21 / 385
第21話 竜、伝説の存在みたいになる
しおりを挟む
「人間の王よ、お主が見たドラゴンとはワシのことで合っておるじゃろうか?」
「……! あ、ああ、遠かったがあの山に下りたドラゴンと似ている! あ、あなたがそうだったとは……!?」
「でかい……!?」
変身しきったディランは見事な金色の竜となっていた。そんな彼が尋ねると、モルゲンロートが冷や汗をかきながら返答した。
バーリオ以下、騎士達は咄嗟に国王を守る位置に移動しているのは流石だった。
「あー♪ だうー♪」
「あら、どうしたのリヒト? お父さん怖くないのかしら」
「あー♪」
「こけー」
「ぴよー」
「ふむ、やはり将来大物になるかもしれんのう」
トワイトがディランに近づくと、リヒトはペタペタと鉄よりも硬い鱗を嬉しそうに触っていた。
ペット達は不思議そうに見上げ、鋭い爪のある足に乗っかるなどの行動を見せていた。
「お、奥方は彼がドラゴンであることをご存知で……?」
「え? ああ、はい。私もドラゴンですし」
「「え!?」」
「あなた、リヒトをお願いします」
「あいわかった」
妻が声をかけるとディランはすぐに人間の姿になり、リヒトを預かった。
続けてトワイトも魔力を放出して、鮮やかな翡翠色のドラゴンへと変化した。
「あうー♪ ああああう!」
「こりゃ、暴れてはいかん。落ちてしまうぞ」
「こけー!」
「ぴょっ!」
「あらあら♪」
母も変化したところリヒトとペットは大興奮だった。だが、その場にいた騎士達とザミールは二体目のドラゴンを見て立ち尽くしていた。
「……」
「……」
「という感じで、最近あの山へ移り住んだのじゃが……おや、村人がきおったわい」
トワイトがその場で変身したまま居ると、門番を含めた村人がこちらに来ているのが見えた。
「ちょ、なんだよこれ!?」
「すげえ! ドラゴンってやつか!?」
「ど、どっから現れたの? あれ、トワイトさんが居ないわね」
「私がトワイトですよー」
「「「喋った!?」」」
「あー♪」
場が一気に騒然となり、トワイトが喋るとリヒトが喜んでいた。姿は違えど母はわかるようだ。
やがてトワイトも元に戻ると、ザミールが渇いた喉を水で潤してから話し出した。
「私はキリマール山にドラゴンが現れたと陛下に言われ、あなた達夫婦ならあるいは知っているかもと思ってきたのですが……まさか当のドラゴンだったとは……」
「まあ言っておらんかったしのう。山なら人間も居ないだろうしいいかと思ったのじゃが……」
「ダメでしたか?」
「あ、いや……」
申し訳なさそうなディランと悲し気なトワイトが口を開く。その様子にモルゲンロートが困惑する。
そこでバーリオが咳ばらいをして一歩前へ出て来た。
「ご夫婦がドラゴンということは承知しました。それで、どうしてこの国へやってきたのでしょう? それをお聞かせいただけますかな?」
「バーリオ……うむ、そうだな。この国の王であれば事情は話すべきか。ここで話すが良いか?」
「構わない。村の者よ、下がっていても良いぞ」
「いやあ、ディランさんとトワイトさんがドラゴンって驚いたけど危害を加える感じじゃないからご一緒させてください。話を聞いてみたいです」
若者が頭を下げると、モルゲンロートは騎士達に目配せをしてから頷いた。
ディランへ視線を移すと、話してもいいと悟ったディランが口を開く。
「ワシらは元々もっと遠くにある竜の里に住んでいたのじゃ。しかし、昨今、里も手狭になってきたと年寄りを里から追い出す施策が若い者から提案されてのう」
「それで長年生きている私達が里を出ることになったんです」
「なんと、追い出されたというのか」
「うむ」
モルゲンロートが目を見開いて驚く。ドラゴンの世界もそういうことがあるのだとショックを受けていた。
そんな中、ザミールが恐る恐る手を上げて聞いて来た。
「あの、年寄りと言っていましたがお二人はおいくつくらいでしょう……? ドラゴンは長生きするとは聞いたことがあります。二百歳くらい、とか?」
「ん? ワシは今年で二千五百六歳になるかのう」
「私は二千二百四歳ですねえ」
「あーう♪」
「「「はあ……!?」」」
歳を聞いてその場にいた人間達は素っ頓狂な声を上げていた。
それも無理はなく、二千年前ともなれば王政もなく、町も怪しい。村が形成されたくらいの時代で魔物と剣とも言い難い鈍器で戦っていた時期なのだ。
「い、古《いにしえ》のドラゴン……」
「え? ワシはアークドラゴンという種類じゃよ」
「あなた、多分そうではなくて古いドラゴンと言っているんですよ」
