老竜は死なず、ただ去る……こともなく人間の子を育てる

八神 凪

文字の大きさ
303 / 448

第303話 双子、誕生日を迎える④

しおりを挟む
「はーい♪」
「あー♪」
「あうー? ……あう♪」

 シエラが敷物に腰を掛けると、リヒトとライルが近づき抱っこされているユリウスの顔を覗き込む。
 一瞬、ライルが『誰?』という顔をしたが、兄のリヒトが抵抗なく挨拶をしていたので、全員がにっこりと笑いあっていた。

「早速、交流をしておるわい」
「ライル君、パッと見た感じだとあまり気づかないですけど、よく見るとリヒト君そっくりですね」

 シエラが両脇からユリウスを覗き込む双子の顔を見比べて言う。
 髪の色が違っているためパッと見たところ別人に見えるが、ちゃんと顔を見るとそっくりなのである。

「シエラとユリウスを助けてくれた英雄だからなリヒト君は」
「あい!」
「うぉふ」
「あうー?」
「ふふ、元気のいいお返事ね♪」

 名前を呼ばれ、反射的に手を上げて返事をするリヒト。
 そのまま後ろにこけそうになったがヤクトがクッションになってくれた。ライルはその様子を見て首を傾げていた。

「だー!」
「ユリウスも遊ぶの?」

 そこでユリウスが手をバタバタさせて二人を掴もうとしていた。シエラは遊びたいのかと敷物の上にお座りをさせた。

「はーい♪」
「わん♪」
「あー♪」
「あう♪」

 するとユリウスはハイハイでルミナスに突撃し、背中に抱き着いてほわっと笑っていた。ふかふかの暖かい布団のようなのでご満悦である。
 リヒトとライルも真似をしてルミナスに抱き着き、ルミナスがもみくちゃになっていた。

「赤ちゃんたちが揃うと可愛いものだ。次のユリウスの誕生会にはぜひ来てほしい」
「もちろん行くぞい。あれだけ仲が良いと将来、いい友人になれそうじゃ」
「そうですね。……あの日、リヒト君がダル君と追いかけてこなければこんな平和な日は訪れなかったかもしれないですもの」
「わほぉん……」

 オルドライデが目を細めていい光景だと呟き、シエラが当時のことを思い返してダルを撫でる。ダルは気にした風もなく大あくびをしていた。

「まったくだ。プレゼントはここに置いておきますので、良かったら後で見てください」
「ありがとうオルドライデ殿。二人も喜ぶじゃろう」
「それじゃあ次の方に……ユリウスおいで」
「だうー……」
「ええ、嫌なの?」

 シエラが移動するためユリウスを呼ぶと、ルミナスに抱き着いたままいやいやと首を振っていた。

「シエラはここでユリウスを見ていてくれ。私はモルゲンロート様に挨拶をしてくる」
「いいですかディランさん?」
「もちろんじゃ。リコットも来るじゃろうし、赤ん坊をここで面倒を見るのも悪くない」
「ありがとうございます。会が始まるまでお邪魔しますね!」
「あーい♪」
「ぴよー♪」

 ユリウスもこのまま敷物の上で遊べるとわかりリヒトが喜ぶ。ひよこ達もこの上なら自由にしていいとわかり各自散開して遊びだした。

「そろそろ私の番でいいかしら?」
「うむ。フラウ、久しぶりじゃな」
「お待たせしました!」

 そこへドルコント国へ常駐しているリーフドラゴンのフラウが挨拶に来た。

「あら、トワイトは?」
「今は料理を作っておる。すぐ戻ってくるじゃろう。オルドライデ殿達を乗せて来たのか」
「ええ! いつもお世話になっているからこれくらいはね」
「ふふ、王妃様とお庭の手入れをしていると、ウォルモーダ陛下が気を遣うんですよ」
「そういえば母親と似ていると言っておったな。生活は楽しそうじゃのう」

 フラウが周囲を見てトワイトを探す。
 ディランが今は居ないことを告げて、オルドライデ一家を乗せて来たのか尋ねると手を合わせてにこやかに答えていた。シエラが王妃とフラウも仲がいいことを話す。
 
