拠があるわけじゃないんだけど……いえ、根拠はあるかしらね。あの娘がFクラスにいるってことが、根拠とするには十分すぎるものだもの。あの娘が入学試験を主席で合格したって話は?」

「一応耳にはしてるのじゃな」

「なら、そういうことよ。あの娘は本来Aクラスにいるべきで、でもFクラスになっちゃったのは、きっとあたしのせい。あの娘の家はあたしの家の分家のようなもので、うちの家の命令には逆らえない。多分あたしの世話でもするように言われたんでしょうね」

「それは直接ユリアから言われたわけではないのじゃよな? 本人には聞いてみたのかの?」

「聞けるわけないでしょ。それで、はいその通りですって言われたらあたしはどうすればいいの?」

 確かにその通りではあるが、正直なところ被害妄想とは言わないまでも考えすぎのような気がする。
 噂にしか知らないものの、本当に入学試験を全教科満点を取ったのであれば、優秀すぎるせいな理由の方でFクラスにされただけのような気がするからだ。

 合同になってしまったせいで意味はないのだが……いや、あるいは、だからこそ意味があるのか。
 オリヴィアあたりに確認が出来れば手っ取り早いのだが、生憎今は留守だという。
 戻ってくるのは一週間以上先だという話を聞いているので、確認をするにしてもそれからになってしまう。

「ふむ……別に今のところAクラスとFクラスに違いなどないような状況になっているのじゃし、問題はない気がするのじゃが?」

「そんなことないわ。だって、Fクラスにいるせいで、あの娘は蔑まれてるもの。昼食の時のこと覚えてるでしょ?」

「まあ、その前にあった模擬戦のおかげでほぼそういった視線はなかったのじゃが、確かに多少はあったの」

「ええ。そしてそれは、少なくとも本来ならば必要なかったものだわ」

「うーむ……他人事ゆえそう思うだけなのかもしれんのじゃが、本人は気にしていないように見えるのじゃし、エリナが気にする必要もないと思うのじゃがな。というか、仮にそうだったとしても、エリナがそうさせたわけではないのじゃろ? やはり気にする必要はないと思うのじゃし……まあどうしても気になるというのであれば、とりあえず何か土産でも買っていったらどうじゃ?」

「土産、ねえ……」

「誠意を示すには、何だかんだで物というのは有用じゃしの」

「……そうね、そのうち考えてみようかしら」

「そのうち?」

「……色々とあるのよ」

「ふむ……公爵家ならでは、といったところかの」

 分家のような立場の家の娘相手ということで、単純に友人として接するわけにはいかない、といったところだろうか。
 相変わらず貴族というものは色々と面倒くさいらしい。

「ま、そんなとこね。っていうか、あんたの家も公爵家なわけだけど……あんたの家でも、やっぱそういうのってあるわけ?」

「そういうのとは、どういうのなのじゃ?」

「そうね……たとえば、兄妹仲が悪い、とかよ。あんたのとこって確か上に長男がいたはずでしょ?」

 言われ、考えてみるも、特にそういったことはないような気がする。
 そもそも貴族の地位などにリーンが興味ないからかもしれないが、昔から兄は妹馬鹿の気があったので、そんなことは関係ないかもしれない。

「いや、うちはそれなりに良好だと思うのじゃが?」

「そ……それは羨ましいわね」

 その言葉は、本心からのものであるように聞こえた。

 裏表などなく仲良く見えるのだが……まあ、正直なところリーンは人付き合いというものが割と苦手だ。
 嫌いというわけではないのだが、前世で生きた千年のうち大半を人と関わらないでいたため、感情の機微などを捉えるのが苦手なのである。
 リーンの目が節穴で、エリナ達が仲良くしているように見えるのは表面的なところでしかない、と言われたら反論のしようはなかった。

 だが、どんな事情があるにしろ、親元から離れて三年も共に同じ場所で暮らすのだ。
 色々と変化もあるだろうし、その中でいつしか本当に仲良くなる可能性は十分にありえる。

 それでもどうにもならなかったら――

「ま、そうじゃの……言ってくれれば手助けぐらいはするのじゃぞ?」

「な、何よ突然……?」

「いやなに、ちょっと思っただけなのじゃ。まあ、折角同じ班になったのじゃからの。そのよしみというか、何かあったら遠慮なく頼ってくれていいのじゃぞ?」

「……はいはい、何かあったらね。それよりも、どこか行きたいとことかないわけ? 今のところ特に目的もなく歩いてるだけなわけだけど」

 露骨に話題を変えてきたが、この話はここで終わり、ということなのだろう。
 ならば特に異論はなく、その場を見渡す。

 リーン達は既に王都へと足を踏み入れており、視界にはその光景が映っている。
 自身へと向けられているあまりよろしくない視線も感じるが、無視し、そのまま眺め――

「ふむ……正直こうして歩き回っているだけでとりあえずは十分なのじゃが……そうじゃな、敢えて言うならば本屋には行ってみたいかの」

 そのうち行ければと思ってはいたが、今行けるというのであればそれに越したことはない。

 しかしそう告げたリーンに、エリナは訝しげな視線を向けてきた。

「本屋……? また随分と酔狂なところに行きたがるわね……」

「酔狂? 本屋に行こうとするのを酔狂と言われるのは、さすがにちと予想外なのじゃが……?」

「王都とはいえ、街中の本屋にあるものなんてたかが知れてるもの。貴族が買うようなものは売れないから置かれないし、少なくともあたし達が行く意味はないわ」

「ほう、そうだったのじゃったか。ま、しかし行ってみたら意外と掘り出し物が見つかるかもしれんしの」

「まああたしは別にいいけど……本当に酔狂ね」

 呆れたように言いながらも、しっかり連れて行ってはくれるらしい。
 こっちよ、と言って方向転換したエリナの後に続き、リーンもそちらへと身体を向け――ふと、足を止めた。

「……? なに、何か興味が引かれるものでも見つかったの?」

「……いや、何でもないのじゃ」

 確かにある意味では興味を引かれる対象ではあったが、わざわざ足を向けようと思うようなものではない。

 ただ……何処に行っているのかと思えば、こんなところにいたのかと、そんなことを思っただけである。
 
「……そ。ま、それならいいんだけど」

 そうして歩き出すエリナに続いて歩きながら、もう一度だけその姿が見えた方へと視線を向け、目を細める。
 だがすぐに前方へと向き直ると、リーンはこれから向かう先のことを考えながら、足を進めていくのであった。
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