「おお、そうか!」
「そうだが、そうじゃない!? では、移住地にこの山を選んだのですな」
モルゲンロートが咳ばらいをして再度尋ねると、ディランが頷いて言う。
「高い山じゃったからあまり人間も来ないだろうと思ってな。魔物もいるし、野草も採れる。土地も広いからちょうど良かったのじゃ」
「な、なるほど……」
山はある意味誰のものでもなく、いうなれば国のものである。自由に使う分には確かに問題はないとバーリオは納得する。
そこで村人が手を上げて夫婦に問う。
「でもどうして人間の姿なんだい? ドラゴンのままじゃダメだったのか?」
「ああ、人間の姿の方が楽だからじゃよ」
「え、そうなのか?」
「ええ」
意外、という感じでお互いの顔を見合わせながら首を傾げる面々。しかし、ディランは今まで生きて来た話を続ける。
「……! あ、ああ、遠かったがあの山に下りたドラゴンと似ている! あ、あなたがそうだったとは……!?」
「でかい……!?」
変身しきったディランは見事な金色の竜となっていた。そんな彼が尋ねると、モルゲンロートが冷や汗をかきながら返答した。
バーリオ以下、騎士達は咄嗟に国王を守る位置に移動しているのは流石だった。
「あー♪ だうー♪」
「あら、どうしたのリヒト? お父さん怖くないのかしら」
「あー♪」
「こけー」
「ぴよー」
「ふむ、やはり将来大物になるかもしれんのう」
トワイトがディランに近づくと、リヒトはペタペタと鉄よりも硬い鱗を嬉しそうに触っていた。
ペット達は不思議そうに見上げ、鋭い爪のある足に乗っかるなどの行動を見せていた。
「お、奥方は彼がドラゴンであることをご存知で……?」
「え? ああ、はい。私もドラゴンですし」
「「え!?」」
「あなた、リヒトをお願いします」
「あいわかった」
妻が声をかけるとディランはすぐに人間の姿になり、リヒトを預かった。
続けてトワイトも魔力を放出して、鮮やかな翡翠色のドラゴンへと変化した。
「あうー♪ ああああう!」
「こりゃ、暴れてはいかん。落ちてしまうぞ」
「こけー!」
「ぴょっ!」
「あらあら♪」
母も変化したところリヒトとペットは大興奮だった。だが、その場にいた騎士達とザミールは二体目のドラゴンを見て立ち尽くしていた。
「……」
「……」
「という感じで、最近あの山へ移り住んだのじゃが……おや、村人がきおったわい」
トワイトがその場で変身したまま居ると、門番を含めた村人がこちらに来ているのが見えた。
「ちょ、なんだよこれ!?」
「すげえ! ドラゴンってやつか!?」
「ど、どっから現れたの? あれ、トワイトさんが居ないわね」
「私がトワイトですよー」
「「「喋った!?」」」
「あー♪」
場が一気に騒然となり、トワイトが喋るとリヒトが喜んでいた。姿は違えど母はわかるようだ。
やがてトワイトも元に戻ると、ザミールが渇いた喉を水で潤してから話し出した。
「私はキリマール山にドラゴンが現れたと陛下に言われ、あなた達夫婦ならあるいは知っているかもと思ってきたのですが……まさか当のドラゴンだったとは……」
「まあ言っておらんかったしのう。山なら人間も居ないだろうしいいかと思ったのじゃが……」
「ダメでしたか?」
「あ、いや……」
申し訳なさそうなディランと悲し気なトワイトが口を開く。その様子にモルゲンロートが困惑する。
そこでバーリオが咳ばらいをして一歩前へ出て来た。
「ご夫婦がドラゴンということは承知しました。それで、どうしてこの国へやってきたのでしょう? それをお聞かせいただけますかな?」
「バーリオ……うむ、そうだな。この国の王であれば事情は話すべきか。ここで話すが良いか?」
「構わない。村の者よ、下がっていても良いぞ」
「いやあ、ディランさんとトワイトさんがドラゴンって驚いたけど危害を加える感じじゃないからご一緒させてください。話を聞いてみたいです」
若者が頭を下げると、モルゲンロートは騎士達に目配せをしてから頷いた。
ディランへ視線を移すと、話してもいいと悟ったディランが口を開く。
「ワシらは元々もっと遠くにある竜の里に住んでいたのじゃ。しかし、昨今、里も手狭になってきたと年寄りを里から追い出す施策が若い者から提案されてのう」
「それで長年生きている私達が里を出ることになったんです」
「なんと、追い出されたというのか」
「うむ」
モルゲンロートが目を見開いて驚く。ドラゴンの世界もそういうことがあるのだとショックを受けていた。
そんな中、ザミールが恐る恐る手を上げて聞いて来た。