「竜の里にいたころよりやれることが多いから楽しいわね。里も平和で良かったけど、お花をたくさん育てられるのは嬉しいわ。ユリウスちゃんもお花が好きみたいだし。双子ちゃん、おはよう♪」
「あーい♪」
「あうー♪」
「ふふ、よくできました! はい、どうぞ」
「「あー」」

 竜の里に居た時は個人の土地がそれほど取れなかったので花を育てるのが難しいとのことだった。しかし今は庭があるため色々な花を咲かせられて楽しいと語るフラウ。
 そこでリヒトとライルへ挨拶をし、手品のように手から花をだしていた。
 双子は急に出てきた花にぽかんと口を開けて凝視する。

「最初のユリウスちゃんも同じ反応だったわ♪ 可愛いわねえ」
「うむ。まあ、なんにせよ楽しくやれているなら良かったわい」
「あなた達には感謝しているわ。竜の里もどうなっているか気になるけど」
「それは――」
「その内、あそこは見に行く予定だよフラウ」
「ゾンネアか」

 フラウが双子の頭を撫でて笑い、ディランも良かったと口にする。
 出てきた竜の里がどうなっていて、どうなるのか気にすることを話したところでスピリットドラゴンのゾンネアが現れた。

「あら、ゾンネアじゃない!」
「久しぶりだねえフラウ。元気そうだ」
「あなたもね。旅をしているから向こう百年くらいは会わないと思ったけど」
「これも縁だろうね。その子達が引き合わせてくれたのだと思うよ」

 ゾンネアを摑まえることが難しいことを知っているフラウが握手をしながら困った顔で言う。
 ゾンネアは双子の巡り合わせと口にし、こういうのは分からないものだと返していた。

「竜の里へ戻るの?」
「……気になることがあってね。若い衆が君たち年寄りを追放した理由を聞いてみたいと考えている」
「ふうん? あの子たちも広い土地が欲しかったんじゃないかしら?」
「さて……ね。まあ、この話はまた今度だ。今日はこの子たちが主役。そして久しぶりの人間も連れて来たよ」

 ゾンネアがそういうと、ディラン達は少し後ろで控えていたユリと目が合う。

「む」
「あー♪」
「あーう♪」
「こけー!」
「わほぉん!」
「うぉふ!」
「わん!」
「「「ぴよー!」」」
「ああ、みんな久しぶりー! 元気そう!」

 その瞬間、双子とペット達が大きな声で歓迎した。
 ユリはガルフやモルゲンロートと同じく、この国に来て最初に仲良くなった人間なのだ。

「ダルがネクタイと帽子をかぶってる……! 可愛い~♪」
「わほぉん」
「え、抱っこしちゃダメなの?」

 ユリは早速お気に入りのダルを見つけ、おめかししていることに喜ぶ。抱っこしようとした矢先、ダルは前足上げて「待った」という感じで制止した。

「ドレスが汚れるからだろう。ユリ、はしゃぐのは分かるがアトレオン様の前だぞ。ディランさん、お久しぶりです」
「あ、そ、そうか……」
「はっはっは。ユリもキレイになったもんじゃな」
「え、そう? ありがとディランさん♪」

 さらにパーティ用に着込んだヒューシも登場した。スカートが短いドレスは元気なユリに合っているとディランが笑う。

「ディラン殿、その節はどうも!」
「アトレオン殿か、よう来てくれた。サリエルド帝国は三人か」
「いえ、あそこに」
「ふむ」

 アトレオンが片手を上げて気さくに挨拶をする。テリウス皇帝や第一王子のアベニールは居ないのか尋ねてみる。
 するとテリウスはモルゲンロートに絡んでいた。

「なるほど」
「兄上はお留守番ですね。全員が離れるわけにもいきませんし」
「あやつらは?」
「……さすがに向こうから断りましたよ。また魔法で焼かれちゃたまらないでしょうしね」
「そうか」
「あーい?」
「あーう?」

 ダニーとキーラのことを暗に聞いてみた。アトレオンは一応、声はかけたらしい。
 しかし、プライドか恐れをなしたかで来なかったとのこと。
 思うところはあるだろうが、孫の一歳の誕生日は二度と来ない。それは祝っても良かったのではないかとディランは思っていたが叶わなかったかと目を瞑る。
 双子はそんなディランを見ながら首を傾げていた。