「あの、年寄りと言っていましたがお二人はおいくつくらいでしょう……? ドラゴンは長生きするとは聞いたことがあります。二百歳くらい、とか?」
「ん? ワシは今年で二千五百六歳になるかのう」
「私は二千二百四歳ですねえ」
「あーう♪」
「「「はあ……!?」」」
歳を聞いてその場にいた人間達は素っ頓狂な声を上げていた。
それも無理はなく、二千年前ともなれば王政もなく、町も怪しい。村が形成されたくらいの時代で魔物と剣とも言い難い鈍器で戦っていた時期なのだ。
「い、古《いにしえ》のドラゴン……」
「え? ワシはアークドラゴンという種類じゃよ」
「あなた、多分そうではなくて古いドラゴンと言っているんですよ」
「おお、そうか!」
「そうだが、そうじゃない!? では、移住地にこの山を選んだのですな」
モルゲンロートが咳ばらいをして再度尋ねると、ディランが頷いて言う。
「高い山じゃったからあまり人間も来ないだろうと思ってな。魔物もいるし、野草も採れる。土地も広いからちょうど良かったのじゃ」
「な、なるほど……」
山はある意味誰のものでもなく、いうなれば国のものである。自由に使う分には確かに問題はないとバーリオは納得する。
そこで村人が手を上げて夫婦に問う。
「でもどうして人間の姿なんだい? ドラゴンのままじゃダメだったのか?」
「ああ、人間の姿の方が楽だからじゃよ」
「え、そうなのか?」
「ええ」
意外、という感じでお互いの顔を見合わせながら首を傾げる面々。しかし、ディランは今まで生きて来た話を続ける。
346
あなたにおすすめの小説
忘れるにも程がある
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
わたしが目覚めると何も覚えていなかった。
本格的な記憶喪失で、言葉が喋れる以外はすべてわからない。
ちょっとだけ菓子パンやスマホのことがよぎるくらい。
そんなわたしの以前の姿は、完璧な公爵令嬢で第二王子の婚約者だという。
えっ? 噓でしょ? とても信じられない……。
でもどうやら第二王子はとっても嫌なやつなのです。
小説家になろう様、カクヨム様にも重複投稿しています。
筆者は体調不良のため、返事をするのが難しくコメント欄などを閉じさせていただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。
魔の森に捨てられた伯爵令嬢は、幸福になって復讐を果たす
三谷朱花
恋愛
ルーナ・メソフィスは、あの冷たく悲しい日のことを忘れはしない。
ルーナの信じてきた世界そのものが否定された日。
伯爵令嬢としての身分も、温かい我が家も奪われた。そして信じていた人たちも、それが幻想だったのだと知った。
そして、告げられた両親の死の真相。
家督を継ぐために父の異母弟である叔父が、両親の死に関わっていた。そして、メソフィス家の財産を独占するために、ルーナの存在を不要とした。
絶望しかなかった。
涙すら出なかった。人間は本当の絶望の前では涙がでないのだとルーナは初めて知った。
雪が積もる冷たい森の中で、この命が果ててしまった方がよほど幸福だとすら感じていた。
そもそも魔の森と呼ばれ恐れられている森だ。誰の助けも期待はできないし、ここに放置した人間たちは、見たこともない魔獣にルーナが食い殺されるのを期待していた。
ルーナは死を待つしか他になかった。
途切れそうになる意識の中で、ルーナは温かい温もりに包まれた夢を見ていた。
そして、ルーナがその温もりを感じた日。
ルーナ・メソフィス伯爵令嬢は亡くなったと公式に発表された。
乙女ゲームのヒロインが純潔を重んじる聖女とか終わってません?
ララ
恋愛
私は侯爵令嬢のフレイヤ。
前世の記憶を持っている。
その記憶によるとどうやら私の生きるこの世界は乙女ゲームの世界らしい。
乙女ゲームのヒロインは聖女でさまざまな困難を乗り越えながら攻略対象と絆を深め愛し合っていくらしい。
最後には大勢から祝福を受けて結婚するハッピーエンドが待っている。
子宝にも恵まれて平民出身のヒロインが王子と身分差の恋に落ち、その恋がみのるシンデレラストーリーだ。
そして私はそんな2人を邪魔する悪役令嬢。
途中でヒロインに嫉妬に狂い危害を加えようとした罪により断罪される。
今日は断罪の日。
けれど私はヒロインに危害を加えようとしたことなんてない。
それなのに断罪は始まった。
まあそれは別にいいとして‥‥。
現実を見ましょう?
聖女たる資格は純潔無垢。
つまり恋愛はもちろん結婚なんてできないのよ?