「ううー……着替えたい……着替えてみんなを抱っこしたい……」
「まあ、パーティが落ち着いたら着替えるといいよ。私は構わないけど、メイド達が怒るからねえ」
「そうします……」
「ゆっくりしていってくれ。ガルフ達が会いたがっておったぞ」
「そうですね。僕たちはその件もあってきました。先に話をしておこうか」
「私も行くよ。ユリとヒューシの友人なら、私にとってもそうだ。ディラン殿、後でまた」
「うむ」

 ダル達は尻尾を振ってユリたちを見送った。

「結構集まってきたのう。後は――」
「うおお……! 間に合ったか……!?」
『……!』
『……!?』
「あーい♪」
「あーう!」

 ディランが後はザミールと両親かと口にしようとしたところで、馬車が会場へ駆け込んできて、転がるようにザミールとソル、エレノアが飛び出してきた。
しおりを挟む
感想 795

あなたにおすすめの小説

聖女の座を追われた私は田舎で畑を耕すつもりが、辺境伯様に「君は畑担当ね」と強引に任命されました

さら
恋愛
 王都で“聖女”として人々を癒やし続けてきたリーネ。だが「加護が弱まった」と政争の口実にされ、無慈悲に追放されてしまう。行き場を失った彼女が選んだのは、幼い頃からの夢――のんびり畑を耕す暮らしだった。  ところが辺境の村にたどり着いた途端、無骨で豪胆な領主・辺境伯に「君は畑担当だ」と強引に任命されてしまう。荒れ果てた土地、困窮する領民たち、そして王都から伸びる陰謀の影。追放されたはずの聖女は、鍬を握り、祈りを土に注ぐことで再び人々に希望を芽吹かせていく。  「畑担当の聖女さま」と呼ばれながら笑顔を取り戻していくリーネ。そして彼女を真っ直ぐに支える辺境伯との距離も、少しずつ近づいて……?  畑から始まるスローライフと、不器用な辺境伯との恋。追放された聖女が見つけた本当の居場所は、王都の玉座ではなく、土と緑と温かな人々に囲まれた辺境の畑だった――。

元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜

日々埋没。
ファンタジー
​「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」  ​かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。  その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。  ​レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。 ​ 地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。 ​「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」  ​新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。  一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。  ​やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。  レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。

まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?

せいめ
恋愛
 政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。  喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。  そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。  その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。  閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。  でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。  家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。  その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。    まずは亡くなったはずの旦那様との話から。      ご都合主義です。  設定は緩いです。  誤字脱字申し訳ありません。  主人公の名前を途中から間違えていました。  アメリアです。すみません。    

騎士団長様、クビだけは勘弁してくださいっ!

楠ノ木雫
恋愛
 朝目が覚めたら、自分の隣に知らない男が寝ていた。  テレシアは、男爵令嬢でありつつも騎士団員の道を選び日々精進していた。 「お前との婚約は破棄だ」  ある日王城で開かれたガーデンパーティーの警備中婚約者に婚約破棄を言い出された。テレシアは承諾したが、それを目撃していた先輩方が見かねて城下町に連れていきお酒を奢った。そのせいでテレシアはべろんべろんに酔っ払い、次の日ベッドに一糸まとわぬ姿の自分と知らない男性が横たわっていた。朝の鍛錬の時間が迫っていたため眠っていた男性を放置して鍛錬場に向かったのだが、ちらりと見えた男性の服の一枚。それ、もしかして超エリート騎士団である近衛騎士団の制服では……!? ※他の投稿サイトにも掲載しています。 ※この作品は短編を新たに作り直しました。設定などが変わっている部分があります。(旧題:無慈悲な悪魔の騎士団長に迫られて困ってます!〜下っ端騎士団員(男爵令嬢)クビの危機!〜)

多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】 23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも! そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。 お願いですから、私に構わないで下さい! ※ 他サイトでも投稿中

転生貧乏令嬢メイドは見なかった!

seo
恋愛
 血筋だけ特殊なファニー・イエッセル・クリスタラーは、名前や身元を偽りメイド業に勤しんでいた。何もないただ広いだけの領地はそれだけでお金がかかり、古い屋敷も修繕費がいくらあっても足りない。  いつものようにお茶会の給仕に携わった彼女は、令息たちの会話に耳を疑う。ある女性を誰が口説き落とせるかの賭けをしていた。その対象は彼女だった。絶対こいつらに関わらない。そんな決意は虚しく、親しくなれるように手筈を整えろと脅され断りきれなかった。抵抗はしたものの身分の壁は高く、メイドとしても令嬢としても賭けの舞台に上がることに。  これは前世の記憶を持つ貧乏な令嬢が、見なかったことにしたかったのに巻き込まれ、自分の存在を見なかったことにしない人たちと出会った物語。 #逆ハー風なところあり #他サイトさまでも掲載しています(作者名2文字違いもあり)

海に捨てられた王女と恋をしたい竜王

しましまにゃんこ
恋愛
神とも崇められる最強種である竜人族の竜王フィリクス。彼の悩みはただ一つ。いまだ運命の番が現れないこと。可愛いうさぎ獣人の番といちゃいちゃ過ごすかつての冷徹眼鏡宰相を、涙目でじっとりと羨む日々を送っていた。 雷鳴轟く嵐の夜、遂に彼の耳に長年探し求めていた番の声が届く。夢にまで待ち望んだ愛する番が呼ぶ声。だがそれは、今にも失われそうなほど弱々しい声だった。 そのころ、弱小国の宿命として大国ドラードの老王に召し上げられるはずだったアスタリアの王女アイリスは、美しすぎるゆえに老王の寵愛を受けることを恐れた者たちの手によって、豪華な花嫁衣装に身を包んだまま、頼りない小舟に乗せられ、海の上を彷徨っていた。 必死に抗うものの、力尽き、海底へと沈んでいくアイリス。 (お父様、お母様、役立たずの娘をお許し下さい。神様、我が魂を身許に捧げます……) 息が途切れる最後の瞬間、アイリスは神の姿を見た。キラキラと光る水面を蹴散らし、美しい黄金色の竜が、真っ直ぐにアイリス目指してやってくる。アイリスの国、アスタリアの神は竜だ。アスタリアを作り、恵みを与え守ってくれる、偉大で優しい竜神様。代々そう言い伝えられていた。 (神様……ああ、なんて、美しいの……) 竜と目があった瞬間、アイリスはにっこり微笑み、ゆっくり意識を手離した。 今にも失われそうな愛しい命。フィリクスは自らの命を分け与えるため、アイリスの意思を確認しないまま婚礼の儀式を行うことに。 運命の番としてようやく巡り合った二人。 しかしドラード国では、海に消えたアイリスを失ったことで老王の逆鱗に触れ捕らえられたラナード王子のため、『忘れられた王女』として虐げられていたミイナが、アイリスの行方を追って旅に出る。 醜さゆえに誰にも愛されなかったミイナ。彼女もまた、竜に纏わる数奇な運命を抱えていた。 竜の溺愛と自らの使命に翻弄される立場の違う二人の王女。果たして二人の運命は? 愛の強すぎる竜人族✕愛を知らない不憫系美少女の溺愛ハッピーエンドストーリーです。 作品はすべて、小説家になろう、カクヨムに掲載中、または掲載予定です。 完結保証。完結まで予約投稿済み。毎日21時に1話更新。

無能だとクビになったメイドですが、今は王宮で筆頭メイドをしています

如月ぐるぐる
恋愛
「お前の様な役立たずは首だ! さっさと出て行け!」 何年も仕えていた男爵家を追い出され、途方に暮れるシルヴィア。 しかし街の人々はシルビアを優しく受け入れ、宿屋で住み込みで働く事になる。 様々な理由により職を転々とするが、ある日、男爵家は爵位剥奪となり、近隣の子爵家の代理人が統治する事になる。 この地域に詳しく、元男爵家に仕えていた事もあり、代理人がシルヴィアに協力を求めて来たのだが…… 男爵メイドから王宮筆頭メイドになるシルビアの物語が、今始まった。

処理中です...