むしろそんなことしたら資格は失われる。
ただの容姿のいい平民になるのよ?
誰も気づいていないみたいだけど‥‥。
うん、よく考えたらこの乙女ゲームの設定終わってません??
この度、青帝陛下の運命の番に選ばれまして
四馬㋟
恋愛
蓬莱国(ほうらいこく)を治める青帝(せいてい)は人ならざるもの、人の形をした神獣――青龍である。ゆえに不老不死で、お世継ぎを作る必要もない。それなのに私は青帝の妻にされ、后となった。望まれない后だった私は、民の反乱に乗して後宮から逃げ出そうとしたものの、夫に捕まり、殺されてしまう。と思ったら時が遡り、夫に出会う前の、四年前の自分に戻っていた。今度は間違えない、と決意した矢先、再び番(つがい)として宮城に連れ戻されてしまう。けれど状況は以前と変わっていて……。
【完結】婚約破棄され国外追放された姫は隣国で最強冒険者になる
まゆら
ファンタジー
完結しておりますが、時々閑話を更新しております!
続編も宜しくお願い致します!
聖女のアルバイトしながら花嫁修行しています!未来の夫は和菓子職人です!
婚約者である王太子から真実の愛で結ばれた女性がいるからと、いきなり婚約破棄されたミレディア。
王宮で毎日大変な王妃教育を受けている間に婚約者である王太子は魔法学園で出逢った伯爵令嬢マナが真実の愛のお相手だとか。
彼女と婚約する為に私に事実無根の罪を着せて婚約破棄し、ついでに目障りだから国外追放にすると言い渡してきた。
有り難うございます!
前からチャラチャラしていけすかない男だと思ってたからちょうど良かった!
お父様と神王から頼まれて仕方無く婚約者になっていたのに‥
ふざけてますか?
私と婚約破棄したら貴方は王太子じゃなくなりますけどね?
いいんですね?
勿論、ざまぁさせてもらいますから!
ご機嫌よう!
◇◇◇◇◇
転生もふもふのヒロインの両親の出逢いは実は‥
国外追放ざまぁから始まっていた!
アーライ神国の現アーライ神が神王になるきっかけを作ったのは‥
実は、女神ミレディアだったというお話です。
ミレディアが家出して冒険者となり、隣国ジュビアで転生者である和菓子職人デイブと出逢い、恋に落ち‥
結婚するまでの道程はどんな道程だったのか?
今語られるミレディアの可愛らしい?
侯爵令嬢時代は、女神ミレディアファン必読の価値有り?
◈◈この作品に出てくるラハルト王子は後のアーライ神になります!
追放された聖女は隣国で…にも登場しておりますのでそちらも合わせてどうぞ!
新しいミディの使い魔は白もふフェンリル様!
転生もふもふとようやくリンクしてきました!
番外編には、ミレディアのいとこであるミルティーヌがメインで登場。
家出してきたミルティーヌの真意は?
デイブとミレディアの新婚生活は?
出戻り娘と乗っ取り娘
瑞多美音
恋愛
望まれて嫁いだはずが……
「お前は誰だっ!とっとと出て行け!」
追い返され、家にUターンすると見知らぬ娘が自分になっていました。どうやら、魔法か何かを使いわたくしはすべてを乗っ取られたようです。
【完結】名無しの物語
ジュレヌク
恋愛
『やはり、こちらを貰おう』
父が借金の方に娘を売る。
地味で無表情な姉は、21歳
美人で華やかな異母妹は、16歳。
45歳の男は、姉ではなく妹を選んだ。
侯爵家令嬢として生まれた姉は、家族を捨てる計画を立てていた。
甘い汁を吸い付くし、次の宿主を求め、異母妹と義母は、姉の婚約者を奪った。
男は、すべてを知った上で、妹を選んだ。
登場人物に、名前はない。
それでも、彼らは、物語を奏でる。
試験の多い魔導王国王家
章槻雅希
ファンタジー
法律の多いことで有名なカヌーン魔導王国。
だが、実は王族に対しての試験が多いことは知られていない。
カヌーン王家に属する者は王も王妃も側室も王子も王女も定期的に試験を受けるのである。試練ではない。試験だ。ペーパーテストだ。
そして、その結果によっては追試や廃嫡、毒杯を賜ることもある。
そんな苛酷な結果を伴う試験を続けた結果、カヌーン王家は優秀で有能で一定以上の人格を保持した国王と王妃によって統治されているのである。
ネタは熱いうちに打てとばかりに勢いで書いたため、文章拙く、色々可笑しいところがあるかもしれません。そのうち書き直す可能性も大(そのまま放置する可能性はもっと大きい)。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様に重複投稿、自サイトにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる